みどりの果敢な北京生活(避難訓練版)　

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• 軍事物資を中国に売る

  1月のニュースだが……。http://www.nikkei.co.jp/china/society/20060123d1g2300s23.html↑ヤマハ発動機を捜索・中国に無人ヘリ不正輸出の疑いこんなのダンナも知らないだろうと、教えてあげたら……。ダンナ「その日本の会社はやり方がまずい。中国に直接売ったらバレる。第三国に売ってというのが普通だ。イスラエルとか」私「輸出先は北京の航空写真撮影会社だって」ダンナ「みんなそういう名目の会社だよ。小さい会社だけど、実はものすごい金持ち」何？これって中国人の常識？“軍火”っていう中国語がある。私はテレビドラマで初めて聞いたんだけど、そのあと、たまに耳にするな。「軍事物資」のこと。これ以上は辞めておくわ。別にうちがこれに関わっているわけじゃないよ。もしそうだったら、私はバスなんかに乗らないで、運転手付きの車に乗ってるわ！それから、私のブログで政治、経済、軍事……難しい内容を期待しないように。単なる一専業主婦だから。ブログの内容は生活密着型だから！

  2006年10月17日

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• マナーの悪い中国人――それが義母だったとき

  姑（以下、ばあさん1）がちょうど今北京にいる自分の妹（以下、ばあさん2）に会いに行こうというので、家族総出で出かけた。そこからあまり遠くないところに“集美家居”という巨大な家具・建材屋があり、家具をちょうど買いたかったので行った。クローゼットを買ったんだけど、1000元につき1枚抽選券がもらえる。その抽選は4時半からだというが、時計を見たら3時半。私「えっー。1時間も待つの？」ダンナ「はずれても20元もらえるんだよ。3枚あるから60元」（1元＝15円）ばあさん2「私、娘と来て200元当たったのよ」というわけで、4時半まで待った。で、現場に行くと、なぜか行列ができている。当選番号を聞くだけなのに並ぶの？ワケわからず最後尾に並んだ。みんな「なんで並ぶんだ？」と質問し合っている。そこへばあさん1が来て、私の持っている3枚の抽選券から1枚を「ちょーだい」と言って去った。どうやらズル込みするらしい。おいおい！抽選券には通し番号があって、その半券を予め抽選箱に入れてある。その半券の入った抽選箱から引く作業をその行列の先頭から15人にやらせて、そのひとたちは記念品がもらえるというのだ。だから16人以降は並んでももらえない。ばあさんは娘の子（つまりうちの子どもの従姉）と2人で前から5人目に割り込んだ。私は穴があったらマジで入っていたね。かりにも義理の母だ。もーやめてよー！！！6人目の人が後ろを向いていたスキに入っていたんだけど、さすがに「あらっ？」って。それでばあさん1は「じゃあ、子どもだけ」って。で、まんまと記念品をちょーだいしたのだが、それはプラスチックのふた付きカップ。いらねーっちゅうの！で、抽選だが、読み上げられる番号を私がずっとチェックする羽目に。ダンナは入口で待っているからといって来ない。ばあさん×2は「私たちは目が悪いからおまえが」って。私、集中して聞いたよ。当選番号は前のホワイトボードに書かれるけど、前のほうは人が多いのと字が小さいのとでよく見えない。まずは3等のステンレスの水筒が当たった。その次、2等の200元が当たった。3枚のうち2枚が当たるなんて運がよい。でも笑っちゃうのが40元は税金なので、実際くれるのは160元。特等　（１人）5000元　うち税1000元１等　（10人）1000元　うち税200元２等　（30人）200元　うち税40元はずれ１枚で20元だから、160+20＝180元がもらえたのだ。当たってよかったけど、もうあの人たちとは行きたくないなあ。

  2006年10月16日

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• 奇形児のホルマリン漬けは展示の必要があるのかin北京

  （心臓の弱い人は読まないほうがいいかも）知る人ぞ知る“北京自然博物館”に、人体のホルマリン漬けがある。私が初めてここを訪れたのは92年だったが、十数年ぶりに2回目の見学に行ってみた。今回は子ども2人を連れて行った。その動機はたまたま子どもたちが体に関する子ども向けの本を読んでいる最中なのと、“博物館通票”を買ったので、行けるところから行ってみようということだ。ここは広いよ。恐竜の骨から、化石、虫の標本、水族館（水族室？）もあるし、猿人から人になる過程の説明や、タッチパネルで動物について知ろうなんていうのもあって、子どもたちはとても楽しんだ。「確かあの恐怖のホルマリンは最上階にあったはず」と行ってみると――ない。生命の誕生（とは書いてなかったが、そんな内容）の展示では、胎児数週目→数カ月目（ここまでホンモノ）……体から出てくるところ（頭がちょっと出てる）→（ほとんど出ている）なんていう過程の模型まで。うちの子どもたちはあれがお腹から出ていると思ったに違いない。股――の出口がリアルだった。やっぱり奇形児の展示はまずいだろう。中国政府もわかったか――と思い、さて帰ろうと建物の外に出ると、門を出る前にまだ単独で一室あって、その名も“人体真奇妙”（人体ってマジ奇妙）。あったーーーーー！奇形児の展示は以前よりパワーダウンしていた。ネット検索したら、10年前ならもっとグロいのがあった。それを私は92年に見たんだな。よく覚えてないんだけど。奇形でない普通の体の横切り、縦切り。心臓、脳みそはいいとして、男性/女性の性器の部分、見事に皮を剥いだ筋肉一体（でも指先と性器部分は皮あり）などの展示。私は自分で強くなったと思う。「勉強！」と言い聞かせて正視した。中国に住んでいたら図太くなるしな。子どもたちはというと、ちょうど人体の本を読んでいるところなので、興味深く、かつ怖がりもせずしっかり見学していた。すごいよね（って親が褒めるか？）。冷静に「勉強になるね」と言って見ていた。体の中のホンモノなんてそうそう見られないからね。確かに勉強にはなるよ。でも、そもそも奇形児を展示する意味ってあるのかなと思う。この国はニセモノが好きなくせに、こういうのはしっかりホンモノなんだから！生物について再認識するという意味で、子連れじゃなくても是非お薦めしたいスポットだ。うちの子どもたちはそんな恐怖の展示より、恐竜の骨が大きかったとか、きれいな魚を見たとか（「おさしみ食べたくなったなー」なんて言った）、そっちのほうでご満悦だった（場所は世界遺産である“天壇公園”の西門付近）。

  2006年10月14日

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• 1週間で2万元稼げるというお仕事in北京

  1月のことだが、“北京電視台”のどっかの番組で、“小広告”（過去記事参照　http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/22441324.html）について紹介していた。“小広告”を貼っているのは一般的に12-18歳で、朝8時から6時までにノルマ300枚を貼る。日給30元（1元＝15円）。あれを剥がす作業のおじちゃんたちは月給800元で、夜8時、遅いときは10時まで仕事をする。「俺も若かったら貼るほうにまわりたい」とギャクなんかとばしていた。因みに、この小広告を貼る子どもたちはバスの定期を持っているんだって。バスで出勤？さて、この“小広告”の内容に“夜総会”（ナイトクラブ）の従業員募集というのがある。この番組では“北京電視台”の記者が「仕事探しているんです」と装い探りに行く。電話した後、来るように指定されたのは、普通の団地の一室。おばちゃんが仕事について説明。“女公関”（“公関=public relation、PR）というのは、お客さんを紹介するから、その人に付き添ってサービスすることだと。1週間で2万元は稼げて、すぐに家や車が買えるようになる。登録したければ“体検費”（健康診断費）286元を支払う。一通り話を聞いて、記者がその一室を出たところで、“公安”が……。また公安より先に記者？記者はおとり？しかも番組放送用に隠しカメラを持って。中国の記者って公安に属すのかと錯覚しそうになるぞー！　で、話を戻すが、このおばちゃんはこの“体検費”（健康診断費）をせっせと騙し取り、100日で4万元稼いだという。“小広告”のコストは1枚0.02-0.03元、人件費は安いし、いろんな支出を差し引いても、かなり儲かる。　いやあ、1日1人が300枚も貼っていれば、あれだけ増えるはずだわなあ。それにしても12-18歳って。普通、学校に行っている年だろーが！教育を受けるより、1日30元もらったほうがいいんだろうなあ。その子の親にしても……。“小広告”の根本的な問題は多方面にわたり、そしてまだまだ時間も必要だと思われる。

  2006年10月13日

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• 病院から薬を盗んで裏ルートで売るin中国武漢

  　1月の“焦点訪談”（というドキュメンタリー番組）。http://www.cctv.com/news/china/20060116/102494.shtml（ここに全部書いてある）去年11月に“湖北省武漢科技大学附属医院”で、11万元（1元＝15円）相当の薬が盗まれた。警察の努力の甲斐あって、犯人は芋づる式に捕まった。中国のこの手の番組で注目すべきはこういうところだ。刑事が車から見張って、これから捕まえようとするときに、その車に、“中央電視台”の記者もカメラを持って乗っていて、捕まえる瞬間までズームアップ！これ他の国にないよね。車の中で記者「目丁了他多長時間了？」（「目丁」で1字。どのくらい張っているんですか）刑事「目丁了差不多有半個月」（2カ月半くらい）刑事「就是那個穿黒衣服，黒皮衣服」（あの黒い服を着た、皮のジャンパーの）記者「走過来那個？」（こっちに歩いてくるあの人ですか）刑事「就走過来那個，那個已経過来了，看見了没有？単独走的那个，両辺望的這個，已経走到那個門口了。準備動手」（そうそう、こっちにくるあれ。きたきた。見えましたか。一人で歩いているあれ、キョロキョロ両側を見ている、あっ、入り口まで来た。Ready，Go！）　ここで容疑者をつかまえる。テレビカメラも追う。これドラマじゃないんだよ。この犯罪グループは計19人で、他省から盗んできて、武漢で売るのが特徴。これまで盗むこと191回、金額にして1000万元を超えるという。やるなー（褒めてる場合じゃないか）。あと、中国ならではの展開は、すでに牢屋に入っている囚人に記者がインタビューできることだ。記者がどんな人に売っていかと聞くと、「李とか張とか言っているけど本名は知らないね。だいたい聞かないし」って。でも中には白状したのがいて、それできちんとした薬局に売っていたことが判明。そして薬局の店長を直撃。これも記者がね。「どうして彼らから買っていたか」という問いに、　因為我們做薬這一行在別個手上拿薬都是普遍的現象，這是市場経済，市場経済在口那個拿便宜、合理，那肯定就在口那拿。我做生意在商言商，肯定是便宜，只要不是假貨就行了，対不対？（薬を売っているこの業界では別に薬が手に入るルートがあるのが普遍的な現象で、これは市場経済なのよ。市場経済っていうのは安くて、合理的なところから買うの。ビジネスはビジネスでしょう。安くてニセモノじゃなければいい。そうでしょう？）　　　↓　あらま、いけしゃあしゃあと。　ほかの薬局でも店長が知らなかったが、店員が買っていたなんていうのもあり。こういうのはホント刑を重くしてほしい。

