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魔法のおっぱい


新生児期の過ごし方 その2


~新生児期の過ごし方 その2~


こちらのページでは前ページで述べた以下の1~3までの方向性を希望して頻回授乳生活を送る上でのよくある不安や疑問、注意点などについて具体的な例を紹介したいと思います。
また母乳育児の基本を頭に入れていただく上でも「母乳育児の基礎知識」のページを一度しっかり読んでみて下さい。

1、できるなら母乳育児(母乳オンリー)を目指したいと思っている
2、特に母乳にこだわってはいないが母乳が出ればなるべく母乳でやっていきたいと思う
3、混合でもいいが今より母乳の量が増えればいいなと思う



■注意点と疑問点■


○ミルクを足す場合
どうしても辛い!という時は無理せずミルクを足してもOKです。
でも1回に足す量はなるべく60cc以下にしましょう。
そして今以上に足す量や回数は増やさず、足す量や回数を徐々に減らしていく努力をします。
ミルクを足す場合の哺乳瓶はピジョンの母乳相談室という哺乳瓶を使われることをお薦めします。
母乳相談室は母乳同じようなリズムでミルクを飲むことができますから母乳とミルクを併用する場合に起こりがちな乳頭混乱(赤ちゃんがママのおっぱいと哺乳瓶の乳首で混乱しおっぱいを吸うことを嫌がること)を防ぐことができます。
またミルクを必要以上に飲みすぎてしまうことも防げます。
ミルクを足して3時間以上授乳間隔が開いてしまう場合は、足す量を減らすかできれば足さずに頑張り、その分母乳量を増やすことのできる頻回授乳を頑張ってみて下さい。

○おっぱいを離すと泣く
この時期の赤ちゃんは生きていくためにママのおっぱいやミルクを吸うために「きゅうてつ反射」=口に触れたものなら何でも吸う反射、というものがあります。
そのため何かを吸っていることで安心感を覚えるため、おっぱいを離されることを不安に感じ泣く場合があります。
このことを決して母乳不足だと思うのはやめましょう。
また母乳が良く出ていて量的には充分母乳が足りている場合でも、おっぱいを離されることに不安を感じて泣く場合も多いです。
もしママに余裕がある場合はどうぞ赤ちゃんの気の済むまでおっぱいを吸わせてあげて下さい。
ただダラダラ吸わせていることで乳首が傷つきやすくなることもありますので、おっぱいを離すと泣いてもそのまま抱っこしてやれば泣きやんでくれるようならしっかり抱っこをしてあげて下さい。
赤ちゃんがウトウトして来たときはそーっと赤ちゃんの下あごを引いておっぱいを離すようにしたり、ママの指を赤ちゃんの口角に入れておっぱいを離すようにされるといいでしょう。
あまりにも頻回でママが疲れてきた時はミルクを少なめに足してもOKです。

○乳首が痛い・切れた
出産間もない頃に乳首が痛むのはたいていが乳管開通が充分でなく、赤ちゃんに強く吸われすぎてしまうために乳首に負担がかかってしまうことや赤ちゃんがまだおっぱいを吸うことに慣れていなくて浅飲み(おっぱいを浅くくわえて飲むこと)傾向になってしまうことが原因です。
できればお近くの助産院(桶谷式や山西先生系の助産院)に行かれて乳管開通をしてもらうことをオススメします。
それが不可能な場合やそれまでの間は「乳管開通法」のページを参考に自分で乳管開通マッサージをして下さい。
馬油(薬局で買えます)をつけてマッサージしたり、馬油+ラップでオイルパックされるといいですよ。
(おっぱいが切れてしまった場合は「おっぱいが切れた時の対処法」のページ参照)
そしておっぱいを吸わせる前に軽く乳頭をしごくなりして、柔らかく伸びやすくしたおっぱいを乳輪ごと深くくわえてもらうように、頑張ってみて下さい。

