nature☆かふぇ

2006/09/20(水)18:30

ビミョーな親切

徒然なこと(107)

仕事帰りのバスのなか 座るところがなくて私は立っていた。 荷物は 弁当箱やらテキストやら とにかくなんでも入っているバッグ これがとんでもなく重たい。 で もう片方にはスーパーの袋 夕飯の買い物ですな。 こんな風体で つり革につかまって立っていると 誰かが私の袖を引っ張る。 誰だ? すぐ近くの二人掛けの席に 一人でデンッと座っていた オバサン、だ。 「ちょっとアナタ、ソレその荷物。大変でしょ? ココに置きなさいよ。」 と自分の隣りをトントンとたたく。 ・・・・・・・・・ え~~・・・っとですね たぶん親切心からなんだろうけれど 荷物だけか? ヒトを座らせるつもりは毛頭ないらしい。 近いことを理由に一度は固辞したが ソコはオバサン。 シツコイぞ。なんども勧めてくる。 これ以上問答を繰り返すのも面倒だったので、 ひとつだけ荷物を置かせてもらった。 で 降りるときに礼を言って降りた。 いままで 一人がけの席に座っているヒトに 荷物を持ってもらったことはあるが 二人がけの席に一人で座っているオバサンに 荷物だけを置かせてもらったのははじめてである。 う~む・・・ ビミョーな親切を受けたものだ。

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