おはようございます。
昨日の続きです。
走馬灯のように自分の過去を振り返りながら
(たかだか、17年間の人生ですけど・・)
なが~い時間が過ぎたような気がします。
目の前(頭の中なんかなぁ・・)は真っ白で、なのに、1コマ1コマは、みょうに鮮明で・・・
ひょっとしたら、幽体離脱ってこういうことなんかしら?
その時、ふっと意識の中で自分が喋ってるんです。
多分、考えたとか思ったということなんやろけど・・・
その時の私には、自分の喋ってる声が聞こえたような気がします。
”落ちる時、頭打ったらあかんよぉ”
その声が合図のように、目の前の走馬灯は消えて
私は一度車のボンネットにおち、それから自分の両手で頭を抱え込んだ姿で、道に転がってました。
意識はすごくハッキリしてて、
”かっこわる~・・・早う、立たなぁ”
(とにかく自分の家のまん前ですから!)
と思ったと同時に、しゃきっと立ち上がり
”あぁ、後ろ確認せんかったぁ・・叱られる”
と思った私は、車から降りてきたその人に
”すいませんでした”と謝ったんです。
もちろん、その人はビックリ!ですよね。
被害者が謝るんやから・・・(笑)
その時、周囲は・・・?
母は友達が来て、世間話の最中で・・・バーン!という音で
”事故やわ”と外に・・・
私が、しゃきっと立ってる姿が
最初に目にした光景だったみたいです。
”あんなところで、なにしてるんやろ?”と
周りをみたら、見慣れた自転車がグニャグニャで・・・
それから近所の人のひとだかり・・
”事故におうたん、あんたんとこの娘や”
”ぶつかるとこから見てたでぇ、あれは車が悪い”
”あんた、顔真っ青やで、大丈夫か”
・・・・・いろいろ・・・・・
結果としては
お医者さんも驚くほど、かすり傷もなく、
私は確認しなかった自分が悪いと両親に話し、
治療費の問題もないので、円満解決!
グニャグニャになった自転車は新しくなり・・
(それを誕生日のプレゼントにされてしまった!)
残念なのは頭を抱え込んでおちたから、
お気に入りのコートの袖が
肘のまわりを中心にズタズタに破れて着れなくなったこと・・・
これが17歳の誕生日の出来事やった。
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