カテゴリ:食
先週土曜日、実に久しぶりにアトリエでじいさん、ばあさんに再会。台所はおしどり夫婦で仕切るから任せっきりでもよかったけど、私かなり手伝ったよ。ネタ探しに(おいおい)。
これが晩御飯。主食は麺。北京人なら夏はよくジャージャー麺を食べるんだけど、うちは東北、山東系で、一年を通してそれはほぼない。よく「麺を何で食べるの?」と聞かれるんだけど、「打鹵(あんかけ)」と答えている。具はたいてい白菜と豚肉ときくらげ(か、しいたけ)。でも「打鹵」って片栗粉を使うでしょ?ばあさんは絶対使わないよ。片栗粉消費したらもったいないじゃん。中華鍋洗うのも水多くいるし。 この写真は以下のとおり。 1. 打鹵 2. ばあさんお手製納豆 3. 涼菜(中華サラダ) 4. にんじんの炒め物 5. 生のニンニク+塩+水 で、今日の本題は4。ばあさんが料理番組で覚えたというのだが、ニンジンはスライサーで細かく切るから、大量の油を入れないと、鍋にくっついて作れない。もうニンジンと同じ量ですかぁ?ってなくらい油を注ぐ。最後に黒ゴマをふりかけるのが体にいいって自慢気な顔をするんだけど、その油摂取量でプラマイゼロだなと思う。いやもうアンタに「プラ」の部分はないよ。「マイマイマイマイマイ」だ。 このニンジン料理は中国語で「炒胡蘿卜絲」という。 ・韭黄胡蘿卜絲 写真の油の量見てよ。韭黄入り。韭黄は黄色いニラだが、そういう種類があるのではないとここに日本語で書いてある。 ・蘿卜炒肉片的做法(豚肉と炒める) ・炒胡蘿卜絲 この二枚目の写真は水。三枚目は油。レシピに「紅蘿卜絲在沸水○○」と書いてあるが、この○○は↓この字(文字化けするので、画像)。 (t?n)……漂浮。ここでは「熱湯に浸す」という意味。早い話がニンジンを炒めればいいわけだが、ばあさんの場合味付けは塩、砂糖、味の素、ごま油。 5のニンニクは私以外の粗野な皆さんが麺にかける。 以上ばあさんネタ。え?ニンジンネタだ?じゃかしー。私はニンジンネタの方が精神状態がよろしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[食] カテゴリの最新記事
|
|