女医がムチを持って「女王様とお呼び！」
というのは冗談で医者はおっさんだった。

最初に内臓の動きを止めるとかで麻酔注射を打たれたが、医者に「腸、よく動きますね」と暗に「やりにくい」と言われた。
当たり前だ。私の腸がカメラを入れられておとなしくしているはずがない。
そのせいか空気が入って腹が蛙のようにパンパンに張って非常に苦しかった。
術中も屁が止まらず、術後はゲップも３回して空気を抜いた。
バリウムの方がかなり楽だ。

カメラの映像は私も見れたのだがデカイポリープが２個認された。
去年の分と今年の分か？
投げ縄の要領で根元を掴み電気でカットし回収。
病理診断の結果は15日に聞きに行くこととなった。
他に小さいポリープも１個あったが今回のところは見逃してやろう。

腹が張っただけで別に何ということは無かったのだが、規則だからということで車椅子に乗せられて一般病床に連れて行かれ、ポタコールＲ輸液500mlを点滴された。
生理食塩水か、血が薄まるではないか。
ケチケチせずにブドウ糖くらい入れてくれ。

１時から手術に30分、点滴に１時間、待ち時間入れて３時半に釈放された。
請求金額は自己負担率30％で22060円。
意外と高額だが手術費だけで50070円かかっているらしいので仕方がない。

【看護婦の説明】
・自転車、バイク、自動車の運転は止めて下さい。
　→ミニシャトルなので関係ない。
・お風呂に入らないで下さい。
　→シャワーは浴びる。
・おかゆとかうどんのような柔らかい物を食べて下さい。
　→夕食はカレーを作ったのだが副長の指示で私だけクリームシチューになった。
・アルコールは絶対に飲まないで下さい。
　→そんなことを言われると飲みたくなるではないか。
　　禁酒中なので飲まないけど。
・明日は仕事を休み家でゆっくり過ごして下さい。
　→おっ、良いことを言う。
・明後日からデスクワークなどの仕事をしてもかまいません。
　→土曜日なのでしません。