2008/10/25(土)13:33
「誰でもピカソ」を深く掘り下げ・・・
昨日たまたまテレビつけたら
「たけしの誰でもピカソ」に
私の好きな
水木しげる夫婦が出演されてました!
その友人である
荒俣宏夫婦もご一緒に。
もう、偶然にビックリ!!
で、「天才を支えた妻たち」と題して
大島渚さん
黒川紀章さん
林家三平さん
藤山寛美さんの
奥様たちも
インタビューVTRで登場されて
もう、すごーく濃いし
笑いの堪えない1時間でした。
皆さん、破天荒な夫たちを支えるのに
かなり苦労されたみたいなんですが
大変だったエピソードも
笑いを交えて
面白おかしく話されるんですよね~
なもんで
見てるこっちも
すっごく笑ってしまって(笑)
楽しくなっちゃった~
母がよく言うんですけど…
昔の人間ってのは
もっと気骨があって
エネルギーがあった、ってね。
良い意味でも悪い意味でも
「反逆心」というか
一心不乱さみたいなものがあったんじゃないのかな。
今の人たちには
そういうのが欠落してる気がする。
全部が全部じゃないけど。
って私も今の人たちの部類なわけだしね(笑)
面白味があるな~って思える人が
ほんっとあんまりいない気がする…
みんな悪い意味で
「型にはまってる」というか。
やれ個性だ!
やれ自由だ!とか言ってるわりには
本当の意味での「個性」ってどういうものなのかって
あんまりわかってないように感じる。
個性とかいいつつ
結局、枠にとらわれているように思う。
アラフォーと呼ばれてる人たちや
それより上の世代の方たちのほうが
エネルギッシュだったりしますね。
守りに入ってる人もいるけど
それはそれで
年齢的にそういう人も
そりゃいるだろうなぁ、とか思える。
生意気いってますね、私。
ごめんなさい(笑)
番組で取り上げられてた
破天荒な天才たちは
確かに、破天荒だったのかもしれないけど
みんな、めちゃくちゃなところはあるんだけど
それに値するくらいの
大きな優しさとか
人に対する器のデッカイ愛とか
物事に対する真剣さとか
すっごくすっごくあるんです
だからこそ奥様たちも
大変ではあっても
この人について行こう!って
思えたんだと思うの。
今って
すごく便利な時代。
一億総裕福みたいな…
画一的な感じ。
でも、そう見せかけてはいるけど
現実問題
すっごく貧富の差は激しいと思う。
これもよく母が言うんですが
昔は、良い意味で
「分相応」って意識があった、って。
人にはそれぞれ
自分の身の丈にあった
生活水準があって、人生があると…
でも、今の時代って
みんながスターになりたがって
みんなが目立ちたがって
みんながブランド品持ちたがって
みんなが文明の申し子になろうとしてる。
それでも満足できなかったり
「勝ち組」がいれば、
「負け組」もいるわけで・・・
だいたいそういうレッテル貼る事態
よく考えたら、違うと思うんだけどね
なもんで、いつまでも
各々、本当の意味で心は満たされないから
昔よりも
自殺者の数は増えていくし
いろんな問題が
次から次に増えて行って加速してく。
メディアはそれらを
いろんな角度から
過剰に取り上げる。
そんな悪循環をすごく感じます
時代が泣いてるように感じる
そう思うのは私だけ??
だからなのかどうなのかは分からないけど
私は昔から
昭和のニオイのするものや
時代物小説や
とにかく古き良き時代を思わせる
懐かし~い感じのものが
すごく好きです
エイティーズ好きなのも
どこか手作り感な温かい感じがするからかも!!
ファッションにしても音楽にしても
ちょうど色んな意味で
移り変わってた時代だったんだと
私は思っていて
新しさと、古さが
良いバランス具合で融合されてる感じが
すっごいするのよ!!
とまぁ、誰でもピカソが
単純に、面白かったー!って
書きたかったんだけど
掘り下げて行ったら
こんなに深い話になってしもうたぁ…
ま、いつものことっすね(笑)
こういう私の文章を
毎回、最後までキッチリ読んでくれてる方って
そんなにはいらっしゃらないと思ってるんですが
その方たちに改めて感謝です
その方たちは
きっと、私が大事にしてることを
同じように大事にされてる方々だと
勝手に思っております★
これからも懲りずに長文に
付き合ってくださいまし
けど、短い時は
超短いかっね(笑)