2011/12/30(金)09:23
読書日記「清掃人キリコシリーズ 近藤史恵」
近藤さんの、“清掃人キリコシリーズ”の4冊です。
■天使はモップを持って ■モップの精は深夜に現れる
■モップの魔女は呪文を知ってる ■モップの精と二匹のアルマジロ
近藤さんも、有川さん同様、大好きな作家さん
一番好きなのは自転車ロードレースを取り巻く人たちの話で、
ライトなサスペンス要素も持った、“サクリファイス”シリーズですが、
この近藤さんの本、シリーズ物が気に入る傾向が、私にはあるようで。
探偵今泉シリーズ 5冊
整体師シリーズ 3冊
南方署強行犯係シリーズ 2冊
久里子シリーズ 2冊
サクリファイスシリーズ 3冊
「ビストロ・パ・マル」シリーズ 2冊
こちらの本たちは読了したものですが、どれもかなり面白かったです
一番好きなのはやっぱりサクリファイス
で、次が整体師かな~。で、ビストロ・パ・マル、探偵今泉という感じ。
どれも、続編が出たらすぐにでも読みたいです
そして、今回の清掃人キリコシリーズ。
4冊を図書館でセット予約して、続けて読みました
これも、面白いです
基本的には日常に転がっている、小さな事件の種のようなものを、
キリコちゃんが解決していく、という短編集。
最後の1冊だけは、1つの事件に対し、長編という形で向き合っています。
キリコちゃんはナチュラルで、自分にまっすぐ生きていて。
その容姿も特徴的
20代前半で、清掃する方の服装とは思えない、
可愛らしい格好をしています
毎回書いてあるそのお洋服を、思い浮かべるのも楽しかったりして。
いつも元気で前向き、自分に素直なキリコちゃんが、
時々見せる影も印象深かったり。
面白い小説です
ぜひ、続けて読むことをオススメします。
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