読みたい放題の一日

図書館でＤＶＤを見る。高熱隧道を読んでから、黒四ダムについても見てみたいと思っていたのでちょうど良かった。画面で見ると、ダムの大きさに驚く。現場に行きたくなる。

当時は、休電日があり、電力不足に悩まされていため、関西電力への要望から7年で作ることが求められた。輸送に困り、1万3000人が参加した大規模な事業。立山からでは、資材の輸送が遅れることから、両方向から輸送をしたい。完成するのに1年かかる大町トンネル（関電トンネル）を通じて、機械やコンクリートを輸送する。資材60万トン輸送され、甲子園6杯分にもなった。

昭和38年6月に完成。7年で日本最大のダムを作る。第三発電所同様、第四でも171人が命を落とした。多くの人が立役者となっている。軍事産業のために作られたものが毎年100万人を集める観光名所となっている歴史の流れも重要。

2009/09/09