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大学で、ある事件をテーマに研究していたのですが(この事件は、20年ほど前の事件です。それ自体では単なる家庭内に起こった殺人事件です)、どうやら息子と母親の間に肉体関係があったらしい、という事実を知りました。(公判中は、その事実は知られていませんでした)
鳩としては、母子相姦等というものは、単なるエロネタのワンパターンか頭のおかしい女のする事に違いないとタカをくくっていた所があり、非常に衝撃的でしたので、現代における近親相姦の実態を調べてみると、どうも日本の最近の近親姦の特色として、母子相姦がかなり多いと推察される(実態の調査研究は、アメリカほど進んでいない。そもそもむこうでは、近親姦自体が違法行為もしくは、それに準ずる物として扱われる為、カミングアウトしやすい。故に、専門書はほとんど英文で、翻訳はあまり出ていない)事、そして他の複数の少年事件でも、同様の事実が確認されている事が分かりました。 刑法200条を取っ払った事で有名な、父親が娘と肉体関係を持つ、というのは、たまにあって、鬼畜のような父親がいるんだなあ、と思っていましたが、こんなに女性による、少年への性的虐待があるとは、知りませんでした。そして、前者以上に、強い怒りを覚えます。というのは、PTSDのような、フラッシュバック系の精神障害は、勿論自覚できますし、それ故、自分で医者にかかって治療する事も可能です。しかし、男の子の場合は、そうはいきません。元々男性は、本能的に、エディプス・コンプレクスとアジャセ・コンプレクスという2つの対立する精神性を持っていると考えられており、前者は、母親に対する愛(から来る、父親への憎悪)、後者は母親を拒否する本能であります。(何故、そういう精神性を持つのかは、分かっていません。ただし、これが人間と動物を隔てる最後の一線と言われています。)後者は、特に父性を形成する上で、非常に重要な物になりますが、これが未発達である事は、一見したところ分からないし、自覚出来ない事も多く、ある日突然、変な行動を取ったり、それを抑え込むと、逆にそれが新たなコンプレクスになり、攻撃的になったりする事が分かっています。精神異常でもないのに、自覚出来ない理由で、自分がおかしな行動を取っているとするなら、これ程不幸な事はありますまい。 そう考えていくと、肉体関係には至らなくても、最近の母親というのは、それに近い態度で接しているのではなかろうか、そして、それが愛であると勘違いしているのではなかろうか、と強く思うに至りました。ここ一週間程で、次々と出てくる、異常な性犯罪は、本人を除けば、一義的には、母親に責任があり、次にそれを見逃した父親にも責任があるのではないか、と思えてなりません。まあ、現在の父親にあたる年齢の人は、戦争の関係で、お母さん子の父親を持つ人も多いので、昔気質のガンコオヤジになれと言っても、無理があるのかもしれませんが、何とも情けない話です。 そして、もう一つ、申し添えなくてはならないのは、マスコミや国は、早急に、こういった女性による性的虐待をあぶり出し、徹底的に攻撃を加えるべきであるという事です。過激な言い方をすれば、こういう鬼畜外道は、並みの犯罪者よりも重い社会的制裁を課し、普通の犯罪者と同じように社会から抹殺するべきだと思います。何故、それが出来ないかと言うと、痴漢冤罪と同じで、女性に対する、間違った「配慮」「偏見」があるからであります。日本では、近親相姦自体は、刑罰対象にならず、青少年保護条例等で、対処する事になりますが、これでは余りにも手ぬるいと言わざるを得ません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
私も一応父親ですが、こういった事は想像出来ないですね。「ありえん!」で済ませてしまいますよ。
ちょっとこれは頭が違う世界にいってしまってますね。 エディプス・コンプレクスとかアジャセ・コンプレクスとかは始めて聞いた言葉なので勉強になりましたよ。 (2005.05.19 21:34:46)
エディプス・コンプレックスのほうは知っていたのですが、アジャセ・コンプレックスというのは初めて知りました。ググッてもなかなか詳しい説明が得られず、よくわからないのですが、アジャセというのはひょっとして手塚治虫先生の『ブッダ』に出てくる「瑠璃王子」のことでしょうか?