○授乳間隔が開かない
この時期授乳間隔が開かないことや授乳回数が多いことを母乳不足だとは思わないで下さい。
この時期の赤ちゃんはまだ「まとめ飲み」ということができません。
おっぱいを少し飲んでは疲れて寝る、そしてすぐに起きてまたおっぱいを飲むというリズムを繰り返します。
母乳中心で行きたい場合は少ない量を回数を多く吸わせることでトータル量を稼ぎ、分泌量の増加を期待します。

またおっぱいが良く出るママや新生児期からまとめ飲みをする赤ちゃんがいたとしてもこの時期はちょくちょくおっぱいが欲しくて赤ちゃんは泣きます。
それはこの時期1人にされることの不安感、ママに甘えたい、ママに抱っこされたい、ママを感じていたい、ママのおっぱいを吸って安心したいという精神安定剤的役割でおっぱいを求めることも多いのです。

これらの理由からこの時期の授乳回数は10~20回くらい、私も何度かわからないくらい飲ませていた、という感じでした。
1日中おっぱいを出しっぱなしでしまう暇がない、まるで裸族のような生活になるでしょう。
どうしても辛い時はミルクを足してもOK(ただし少なめに)ですから、赤ちゃんに安心感を持たせてあげるためにも、ママに余裕があるときはなるべく泣く度抱っこして泣く度におっぱいを吸わせてあげて下さいね。

○昼夜逆転&赤ちゃんが寝てくれない
3ヶ月くらいまでの赤ちゃんはまだ昼夜の区別がなく、お昼間だから起きる、夜だから寝るという生活リズムがありません。

赤ちゃんがママのお腹の中にいた時は40分おきに寝たり起きたりを繰り返していたわけですから、お腹の外に出てきたからと、いきなりママと同じようなリズムで生活をするというのは無理があるんですね。(お腹の外の生活リズムに適応できるようになるのは3ヶ月くらいかかると理解されるといいと思います)
ママは普通の生活リズムがありますから、昼間は起きて夜は寝たいと思いますがそれをこの時期の赤ちゃんに強要するのは無理というもの。
ママのお腹にいた時、暖かい羊水に包まれていたように、ママの暖かい抱っこやおっぱいのぬくもりに触れている時はウトウトしてしまうようですが、冷たく硬い布団に一人寝かされると不安で目を覚ましてしまう・・・ということも仕方がないことなのかも知れません。

またお腹がいっぱいになったから必ず寝るという訳でもありません。
なるべく朝や昼間に外の光を浴びさせたりして夜は暗い部屋で寝かせるなどの生活リズムを感じさせる生活を心がけつつ、赤ちゃん自身が成長してくれる時期をゆっくり待つ覚悟でいてください。
しばらくは赤ちゃんが寝たらママも寝る生活をして下さい。
きっと3ヶ月くらいになると夜は少しまとめて寝てくれるようになってくれると思います。
また添え乳(やり方は「夜中の授乳・添え乳のやり方」のページ参照)で寝かしつけてみる方法もオススメです。
私も1人目の子供が新生児の頃、生後1ヶ月~3ヶ月まで延々昼夜逆転になった経験があります。
毎日窓の外が明るくなるまで赤ちゃんを抱っこ→おっぱい→ウトウト→布団に置く→泣く→抱っこ→おっぱいを繰り返したものでした。
そんな時は赤ちゃんを無理に寝かせようとは思わないこと!
赤ちゃんが寝ないなら寝なくてもいいんです。
本当に眠くなって寝てくれるまでとことん付き合う覚悟でいましょう。
私の場合、赤ちゃんが昼夜逆転になってからは夜赤ちゃんをベビーベッドに寝かせることをやめました。
なぜならベビーベッドだと赤ちゃんが泣くたびに私が立ち上がってベビーベッドから赤ちゃんを抱き上げなければならずこれが、何度となく繰り返され疲れてしまったからです。
昼間はベビーベッドを使用していましたが、夜はベビーベッドからベビー布団一式を下に下ろし、私の布団の横にくっつけて赤ちゃんと添い寝するようにしてみました。
これだと夜中に何度となく赤ちゃんが泣いても、私は座って手を伸ばすだけで赤ちゃんを抱っこできるし、時には布団に入ったまま横になったまま添え乳でしのぐこともできます。(冬場は特にオススメ)
夜中赤ちゃんに泣かれても途方にくれないで、とりあえずおっぱいをくわえさせておけばいいんです。
あとはネット三昧でも良し、片手抱っこで雑誌を見るのも良し、ビデオを見たり好きな音楽を聴くのも良しです。
私も昼夜逆転になった2ヶ月間は夜な夜な寝ない赤ちゃんを抱きながらよく、深夜ラジオを聴いていたものです。
またリンクしている、ふみまるさんのサイトの布団に置くと泣いて起きる のページも参考になると思います。