  2006年10月12日

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• お札に手書きで人名が書いてあるワケin中国

  　中国のお札はとにかく汚い。折れていたり、破れていたり、「これはメモ帳ですか～？」と問いただしたくなるくらい、ボールペンでお札の上に用件が書かれている。今、ここにある“1分銭”（“1分”＝0.15円）には電話番号が書いてある。たまたま電話がかかってきて、急いで番号をメモしなきゃいけないときに、近くに紙といえばこのお札しかなかった。こんなの火を見るよりも明らかだ。　　以前、友人となぜ中国のお札にはやたら人名が書かれているのかと論じ合ったときに、学校の先生である一人が「学校で集金して偽札が出たとき、誰から出たものかすぐわかるから」と述べた。これは説得力がある。先生が「は～い、これから集金しますよ～。お金に名前を書いてない人は書いて！」ってなるんだろうなあ。　あと私の手元にある“1毛銭”（1毛＝1.5円）の上には“4×5＝20　人数63”って書いてある。20と63じゃ、計算は成り立たないので、他の紙幣も使っている？何枚使ってるんじゃ～！ゴルア！　中国人はお札の上に字が書かれていることに慣れていて何とも思わないかもしれないけど、北京五輪まであと2年しかない。こんなの見たら外国人ビックリするよ！これもテレビで「お札に字を書くのは辞めましょう！」って啓蒙したほうがいいんじゃないの？

  2006年10月10日

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• キター！小2で性教育！in北京

  昨晩、娘の静香が突然「“健康”で習ったんだけど、“baba的精子和媽媽的卵子組成一個孩子”」（パパの精子とママの卵子で子どもが1人できる）と。こりゃブログのネタだ！正確に書かなきゃと思い、「もう一回言って」と聞いた。息子の周吾も「今何て言ったの？」静香「周はダメなの！あっち言って！ママにだけ言うから」私「なんでダメなの？」静香「先生が自分より小さい子に言っちゃいけないって言った。パパとママはいいの」私「でも、だいたい意味はわかってんの？先生は何か絵を見せてくれたの？」静香「見せてくれないよ」　この“健康”という授業は週に1回あり、日本でいうと「保健」だな。教科書はなく、「食べ物の好き嫌いはしてはいけない」とか「耳の掃除はしてはいけない」（※）なんていうことを先生が語る時間である。（※耳の中の汚れは自然に排出されるから、耳かきなんかで掃除しなくていいって中国人は言うんだよね。こんな空気中のゴミの多いところで、耳の掃除しなかったら、マジで聞こえなくなるわ！）　それにしても“精子”、“卵子”を学ぶとは。まじめに考えたけど、これ以上は説明できないよなあ。以前テレビで見た中国の親向け教育番組は「性教育は小さいうちから始めてよい」という内容だった。「どうしてトイレは男女に分かれているのか」とか、「どうして女の人の水着と男の人の水着は隠す部分が違うのか」なんていうことから子どもに話せばいいと言っていた。「性教育＝子どもがどうやってできるか」じゃない。その子どもの年齢にふさわしい教育内容があるわけだ。そういう意味で、昨日の先生はなぜ「走った」のか？娘にこれ以上聞かれてもなあ。どの年齢でどこまで話すのか。今7歳だよ。考えたこともなかった。これから考えなきゃいけないのか――なあ。

  2006年10月08日

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• めっちゃむかつく、子どもの習い事in北京

  中国の幼稚園は8時から5時で3食付きと時間が長いが、習い事が任意で選べて、そうするとお迎えは6時になる。幼稚園によって内容は異なるが、うちの息子のところだと、ダンス、チェス、絵画、ピアノ、漢字、計算、武術、ねんど工作がある。ダンナが決めたのだが、息子は毎週月曜日、“千字童”という漢字を習っている。学習ツールとして、大きな箱が与えられた。本のほかに、へんとつくりに分かれたプラスチックの漢字のコマ。組み合わせて漢字が作れるように、点やさまざまな線のマグネット。何が面倒かって、週ごとにこのパーツをいちいち習う漢字に合わせて準備することだ。　　↓“横（紅1個、緑2個）、竪（黄、緑、黒各1個）、捺（紅1個）”〔横画(赤1、緑2）、縦画（黄、緑、黒各1）、左はらい（赤1）〕　　↑ほかに“横折勾”、“竪弯勾”といろいろある。詳しく知りたい人は過去記事参照（http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/6380840.html）私は書道留学していたからね。他の人よりは点画の中国語に詳しいと思うよ。でも、ときどき「あれっ？これは何だっけ？」とわからなくなる。「えっーと、横、折れて、はねるぅ？」。数が多いからイライラする。で、娘に聞くと、彼女は答えられる。この“千字童”のウリは“半年会読書看報”（半年で本も新聞も読めるようになる）。出たぁ～！早期教育。半年でそんな高いレベルに達せるなら留学生、みんな買ってるよ！http://www.1000boy.com/index.asp↑千字童公式サイト。ここでアドレスに注目！「千ボーイ、ドットコム」ときた。「ガール」は無視か。男尊女卑？　うちの息子は半年で20字くらい覚えたかな。おいおい、親がやる気ないとしか言いようがない。これから復習するから。新聞読めるようになる……わけないよぉ！

  2006年09月30日

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• バスはお金使うところ間違ってるよ～ん！in北京

  子どもの送り迎えで毎日バスに乗っているが、超オンボロのくせに、おととしテレビがついた。いや、そんな高級なもの10年は早いでしょう。そんなことより補修しなさい！いろんなとこ。一度、子どもと手をつないでバスから降りるとき、私が降りて、子どもがまだステップにいるのにドアが閉まっちゃった。運転手！目はどこについてんねん！私の手がドアにはさまれたわけだが、隙間があって、はさまれても痛くないとわかっている。私もビビらず、“開門！”ってどなった。はさまれても痛くないドア、他の国にあるだろうか。あとバスの中の広告は病院ばっかりってどーよ。まあお金のあるところから稼いで、バスの修理費に当ててくださいな

  2006年09月29日

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• 文明30秒in北京

  BTV（北京電視台）で「文明30秒」ってやってるでしょう。30秒の漫画で「名所旧跡に落書きをしてはいけません」とか、「窓からゴミを捨ててはいけません」なんていう、レベルの低さだ。オリンピック前に北京市民に道徳教育を！という趣旨がみえみえだが、うちの2人は見るの大好き。君たち！もう十分“文明”（礼儀正しい）なので、「見なくてもよろし！」と言いたい。以前、北京で息子が「トイレ」というので、ケンタッキーに入った。娘は「入り口で待っている」と言って店内に入らない。トイレから出てきたら、娘はなんと来店の皆様にドアの開け閉めをしてあげていた。為人民服務（人民に奉仕）か？帰国して、山手線に乗った。息子は車内に落ちていたコーラの空き缶をご丁寧にも拾った。ホームに出てもゴミ箱がない（今、結構設置してないところ多いね）。階段を上がって、改札口横のゴミ箱まで持ち続け、捨てた。中国人はゴミを平気でそこらへんに捨てる。アイスを食べれば袋はポイっと路上へ。バスでお菓子を食べてゴミを窓からポイっ。そういうのを見て、うちの2人は「ママ！見た？あの人？」って、いちいち言う。そんな騒ぐな！ここは北京だ。これは日常茶飯事だ。　うちの2人の爪の垢でも煎じてはいかが……と北京市政府に提案したい

  2006年09月28日

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• 私の中国語は小学生レベルか！

  ダンナの友達に「あなたの中国語レベルは幼稚園児？小学生？」って聞かれた。私は、もう10年以上中国にいるんだよ！ナメてんのか？と思ったが、よくよく考えてみると、私が中学生のように何でも流暢に複雑な表現までしゃべれるわけないので、「小学生……たぶん」と答えた。娘は小学1年生で1000字余りを習ったが、私が見たこともない漢字もあったね。でも本文はほぼわかるし、四字熟語も「推して知るべし」ってな程度だった。ところが、2年生に以降は、宿題が――解けない。・“加編旁，組詞”（へん・つくりを足して、熟語を作りなさい）。成＿＿＿（　　　　）　→　例：誠（誠実）牙＿＿＿（　　　　）　可＿＿＿（　　　　）　子＿＿＿（　　　　）・“顛空”（空欄を埋めなさい）。↓四字熟語取（　）（　）短／（　）（　）益彰／（　）（　）助長／（　）流不（　）／坐井（　）（　）／徒労（　）（　）・“顛空” ↓数量詞一（　）回声／一（　）星／一（　）広場／一（　）扇子／一（　）布／一（　）被／一（　）腰果／一（　）水井／一（　）葡萄・“多音字組詞”（1つの漢字で発音が2つ以上ある漢字の熟語を作りなさい）例：楽→le（快楽）／yue（音楽）、中→zhong1(中国)／zhong4（中毒）沖／分／還／倒／背／答／教／都／重／為私がわからないの続出。四字熟語はお手上げ。娘と一緒に中国語の勉強する必要あるな。というわけで、私の中国語レベルは小1と認定することにした。

  2006年09月27日

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• 「夢想中国」決勝

  　中央電視台2で“夢想中国”という歌の勝ち抜きコンテストをやっていた。先先週が最終回だったんだけど、あれって3時間番組だったらしい。初めのころの人数が多いうちはいいけど、最後のほうは週ごとに4人が3人に、3人が2人に絞られていくのに、3時間番組――だから必然的に1人が何曲も歌う。　最終回は2人から1人を選ぶわけだが、ならば2人のコンサート状態か？と思ったら、そりゃあいろんな人が歌ってたよ。審査員の伍思凱も孫悦も、全然関係ないのにゲストとしてとってつけたように謝鋒霆や黄徴なんかも歌っていた。それからこれまでドロップアウトしてきた面々もそれぞれ1曲歌う。まさに「総まとめ」って感じだった。　私の予想どおり熊汝霖が優勝したんだけど、英語学科卒でアメリカに3年いたとかで英語がうまい。歌ったのも初めは「My way」←しぶいな。最後はクイーンの「♪うぃ～あ～ざ　ちゃ～んぴお～ん　うぃ～あ～ざ♪」って、自分でもチャンピオンになることを予測しているこの自信（話はズレるが私が初めて聴いた洋楽は、ビートルズでもなくカーペンターズでもなく、クイーンの「バイシクルレース」だった。だからクイーンは好き）。私も子どもたちも今回の参加者の中では熊汝霖が好きだ。だって本当にうまいから。　でも私、今伍思凱に夢中。私の本質はミーハーじゃないし、すぐ飽きると思うけど。この日歌った曲が耳から離れない。動画こちらから↓http://www.cctv.com/life/special/C15495/20060918/102405.shtml　もう20代なんて私の相手じゃないわけよ。伍思凱は私と年も近いし、「特別的愛給特別的イ尓」って題名の歌を歌うんだけど、歌のサビがこのまま「♪特別的愛給特別的イ尓♪」。「特別な愛を特別なキミに」って、そんな赤面しますがな。　この人はこのコンテストの審査員を務めたが、いつも笑顔を絶やさず的確に歌った人を評価する。「ここがいい」、「ここは改善の余地がある」、そして「がんばってください」って。ダンナにはないあのヒトがよさそうな笑顔。たまりません。憧れるわ。えっ？おばさんパワー全開してるって？いいぢゃない！ヒマな専業主婦なんだから。私、3カ月に1回くらい壊れるな。　で、理性を取り戻して、番組の話に戻るけど、「ん～、ちゅ～ごくっ！」って思ったのは、出場者の親が出てくるのよ。ベスト18のうちの1人奚大野はお母さんが出てきて（いくらおばちゃんでも全国ネットなのにノーメイク。ちょっとは気を使えってね～）。「うちの息子は9月5日に東北師範大学に入学を許可されました。みなさん有難う！」。もしかしてこの番組に出たから、大学に入れることになった？　2位だった海鳴威はずっとお父さんに連絡をとっていなかったので、「ここで言いたいと思います。　”baba，我愛イ尓”（パピー、愛してるよ←なんじゃ？この日本語訳）」。そしてボロボロ涙を流す。　途中CMのとき、類似番組（っていうか元祖だな。あっちのほうが→）湖南電視台の超級女声にチャンネルまわしたら、子ども2人からブーイング。「ママ、始まっちゃうでしょう。ダメ」って。超級女声は女ばっかりだし、ずっと見てないから、やっぱり私も見る気にならなかった。　今週から楽しみが減るな。でもこの番組を見ていろんな歌を聴いたことで、中国の流行の歌を改めて聴いてみようっていう気になった。それで久しぶりにネットでいろいろ楽しんでいるよ。中国語の勉強になるわ、マジで。詩的表現とか。http://d.sogou.com/sogou_phb/index.html↑捜狗音楽排行榜（ランキング）（過去記事「中国が法治国家になるまで楽しみたい音楽」参照　http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/17951407.html）夢想中国の上位3人の歌が聴ける（動画）↓1位熊汝霖　http://www.cctv.com/life/special/C15495/20060904/101996.shtml2位海鳴威　http://www.cctv.com/life/special/C15495/20060918/102432.shtml3位黄xin　http://www.cctv.com/life/special/C15495/20060918/102403.shtml写真：スキンヘッドが熊汝霖。時計回りに黄xin、羅永娟、海鳴威。

