「夜泣き」ニマケズ

2005/11/20(日)14:40

紅葉狩り・素敵な人々、頭のおかしなお婆さんとの出会い

いやいや、今日の日記はすごいタイトルから始まってますねー。 ちょっと長くなりそうです。ので予め概要を説明しますと、 1)楽しい奥多摩紅葉狩りと銀座での夕食 2)今日出会った素敵な人々と頭のおかしな女性の話 3)おかしな人と出会った時の対処法はどうすべきなのか? 4)私を囲む常識的で素敵な人達への感謝 といった流れになります。何だかレジュメ状態ですが、参ります! さて本日は奥多摩・御岳に紅葉狩りに行ってきました。 うちからだと中央線始発~終点+青梅線で2時間近くかかるのですが 行って正解!久々に自然に触れて深呼吸してきました*(^ ^) 小長瀞といった趣の渓谷。お天気にも恵まれ楽しい散策となりました。 そうそう御岳駅前の青空市(?)で売ってるくるみ大福は絶品です! ぐい飲み一杯を分け合ったのですが、澤乃井での試飲も幸せでした。 帰りは銀座に寄って買い物&「鳥ぎん」で夕食。焼き鳥美味。もつ最高! 食いしん坊なので料理は結構好きなのですが、週に一度は夕食を作ら なくていい日があるのは主婦には何よりの休息です。 帰りは丸の内TOKIAのイルミネーションを見て、少し早めのX'mas気分 を満喫して帰ってきました。            *   *   * そんな楽しい休日の今日。色々な人と巡り合いました。 その殆どが笑顔の優しい人々でした。 行きの電車で椅子の背にずっと立って車窓を眺めるぴぽ太に 「こっちの方が窓が広いわよ、いらっしゃい」「ここからは富士山が 見えるのよ」とにこやかに話しかけて下さった年配の女性の方。 紅葉を見ながら大はしゃぎの犬でように走りまくるぴぽ太。 細い道でご迷惑をおかけして...と恐縮しながら歩いていると 皆がニコニコ穏やかな笑顔で行き違ってくれました。 帰りの電車で「御茶ノ水から都バスに乗りたいな~」とお話する ぴぽ太に向かって「かわいいですねぇ」と笑ってくれたおばさま。 「鳥ぎん」の店員さん達も「もう食べない?」「いっぱい食べてね」 「食べ終わったらいい物あげるよー」と優しく声をかけてくれました。 ラムネとペロペロキャンディをいただいてぴぽ太も「ありがとう!」 「ごちそうさま~」とご機嫌でした。 こんな素敵な出会いの1日ですが、実は腹立たしい出来事がありました。 有楽町の駅で清算機に並んでいた時の事。 突然割り込んできたお婆さんが、私がだっこしていたぴぽ太の靴が あたって服が汚れたと難癖をつけてきたのですノ( ̄0 ̄;)\ しかし、これがすべてブツブツとあらぬ方向を見ての大きな独り言。 精神的におかしいという事がはっきり分かりました。 「白い服なのに子供の汚い靴がついちゃったよ」「ホント汚い」 「謝りもしないんだから」「今の母親はどうなってるの」と ひたすら一人でしゃべってるんですね~。 誰が見てもびっくりするような完全な割り込みだったんですよ~。 つまり自分から靴にぶつかってきたという形です。 いや~驚きました。例えば独身時働いていた時は色々ありました。 どうしても言う事を聞いてくれない外注先やクレームのお客様や。 しかし不特定多数の人に囲まれていない現在、人に恵まれている おかげで、理不尽な状況に追い込まれる回数は少ないのです。 だから驚きはひとしお。。。w( ̄△ ̄;)w こんな時普通皆どうするのでしょう? 例えばうちの下の姉なら自分に落ち度はないときっちりと談判する でしょう。彼女は熱い世直し女なので黙っている事はありません。 母と上の姉なら、アホには関わらない方が得策と無視するでしょう。 ぴぽパパ母さんと姉さんだったら、立腹しながらも同じレベルに 落ちて自分の品位を落とす事を潔しとせず、やはり無視するでしょう。 