○夜間授乳の重要性
夜は母乳を作るホルモンの分泌がピークになる時間帯です。
寝る前は少しミルクを多めに足してぐっすり寝て欲しい、という気持ちもわからないでもないですが、できれば寝る前~朝はミルクを極力足さないで泣くたびおっぱいを続けて欲しいと思います。
ミルク育児の場合は2~3ヶ月で夜中の授乳がなくなる場合が多いですが、母乳育児の場合は断乳卒乳するまで夜中の授乳は続くものだと覚悟しておいて下さいね。(ただし回数等は個人差があります)
授乳間隔が開きすぎると乳質が悪くなったり、おっぱいが詰まるなどのトラブルが起きやすくなりますし、おっぱいが必要性を感じなくなり分泌量が減ってしまうこともありますから、添え乳等で無理なく辛くない夜間授乳ができるようになればいいと思います。

○母乳が足りているかどうかの目安
おしっこを1日に6回以上していて、体重が1日15~20g増えていれば大丈夫です。(3ヶ月までの時期なら1ヶ月に500~600g程度体重が増えていれば良し)
ベビースケールをレンタルして毎日体重をチェックしたり毎回母乳量を計ることは新米ママにとって大きなストレスになりますから私はあまりオススメしません。(ベビースケール使用時の注意点はこのページの下の項目を参照)
授乳間隔が開かないこと、授乳回数が多いことは母乳が足りない目安にはなりません。(この時期は超頻回授乳が普通です)
気になる場合は2週間ごとくらいにママが裸の赤ちゃんを抱っこして大人の体重計で体重を計り、後でママの体重を引くと大まかな体重がわかりますからそれを目安にされるといいと思います。
上であげた目安より良く増えている場合はミルクの量を減らしても大丈夫ということになります。

○食事内容について
これを食べたから母乳の出が良くなる、これを飲んだから母乳の出が良くなるという食べものや飲み物はありません。
基本は乳管開通+頻回授乳につきます。(何らかの事情で直接授乳ができない場合はたとえおっぱいが張らなくても搾って出なくてもいいので必ず3時間ごとに搾乳することを繰り返して下さい)
ただし、頻回授乳と併用することで催乳効果のあるハーブティーやタンポポコーヒーなどを飲むとプラスアルファ効果は期待できるかも知れません。

それからよく言われる「お餅」や「あんこ」は食糧事情が悪かった時代のことですから飽食の時代の現代には当てはまりません。
むしろ餅米類は乳腺を詰まらせる働きがあるので注意して欲しい食品といえます。
また水分をたくさん取ると母乳量が増えると言われることも多いですが、不必要に水分をとっても尿として排出されるだけです。
母乳の分泌量が増えてくると自然に体が水分を欲するようになりますから、無理に大量の水分を取る必要はありません。
できるならこまめに暖かい飲み物(カフェインの入っていないお茶や汁物)などを取るようにしましょう。
母乳にいい食べ物、悪い食べ物につきましては「おっぱいにいい食べ物 悪い食べ物」のページを参考にして下さい。
またママやパパに花粉症などのアレルギー体質がある場合、乳児湿疹等がひどくて心配な場合はリンクしていますびびあんさんのサイトの「授乳中の食事に関する注意事項」「アレルギーっ子の育児」のページを参考にされるといいと思います。