  2006年09月25日

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• コーラを使った料理in中国

  週末を郊外のアトリエで過ごしているが、そこは北京の東の端にあり、河北省まで車で10分だ。私が留学していたとき、オーストリア人留学生が「夕食を食べにドイツに行くこともある」と言ったのを聞いて、島国に育つ私は「そんなことあっていいのかぁ～」とビックリしたもんだ。今じゃ私が河北省まで出向いて夕食よ。がっはっは～。「北京市→河北省」で甘んじている自分が悲しい（ランクの差計り知れず）。前回行ったレストランは“姜可楽”が1人につき1杯タダ。姜は生姜、可楽は音訳でコーラ。コーラに千切りの生姜を煮立たせて飲むとのどにいいとかいうんだよね。「子どもにも飲ませれば」と友達は言ったが、そんな歯が溶けるもの（伝説？）、子どもに飲ませるかっちゅうの！ところが、うちの娘は「ちょっと飲んでみたい」って。そしておいしいって。だって、これまた無料の“果汁”はジュースなんだけど、サンザシのジュース。うちの子は2人とも嫌い。日本だとジュースっていったら、オレンジやりんごなんかが一般的だが、こっちは梨、イチゴ、キウイ、りんご+にんじんとか、種類豊富だからなあ。まったく！油断もスキもあったもんじゃない！さて、先週うちに来た中国人の友達が腕を振るうといろいろ料理を作ってくれたが、その1つが「手羽先のコーラ煮」。だから、子どもにコーラは辞めてくれって言ってるじゃないか！でも、これまたおいしいって食べてたな。1.　手羽先を水で煮て、汚れを出す（←って彼女は言った。肉は汚いからって。中国人って肉買ってまず水で洗うもんね。私は市場で肉買わないから洗わないけど）。2.　手羽先を炒めて、水、コーラ、八角、生姜、塩を入れ中火で煮詰める。私が「これって中華料理なの？」と彼女に聞いたら、ダンナが「いや、アメリカ料理だろう」って。えっ？アメリカ人はコーラを使って料理するのか？いずれにしてもコーラで料理はあんまりしたくないなあ。

  2006年09月22日

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• 公安！こいつらを捕まえてくれ！（小広告編）in北京

  　放水車を見た。路上じゃなくて、歩道に車があり、そこからものすごい勢いで水が出ている。何をしているのかと思ったら、憎き“小広告”をはがしているのだった。　“小広告”とは街中に貼られている小さい広告。シールになっていて、写真にあるように地面にまで貼られている。これ、貼るときに落ちちゃったんじゃないよ。シールなんだから。歩道橋の階段にも貼られている。汚らしいったらありゃしない！　“小広告”はよくテレビや新聞でも取り上げられていて、“城市牛皮癬”（都市の乾癬）といわれる。つまり「水虫」だよ。これを水の勢いではがす。でも完全にはがれず余計汚らしい。この作業をする人がテレビで「一番困るのは“復貼率高”（また貼る率が高い）」って言っていた。“小広告”の内容というのがこれまたよろしくない。“弁証”（証書を発行）はニセの「身分証明書」とか「大学の卒業証明」なんかを作ってくれる。あと“収薬”（薬を回収）は、「あなたの手元にある期限の切れた薬を買い取りますよ」ということだ。これ全部電話番号が書いてあるんだから、片っ端から捕まえてくれ！うちのダンナみたいな思想犯はほっといて。グローバルな目で見たら、こっちのほうが悪いから。つかまえやすいから。頼むよ、公安。

  2006年09月20日

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• 咳には梨、百合、氷砂糖in北京

  うちの子が咳をしていたら、家庭教師の先生が「知っているかしら？“梨と“百合（百合の根）を煮て、“氷糖を入れるの」と。これ中国人がよくいう。以前スーパーで咳して、知らない人に勧められたこともあった。「あなた、梨屋？」って聞かなかったけど……。同じ団地に住むおばちゃんなんかにも「いいわよ」って言われたことがある。でも、分量がわからない。先生に聞いても適当って。だからネットで調べてみた。「結核の治療薬が発明される以前、百合の根を中心にした弁証処方で多くの結核患者の命が救われていた」←おお！百合の根、侮れない！「姫のやまいを治そうと思えば、黒い花の咲く百合の根をせんじて飲ませるがよい」（大分の民話）←わけわからん！それより分量を……。あった、あった。http://www.buddhismcity.net/prescription/details/20668/百合梨汁湯“佛教城市”（仏教都市）　　↑これって仏教のウェブサイト。このサイトを見るのも最初で最後だろう。仏教――宗教関係全くわからないし。先生が「薬なんかよりこっちのほうがいい」って。そのとーり。普段、自然の物を摂取して、こういうもので体を整えていくのがいいと思う。材料：百合30g、川貝粉5g、梨2個、氷砂糖適量作り方：梨の皮をむき、小さく切り、百合の根と一緒に容器に入れる。川貝粉を混ぜて、氷砂糖と水適量を加え、せいろで蒸す。私は煮るのしか聞いたことがないけど、ここでは蒸すと書いてある。ダンナに聞いたら、「そうだよ。蒸すんだよ。梨から水分が出るからそれを飲む」って。さて、この“川貝粉”だが、薬屋にいったとき聞いてみたら、“10支36元”（1元＝15円）で売っていた。“支”ってことは1本ずつ粉が入っている？“川貝粉”の実物は見たことがないが、うちに液体の“川貝”がある。その名も“京都念慈菴蜜煉川貝枇杷膏”（なぜか香港製）。これ北京に住む人なら結構持っているかも。この“川貝枇杷膏”のテレビCMで、“孫楠”という歌手が“♪イ尓快回来～♪”って歌っているので、うちの子どもたちはのどの調子が悪いと、「♪イ尓快回来～♪飲みたい」っていちいち歌って訴える。この歌いいよ。カラオケで歌いたい。↓ここから選んで聴いてちょーだい。http://d.sogou.com/sogou_phb/bangdan2_4.html21. 孫楠→イ尓快回来だからね。

  2006年09月19日

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• この車はナンバーなくていいわけ？in北京

  これ大学の中で撮った写真なんだけど、ナンバーの代わりに（？）、“校園巡邏”（校内巡回）と書いてある。何これ？校内のみ走れて、校外に出てはいけない？公私混同しないように（学校の車を私用で使わないように）考慮されている？

  2006年09月18日

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• これでも抗日教育をしているというのかin北京

  中国にある子どものじゃんけんみたいなので、“手心・手背”というのがある。“しょーしん・しょーべい！”と言って、一斉に“手心”（手の掌）か“手背”（手の甲）を出す。これを外で聞いたとき、娘が「これ続きがあるんだよ」と教えてくれた。“手心手背、狼心狗肺、日本投降、中国万歳”（狼心狗肺は読んで字の如く、狼の心で犬の肺＝残忍な人、極悪非道）私はこの“狼心狗肺”まで聞いて、「おいおい」と思ったが、“日本投降”ときて、「おいおいおい」、〆が“中国万歳”なので、「おいおいおいおい」だ。私が「そこで静香が日本人だからってクラスで何か言われないの」と聞いたら、「静香がいたら歌が変わるの」。“手心手背、狼心狗肺、中国投降、日本万歳”聞いて涙が出たよ。すばらしい（いや、ここ褒めるところじゃないな）。娘はまだ小2だけど、子どもの抗日意識はこのレベルだよ。そういう教育してないからね。日本では「幼稚園から抗日教育して」って紹介するでしょ。うるさいんだよ、まったく！まあ高学年、中学生になったら、こっちが困るくらい教育されて、「低学年はよかったよなー」ってなるのか。追って報告していくわ――ってこのブログ何年続くのか？

  2006年09月15日

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• 「本日のなんじゃこりゃ～」はこれに決定！「あつい」in北京

  娘から「ママ、これ先生が……」と渡された一枚の紙は「北京に味噌汁は売っていますか？」という質問状だった。娘の字なんだけど、先生から聞かれたことを忘れないようにメモったものらしい。私は考えた。先生はどこかの日本料理屋で味噌汁を初めて飲んだ。おいしかった。北京で売っているのか？生徒に日本人がいる。聞いてみよう。たぶん日本の輸入食品を扱っているところなら高い値段で売っていると思うけど、高すぎる。今は中国で生産している味噌が北京で12元（1元＝15円）で手に入るし、ほんだしもこれまた「上海味の素」が作っているものがある。これならかなりの量が飲める。先生に野菜を煮て、味噌とほんだしも入れてと教えないとなあと考えていた。そこへなんと！“有情況了”（よく刑事が取調べをしているときに、別の刑事がやってきて、新しい手がかりか見つかったか何かで「事態が変わった」っていうとき小声で言うな）太平洋百貨のスーパーに行ったら、この「あつい」が9.8元で売っていた。3人分しかないけど、味わうだけでいいかと娘に持たせた。すると、意外なことにご丁寧なお手紙が……。便箋2枚にびっしりの文字。味噌汁の感謝状？担任でなく、音楽兼「品徳与生活」（与はand）の先生なんだけど、“感謝nin能給我与nin交流的機会”（私との交流のチャンスを与えてくださってありがとうございます）。ナヌ～？味噌汁で交流～？このあと、娘について、「おとなしい」とか「手先が器用だ」とかいろいろ詳しく書いてある。「どうにかしゃべらせようと、いろいろ話しかけて、この味噌汁はひとつ話題であった」と。「正直言って、本当に味噌汁を持ってきたのには驚き、感動しました」ときた。そして、「今の性格を基礎にさらに上に上がっていくと信じています。ご安心ください」と結んであった。中国の先生は本当に熱心なのよ。この点、心から安心している。それにしてもこの「あつい」はね。みなさん、意見もあろうかと。

