竹虎四代目がゆく

2009/08/05(水)06:42

御所籠

たまにこの桐箱を、そ~っと開けてゆっくり、ゆっくり取り出してみとうなる御所籠があるがです。ニューヨークの世界的に有名な宝石店に 作品を提供しちょったという網代編みの巨匠 渡辺竹清先生の御所籠ちゃ。百年以上たっちゅうという煤竹の風合い 先生の緻密な編み込み手にとって、ほうぼう ように見よったら やっぱり竹細工には人柄がよう出ちょります。作り手の 竹に対する真剣な思いやろうか 愛情やろうか やさしさやろうかどうもピッタリの言葉は思いうかばんけんど 手放せん逸品ということは確かやぜよ。  

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