25日の日記は専門用語が多すぎ分からないと特殊工作員マスップ君に言われた。
確かにネットゲームをしない人にとってはあの文章は無意味だ。
もっと分かりやすい説明はないかな、という話をＭ中尉にすると
「ゴルフでマスターズに参加するのに各種トーナメントに出まくって勝ち抜いて栄光をつかみかけた時に不正がバレて永久追放された状態」
という答えが返ってきた。
少し違うような気がする。
こっちはもっと不健全だ。
今回死刑となったのはおそらく「ネトゲ廃人」と呼ばれる人がほとんどだろう。
でなければあのレベルに達しない。

【ネトゲ廃人】
MMORPGにおいて、キャラクターに経験値を稼がせてレベルアップを繰り返したり、装備を整えたりするためには、通常のコンピュータゲームとは比べ物にならない膨大な時間が要求されることが多い。
このようなゲームにおいて、特に「日常的に非常に過密かつ長時間のプレイを行う」プレイヤーは、薬物依存症による廃人になぞらえて「ネトゲ廃人」と呼ばれている。
韓国や中国では、10代や20代の人間が寝食を忘れてゲームに熱中し過労死してしまうという事件も発生している。

ネットゲームに興味がない人には理解できないだろうがネトゲはハマると年単位で時間を失う。
私も過去に2004年05月25日の日記のような時期があり翌日の日記には
　ヤバくなってきた。
　仕事に支障が出始めた。
　単車で自転車を轢きかけた。
　28日は出張だ。
　大丈夫か。
等と記している。
これがさらに進行するとリアルの世界でも道を歩いてる人間の頭の上に名前表示やライフゲージが見えたりしだす。


　2007年02月02日の１シーン