  2006年09月14日

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• 中国の小学校の父兄会はこうだっ！Part1

  娘の学校の“家長会”（父兄会）に行った。全校挙げての“家長会”で、それぞれのクラスの自分の子どもの席に座る。まずは放送で“校長講話”。「台本があってそれを読んでます」って感じなんだけど、その話し方が何に似ているって、北ちょーせんのアナウンサー。あれほど抑揚はないが、なんだか思い出したぞー！一般的な話で、あまりにもつまらないから、ブログの原稿でも書いてようかとまじめに思ったくらいだ。話すこと17分。この校長の話とは打って変わって、次の英語の先生の話は生きていた。23分しゃべったんだけど、まずは学年ごとにその学習の特徴と家庭での学習方法、そして成績のいい子の名前を発表（各学年10-20人）。6年生に言及したとき、「中学受験をする生徒もいますが、入試テストはただ単語を書くとか、中国語訳、英訳だけでなく、たとえば“喬丹”という人名があって、その人について英語で説明しなさいといった問題が出ます。英語ができるだけではダメなんです」と（“喬丹”はマイケル・ジョーダン）。　6年生では新しい文法は習わないという。つまり5年生までで小学校の文法を終えてしまうわけだ（小1で漢字を千字以上習う国だからね）。このあと、先生は“挿班生”（転校生）について話した。北京に転校してくるということは、だいたい北京より学校教育のレベルが低いところから転校してくるという意味だ。日本の小学校じゃ全国、学校で教える内容はそんなに違わないが（学校のガラとか先生の質を抜きにして）、北京と田舎は格段の差がある。先生は、「“挿班生”は以前の学校で英語をしっかりやってこなかったので、特にしっかり勉強してください」と強調する。そして、これまた1人の生徒の名前を挙げて、「“李某”はこの夏転校してきて、今2年生ですが、前の学校で英語を勉強したことはありませんでした。ローマ字から学び始めて、最後の小テストでは80点をとりました。他の子にしたら80点は決していい成績でありませんが、この子にしたら目覚しい進歩です」。これ日本の学校教育に慣れているお母さんが聞いたら、違和感あるでしょう。全校の父兄に話しているわけだから。私は子どもの成績発表に慣れているけど、この“李某”のお母さんってどう思うのかなと考えた。「褒められてうれしい」と素直に感じていると私は察する。（続く）

  2006年09月12日

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• 中国中央電視台でストリップ

  去年の内容だけど。“焦点訪談”っていう夜7時のニュースのあとのドキュメンタリー番組。お題は“集市驚現脱衣舞”（市場にナント！ストリップ登場！）テレビで見た画像あり。↓http://www.cctv.com/news/china/20051216/101834.shtml舞台は山東省の片田舎。そこで“色情表演”があるという。これなんて訳すの？「お色気ショー」かな。テントが張られた特設舞台に、7.8人女の子が並んでいて、寒いから膝まであるダウンコートを着ている。ノリノリのリズムに左右に揺れている。踊っているんじゃないね。揺れているだけ。露出狂のように前をパカっと開くと、黒の下着。それをまた脱ぐらしい。入場料7元（1元＝15円）。他の国ではありえないのは老若男女、赤ちゃんを抱えている大人まで入場。「自分が見たい。でも子どもを預ける人がいない」。私はそう解釈する。CCTV（中国中央電視台）の記者が「私は“一個群衆”ですが……」と現地の政府に通報。「それは派出所の管轄だから」とあしらわれる。記者がわざわざ派出所に出向く。“値班”（当直）の公安職員が「毎日巡回してますが、何もないですよ」と返事。ところが、そのあとストリップ劇場に戻ってみると、その公安職員が見物にやってくる。因みに私はこの番組をブログのネタにと、メモしながら熱心に見ていた。子どもがいろいろ聞くので、説明した。息子「あの“警察”、メガネかけてるよ。おかしいんじゃないの？」私「うーん。“弁公”（事務）の人かなあ」いやあ、確かにおかしい。これは市場の中にあるのだが、外で野菜を売っている人に直撃！記者「有幾天了？（もう何日やっているの？）」村民「7天。我聴説這是演的那個。（7日。中でアレをやっているらしいよ」記者「演脱衣舞？（ストリップ？）」村民「対，脱光光的（そう、全部脱いじゃうの）」　いや、私のブログの路線はこうじゃないぞ――まあいっか。続ける。　他の村民にインタビューすると、「影響下一代（次の世代＝子どもに影響する）からよくない」と模範的な回答。〆は“発展農村経済，不能靠這種低級庸俗的表演”（農村の経済を発展させるのに、このような低俗なショーに頼ってはならない）だった。

  2006年09月11日

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• こんな電線、私は許さん！in北京

  外を歩いていて、「えっ？タイヤ？」と首をかしげて近づいたら、なんと長すぎる電線。長すぎるからグルグル巻いて、その重さで垂れ下がるといけないから（？）、金具で留めている。あれっ？でも金具は上の電線につながってないよ？長さを計画的に用意できなかった？それとも近い将来、ここから別の方向に張りめぐらす？よくわからないが、私が怒っていることは確かだ。

  2006年09月09日

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• 北京に溶け込む私

  バスに乗ったとき、乗客A「（運転手さんに）○○西口はまだですか？」私「アイヨ！坐反了（反対に乗っちゃたんですね）」乗客B「坐反了」乗客C「イ尓坐反了」運転手「次のバス停で降りて。向かいにバス停があるから、そこから乗って」次のバス停で偶然みんな降りた。乗客B「もうここまで来たら37番のバスに乗ったほうがいいから」私「802番でも行けますよ」乗客A「謝謝！謝謝！」誰も私が外国人だと知るまい。

  2006年09月08日

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• 今朝の朝食「battle with 姑」なぜか今ごろ回顧編in北京

  私は一時期、朝食が毎日毎日サンドイッチだった。昼・夜にパンを食べることはない。でもパンは食べたい。一回食パンを買ったら、あるから食べる。トーストだと物足りない。朝もちょっとでも野菜を取りたい。それで決まってサンドウィッチだった。私は姑（以下ばあさん）と5年同居していたが、ばあさんが北京を離れて3年がたつ。久しぶりに北京に来たとき、それは甥（ダンナの従弟）の結婚式に出席するため。ばあさんが広州から列車に乗ること24時間。北京に朝8時ごろ着いて、結婚式場へ直行。しかも預かっている娘の子どもを連れて。なぜ飛行機に乗らなかったかというと、その子どもの戸籍が見つからなかったから（失くした？）。中国は飛行機に乗るのに、国内線でも身分証明書がいるからね。日本みたいに偽名では乗れない。外国人で、ビザの延長手続きをしている人が急に地方へ飛行機で出張に行くことになったけど、パスポートを公安に預けているから、行けないという話しを聞いたことがある。いくら寝台車といっても、体は疲れているだろうに、ばあさんは駅から直行で披露宴参加。で、私は同じテーブルに座ったんだけど、式が終わり「さあ帰りましょう」というとき、“打包！”って。余った料理を持ち帰ろうと。ダンナは「お母さん、辞めてよ」と言っていたが、「もったいないでしょ！」って。私、持たされたよ。すごい量だった。結婚式だから、親戚がたくさん北京に集結したわけで、夜はまた集まって外食だった。ばあさんは北京に来たら迷わずうち（次男のところじゃなくて長男の、つまりうち）に泊まる。翌朝、私のそれまでの楽しいステキな朝食がぶち壊し。毎日サンドウィッチ＆コーヒーという、「脱亜入欧」の食生活を“地地道道的中国早餐”（典型的な中国の朝食）に変えられてしまった。私が子どもを幼稚園に送って帰宅すると、食卓にはばあさんが早起きして朝市で買ってきた“豆漿”（豆乳）と “饅頭”（肉まんの肉なし、もっと密度が濃い、詰まってる感じ。私は好きじゃない！）、そして結婚式で“打包”してきた油ぎった数々。朝から油攻撃か。泣いたよ、心で。でもばあさんは私が毎朝、パンを食べていることを知っている。ばあさんが何を出そうと、横に「私はこれなのよ！」とパンを並べたりするからだ（一種の意地？）。その次の日。ばあさんは私に気を使ってパンを買ってきた。そして“還有果醤”（ジャムもあるよ）と。“果醤”は字のとおりで、“果”は果物、“醤”は味噌とかジャムとかペースト状のもの。だから私はジャムを買ってきたのかと思った。ところがそこで出されたのが、ケチャップ。おー！予想外の展開だ！確かにケチャップも“果醤”だ！ちょっとぉ！食パンにケチャップをつけて食べるの？この朝も泣いた。ばあさんは私がホットドックを食べているのを見たことがある。そりゃあ、ケチャップ必須だよ。でもキャベツとソーセージを“給我！”（give me!）と叫びたくなった。あらまっ！今、ナントばあさんから電話が。えっ？ここに隠しカメラある？ってばあさんは日本語わかんないっちゅうの！「今、テレビを見てたら、フランスで子どもが犬に噛まれて大変なことになったって。子ども達はこれから犬と遊んじゃいけないよ！」って。長距離電話は高いので、用件だけ言ってすぐ切るんだよな。しかし、ビックリした。ばあさんネタ書いているときに、めったにかかってこない電話。「因縁」？いや、言葉が悪い？「偶然」っていうんだな、正確には。

  2006年09月07日

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• 中国の幼稚園の参観日（子どもはよく発言する編）

  息子の幼稚園はクラスに35人くらいいるが、先生は3人いる。どこの幼稚園もたいていそうだが、2人が正式な先生で、1人が“保育員”といって幼児教育の資格はないが、子どもの身の回りの世話をする。英語が終わって、クラスは“星星組”（星組）と“月亮組”（月組）に分けられた。教室に部屋が2つあり、子ども達はそれぞれの部屋に分かれ、先生も1人ずつに。子どもの数が多いから、同じ内容をわざわざ分けて、2人の先生が同時進行するわけだ。こんな面倒なことをするのには頭が下がる。子どもの数は少ないほうがよく目が届くし、父兄としては有難い。ここでピンイン（中国語の発音ローマ字表記、李はliなど）の勉強。以前書いたが、中国人の子どもはやかましい（http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/5924884.html　「中国人の声がデカいわけ」参照）。でも最近、先生は「叫ばないで」って言うようになった。“イ尓的手代表イ尓的嘴”（手が口の代わりですよ）と言い、発言したいときは手を上げなさいと指導！すばらしい！こうでなくっちゃ！やかましくてたまらんからな。先生はまずピンインの書かれたカードを出す。そのそばからもう子どもが「それは何ですか？」。先生はまた“イ尓的手代表イ尓的嘴”と。そしてどんどん手が挙がる。「今日は何を勉強するんですか？」「その箱の中の物はなんですか？」「ゴムで縛ってあるのには意味があるんですか？」。先生がしゃべる前から質問攻めだ。因みに「その箱の……」はうちの息子が言ったんだけど、中国人の子はとにかく積極的だ！幼稚園の参観日にいくたびに、中国社会の縮図を見る気がする。おとなしい子ども、そりゃいるよ。でも少ない。おとなしかったら埋もれちゃう、損しちゃう。日本人も日本にだけいるならいいけど（少し変わってきたとは思うけど）、国際社会とかいって、外国ともつきあうんだから、しっかり発言しないとね。

