目指せ!インテリ風(注:インテリではありません)

2007/06/10(日)23:33

関東穴場の旅

歴史(40)

随分前になりますが、GWに千葉県の佐原へ行ってきました。知る人ぞ知る歴史の穴場です。 ここは昔ながらの風情の残る街で、観光客も結構来ていました。中心部に川が一本流れていて、両岸に柳が植えられています。川は観光用の小舟が客を乗せて行き来しています。 街には古い家や蔵があちこちに残っていて、今も普通に生活や商売に使われています。土産には落花生羊羹を買いました。千葉ならではの土産ですが、落花生入りの羊羹など初めて聞きました。賞味期限は半年くらいあるので、まだ食べてはいません。   さてこの佐原ですが、落花生羊羹を見てもわかる通り、伊能忠敬の出身地でもあります。伊能忠敬記念館では色々資料を見ることができます。また江戸時代に伊能忠敬が暮らしていた家もそのまま残されています。   伊能忠敬といえば江戸時代に全国を測量して日本地図を作成した人物として有名です。その地図は「伊能図」とも言われていますね。シーボルトがこれを密かに国外へ持ち出して、西洋に日本の正確な地形が知られることになります。幕末に各国の船が日本近海へ現れた際には、この伊能図がかなり役に立ったようです。 ところで驚くべきことですが、伊能忠敬が日本各地の測量を始めたのは、何と50歳を過ぎてからです。あまり年齢には先入観を持たない方が、可能性が広がっていいですね。

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