「夜泣き」ニマケズ

2007/06/11(月)22:00

ぴぽ太の涙と「おしるし」と

いよいよ臨月。現在38週です。 今日の昼前に「おしるし」が来ました。 ぴぽ太も38週で生まれていて、お腹の赤ちゃんは既にぴぽ太が生まれた時と 同じ位の目方。私のお腹に至っては当時より数段膨れ上がっています。 もういつ生まれてもおかしくないねーと言いながら何日も経過しています。             *   *   * 土曜の夜、ぴぽパパが寝かしつけてくれる間お風呂に入っていると、 ぴぽ太の泣き声が聞こえてきました。 後から聞くと「赤ちゃんを産む時、ママは1週間入院する事」を初めて知り、 泣いてしまったのだそうです。 「ママが赤ちゃんを可愛がってる間、ぼくが哺乳瓶の用意をするから 心配しないでね」 「ぼくはお兄ちゃんだから可愛がらなくても大丈夫だよ」 「ママが苦しかったらいつでもティッシュで涙をふいてあげる。 抱きしめてあげるからね」 いつでもいつでもそんな風に言って私を励ましてくれていたぴぽ太。 年頭に反抗期はあったけれど、赤ちゃん返りもなく(出産後なのかも しれませんが)、大きなお腹の間一度も「だっこ!」とせがむ事もなく、 赤ちゃんの誕生を心待ちにしてくれた子が。 何とも切ないです。。。 日曜の夜は私が寝かしつけたのですが何と2時間もかかってしまいました。 「ママの事が心配で眠れないよ」(以前に自宅出産を扱った番組を見て 出産が痛みを伴う事をよく知っているのです)と言って、私のお腹を なでてくれます。 ちょっとでも咳をすると小さな手で一生懸命背中をさすってくれます。 「ママが苦しいといけないから病院の人にティッシュを渡しておくから」 (「自分のいない間は病院の人に涙を拭いてもらって」の意。) 「ママが苦しかったら僕とパパは飛行機みたいに飛んで病院に行くから」 いつもは隣同士のベッドで(間には柵あり)手をつないで眠るのですが、 この日はぴぽ太のベッドで抱き合いながら眠りました。 やっとやっと眠ったかなぁと思うと「ママ、どこにも行かないでね」と 手を強く握られ。 途中でぴぽパパが助けに来てくれて、ぴぽ太の大好きな「3人川の字」に なれた事に満足したのか、ようやく眠りに付きました。 2時間。 眠り下手の我が子ではありますが、多分最長記録です。 すごいパパっ子のぴぽ太。 私の産褥期は大好きなあやや姉(私の姉)が手伝いに来てくれる事を知り 「ママ、早く産んじゃいなさい」と言っていたぴぽ太。 私の扱いは結構ないがしろで、時々ヤキモチやいたりしてたのにr(^ ^;; 「パパがいるから大丈夫だよ」と言っても、 「でも僕はパパとママが両方いないとダメなんだよ」。 「あやや姉さんが来てくれるよ。楽しみにしてたでしょ?」と言っても、 「ママが一緒にそばにいなきゃ寂しくてダメなんだ」と。 「ママはいるのが当たり前」だと思ってたんでしょうね。。。 少し前は出産後の家事育児のあれこれや、家庭外の瑣末な事を考えて ちょっとブルーになっていた私。そんな事はどうだってよかったんですよね。 「あぁこの子の心をもっと大切にしてあげなくてはいけなかった」と 胸が苦しく、暗闇でぽろぽろ涙がこぼれました。 いつだってギリギリになってそんな風に思う私です。             *   *   * そんなこんなで、今日の昼前が「おしるし」があった訳です。 ぴぽ太はもうすぐ来る何かを感じていたのかもしれません。 ぴぽ太の時は夕方におしるし、夜に陣痛、真夜中に入院、明け方出産、 だったので(お産の始まりからすると4時間ほど。かなりの安産でした) 今回も明日には生まれるのかなぁ。 二人目は経過がかなり違ったので、出産も全く違ってくるのかな。 ドキドキするけど楽しみです* 予定日は22日なのですが、先週木曜の健診で「1.5cmひらいてるねー」 (経産婦では早めにひらくのは珍しい事ではないようですね) 「週末かもしれないね」と言われ。 しかし週末は比較的穏やかに過ぎ去りました。 ぴぽ太は「木曜だと思う」と言います。 ぴぽパパは「抜けられない打ち合わせがあるから木曜だけは;;」と言い、 この週末はお腹を撫でては「もう出てきていいよ~」とお話していました。 ぴぽパパ母さんは「水曜に病院に行く予定があるのでそれ以外にして~」と。 うちの実家は「16日に法事があって近くに行くから、その日には産んでて」と。 (まぁ何度も来るのは確かに大変だろうけどさぁ・笑;) そして私は、週末は家族でゆっくり過ごして、月曜に最後のチェックをして 時間があればマタニティマッサージにでも行きたいなーと思っていたので 「この火曜か水曜」辺りがいいなと思っていました。 で、本日午前中あれこれ済ませて、マタニティマッサージのお店に電話した ところ「金曜まで空きがない」と言われてガックリ;; それまでお腹に入れとくのは無理そうだし...と諦めて、手前勝手にも 「もういつ出てきてもいいよ」と赤ちゃんにお話したら、程なくおしるしが 来たのです。 まったく聞き分けがいいというか何というか。。。 様々なリクエストがあってやりづらいと思いますが(笑)、ホント、今は 心からいつ生まれてきてもいいよ、と思っています。 幸運にも授かった二人目の赤ちゃん。本当に嬉しかった。 でも妊娠期には色々な事があり「私に2人の子育てなんてできるの?」 とブルーになったり、今後の人生を考えて妙に不安がこみあげてきたりして 子供達に本当に愛情を持って接する事ができていたか甚だ疑問です。 それらの煩雑な事を、ぴぽ太の涙が押し流してくれたような気がします。 何だか今は(すごーくマズイたとえではありますが)お迎えを待つように 心穏やかで、ぴぽ太のあれこれをゆったり受け止める事ができます。 赤ちゃんが降りてくる「あ、イテテ」もあまりコワくないのです。 可愛いものは可愛い。 好きなものは好き。 何も考えず、生まれてきた子を可愛がってあげたいと思います。 そしてぴぽ太を、今まで以上に大切にしてあげたいと思います。 次に日記を書く時は良いご報告ができますように。 それではまた! #色々心配してくれて、書き込みやメールを下さった皆さま、  心から感謝します。どうもありがとう♪ <余談> そういえば不思議な事がありました。 夕べ眠る前に、二つの時計が急に狂ったのです。 ぴぽ太のお気に入りの山手線目覚まし時計と、 キッチンで使っているtimestoneの時計。 どちらも10分ほど遅れてしまい、特にぴぽ太の時計は電波時計なのに どうして???と思っていたのですが、どちらも今朝になると元の 時刻に戻っていました。 うちの中の空気も、何だかソワソワしているのかもしれません*

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