テーマ:政治について(19782)
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「辞めるの辞めた」という判断をされた小沢先生の胸中や如何に…この動きは、全く予想外でした。
民主の重鎮の方々が引き止めに入るのは、当然すぎる話なのですが、小沢先生がこれを飲むという判断は、党にとっても、小沢先生自身にとっても、マイナス以外の何物でもないのですがね…党としてみれば、小沢先生の分離独立とそれに伴う党内抗争の激化を封じるという事が一点、さらに繋ぎ止めて置くための交換条件的に、再び院政を敷かれる可能性を封じるという事が一点。それを防ぐ最もいい手段が、大将のまま、傀儡政権にしてしまうというのが、手っ取り早いって事でしょうね。 でも、これは大局を見ぬ小人の見と言わざるを得ません。党の分裂よりも、誰の目にも求心力の低下、大局観の欠如は火を見るより明らかになってしまいます。一番賢い手は、パフォーマンス的に重鎮達が、辞めないように三跪九叩頭の礼を演じ、小沢先生がそれを固辞して辞めると同時に、謝罪パフォーマンスと党内に残る事をマスコミの前で約束するという物。こうすれば、党にとって一番ダメージが少なかったはず。にも関わらず、小沢先生の去就は、重鎮の談合で決めてしまって、いつも言っている「説明責任」とやらは後回し、身内だけで盛り上がって、何をやっているんだって話になりますね。その結果が、「続投」ですか。小沢先生の涙は、案外、身内に裏切られて、操る方から、操られる方になってしまった自身を、憂いておられるのかもしれませんな。 鳩山先生は、「参院選の功労者だから」という説明で、乗り切ろうとしているみたいですが、そんな理屈が通りますかいな…(笑)この党、もう少しマシだと思っていたのですが、(マシな人もいるのは、いるのでしょうが)組織として見た時、もう有り得ない程、足並みが乱れていて、危なっかしくて政権なんて任せられませんね。防御する側に立ったら、このザマでは、話になりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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