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2011.09.08
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カテゴリ:本のはなし

久しぶりの読書日記ですノート
読了した本が4冊あるので、アップしなくちゃ上向き矢印
まずは、近藤さんの本。


■三つの名を持つ犬 近藤史恵

近藤史恵さん、「サクリファイス」シリーズで大好きな作家さんりぼん
それ以外はこんな本たちを読んでます下矢印

・アンハッピードッグズ

※久里子シリーズ
・ふたつめの月
・賢者はベンチで思索する

・青葉の頃は終わった

※探偵今泉シリーズ
・ねむりねずみ
・ガーデン
・散りしかたみに

いまのところ、サクリファイスをはじめとする自転車ロードレース小説を
超える、もしくはそれに近い感動を覚える小説は無いかな・・・。
でも、これだけ好きだ!と思える作家さんなので、きっと、
未読の本にも、はまれる本があるはずウィンク

探偵今泉シリーズは結構面白いので、引き続き読む予定。
そして、ほかにもシリーズ物がいくつかあるので、順番に読んでいこうと思ってますスマイル

近藤さんは愛犬家でもあり、トイプーちゃんを飼ってらっしゃいます犬
ということで、小説にもちょくちょくわんこが出てきます。
大概、脇役というか、チョットしたポイントというか、そんな風に出てくるんですが、
今回読んだ本は、かなり重要な役どころきらきら

三つの名を持つ犬。
エルであり、ササミであり、ナナである。

この小説を読んで一番思ったことは、犬は無力であり、従順であり、
人間の行動如何でその一生が決まってしまう、ということ。

主人公である、売れないモデルであるに都は、同情の余地もあるけど、
でも圧倒的に責められるべき人物だと思います。
本の冒頭から、愛犬家にはものすごく辛い描写で、
キューっと胸が締め付けれます涙ぽろり
何より、エルちゃんが、そしてササミ(ナナ)が、可哀想で・・・。

結末は、これでよかった、とは思いませんが、まずは、最低限の
スタートラインに立つ事は出来たのかな、といった感じ。

近藤さんの本ではよくあるけど、章ごとに語り手(主人公)が
変わっていくのは読んでいて面白いですね。

まずは、売れないモデルで、ペット関係のブログから仕事が増えていった女、
そして、親の遺産を使い果たし、黒い仕事をしている男、
それぞれ個性はあるけれど、イマイチその結びつきやら話の展開が突飛。
もうチョット、現実味のあるような話であったら、もっとのめりこめたかも。

都が、エルちゃんが亡くなってしまったとき、大して落ち込まず、
すぐに似た子を探そうと思っているその心理が、全然共感できませんわからん
あんなこと、もし自分がしてしまったら、しばらくもう、仕事さえ出来ないかも。
多くの愛犬家さんたちは、同じ気持ちだと思うんですけど・・・ね。

ドラマや映画にしたら、おもしろいかも、と思いました。
この本はまぁ、今ひとつでしたが、これからの本にも期待、ですウィンク

そして、もう1冊ノート


■サマータイム 佐藤多佳子

この本は、ちょうど手元に本がなかったので、
図書館で何となく借りた本。

佐藤さんの本は、「一瞬の風になれ」を複数の人から「いいよー!」と
言われて。まだ読んでいないんですが、いずれ読もうと思ってます。
そんな方のデビュー作ということなので、雰囲気が分かるかな、と読んでみたのです。

時期的にもちょうどよく夏だったし晴れ

小学5年生の進、1歳上の姉の佳奈、そして、もう1歳年上の広一。
3人の関係や、様々な思い、揺れ動く、成長していく子供たちの心。
なんとも切なくて、もろくて、とらえどころの無い感じが、
とてもよく表現されていますきらきら

この本は、4話の短編集になっており、それぞれが大きな1つの
流れとなっているんですが、全体にリンクする“ピアノ”がいい味出してますね。
ピアノの音が聞こえてくるようで、とても叙情的で、いい切なさを持った本ですハート(手書き)

同じような、子供たちのことや、その成長などを書いた本はたくさんあって、
重松清さんはとっても温かい物語を書くし、
湊かなえさんはかなり危うい子供心理を書くし、
どの方の小説も面白いんですが、この佐藤さんというのは、とっても微妙な、
揺れ動きや心情を、どんな人が読んでも、様々な方向性で
読めるように書くのが上手な方ですね。

他の本も読んでみたいな、と思える小説でしたノート

ミントのしょっぱいゼリー、1つのボウルからみんなで食べてるの、
本当に可愛らしいし、印象的ウィンク

…夏が、終わりましたね。



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最終更新日  2011.09.08 22:31:46
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