松本から高山へ、そして熱田神宮へ行ってきました(その2)
今回の高山の街、散策ですが。東山寺町の宗猷寺へ行きました。臨済宗のお寺です。かの山岡鉄舟もここで若き日々を過ごしたそうです。そして、高山城址にも登りました。相当に急峻な山道をはァはァ言いながら登りました。 この二か所は初めて訪れました。 宿は、高山市内の北に位置する、本母町「飛騨亭 花扇(はなおおぎ)」に泊まりました。 さて、翌朝は世紀の天体ショー「金環日食」で・し・た。高山辺りでは、日食の最大時が朝7時29分ころからとのこと。もう七時過ぎには宿の前には、人だかりが・・・皆さん、日食サングラスを手に手にお持ちで・・・ 朝食を終え、チェックアウトを済ませると、八時過ぎにはクルマで出かけます。向かう先は名古屋の熱田神宮です。 宿のある場所が、東海北陸自動車道につながる高山清見道路の高山ICに近かったもので、すぐに乗ることができました。 熱田神宮までの道のり、これが実にたっぷりあるのですね。途中、高速道路最高標高地点(松ノ木峠、標高1,085m)や鷲見橋(橋脚高118m)など通りました。約150分、2時間半の旅でした。名古屋環状高速「堀田」出口で下りて、初めて訪れる、熱田神宮へ向かいます。 住所は、名古屋市熱田区神宮1-1-1。ここに熱田神宮があります。 三種の神器の一つ、草薙の剣を御神体とするところから、遥か古の時代から戦勝祈願も多くよせられた。日本を代表する神宮、なのです。 代々、尾張氏が宮司職を努めてきた。頼朝の母、由良御前もここの出・・大河ドラマで見た印象が、ヨメを熱田神宮詣でに駆り立てたのかも知れません。 さすがに、境内社というそうですが、神や神器を祀る建物が多いことと、国宝や重要文化財はしこたま・・あるようです。 「熱田さま」「宮」と呼ばれ、名古屋の市街地にあっても、多くの人々に親しまれまた篤い崇敬の対照となっていることはよく解りました。月曜日ではありましたが、ひっきりなしに訪れる方々で賑わっています。 また、人々が深々と頭を垂れるさまにも、深く感激しました。 五月の新緑が一層の美しさを添えています。 日本武尊が神剣を奉じてからおよそ1900年・・・織田信長や前畑秀子ばかりでなく、多くの人々がここを祈りの場として訪れています。 ここは境内の、南紳池というところです。池に面して、休憩処があり、参拝者に憩いの場を提供しています。このほか、熱田神宮境内には、計六か所の茶室があるそうです。茶事・茶人にもゆかりの多い熱田神宮です。 熱田神宮を見終えて、帰路に着きました。そう新東名を初めて走りました。そうそう急がなくとも、いずれは走ると思っていましたが。案外早く、その機会がやってきました。やはり、新しい道は快適です。総事業費7兆円。設計速度120km/h。そりゃ、快適でなきゃ・・・ しかし、開業から一か月ちょい経った新東名ですが。SAの混雑振りは相当です。最初の浜松SAは入口誘導路まで行列していました。当然、表示は「混雑」です。次の静岡SAも「混雑」。仕方なく入った、次の駿河湾沼津SAも「混雑」表示でしたが、何とか入りました。駐車スペースが少ないですね。 駿河湾沼津SAの二階から、遥か伊豆半島方面を見渡したフォトです。