  2006年09月06日

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• 中国の幼稚園の参観日（英語の先生攻撃編）

  幼稚園の参観日というのは年に数回あるが、長くても2時間くらいだった。ところが今回は8時半から12時。親はみんな共働きだから、仕事から抜けられるように時間に融通を持たせたのかとも思った。3時間半は長すぎる、どの時間帯に行こうかと迷っていたら、朝送りに行ったとき先生が「8時半から9時は英語です」と。英語、見てみたい！それで早くから出向いた。英語の先生は担任の先生ではなく、専門の先生が来る。アイドルみたいなとっても可愛い、いかにも保母さんですよといった感じの先生。頭のてっぺんから出ているような高い声。中国の子ども番組のお姉さんがこの手の声だ。さて、先生は動物の絵の描いてある大きなカードを出して、子どもにしゃべらせる。“Big Piggy Swimming.”「形容詞＋動物の愛称＋動詞」シリーズらしい。これ文法的に合ってんの？参観は12時の昼ご飯を食べるところで終わったんだけど、11時頃、会議室に父兄が集められて、担任の先生からお話が……。今こんな勉強をしているとか、「1+1＝さえできない子がいて困ります」とか。そして何か幼稚園に対して要望はと聞いたら、父兄による英語の先生攻撃開始。まずは、早口で子どもは聞き取れないのではないか？それから中国語ばかりしゃべって、英語が少ない。発音が悪すぎる。子どもに教材を持たせないのか？去年の年配の先生はよかったのに、辞めたのか？ここに英語の先生がいなかったからよかったけど、いたら絶対泣いていたな。怖いぞ、父兄。担任は必ず本人に伝えますと。私は幼稚園の英語教育にそんなに期待していないんだけど、中国人はすごい！「小さい頃の発音が悪いと大きくなってなかなか直せない」とか言って。熱心さでは負ける。別に負けていいんだけど。望んで負けるわ！

  2006年09月05日

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• 出たぁ～！中国のシ～クレット・ブ～～ツッ！

  　中国のCMって面白い！いつも「これネタじゃん！」と私を喜ばせる。　その名も“増高鞋”。中国語の“鞋”は靴、中国語でいう“靴”はブーツのこと。　スタジオは「クイズ番組ですか？」ってな感じで、司会者と解答者、じゃなくて背の低い男の人たちが並ぶ。ここにいる人たちは“抬頭族”と言われている（“抬頭”は頭をあげる。背が低いのでいつも顔をあげている）。「4年つきあっていた彼女の両親と会って、別れました」、「商談に失敗します」。商談と背は関係あるのか？　ここでキッパリ“1ｍ7以下没面子”（170cm以下はメンツがない）とアナウンス。そして会場の1人がナント「10秒」で背が伸びる。その秘密とは“増高鞋”！！　「外から見てもわかりません」。わかったら困るわ！この“増高鞋”のおかげで背が7cmも伸びる。　ここで質問。「私は水虫なんですが、通気は大丈夫ですか？」→「大丈夫なんですねえ」。牛革で質がいいと強調。　これ外にいる分にはいいよ。ヒトのうち行って、スリッパに履き替えてくださいってことになったらどうすんの？あらっ？なぜこの人は家に入ったら7cm低くなるのかしらって。　私は本気で悩む人たちのためにまじめに考えた。靴じゃなくて、靴下にすれば？スリッパに履き替えても大丈夫な靴下の中に上げ底を入れる。おー！“好主意”（Good idea）！特許とろうかな。　中国語でググってみたら、あるある。↓CMのと別物だが、http://www.21pixie.com/　　中国のホテル、レストランでの従業員募集条件に、女性は1ｍ60以上ってあるよね。私がもし働くことになったら、買って身長をごまかそうかな。

  2006年09月03日

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• 中国に内弁慶はいない？

  子どもの小学校の先生から呼び出されて、出頭してきたことがあった。担任の先生は“班主任”っていうんだけど、“班主任”ではなく、別にまた“主任”がいる。職員室に呼ばれて、“主任”が話し始めた。とにかく静香は全然口を聞かないが、家でもしゃべらないのか。自閉症ではないか。今は低学年だけど、今解決しておかないと、高学年になってからでは遅い――と、こんな話だった。中国では「おとなしい子」では済まされない。これもし日本の学校に行っていたら、静香は全然問題なく、先生もなんとも言わないと思う。｢おとなしい｣――これも一つの性格でしょ。でも、中国では違う。他の子と同じことが要求される。静香は「おとなしい」というよりは「内弁慶」だ。私は“主任”に「学校ではおとなしくて、家では活発。そういう子は中国にいないんですか？」と聞いた。“主任”はハッキリ「いません」って。「内弁慶」っていう概念ないの？中国には？“主任”が「1年生のときにも言われたことないんですか？お母さんはどう思っているんですか？」って。「おとなしい性格だと思っていますし、別に問題ないと思います」ってうっかり言っちゃったら、“主任”は慌てて「これは大問題だと認識してください」って。とにかく静香が特殊であると連発する。今日家に帰ったらなぜ学校でしゃべらないのか聞いてください。先生が嫌いなのか。友達にイヤな子がいるのか。そんなこと言われたって、家で聞いているから、私はわかっているけど、先生も友達もイヤじゃない。小学校は楽しく通っている。中国語より日本語のほうができるから、言葉のハンディはあるし、中国人の子みたいにベラベラしゃべるのは難しい。もうどう言われても、「楽しく行ってるからいいんじゃないの？」家では「♪しかえしとおかえしは似てますよぉ～　おしりとおわりは似てますよぉ～♪」って踊りながら歌うんだよ。いわばシンガー＆ソングライター、それに加えてダンサーだよ。心配ない！私も小さいころ内弁慶だったから、よくわかる。先生がいろいろ聞いたら、ハキハキ答えてね。できる限りでいいから。そうじゃないと、先生がほおっておかないからさあ。

  2006年08月30日

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• 子どもをブロガーにしたことをちょっと後悔

  うちの子どもたちもブロガーであることは書いた。（http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/17928920.html）。訪問者も増えて、ファンも現れ、トラックバックもされた。子どもたちは私のブログの更新頻度がわからないから、「ママ、ブログにこれ載せて！」と言われても、「ママも書いてないのに、そんなヒマないよ」とごまかしているが、3人更新するとなったら、もう大変。ログアウト→ログイン→ログアウト→ログイン……。気がついたら、娘の名義で他人様のブログにコメントしそうになってしまう。静香「周吾のところに何か書きたいんだけど」私「なんて書くの？」静香「あのウルトラマンの絵、上手じゃないから、『体が小さくて、顔がおっきすぎるよ』って書いて！」周吾「じゃあ、周も静香のところに書く」私「なんて書く？」周吾「ありゃまあ、なんじゃ、この絵は？」ブログ上で兄弟の罵り合いは辞めなさい！そう言いつつ、「最後だからね」と字を打つまじめな母。静香「ママのところにも書きたい！」私「なんて書くの？」静香「ママばっかり写真が多くてずるい！」そんなのここで私に直接言えば済むことでしょ！オンラインを通すな！単なる親子の会話だっちゅうの！ヒト様に見せる内容か！周吾｢ママのところに『ママ好き！』って書いて！｣「ママばっかり写真が多くてずるい！」、「ママ好き！」、字を打ちましたよ。「内緒」で。ヤフーのブログには内緒という機能があって、これなら他人が読まなくて済む！しかも本人が一回みたら、それで気が済むらしいので、早速削除しておいた。静香「あの～、アバター換えたいんだけど……」私「ママはそんなヒマありません！」　子どもたちには私がずっと更新してないことになっている。たま～～～にしてあげるよ、キミたちの更新！静香：静かな女の子：http://blogs.yahoo.co.jp/sizukanaonnanoko周吾：あばれんぼうのおとこのこ：http://blogs.yahoo.co.jp/abarenbounootokonoko

  2006年08月29日

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• 21時、家族4人で「児童医院」へin北京

  息子が発熱で家で薬を飲んでいたが、一向に治る気配がない。さらに娘までが発熱。「2人そろって38度でーす！」って、まいったなあ、もー！昨晩、ダンナが帰宅するなり「病院に行こう！点滴したら治るのも早いし」と。中国では熱が出るとすぐ点滴を打つ。日本じゃ、そんな安易に打たないよね。こっちは｢点滴はすぐ効果が現れる｣という理由で、子ども病院の点滴室はいつも満員御礼。昨日は晩御飯を食べて一休みして、それから家族総出で、“雅宝路”の“首都児科研究所附属児童医院”へ行った。北京に大きな子ども病院が2つあって、西なら“月壇公園”の近くの“児童医院”、東ならココ。この病院は休みなし。夜は急患扱いになるけど、それでも“挂号費（診察料）”7元（1元＝15円、昼間は5元くらい）。人はたくさんいたが、夜だからそんなに待たず診てもらい、採血して「2人とも点滴するほどひどくない」ということで、薬を出してもらって帰宅した。中国の病院の面倒なところは、まず会計。薬をもらうにも注射するにもまず会計。北京は近代化されたけど、以前はたとえば点滴を3日することになったら、その薬を先に買って、その薬を自分で保管しておくなんていうことがあった。あと今は減ったけど、ゴミ箱におしっこする子ども。親が「あー！間に合わない。ここにしなさい」って。ゴミ箱にするならまだいいが（本当はよくないけど）、その横（つまり床）にしちゃう子もいたなあ。親が悪いよ！この“児童医院”は2年前に改装したので、比較的きれいだが、玄関ホール（両端が会計と薬をもらうところ）の電気が消されている。ベンチには横になっている人もいる。24時間開いているし、寒くないし、ここに住んでいるのか？ここは北京駅じゃないんだよ！（上野駅だって住んでいるみたいな人いるでしょ）北京駅よりきれいで快適だから、賢い選択？父兄かどうか見分けがつかないところが問題だ！

  2006年08月28日

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• 一休さんとおっぱいときょうだいといだぱとっin北京

  　幼稚園の参観日があったとき、最大の収穫はこの子のジャケット。一休さんのジャケットって、日本だったら欲しくてもまず手に入らないだろうなあ。　で、一休さんの絵の下に「おっぱいときょうだいといだぱとっ」この最後の「と」が小さいがそんな字は打てないぞ、私。息子のクラスの半分は私が日本人だと知っていると思う。「これどういう意味ですか？」って聞かれたらとっても困る。「いだぱとっ」は何と間違えているのかこの私でも想像できない。　そのほか、うちにあるお菓子で、　「こころこめて制作しうすい塩味クッキです。口中にはいって、とってもスムース感じので、やめられない」（←そんなんじゃ、やめられるぞ！）　「すこしずつ味わいに値します」（値しないぞ！）　これ機械翻訳でしょ。まあそれ以下ともいえる。こういう誤植は大都市ではずいぶん減ったけどね。今でも地方のほうがずっと多いはず。

  2006年08月27日

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• 他人の通帳を勝手に作った幼稚園in北京

  去年の話だ。子どもの通う幼稚園で保育料を支払う場合、以前は月末に幼稚園にある会計室に行って、支払っていた。因みに1カ月320元（うち100元が食費。1元＝15円）。北京市内の幼稚園にしてはかなり安い方に属する。それがある日、子どもを迎えに行ったら、先生が突然「今から通帳を渡します。これからは保育料を毎月25日までに郵便局に払いに行ってください」って。通帳は子どもの名義。さらに「暗証番号はクラスの先生に聞いてください。自分で換えてもいいです」と。私、笑ったよ。そんな、他人の通帳を勝手に作るかあ？事前に断りもなく。毎月郵便局に行くのが面倒なので、3カ月ずつ納めていた。ところが、その通帳をダンナがなくした。25日まで郵便局に支払わないと、「来月からは気をつけてください」と言われるが、会計室で払えることがわかった。で、半年幼稚園で払っていた。でもそんな人が多くなったのか、「25日までに郵便局に支払わない家庭は、会計室から郵便局に確実にお金が入るまで、子どもは自宅待機」（つまり通園されては困ります）という貼り紙が。そこで私が慌てて、会計室に「失くしました」と。そしたら、自分で郵便局に行って“挂失”（紛失届け）しなくちゃいけないって。「子どもの戸口簿（戸籍簿）を持って子どもを連れて口座を開いた郵便局に行く」。えっ？子どもをわざわざ連れて行くの？子どもは関係ないでしょ！いや、関係、大いにあるか。「そもそも勝手に通帳作るなよ！」と言いたいが、「なくすなよ！」と言われたら、立場がないので、おとなしく郵便局に行った。

