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カテゴリ:雑
台風は各地に被害をもたらすのと同時に恵みももたらす。
高知県の早明浦ダムは、一時期2%台に落ち込んでいたが、この台風14号の雨によって100%に回復することができた。渇水状態で取水制限をしていた香川県もこれでようやく元の状態に戻ることができる。 妻にきくと、もともと降水量が少ない讃岐地区は、昔はため池が多くあり、それで渇水対策をしていたのが、今は昔ながらのため池はなくなり、安いからか便利なのか早明浦ダムに多くを依存するようになってしまっているようだ。 まさに自然は、恵みをもたらしてくれる神という側面と、災いをもたらす鬼の側面の二面性をもっていると実感させられる。だからこそ、恵みをより多くと災いをより少なくを祈って、神を祭っていたのだろう。 神と鬼、善と悪、光と影、同じものにも表と裏があり、その物(人)の表の側面ばかりに惑わされるのではなく、裏の側面も直視してそれに向けて備え(供え)をしなければいけないのかもしれない。 このごろの世の中の関心時は、あまりにも一面しかみていないのではないかと不安に思う。そこに隠された裏の側面を見失うと取り返しのつかないことになってしまうような気がする。 物事をまっすぐ十分見たら、一度ひっくり返して見直してみる余裕をもちたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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