○赤ちゃんが長く寝すぎて授乳間隔が開く
赤ちゃんが長く寝すぎてしまう場合、もしミルクを足している場合は思い切ってミルクを足すのをやめてみましょう。
ミルクをやめることで赤ちゃん本来の頻回授乳ができる睡眠リズムに戻る場合があります。
ミルクを足していない場合でよく寝る赤ちゃんの場合ですが、よく寝てくれることで授乳間隔が空いてしまうと1日の授乳回数が少なくなってしまい1日に飲めるトータル哺乳量が稼げず体重の増え方が悪くなってしまうことがあります。
また母乳の鮮度や質を保つため、母乳量を安定させるためにも3時間以内でも授乳を意識されるほうが理想です。
赤ちゃんが寝すぎてしまう場合は3時間くらいで抱っこしてやり、寝たままでいいですからおっぱいを含ませてあげてみて下さい。
ウトウトして真剣に飲んでくれなかったり、またすぐに寝てしまうようであれば周りに人がいる部屋に連れて行ったりして一旦起こしてそこから飲んでもらうようにされるといいと思います。
授乳間隔が短いのはいくらでもOKですから開きすぎることだけは避けるようにしましょう。(夜間でも4時間以上は開けない)

○ベビースケール使用時の注意点
ベビースケールは使い方によって良い点と悪い点がありますからそのあたりを良く理解しておいて下さい。
たとえば1日1回程度計る、数日に1回程度計るという風に赤ちゃんの体重増加の目安にされるというのなら特に問題はありません。
でもスケールを使って毎回飲んだ母乳量を計ってミルクの規定量に満たない場合、足りない分のミルクで足すというようにしてしまうと母乳量を増やす頻回授乳が出来なくなり、その結果母乳の量を増やすことができなくなる可能性があります。
母乳とミルクでは1回に飲ませる量が全く違いますから母乳でもミルクの缶に書かれてある規定量を飲ませないといけないものではないんですね。
ミルクの場合は1回にまとまった量を飲ませ授乳間隔も開くことが多いですが、母乳で育てたいと思っている場合や混合でも母乳量を増やしたいと思っている場合は「ほ乳量×授乳回数=1日のトータル」である程度(目安としては500~600cc以上)飲めていればOKと考えます。
朝などは比較的おっぱいも張っていて分泌される母乳量も多いですが夕方~夜にかけては20~30になることも多いです。
でもだからといって夕方の母乳量が足りない訳ではないんですよ。
母乳の量は1回にいくら飲んだ、いくら出たかではなくて1日のトータルで考えるようにします。
目安としては新生児期なら1日のトータル量が500~600cc以上母乳が出ていれば充分おっぱいだけでやっていけます。(個人差があるのであくまでも目安)
体重増加を目安にする場合は3ヶ月までの時期までは1ヶ月500~600g、1日平均15~20g体重が増えていれば問題ありませんから1回のほ乳量を目安にされるより全体的な体重増加を目安にされるように使用されるようにされるといいと思います。
どうしてもベビースケールがあると授乳の度に母乳量をチェックしてしまい、ミルクの規定量より少ないとついついミルクを足したくなってしまうと思いますから、ママが母乳量を増やしたいと思っているのか、そうでないのかによって授乳方法やミルクの足し方が変わるということを良く理解しておいて下さい。
私も最初の頃はベビースケールで母乳量を計っていましたが最初は10~50cc程しか出ずにいたので、それを確認してしまうと頻回授乳で頑張ろうと思うより、足りないからミルクを足したい!という気持ちになってしまいそれがかなりのストレスになってしまいました。
おおまかな体重増加を見るだけならママが赤ちゃんを抱っこして大人用の体重計でで計り、あとからママの体重を引くと赤ちゃんの体重が分かりますよ。


○自分のおっぱいに自信が持てない、これから先どのようにしてやって行けばいいかがわからない、母乳の出方や授乳方法について不安がある、など一人で悶々と悩んでしまうような場合は是非お近くの(桶谷式母乳マッサージ山西みな子先生系の助産院の助産師さん)に相談されることをオススメします。

地理的なことや金銭的な理由でそれが不可能な場合やそれまでの間は「乳管開通法」のページを参考に自分で乳管開通マッサージをしてみて下さい。

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