yoppy ♪ブログ 時々犬🐶

2022/12/07(水)14:43

できることならスティードで 加藤シゲアキ

本(31)

できることならスティードで          加藤シゲアキ 小説家加藤シゲアキのエッセイ集 スティードとはエッセイにも登場する バイクのホンダスティード400 このバイクに込められた思いが物語になっている アイドルとしての加藤シゲアキも大好きだが 加藤シゲアキが生み出す小説も大好きだ 煌びやかでありながらどこか切ないものを感じる エッセイは加藤シゲアキ自身を感じる事ができる 自身が感じた事を言葉にしてくれている事が ファンとしては人間加藤シゲアキに 近づけたと感じるのは嬉しい限りである エッセイのtrip12無心 私自身と重なる 内容は加藤自身の釣りでのスランプを語っている スランプから抜け出すには無心である事 練習を重ねて技術をあげても メンタルの状態でカラダは強張り結果に繋がらない  この章に私は救われた 私は人前で話す機会が多くなり 以前人前で話す事ができていたのに ある時から話すのが怖くなり 思うように話せなくなっていた 負のイメージしかなく手が震え声が震える 大丈夫といい聞かせても怖くなる 負のループ しかし、一度の成功体験で気持ちが楽になった 話すことに震えがなくなるという事につながり 何とも言えない安堵感を味わった マグロを釣る体験を記してくれている中で 一つの成功体験が変えてくれたと まさにこれだ!とわからせてくれた 加藤シゲアキを通して見えてくる私の世界もあるんだと 世界は違っても体験した事で共感を得ることがある ただそれだけなのに ファンにとって幸せを感じる瞬間 できることならスティード 言葉にして表現してくれる 加藤シゲアキの魅力が増す1冊 できることならスティードで (朝日文庫) [ 加藤シゲアキ ]

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