  2006年08月26日

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• このブログ、夏休みいただきます

  帰国すると忙しい。日本なんてまともな国にいたらネタ減るわ！「みどりの果敢な東京生活」、ありえない！というわけで、しばらく夏休み、いただきます。ヤフーはたぶん頻繁に更新すると思う。よろぴく。http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/

  2006年07月25日

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• ブログの訪問数を増やすために

  　中3のとき、進学塾に通っていた。寺子屋といってもいいような小規模の塾だった。そこで作文の指導があって、「最も感動したこと」という題で作文を書く宿題が出た。　15歳に「感動」という言葉は重すぎる。「感動」って言われたって思いつかない。それで無理やり「クラシック音楽を聴いて感動した」という内容を書いた。書き出しは「私が最も感動したことは……」。なぜそんなことを鮮明に覚えているかというと、先生に一番悪い例だと批判されたからだ。　そのとき同じクラスに「ほんのささいなことである」で始めた子がいた。「感動」と「ささいなこと」は全然違う意味だけど、そんな中に感動を見出した。その点がうまいと先生はものすごーく褒めた。　私はここから多くを学んだ。今考えれば、私の書き出しはダサすぎた。題に「感動したこと」とあるのだから、重複するべきでない。本文に一度も出てこなくてもいいくらいだ。原稿用紙は400字しか書けないのだから、無駄は省く。　他人のブログを読むと、「私ならもっと削るな」ってよく思う。いや、だいたい私、長いの読まないよ。その点、雑誌の文章なんかだとプロが書いているから、「『起承転結』にしっかりなっているな」とか、「終わり方がうまい！」と私をうならせる。　私が気をつけている2点。1.　面白いネタを書くこと。外国にいるだけでネタはあふれている。その点で有利。2.　読ませる文章を書くこと。私だってプロじゃないから毎日それを高いレベルで維持するのは難しい。でも少なくとも「今日感動したことは」で始まる、小中学生の作文のよりはずっと読んで楽しい文章を書いてきたつもりだ。　私は訪問者を増やす努力をしている人たちを知っている。うちの子どもたちはヤフーでブログを開設して記事を書かず宣伝もせず2カ月そのままにしてあった。でもその間になぜか訪問者というのがいる。履歴が残るから、「いったいどんな人がこんなところへ？」と見てみると、訪問者数が数百人！ブログの端にある「最近のコメント」がすべて｢履歴からきました｣。すごいね！好きな分野とか関係なく、他人のところに訪問しまくり、自分のところにも来てもらう。そんな人が1人や2人ではないのだ。　いろいろ努力はあれど、私はもっと読ませる文章を書くために、いろんな人の本でも読むかなあ。

  2006年07月23日

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• 13歳が24階から飛び降り自殺in天津

  去年の報道番組で「13歳の男の子が36時間ネットゲームをやり、24階から飛び降り自殺をした。その親がゲーム販売会社を訴えた」というニュースがあった。http://cn.tech.yahoo.com/050530/466/26znc.html　(ヤフーの中国語ニュース　昨年5月の記事)この中国語の原文を全部読んで皆様に訳すほど、私に慈悲の心はないよ。一部ピックアップすると……。（この飛び降り直前を目撃した掃除の人が）“我従来没看見過這様一種奇怪的自殺，設計好那麼標準的飛天姿勢，而且帯着笑臉，毫無痛苦！”（こんな変わった自殺は見たことないね。飛ぶ格好までちゃんと考えて、しかも笑顔で、全然苦しみがないなんて）。この子はゲームに出てくるヒーロー3人に会うと行って飛んだ。4ページにわたる遺書に「僕はゴミだ……友達は3人……この3人に会いに行く」と。小学校のときは成績がよく、中学は進学校に進んだが、ネットカフェに通うようになり、成績は急降下。　ここの父親の言い分は――外国ならゲームのパッケージに｢未成年は遊んではいけない｣と書いてあるのに、ここには書いていない。それでうちの子を自殺に導いた――と。　ちょっとこれって……。私がこのニュースを見たとき、まず親の顔が見たいと思った。そしたら願いが叶ったか、父親が出てきた。よくもまあ顔をさらけ出せるなと思った。だって、親の責任でしょ。ここまで来てしまう前に親としての義務を果たさないと。日本でも今の子はみんなゲームをやっているんでしょ。中国は日本ほどは普及していない。もっと健康的な遊びをしようよ。うちの子なんか、宿題に終われて、テレビ見る時間さえないよ（それはまた別の問題だな）。こんな時代だから、アナログゲームの普及を願う。

  2006年07月22日

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• 中国が法治国家になるまで楽しみたい音楽

  以前、北京に旅行に来た知人に「中国の人は今どんな音楽が流行っているかどうやって知るの？」って聞かれた。昔でいう「ザ・ベストテン」、今でいう「ミュージックステーション」みたいに、今まさに流行っている歌を歌手がスタジオで歌う番組はない。理由は――高くつくじゃん！そんな予算ありましぇーん。私はこの10年くらいほとんど音楽を聴かなかった。それは人間として欠けているものといっても過言ではない。スーパーのCD売り場に流れている音楽、CMに使われている音楽を聴くと、「いいな」と思ったことはある。でもCDも買わない。そんな私に契機が。この人のブログだ。　　↓「北京で起業した総経理（社長）のブログ」の「日本在住の華流ファン、そして中国語を勉強している皆様へ、こんな便利なサービスをご存知でしたか？」http://www.blog-grandslam.com/archives/50192631.html中国の音楽がバンバン無料でダウンロードできるのは知っていた。この9月にはソニー、ワーナー、EMIなんかが中国最大のサーチエンジン「百度」を訴えたとニュースになったばかりだ。で、このブログの紹介にあったサイトの“音楽排行傍（音楽ランキング）”（http://mp3.music.sohu.com/top/）を開く。手っ取り早く今中国で流行っている曲がわかるのは“TOP金曲”（ http://mp3.music.sohu.com/top/b226026328.shtml）。　歌詞があるから、中国語の勉強になるよ。あらっ、ここになぜか「Yesterday once more」。カバー曲？それとも無許可のパクリ？そして開くと、なんだぁ～！ホンモノじゃ～ん！えっ？いいの？中国人の歌はいいとして（本当はよくないか）、カーペンターズ様までぇ～？まあいいや……と聴いてみた。おいおい歌詞がないよ。貴方、英語苦手？　ここで私はさらに“日韓流行排行傍”（日本と韓国の流行ランキング”http://mp3.music.sohu.com/top/b226028153.shtml　）に注目したい。　　想像に難くないが、“化学超男子”とはケミストリーのことだ。あと、ひらがなの名前が勝手に漢字になっているし……。「お原いダーリン／酒井法子」←おはらいするな！小田和正の“東京愛情故事”はそのまま訳したら「東京ラブストーリー」。曲名としては違うでしょ！「ラブストーリーは突然に」だったら“愛情故事突然来了”でしょ。「訂正してお詫びします」――って私のサイトじゃないっつーの！。責任もてないよ！で、今聴いてんだけど、歌詞がすべてひらがな。読みにくいったらありゃしない！漢字は君の国から来たんだ！漢字変換しろ！でもこれらは中国で流行っているランキングなんだよね。日本とちょっと、いや、かなり違う。なんかタイムスリップした感じ？この点で興味深い。　とにかくおかげさまで（？）、私のこの部屋に音楽が溢れることに。中国が法治国家になってしまうまで楽しみ続けたい。注：元記事　http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/17951407.html去年書いた記事なのでランキングがちょっと変わっている。

  2006年07月20日

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• 頼むぜ！キティーちゃん！

  わが家にキティーちゃんのふりかけがある。よく「かつお」「さけ」「のり」なんて書いてあるのに、うちにあるのは日本製であるにもかかわらず、「つくし」「おかし」。えっ？ここで私は深く考えた。だいたいふりかけっていうのはワンパターンだ！もっとバラエティに富んだ味を開発してもいいのではないか。でも「おかし」って？？？　さらには「くすり」「けしごむ」……？？？あらっ？　よく見たらこれはなぞなぞだった。表に問題があって、裏が答え。もう早く言えっちゅうの！驚いたぞ！（普通の人はもっと早く気づくのか？）。1人で慌てたじゃないか！「いつもまけてばかりのおいしゃさんはだれ？」→「はいしゃ」　難しすぎて解けない！あっ、よく見たら下にもっと大きな字で「たらこ」って書いてあったわ。

  2006年07月18日

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• 幼稚園の運動会で不正発覚in北京

  中国のローカル幼稚園には運動会がない。小学校には運動会があるが、父兄が見にいけない。しかも足の速い子だけが走る（過去記事参照　http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/4131145.html）。　ところが息子の幼稚園で「運動会があります。必ずご父兄も参加してください」って。で、行ってきた。園庭は狭いので、年長組2クラスのみ。先生は初めに“友誼第一、比賽第二”（友好が第一、勝負は第二）って言ってた。ほとんどが父兄参加型競技。たとえば子どもとその父兄が2メートルくらい離れて立ち、父兄の持つ籠に子どもがボールを入れる。私はこのときとってもビックリした。なぜなら、父兄が落ちたボールをどんどん拾って籠に入れるからだ。ほとんどがやっている。相次ぐ不正行為に私はクラクラだ。こんな卑怯な手、あっていいのかぁ！私は一瞬にして「桃太郎侍」に変身だ！ゆる……さん！そのあと親、子ども、親、子どもと並んでケンケンして一周回って、どこが速いかなんていう競技あり。中にはじいさん・ばあさんが来ているところもあって、ハーハー言っていた。そういう私も実は翌日筋肉痛になった。おいおい、たかだか1時間半で。運動不足はどうにかしなくちゃ、なあ。さて、私が書道留学をした北京の美大には語学留学はおらず、みな美術を勉強していた。10人くらいしかいない日本人の多くが文部省の公費留学生だった。1年目に「なんでみどりさんは公費の試験を受けないの？今からでも」と言われて、一時帰国して受けに行った。そのときの提出書類の中に作品6点というのがあった。何を書いてもいいのだけれど、私はいろんな書体の作品と篆刻も出した。篆刻というのは早い話がハンコのことなのだが、自分で石に筆で書いて、それを彫る。書の作品でもそれぞれ得意な分野があって、クラスに篆刻が得意な中国人学生がいた。「この人に彫ってもらいなさい。どうせバレないから」。これは複数の学生に言われた。いやいや、それでは私の正義が許さない。それにその人の作品を見て中国人はみんな「うまい」って言うんだけど、クセがありすぎて、頼む気にもならなかった。「不正はいけません」。声を大にして言いたい！

