歓送会のスピーチは短めで終了。
Ｍ大尉は置き土産として私に２０件程の任務を残して旅立って行った。
くれぐれも向こうでこの日記を布教しないように。
あまり広まると真実でも書きにくくなる。
くれぐれも戦死しないように。
２年後の任務遂行の暁にはＭ少佐に昇進予定である。
ところで２年後に帰ってくる所が存在するのだろうか？
マジでそちらの方が心配だ。
とりあえず「こちらが消滅していても通信機の任務ならば盗芝との合弁に拾って貰えるかも」と言っておいた。


宙国の漁師のオッサンを釈放したのに宙国は日の国向けレアアースを停めてフジタの社員４人を拘束したとマスゴミが騒いでいる。
フジタの社員４人は企業戦士で危険を承知で行っている筈なので仕方がないとして「レアアース」が「レイアース」に見えてしまった。

レイアース


レアアース：元素周期律表第３族に属する原子番号57から71までの15元素と21番のスカンジウム39番のイットリウムの2元素を加えた17元素の総称。
これらの元素類は化学的性質が極めて類似しており高融点で熱伝導率が高い。
また原子核を周回する電子の軌道が特殊なため他の金属にはない独特の特徴と機能を有する。

紛らわしい、希土類と言え！

希土類は1980年代までは世界中で安定的に生産されていたが1980年代に入って宙国が参入。
希土類は一緒に大量に採れるトリウムが強烈な放射線を出すので防御のために重厚な設備が必要であり、廃棄物に対する取り扱いも慎重にならざるを得ない。
従って価格も高くなるのは当然である。
だが宙国は人道を無視するので無秩序な開発、乱売を行い、圧倒的な安値で輸出を続け価格は暴落。
先行していた欧米企業の殆どは廃業に追い込まれた。
最近になって宙国は環境問題を理由に国策として資源保護と国内ハイテクIT企業に向けの内需優先政策へと政策転換を図り始めていた。

というわけで、希土類は宙国の外交手段の切り札と成り得たのだがもう遅い。
今後、世界中が自国のハイテク産業の安全保障上、宙国への依存を可能な限り減らそうとするだろう。

米国が希土類確保に本腰、尖閣対立が契機

希土類不要のモーター開発

宙国の希土類鉱山の殆どは内蒙古である。
よって朝青龍経由で相撲を餌に蒙古の鉱物資源を確保すると良い。

【豆知識】
・大昔は貴土類と書いて本当に貴重だったが今は全く貴重ではない。
　安全に金がかかるだけ。
・日立キドカラーは「輝度」と「希土」からもじって名付けられた。
　当時、赤色の発色の良さを売り物にしていた。

尖閣については韓国に帰港する予定だったメリケンの原潜が急遽横須賀に入港し佐世保に移動。
尖閣に牽制に行くもよう。

尚、今回の宙国の行動に対しては
おしおきだべ～
ということで↓を後押しして「元の引き下げを強要」しバブルを破裂させてやれば良い。

米下院が対中制裁法案可決＝人民元安に対応―相殺関税可能に

不況時は供給過剰なので宙国からの供給が途絶えることで国内産業も回復する。
一石二鳥だ。

ビデオで完全に向こうが悪い証拠が映っているのであれば全世界に公開した上で、嫌味で謝罪して賠償金を払ってやるというのも面白い。
「遺憾の意」とは宙国語では「残念な思い」という意味の他に「ごめんなさい」
という意味もあるらしいので既に謝っているわけであるし。

このように宙国は幼稚だが宙国人が幼稚なわけではない。
怠湾は宙国人だが賢明だ。
まともな教育を受けている者と洗脳を受けた者との差だな。
この件だけで宙国人が嫌いになる人は宙国本土の人間と同レベルである。