(2005.05.19 22:00:32)
>女性に対する、間違った「配慮」「偏見」があるからであります。
鋭い指摘だと思います。 加えて近年の日本の社会においては「父性の喪失」のみなならず「真の母性の喪失」も問題にされるべきだと思われてなりません。 そのうえ、十代の女子が読むような雑誌でも近親相姦について何の罪悪感もなく語られているのですから恐ろしいものです。 昔の本を読むと「3S政策」とか「獣化政策」という言葉がよく出てきますが、鳩様の一文を読んで思い出してしまいました。 これらの言葉は単なる陰謀論として一笑に付されるのかもしれませんが、日本の現状を考えると再考の余地があるのかもしれません。 (2005.05.20 14:53:58)
いや、全くもって理解できません。というより、インタビューを
読んでいて、本当に吐き気がしてきました。PTSDという人達は、いかにも 「被害者です」と主張したいのが、まる分かりなので、こちらも 話半分で読んでいましたが、母親に抱かれた男のコメントは、 凄かったです。またコメント以上に、その行間に何とも言えぬ グロテスクな物を感じました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0471960721/kyoukairei-22/249-0433263-3893163 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0449906299/kyoukairei-22/249-0433263-3893163 これらの本は、特におすすめです。 (2005.05.21 09:10:39)
MJ-12さん
>エディプス・コンプレックスのほうは知っていたのですが、アジャセ・コンプレックスというのは初めて知りました。ググッてもなかなか詳しい説明が得られず、よくわからないのですが、アジャセというのはひょっとして手塚治虫先生の『ブッダ』に出てくる「瑠璃王子」のことでしょうか? ----- そうですね。あのアジャセ王の事です。命名は誰なのかは、 ちょっと存じあげませんが。 (2005.05.21 09:15:16)
フェミニストは、「常識」を敵に回します。しかし、科学や
理論というものは、その根源として、経験と常識に裏打ちされねば なりません。それは、思考実験などでも例外ではなく、いかに 「有り得ない」例であっても、「有り得る」事象から説明されなければ、 理論の体をなしているとは、言い難い。故に、フェミニストは、 「性の解放」等という、漠然とした文句ではなく、具体的に、如何なる 因習を打破すべきであるのか、説明する必要がありますね。 勿論、同価値の対立する観念があるとするなら、先例に従うべきであるのは、 人間社会の基本ですよ。 (2005.05.21 09:22:30)
鳩ポッポ9098さん
アジャセ・コンプレックスの提唱者はフロイトの直弟子でもあり、日本の臨床心精神分析の基礎を作った古沢平作博士だそうです。 アジャセは仏教法話に登場する阿闍世王の事で、子宝に恵まれないマガダ王国の王夫妻が、予言者の「貴方たちの子は山奥にいる聖者の生まれ変わりになる」という予言を聞き、早く子を得るために聖者を殺害したところ、その呪いによって暴虐な人物として生まれたものです。 後に出生の秘密を知った阿闍世王は怒って父王を幽閉するのですが、この父に母が密かに食べ物を差し入れた事に怒り、母を殺そうとします。 側近の諌めによって母は殺されずに済み、後に阿闍世王も釈尊の説諭によって改心するのですが、このくだりが「観無量寿経」という経典になっています。 ちなみに、このアジャセ・コンプレックスはどうも日本独特の精神風土に根付くものらしく、フロイトは古沢博士からこの話を聞かされても、さっぱり理解できなかったとか。 (2005.05.21 21:10:17)
鳩ポッポ9098さん
ナナシィ1190さん 回答&解説有難う御座いました。古沢平作博士のお名前でググってみると、結構詳しく書いてくれているところを発見できました。一番分かり易かったのがここでした。 http://world-reader.ne.jp/psychology/matayoshi-010509.html 日本人としては、割と当たり前の感覚のような気がしますね。 (2005.05.22 12:45:08)
MJ-12さん
>鳩ポッポ9098さん >ナナシィ1190さん > > 回答&解説有難う御座いました。 いえいえ、どういたしまして。 ソースは失念しましたが、近親相姦というと諸外国では父子相姦が圧倒的に多いのに対し、日本では母子相姦が圧倒的に多いのだそうです。 どういう精神的風土がその違いを生むのかはわかりませんが、考えてみると昔から日本では女性の存在感が強いですね。最高神は女神ですし、卑弥呼のような女王の存在もありますし。 (2005.05.23 00:15:33)
以前、ものすごく気味の悪い親子(小学高学年くらいの男の子)を電車で見ました。恋人のようにお互いにべったりとくっつきあって、ひそひそ話をしてました。お互いの口元がかなり近かったので、この2人、何か関係があるのか?と思うほどでした。ほんとにきもかった。
(2007.08.06 09:06:16)
T○Sの学校に行こうで放送されていたマザコンTVを思い出した。
(2016.02.03 17:52:55)
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