  2006年07月14日

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• 何でも買い取る廃品回収in中国

  日本では粗大ゴミを出すのは有料だが、ここ中国では逆に売ることができる（ということは以前書いた　http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/6843669.html）。新聞、ペットボトル、缶まで売れる。うちでは以前、古新聞をドアの外に置いておくと掃除の人が持っていっていた。新聞はためて出すからとっても重い。下まで運ぶ手間が省けていいなと思っていた。さて、今の掃除のおにいちゃんはノックして「売るか」と聞いてくる。「持っていっていいか」と聞かれれば「いい」と言うが、「売るか」と聞かれたので、「売る」と答えた。それから私は古新聞を売るようになった。一度“飲水機”（ウォーターサーバー、写真参照）が壊れたので、ドアの外に置いていたら、また「売るか」と聞かれ、「いくらで買うの？」と聞いたら「3元」（1元＝15円）って言われた。（こんな大きいのがたったの3元？）と内心思ったが、こんな月給が500元くらいの人（私の予想）と値段交渉するのは悲しすぎると思い、（ちょっとなあ～）と思いつつ売ってあげた。どこのうちもそうだと思うけど、ペットボトル（500ml）が結構出る。北京でも場所によって買い取ってくれる値段は違うけど、普通1つ0.1元で売れるらしい。10個で1元。バス代すぐ出るな。新聞は1斤（500g）で0.7角（1角＝1.5円、つまり10円）。掃除のおにいちゃんは初めのうちは秤を持ってきて律儀に量っていたが、私が外国人で金持ちだと思っているのか、「だいたい○元」って適当なことを言うようになった。それで階下でいつもおしゃべりしているばあさん連中に相場を聞いたら、「外地人（北京人じゃない地方の人）に売っちゃダメ。1斤1.2-1.3元だからね。団地の入り口の包丁といでいる人がいいよ」と勧められた（北京人じゃない地方の人）。そうかやっぱり私から安く買っていたかっ！でも団地の入り口まで数分重い新聞を持って行くのは面倒だ。その人がいなかったら、また持って帰ってくる？あ～やだやだっ！やっぱり掃除のお兄ちゃんで甘んじよう。

  2006年07月12日

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• 安いよ、安いよ～、よっといで～（中国の病院編）

  　中国の病院ってさあ、安売りするのよ。この写真はバスの広告を撮ったんだけど、 　婦人科検査　10元→0元輸入超音波　30元→10元輸入カラー超音波　90元→40元無痛中絶　1000元→680元など（1元＝15円）　だいたい病院の広告って！そんなお金あったら他のところに使いなさいとツッコミたい。テレビCMも多すぎる！　さて、この写真の4行目は“無痛超導可視”と書いてあるが、ネットで調べたらこの言葉は完結されていなくて、ここに人流と続く。人流は人工流産（中絶）の略。　一人っ子政策が今でも採られている中国では、日常茶飯事ですな。病院で妊娠がわかったら、先生がまず“要不要？”（要るか？要らないか？）って聞くもんね。先生は欧陽菲菲？いやいや、私の訳が欧陽菲菲？　もうずいぶん前なんだけど、総合病院に行って、人流室という文字を見たことがあって、あの3文字がいつまでも頭に焼き付いている。「人が流れる」……なんともいえない気持ちになった。いやいや、ここでの「人」は「人工」なんだから、「人が流す」？。うわあ……考えれば考えるほど……。　バスの中や新聞にも病院の広告というのはあって、薬流というのも見たことある。これは薬を飲んで堕胎。これまたずいぶん前だが、中国語があまりできない日本人の中絶につきあったことがある。そのとき先生が「薬流っていうのがあるけど、外国人はダメ」って言っていた。「中国人はいいけど、外国人はダメ」。いろいろな意味でコワイな。輸入物で高いとも言っていた。　因みにこの無痛人流は5-10分で終わるって書いてあるサイトあり。詳しく読みたい人は自分で調べて。この国は進んでいるんだか、どうなんだか？

  2006年07月11日

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• 花火を没収されたことがあるin北京

  花火と言えば、日本では｢夏の風物詩｣だが、中国では春節（旧正月）、つまり冬のものである。昨年、北京のメディアを賑わしていた話題が花火だ。春節のときの一大イベントである花火・爆竹は1993年に北京市内では一切禁止とお触れが出た。その理由が悲しい。毎年、やけどのみならず、失明する人まで現れるからだ。言うまでもなく、花火・爆竹の質が悪すぎるのが原因だ。というわけでここ数年、「新年を迎える」という中国人にとって「非常におめでたい」時期に雰囲気を盛り上げる花火・爆竹が全く見られない状況だった。それを来年から「五環路内で、旧暦の大みそかと1月1日は終日、旧暦1月2日から15日は7時から23時までの間」と限定して許可されることになった。もともと郊外はOKだった。ダンナも義弟も「花火がなければ春節じゃない！」と、毎年必ずアトリエで派手に打ち上げる。一度金持ちの友達が「オレも投資する！」とやってきて、全部で1000元（1元＝15円）くらい買ったこともあった。中には「これはスイカですかぁ～？」ってなぐらい大きいのもあった。もう隅田川花火大会並みの（いいすぎか？）大きいのを個人で打ち上げる。郊外で花火はやってもいいのだけれど、花火の規模に限度があるらしく、とっつかまったことがあった。アトリエの近くにも売っているのだが、スイカくらいのは手に入らないため、わざわざ河北省まで家族4人で買出しに行った。車で10分もいけば河北省。いくらでもでっかいのが売っている。春節ということで、飾りやら、1つで助手席がいっぱいになる風船なんかを買って、河北省から北京市に入ってきたときのこと。派出所があり、公安が立っていて、私たちに「来、来、来（おいで、おいで）」って。そして「トランク開けて」と。大きな花火はすべて没収された。よく観察してみると、すべての車をチェックしているわけではない。私「なんで私たちだけ捕まるの？」ダンナ「こんな大きな風船買って、いかにも春節の買出し行きましたって感じでしょう。車のナンバーも北京だし……」。幸い、足元に置いてあった花火は発見されなかった。今後、春節は市内でも売るようになるだろうし、あっ？でもスイカはないか！やっぱりスイカを買いに、河北省に行くかな？

  2006年07月06日

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• 青蔵鉄路開通おめでとう！in中国

  うちの息子はこの9月から小学生で、先週金曜日卒園式があった。でも今日も幼稚園に行っている。一応6月末に卒園式をやるんだけど、中国はみんな共働きなのに幼稚園児が長いこと家にいられちゃ困るわけよ。だから8月末まで通園していい。2年前、娘のときは8月29日まで幼稚園に通わせた。小学校のほうは8月30日が入学前の登校日で、31日は休み。9月1日から正式に小学生なわけだが、私はその8月31日も幼稚園に行かせようかと思ったほどだった。娘は今週2日学校へ行ったら夏休み。というわけで、ここにいる。私がブログばっかりやってるって実家に帰ったときにバラされたら困るからなあ。ほどほどにしないと。で、前置きが長くなったが、本題。昨晩7時の新聞聯播は青蔵鉄路のニュースでもう何十分報道してんねん？ってなくらい話題を独占していた。青蔵鉄路とは青（青海省）と蔵（西蔵＝チベット）を結ぶ鉄道で、これが開通し、7月1日と2日に分けていろんなところ（成都、西寧、北京、蘭州、重慶）からチベットの拉薩（ラサ）に到着する。これ一番列車に乗ったっていうのはそりゃあ自慢なんだろうけど、北京からラサはまる2日、48時間も列車に乗るのよ。私なら値段が高くても飛行機を選択したいなあ。今朝の新聞では西寧からラサまでの列車が75分早く着いたって小見出しになってんだけど、それ運転士さん、記事にしてもらいたくてハリきった？っーつか、乗車時間なんて短いほうがいいから、これからも75分速くすれば？と思う。昨晩のニュースでは胡錦涛まで出てきちゃって、青蔵鉄路建設に関わったすべての人を労（ねぎら）っていた。彼はゴルムド駅でのテープカットに出席している。あと「そりゃやりすぎじゃろ！」とつっこみたくなるくらい、駅という駅に特派員がいて、「現地からリポートします」って。この青蔵鉄路の最高の海抜は5072メートルで、これ乗車前に健康診断を義務付けたほうがいいんじゃないかとさえ思う。中国は結婚するのに健康診断しなきゃいけないんだけど、そんな結婚なんかよりこっちのほうが必要なんじゃないの？って思う。乗ってる時間も長いし。なんかテレビを見る限り、お祭り騒ぎ。一般市民には関係ないけどね。関係者よくがんばりましたって感じ。写真を見たい人はこちらから。http://www.crecg.com/gngc/sgzx03.htm↑中国鉄路工程総公司（「こんな何もないところに鉄道敷きました」の図。これ見たら乗ってみたくなるな。）http://www.morningpost.com.cn/↑両位旅客抑制不住内心的激動与喜悦引吭高歌（「2人の旅客は内心のを抑えつけられないで感動してと喜び声高らかに歌う」←これ機械翻訳だから。私のブログ、日本語を学ぶ中国人も読んでいると小耳に挟んだ。この機械翻訳は明らかに可笑しいから→「2人の旅客が心の感動と喜びを抑えられず高らかに歌う」でいいかな）。あらっ、今日は本当は先週の新聞からネタをピックアップしようと思ったが、青蔵鉄路だけでこんなに書いてしまった。私、鉄ヲタぢゃないよ。

  2006年07月03日

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• 日中関係を語る5歳

  　娘を小学校に迎えに行ったあと、小学校の隣りの公園に行った。私と娘が日本語を話しているので、小3くらいの女の子が話しかけてきた。女の子「私、日本語知っているよ。みしみし、ぱーかやるぅ」男の子「僕も知ってる。ぱーかやるぅ」女の子「おばさんは中国人？日本人？」私「日本人」女の子「じゃあ、（うちの娘を指して）この子のお父さんは？」私「中国人」女の子「昔、日本と中国は戦争してたんだよね」男の子「でも、それは昔の話だよ。今は結婚する人もいるくらいだから……」私「ボク、何歳？」男の子「5歳」　今、中国人の中に「日本が再び侵略する」、「日本が戦争をしかける」とまじめに思っている人が結構存在する。そういった人たちは「小泉首相が靖国を参拝した」、「日本の軍事費が増加した」、「日本の右翼が○○した（竹島に上陸したとか）」と報道されるたび、確信をもつようだ。　侵略しないよ！戦争をしかけたりしないよ！本当かどうか、上述の5歳の子に聞いてほしい。追：「みしみし」の意味がわからない人は過去記事参照のこと（http://blogs.yahoo.co.jp/yorinotorimidori/3675662.html）。

  2006年06月30日

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• 中国人の道徳的に美しいところ

  　私が親中派であることを証明するために（って誰も信じないか？）、今日は数少ない道徳的に美しい部分を紹介したい。　中国人は絶対“老幼残孕”（老人、子ども、障害者、妊婦）に席を譲る。バスに乗ってみてごらん。感動するから。　北京で私が子どもとバスに乗ると、まずは運転手が「子どものいる人に席譲って」と。そうでなくても乗客が「はいはい、ここ座って」とすぐに席を立つ。但し、子どもに過保護だ。よぼよぼの「あんた、席譲らないほうがいいのでは？」と思わせる高齢のばあさんまで、子どもに譲ろうとする。北京のバスは運転も荒ければ、道も悪い。このバスの揺れにふらふらしてしまうような1、2歳の子どもならまだしも、幼稚園児以上は譲らなくてもいいと思うけど……。うちの7歳の娘まで譲られることがよくある。　これに慣れて帰国して山手線なんて乗ると、その非情さに悲しくなる。小さい子どもが眠ってしまって親が抱いているのを見ても誰も譲らない。この点は中国人を見習ったほうがいいと心から思う。

