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2005年05月02日
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テーマ:DVD映画鑑賞(9288)
税込【新品】ミスティック・リバー 特別版(DVD)

人生は何気ない選択で変わる。しかし、後戻りすることはできない。誰でも直面したことのある人生の転換期。何かの選択をする際、慎重に考えるか、なんとなく考えるか。どちらにしても人生は選択で変わる。その選択の良し悪しはその後の行動で決まる。よい結果であれ悪い結果であれ、どう考えても、もがいても後戻りすることはできない。違った選択をした場合を想像できたとしても。

この映画は少年時代における人生の転換期で始まり、25年後の人生の転換期で締めくくられる。少年時代の転換期はショーン、ジミー、デイブの三人が道路で遊んでいたときに遭遇する。警察官らしき男にデイブが誘拐され暴行を加えられることに。それ以降、デイブは気弱になり、明るい男性とまではいえない性格になる。この事件をきっかけとして、25年後さらなる悲劇が訪れる。ジミーの娘が殺害されてしまう。警察官であるショーンとは別に、ジミーは独自に犯人を捜そうとする。この物語の結末は人を信じ、些細な誤解から取り返しのつかない悲劇を生む。デイブはジミーを信じ、ジミーはセレステを信じた。誤解の連鎖が人生を変えてしまった。そこには友情や愛が存在し、結局その信念を貫いたのだが、冷静になれないまま悲劇を生んだ。25年前の事件さえなければ。

この映画を見た観客の中には、途中まではデイブが犯人だと思っていた人もいるはず。そう感じることができた人は主人公と類似した心情をわずかでも感じることができただろう。しかし、ラストは、なんともニヒリズムに陥ってしまう。人は場合によっては、吸血鬼になることさえあるのだろう。何気ない選択で人生は変わってしまう。ただ、人生は変わってしまうのだけれど、状況によっては自分から変えてしまうことも可能だろう。

以前、見たショーンペン主演の「21g」も親子の三角関係が中心に作品が進む。この映画は友人の三角関係。三角にはなんの意味があるのか。メッセージを伝えやすいのだろうか。深い意味が込められているのだろうか。私のような一般人が映画雑誌やホームページを参照しない場合、彼の作品に込められたメッセージを真に理解するには作品を見るだけではなく、真に深く考え続けなければならないだろう。ストーリーはわかりやすいがメッセージが見え隠れするところもあり、私も理解が不十分なまま。映画の深さを感じることができる。






最終更新日  2005年05月03日 18時03分26秒
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