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低カロリーダイエット食品について その2



~カロリーダイエット食品について その2~


低カロリーダイエット食品でのダイエットでリバウンドしないコツ

最初に言っておきますが、私は決して低カロリーダイエット食品でのダイエットを否定している訳ではありません。
私の中での低カロリーダイエット食品の位置づけは、10kg以上などの大がかりなダイエットをする時に補助的に使う、とにかく短期間で体重を落としたい、時などに使用するという認識を持っています。
たとえば1日2食をこれらのダイエット食品を使ってダイエットした場合、最初の2週間で2~3kgくらい体重が減る場合があると思います。
でもこれは体脂肪が2~3kg減ったものではなく、大部分が体内に食物の重さが入っていないせいと、筋肉内のグリコーゲンが枯渇し、水分が抜けたせいです。体の各部分はサイズダウンしていますが、それは筋肉が痩せてしまったせいであり体脂肪が落ちたものではありません。
その為にここでダイエットをやめてしまうと体脂肪はほとんどそのままであるために即元の体重に戻ってしまう速効リバウンドをすることが多くなります。
その後少し停滞期があると思いますが、そこでダイエットをやめないで長期戦で頑張ったとすれば体脂肪も徐々に減っていくと思われます。
そしてある程度の満足のできるところでダイエットが終わる訳ですが、ダイエットが終わったあと、これが問題です。
ここでいきなり元の食事に戻してしまいますと、体は今までの少ないカロリー用の代謝量になっていますからやはりリバウンドしやすくなります。
食事を戻すにしてもゆっくりゆっくり体の代謝を上げながら摂取カロリーの量を増やす必要があります。
また摂取カロリーを徐々に増やすだけでも内臓の消費カロリーや熱生産(体温を上げる)などでも代謝は高まりますが、ここでダイエット中などから軽い運動などを日課にしておくと、ダイエット中も代謝が落ちにくくダイエット後にリバウンドしにくくなると思います。
でも痩せたからといつの間にか元の生活に戻して小さな努力さえしないでいると、やはり1~2年くらいかけてじわじわとリバウンドが起きます。
でもこのリバウンドはリバウンドだと気付いていない人が多いです。
速効で体重が戻れば誰もがリバウンドだと気付くのですが長い期間かけてじわじわ戻るとそれはリバウンドではなく、ダイエット後の自己管理が悪かったから、と自分のせいにしてしまう人が多いのです。
特にダイエット中に運動を併用したりしなかったり、ダイエット中の普通食の栄養バランスが悪かった人などはこのようないつの間にかリバウンドということになる場合が多いです。
反対にダイエット中に食習慣や生活習慣での太りやすい点などを改善できた人はダイエット後もリバウンドせず維持も可能になるかも知れません。
また維持のためにダイエット後もダイエット食品を取り入れていたりされる場合もありますが、その他の食事である程度の栄養バランスさえ取れているのならそれもいいと思っています。
そして、もしリバウンドしてしまった場合ですが、かなりの確率で以前成功した事のあるまた同じダイエットを繰り返そうとします。
でもリバウンドしてしまった人は何処かでこのダイエットとリバウンドの悪循環を断ち切らない限りは1~2年の期間ごとにダイエットとリバウンドを永遠に繰り返すことになる可能性もありますので、これらに心当たりのある方は太ればカロリー制限をして痩せればいいという安易なダイエットに対する考え方を少しづつでも改善していって欲しいと思っています。
もしダイエットとリバウンドを繰り返してそれに疲れてしまった場合は摂取カロリーを減らして痩せるという今までのダイエットに対する考え方を180度変えて欲しいと思います。
カロリーは取りすぎない程度に、その代わり寝ている間もじっとしているときもカロリーを消費する安静時基礎代謝をアップさせる努力をして欲しいと思います。


私の個人的な意見を言いますとなるべくは厳しい食事制限をされることはできるだけ避けていただきたいと思っています。
理由は「低カロリーダイエット食品について その1」で書いたとおりです。
でもやむ終えずこれらの方法を実行される場合はなるべく無理のない範囲でゆっくり長期戦で進めて欲しいと思います。
また間違っても食べなければ痩せるという短絡的な発想だけは避け、リバウンドしてもまたあの方法があるさ、という繰り返しになることだけは避けるようにして下さい。
そして同時に代謝を落とさない軽い運動などをなるべく併用する。
普通食の時は偏らずにバランス良く。
ダイエット中に今まで太ってしまった食生活や生活習慣を改善する努力をする。
これらのことを充分頭に入れて、リバウンドや無駄のないダイエットをして欲しいと思います。


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