2993205 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

よろず屋の猫

『サメのこどもたち』 入り江わに

先日、『飲茶の会』でお会いした時に、ばななさんからお土産を頂きました。
ばななさんが「入り江わに」という名で書いていらっしゃる絵本です。
(絵は別の方が描いていらっしゃいます)

そしてもう一冊、久々に子供が欲しがって買った『よるくま』と言う絵本の感想を書きたいと思います。

サメと言うと某映画の印象がとても強烈で、ついつい“食べられる”とか“恐い”とか思ってしまいます。
でもサメの中で人間を襲う種は極々少ないと言う話です。
この絵本は、そんなイメージのサメをグッと身近に、けれど何が危険であるかもきちんと教えてくれます。

サメの子供が語ると言う形をとっています。
きみは おかあさんから うまれた?
ぼくは たまごで うまれた。 うみの なかで あかちゃんに なったの。

と言う風に、人とサメの違いを上手に説明して進みます。
子供にとって自分にまず聞かれて、ではサメは?と言う形なので、興味を持ちやすい構成だと思います。
読み進めていくうちに、きっとサメに愛着を持ってしまうでしょう。
最後に人間の子供も、サメの子供も生まれた地球が、みどりと みずの きれいな ほしだよ。と終わっているのも良い。
自分から、そして自分と比べることで他の生物へ興味を持ち、そして生命を育んでいる地球を大切にしようね、と言うメッセージを感じます。

続きに「サメのおかあさん」によるサメについての説明もあります。
むやみに恐がる必要はなく、しかし注意すべき点をきちんと教えてくれます。
良質の絵本だと思います。


Copyright (c) 1997-2019 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.