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カテゴリ:イタリア一人旅
夜。
スーパーが閉まっていたので、チャオというレストラン的なものを初利用。 好きなモノを取ってレジに並ぶという、言葉の不自由な旅行者にすこぶる優しいシステム。 席もたくさんあって座れない心配はないし、それでいて閑散としている事はなく、すごく賑やかだ。 値段も安いし、味も悪くなかった。 そうそう、スパゲティを作って盛ってくれるお姉ちゃんが店員にしては珍しく丁寧だった。 「2分待ってね。」 「もう少し待ってね。」 と、いちいち丁寧に言ってくれた!! ここは日本ですか!?っていうくらいの接客態度に驚いた。 高級店でもなんでもないのに。 ![]() ![]() 向こうの人って、もっとつっけんどんっていうか、突き放した態度で愛想最悪な事がほとんどですからね。 ![]() これくらいアンニュイな雰囲気に満ちた接客がほとんど。(しかもかなり無言) ![]() もうそんなにけちらなくてもいいので余裕じゃ。(十分チープです) スパゲティが太麺で、しかも量が意外と多くて満腹に。 満足しちゃって帰ろうか迷ったけど、食後の散歩も兼ねてナヴォーナ広場に行くことにした。 地図を見なくても「こっちの方かな」って、パンテオン経由で意外といけた。 だいたい人の流れに乗れば有名なところに着くし、有名なところには他の有名なところへの案内看板が立っている確率も高いのである。(いい加減だなぁ・・・) 縦と横の大きくて使いやすい通りを少し覚えるだけで随分勝手が違うと感じた。 自分の場合は、トリトン通りとコルソ通り。迷っても、ここに辿り着けばなんとかなる。 ま、ともかく迷わずナヴォーナ広場に到着。 着いてびっくり、明るい! 想像していたのと全然違う。 人がいっぱいいるとは思っていたけど、多すぎ。 ここまでぐちゃぐちゃだとは思いもよらず。 まるでサーカスやお祭りのよう。右に左に出店が立ち並んでいて、内容は子ども受けのするものばかりで、これなら家族連れが増えて必然的に全体数も多くなる訳だ。 ![]() この広場には噴水と教会があって、なんでも噴水の作者と教会の作者は犬猿の仲だったらしい。 そうした経緯から、噴水の像は「あの見るに耐えない教会が今にも倒れてきそうだ」と、教会の方に腕を伸ばしているんだとか。 ![]() 「自分の作品でそんなの表現するなよ・・・」と思いつつも、実に美しい噴水でありました。 ひと通り見て、帰ることに。 うさんくさい競馬ゲームもなかなかにいい雰囲気を醸し出していた。 セッテと言っていたので7番が勝ったらしいという事くらいしかわからなかったけど、なんだかちょっと楽しかった。 帰りは、きた道と違うけど、だいたいこっちだろっていう方に進んでみた。 すると、ちょっと行ったところに教会があって、夜だというのに出入りが激しい。 なんか有名なのかな~と思い、入ってみると・・・ ![]() ラッキー。 教会の中にはカラヴァッジョの絵が。 フィレンツェで見てきたから誰の絵かすぐに気づくことが出来た。 光と影が効いていてやはり見ごたえあり。 見事だった。 しばらく似たような宗教画ばかり見てきたから尚更そう感じる。 さ、明日はいよいよヴァチカンいくかー。 天気晴れて欲しいな。 屋内ばかりでも、日光って結構重要。前にも書いたけど、美術館や、特に教会は自然の採光を意識した造りが多いから、天気の良し悪しで全然違う顔を見せてくれる。 というか、晴れている方がいい。 まぁ今日も雨だったし、期待しないでおくか。 1月2日につづく 写真はこちら2011/1/1ローマ(約130枚) 海外一人旅で実際に使用したもの紹介 これらの旅行用品はスーツケース専門店グリプトンと、定番のここが使いやすかったです。↓↓↓ 旅の始まりは調査から! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.06.28 11:48:39
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