  2006年06月29日

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• 中国の信号は故意で任意？

  　うちの近所に一カ所、歩行者用の信号がいつもついていないところがある。初めは故障しているのかなと思ったけど、もうずいぶんたっている（いくら中国でも信号壊れたらすぐ直しに来るよ）。自動車用の信号はちゃんとついている――ってことは歩行者は任意に道路を渡る？？？　一度、すべての信号が消えてしまったことがあって、四方から「われ先に！」と車が進もうとするから、もう誰も動けない状態になってしまったことがあった。その後、おまわりさんが来て、交通整理をしたからいいものの、「本能むき出し」を目の当たりにして、見ていてとっても怖かった。　でも中国の歩行者というのは「信号を見て横断歩道を渡る」のでは決してなく、「車を見て渡る」。信号無視は日常茶飯事だ。だから、歩行者にとっては信号はあってもなくても実は同じだな。車さえ制限すればいいわけだ。　ということは、ここの信号を故意につけないでいることは、節電に役に立っている？

  2006年06月26日

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• 中国人はゴミをゴミ箱に捨てなさい！

  去年「アトリエ完成パーティー」があった。私は子どもとすぐ眠ってしまったが、ダンナは親友と数人で3時まで飲み続けていたらしい。翌朝、パーティー会場を見ると「おー！ゴミの山！」。真ん中のテーブルの下に集中して、“瓜子（ひまわりの種）”の殻をはじめ、みかんの皮、紙コップなどなど。さらに、ご丁寧にも200平米の部屋のすみずみまで“瓜子の殻は散らばっている。そのほか、タバコの吸殻、ワインをこぼしてそれが乾いたと思われる赤い固まり2カ所（乱闘があったが血は出していないはず）。ほうきを一緒に持った娘も「みんな大人なのにねえ」って。まったくだ！中が終わったら、外。外は外で紙コップなんかも落ちているが、落ち葉がたくさん。「落葉樹」を恨んだのは初めてだ。世の中「常葉樹」ばっかりだったらいいのに……。とにかくなんだかずっとほうき持っていたぞ！腱鞘炎になった。今朝、子どもを幼稚園と小学校に送るのに、バスが20分待ってもこないので、タクシーに乗った。ちょうど乗り込むとき、運転手はバナナを食べていたが、すぐに食べ終わり、その皮を窓から捨てた。バスの切符売りが切符を乗客に渡すとき、よく要らないっていう人がいて、そういうと時にその切符は通常窓から捨てられる。今、北京市政府は「マナー向上」に必死で、ものすごい宣伝をしている。2008年のオリンピックまでどうにかしたいのだろうけど、絶対間に合わないよ！1980年代にトウ小平が残した有名な言葉に“従娃娃抓起”というのがある。この主語はサッカー、またはコンピュータで、こういうものは子どものうちからしっかり始めたほうがいいと言っている（今では早期教育の宣伝文句によく使われるんだけど）。中国の今のマナーを語るとき、私は“従大人抓起”！って思う。大人がしっかり見本を見せようよ。幼稚園や学校でいくら道徳を教えたって、一歩外出て、世の中がこうじゃ、子どもはろくな大人に育たない。「ゴミはゴミ箱へ」――こんな簡単なことくらい実行してほしい。

  2006年06月23日

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• 中国人をしつけたい！（朝市編）

  今日は朝からイヤな気分だ。子どもを小学校と幼稚園に送ったその足で、“早市”（朝市）に行って野菜を買った。市場では荷台の上で野菜を売っている人と地面に紙や布を敷いて売っている人がいる。私が買ったのは荷台と荷台にはさまれた地面だった。そこへ先に買いに来ていたおばさんが自分の自転車を停め、その自転車でふさがれて、買いたくても買えない。私「ここに自転車を置くべきじゃない！」おばさん（一瞥して「フン」って顔）私「没文化（教養がない）！」おばさん「有文化的不来這児買東西（教養がある人はこんなところに来て野菜買わないよ）”！」めっちゃむかつく！（←これは関西弁？）ここでよっぽど私は「私は大学を出て海外留学までしているが、ここで野菜を買う」なんて言ってやろうかと思った。でも、そんなことを言ったら、こっちが馬鹿だ。私はこの人のレベルじゃない！よく並ばないで割り込んでくる中国人に私はまずは“排隊！”（並んで）といい、それでも動じない場合、“没文化！”って言う。言われたほうは無視してそれでも割り込み続けるか、または後ろに並びなおす。微力ながら、マナーのなっていない中国人をしつけたい。しかし、“没文化！”って言う私も私だな。自分を正当化するようだけど、こういう性格じゃないと、中国人社会はやってられないよ。

  2006年06月22日

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• パーティーに行ってきたin北京の画家村

  ある画家の家ができたのでそのお祝いの夕食会があった。今回は30人くらいだったが、奥さんが朝鮮族で、奥さんの手料理がテーブルに並べられた。のりまき、焼肉、お餅（きな粉）、キムチ――とここらへんは朝鮮族っぽい。そのほか普通の中華料理、果物もあった。ここのご主人は会ったことがあって、私を見るなり、「前に言ったでしょ。うちの奥さん、日本語できるって」。そして奥さんを紹介されてまず言われたのが、「お食べてください。腹いっぱいに」（誤植じゃないんだから、頼むよ！）。ううー！直してあげたい、あなたの日本語。でもホストはお料理運んだりとても忙しそうだったので、ほっておこう！昔、友達が北京旅行にきたときのガイドが「明日の朝飯は……」と言ったのを思い出したぞ。大学出たての女の子が「あさめし」……。もう暗くてよく見えなかったのだが、息子が庭に出て、ここの奥さんに「あれ？カブ？抜いていいの？」って。奥さんも「欲しいの？抜いてあげようか？」って。私は遠慮して「今度また来ますから」と。奥さんは私と日本語を話したがっていた。「ぷっ」って噴出さないように気をつけたい。

  2006年06月21日

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• ゲームがテーマの展覧会in深セン

  深セン方面に住んでいる人、行ってみて！「芸術遊戯」（ART GAME）というグループ展が開幕した。場所：深センの何香凝美術館　http://www.hxnart.com/会期：6/18-8/13まずこの何香凝美術館だが、館の名前になっている何香凝（1878-1972）は、かつて中央人民政府委員、華僑事務委員会主任、中国美術家協会主席も務めた政治的にも美術的にもエラい人。日本にも留学しているが、偉大的愛国主義者らしい。廖仲小豈（革命家、政治家。小豈で一字）の奥さん。何香凝美術館は国の美術館なのよ。館の題字は江沢民が書いている。国家級の美術館で現代アート。深センだから許されるのか。北京だと難しい。北京の中国美術館（国家級の美術館）で現代アート、まずないでしょう？まあ今回は内容が「ゲーム」だしね。この「芸術遊戯」のキューレーターは今をときめく馮博一。ここに出品しているアーティストも結構いいメンバーだと思う。中でも徐氷というのが一番著名なアーティストだと思うけど、うちのダンナが美大の学生だったとき先生だった。その後はずっとアメリカに住んでいる。10年以上前に彼が帰国したとき一緒に食事をしたことあるけど、私が日本人だと知って、「アメリカにいる日本人の女の子はとっても軽いよ」って言われた。覚えている話がこれだけっていう私もどーよ。そのときだったと思うが、徐氷の展覧会（というよりショー？）があるというので行った。今は無き北京飯店の裏に知る人ぞ知る画廊があって、ボロ～イ2階建ての2階が展示会場だった。展覧会の内容は柵の中にオスとメスの豚がいる。徐氷の作品で有名なのが自分で作った漢字。偏と旁など組み合わせて「実際存在しない漢字」を作るの。その漢字を2匹の豚の体にたくさん書いてある。オスとメスだからね。やることは1つなのよ。芸術的にはたぶんヒジョ～に意義があると思うんだけど、私にはワケわからなかった。さて、今回の「芸術遊戯」展の写真はないかなと検索したらほぼない。一番丁寧に紹介されているのが、今回ご本人も出品している日本人アーティスト藤浩志さんのブログだ。↓http://geco.exblog.jp/　（6/18.19の記事）　あと何香凝美術館の「芸術遊戯」展の紹介からも写真が少し見られる↓http://www.hxnart.com/zjzl(2).htm今回の展覧会は利用暑期為深土川的青少年児童展示当代芸術和遊戯互動之間関係的展覧（夏休みを利用した、深センの青少年・児童のために現代アートとゲームの相互関係を展示した展覧会。互動はインタラクティブってよく訳されるけど）。こんなふうに子どもが現代アートに楽しめる展覧会が北京であったらいいなー。えっ？おまえが企画しろ？んー。ちょっと考えちゃうな。徐氷についてはここで↓（日本語）http://www.peoplechina.com.cn/maindoc/html/zhuanwen/zw2.htm

  2006年06月20日

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• 健康のためにジョギングして死去in北京

  　風来散人さんの記事（http://blogs.yahoo.co.jp/furai_sanjin/14558481.html）で、（中国で）「2003年には屋外の大気汚染で3万人、屋内の大気汚染で1万1千人が死んだ」とある。そして、「中国産の食べ物は注意しないといけない」と結んでいるけど、もう10年以上住んでいて、永住しそうな私の立場は？？？　3年位前に、中国人の友達がニュースで見たと教えてくれたんだけど、「“二環路（第二環状道路）”をさあ、体のためにって毎日ジョギングしていた人がいたんだよ。でも排気ガス吸いすぎて、死んじゃったんだって」。このとき5.6人中国人がいたが、みんな笑っていたぞ。そういう私も不謹慎だが笑ってしまった。だいたいあんなに交通量の多いところをジョギングする神経がわからない。　中国で気をつけるって言ってもなあ。いや、気をつけよう！いろいろ。

  2006年06月19日

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• 今ちゃいなびブログマラソンで2位だからin北京

  「中国での暮らしと仕事がもっと楽しくなるユーザー参加型」と謳っている「ちゃいなび」というウェブサイト（http://www.chainavi.jp/）があり、そこでブログ人気投票をやっていることは以前書いた。期間が4月1日から9月31日までで、6月15日の昨日、中間発表があった。現在私は第2位で、中間だというのにもう賞品が出たのよ。なんとぉ～、タイ料理500元分の汚職事件（もとい、お食事券。汚職事件はもらっても困るわ）。私は記事のたびに「ブログランキング、クリックしてくれると励みになります」が生理的にできないので、このブログマラソンについても、記事ごとに「投票してください」と付け加えることは私の性に合わない。しかし……。毎日投票しますといってくれている会ったこともない人が何人もいて、「1位との差が縮まらない」とか「3位が追い上げてきている」、「毎日投票できることを宣伝したほうがいいですよ」と私よりもいろいろ心配してくれている。このままの私の態度ではそういう熱心な信者に申し訳ない。それに何もしないでお食事券ゲット？そんなおいしいことあっていいの？というわけで立ち上がります。　私のブログが面白い、有意義だ、ためになる、本にしたらいい、読んであげてもいい（←これって弱気？）のどれかに該当するアナタ！そこのアナタ！清き一票を！これ私の名誉ために（？）毎日投票してもいいから。投票はこちらから↓http://www.chainavi.jp/bm/vote.aspx(私はmidoriどえす)投票するメリット？私は自分のブログに自信を持っている。応援してくれている人には内容で応えたいと思っている。それしか言えない。引き続きよろしくおねがいも～しあげまする。写真：昨日の晩ご飯。カツを揚げた。受験生の気分。カツため。マジだぜ。

  2006年06月16日

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