ぴぽパパ母さんなら悪くないのに「すみません」と言ってしまうかも しれません。 私ですか?はい~(;´▽`A`` 絶対目を合わせずにですね、芝居がかった大声で「こわいーー!!!」 と叫んで逃げてきました。清算が終わった瞬間に一目散です。 後ろから「何がこわいだー」という怒鳴り声が聞こえてきましたが 知ったこっちゃありません。他の追随を許さない猛ダッシュ!≡≡≡ヘ(*゚∇゚)ノ だって、何も言わずに後から怒りでふつふつするのもイヤだし、 実りのないやり取りをして更に怒りを高めるのも利口ではないし。 しかも相手はあきらかにおかしな人なので突然ブスっと刺されて あの世行き、というのも避けたい。 そして何より、ぴぽ太の手前自分が悪くないのに謝るという事は 絶対にしたくなかったのです。 きちんと他人に謝る事ができる子は物事の良し悪しが理解できる子。 曖昧な態度を見せて、混乱させたくありませんでした。 で、瞬時に色々考えてそういう態度に出たんですけど。 (走りながらぴぽ太「こわかったよねぇ~」と言ってました(=^‥^A) 私の中では自分的にもスカッとするし、あまり陰湿度も高くなく、 相手をちょっとだけギャフンと言わせる事もできる(ギャフンって...) まぁ及第点なとっさの対応だったと思います。 でも、これが男性だったら突然チンピラに難癖つけられて殴られて... というシチュエーションになるのでしょうか。 相手とまともな話をする事も、そして逃げる事もできずに。 そんな時、一体どうするのが正解なのでしょうか。            *   *   * 帰り道、ぴぽパパが趣味で通っている陶芸教室の前を通りました。 中からぴぽ太と仲良しの先生がニコッと笑って会釈してくれました。 彼はまだ30そこそこ、ちょうど私達と同世代。 脱サラして陶芸の道を極めているスラリとした男前です。 その穏やかな先生がある時「あいつは大嫌い」と公言した出来事を 思い出しました。 高校時代、電車の中で現プロゴルファーの丸○○○が女の子を激しく からかっていたのをかばったところ突然殴りかかってきて警察沙汰に なりかけたのだそうです。 #結局丸○の両親が謝りに来て公にはしなかったそうですが。 その話をする時、穏やかな人からそんな言葉が飛び出したのです。 もちろん先生には何の落ち度もありません。しかしその人の中で 10年以上経っても、いまだに「大嫌い」と言わせる非常識な人の存在。 夏目漱石の「それから」だったでしょうか。 友情や愛情は、自分と相手とが触れ合って散る火花のようなものだから 自分だけが優れていてもダメなのだ。相手が愚かでは成り立たないのだ。 というような事書いてましたね。 ここまで驕った事は考えませんが、どんなに自分が正しい道に行こうと してもどんなに気をつけていても事故に巻き込まれる事があります。 素敵な人と触れ合えば嬉しくなり自分も優しくなれる。 恐ろしい人と触れ合えば恐怖や怒りで醜い自分が現れる。 やはり対する人によって生まれる火花は違います。 後者の場合、どうしたらいいのでしょうねぇ。 自分を殺して嵐が去るのを待つのが一番いいのでしょうか。 でもその場合、例えば丸○にからまれた女子高生は誰が助けてくれる のでしょうか。まったく悩ましく正解が出ません。 9割の素敵な出来事に加わった1割の不快な出来事で色々な事を考え させられた1日でした。そしてたった1割のイヤな出来事の為に 数々の素敵を忘れないようにの意味をこめて覚書します。 今日優しくしてくれた皆さん、そしていつも私の周りで元気づけて くれる明るく前向きな皆さんに心から感謝です。 もちろんそこには温かい書き込みをしてくれるblogの皆さんも大いに 含まれています!いつもありがとうございます*

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る