よろず屋の猫

怖かったですぅぅぅ・・・ブルブルブルブル・・・。
これをリアルタイム(深夜1時だよ)で見れた人を尊敬しますー。

浦戸は生き延びたいだけ、もう亡霊ではない、“鬼”“悪魔”“妖怪”・・・そう言う化物。除霊は不可能。
そもそもまどかからの本当の依頼は、実は“南心霊調査会がO.デイビス博士の偽者を連れているので、それを調べる”と言うもの。だから仕事は終わっている。
「たばかったな。」と怒る麻衣に、「腹芸が出来ない人間がいるからな。」とナル。

部屋で帰り支度、真砂子の機嫌が悪い。
それは「どうしてナルはあなただけ呼び捨てにするんですの。」と言うやきもちから来ていた。
そんな真砂子に、麻衣は「私は特別バカにされているだけ。」
だが真砂子は、「ナルはプライドが高いから、弱みを握られるのが我慢できない、私を嫌っているんですわ。」
麻衣は、そんなことはないと言うが、真砂子は外の空気を吸いたいと部屋から出ようとする。
一人では危ないと麻衣は止めるが、「麻衣、やっぱり嫌いよ。」と出て行ってしまう。

そして真砂子は浦戸に捕らえられる。
真砂子を探して最後には屋敷の中央の、問題の空白部分に踏み込むメンバー達。
疲れた麻衣はうたた寝、夢を見る。
ナルが指し示す扉、その中はあの浴室、そして真砂子がいる。
「さっきまでナルがここにいてはげましてくれたんですの。」
そして真砂子は泣き出す、これは夢、私は死んでいるのかも知れない、と。
麻衣は自分が御守りにしている昔の家の鍵を真砂子に渡す。
「絶対に助けに来る。」

夢の内容を語る麻衣、それを導き手として問題の部屋を目指すメンバー達。
見覚えのある部屋に一人駆け出す麻衣、扉をあけて中に入った途端、足をすべらす。
真砂子が声をかけてきた。
麻衣の手に血、見れば部屋中が血にまみれている。
そしてバスタブから水音、真っ赤な水、水面が揺れて顔を出すヴラド。
「シニタクナイ。」
麻衣が退魔法を繰り出すと、ヴラドは水の中に沈む。
この隙に逃げようと思ったところに、壁から手が出て捕らえられる。
見覚えのある手、麻衣を連れて行ったヴラドの助手の手。
足跡だけが麻衣に近付いてくる、暗がりから浮き出るヴラドの顔。
息遣いを感じるほどに麻衣の顔の近くに寄せる。

悲鳴を上げた麻衣、聞きつけて駆け込んだメンバー。
リンが口笛で式を呼び、ヴラドは消える。しかし滅していない、脅かしただけ。
必死で外へとメンバー達は逃げる。

無事外へ出たメンバー達、ぼーさんは行方不明者の死体、おびただしい数の骨を見つけたと話す。
真砂子が麻衣に鍵を返す、麻衣は“幽体離脱”が出来たらしい。
夜が明けて空が白々としてくる、ナルが何かを落とす、それは真砂子の櫛だった。
他のメンバーはひやかすが、麻衣は面白くない。

大原に、館が朽ちるにまかせるか、炎による浄化しかないと報告して、メンバーは美山邸を去る。
後日、美山邸が火事にあったと言う記事が新聞に載る。

まどかが帰郷の挨拶に来る。
真砂子のことは誤解よ、とまどかに言われて一安心の麻衣。
「たぶんね。」

本当に本当に本当に怖かった!!。
リアルで麻衣が真砂子の元に行ってからなんて、ヴラドの怖さ・爆発!!でした。
あの血の足跡が一歩ずつ一歩ずつ近付いてくるシーンとか、
息遣いを感じて麻衣が目を開けると、ヴラドの顔が目の前にあるところとか・・・。
逃げる途中に麻衣が振り返るんですが、廊下に白くボーっとヴラドの顔が浮かんでいるんですよ、これが怖さに追い討ちかける・・・。


さてマンガの時は感じたことはなかったのですが、アニメだと、麻衣に“では君は何が出来ると言うの?。”ってつい思っちゃう。

その麻衣、過去視、透視に続いて、
チャリラリッチャラー「麻衣は“幽体離脱”ができるようになった!!。」
のです、ぼーさんも感心してました。
問題は自分の意志ですることが出来ないところか。

麻衣にやきもちをやく可愛い真砂子が見れました。
真砂子を助けようと必死に動いた麻衣、二人で経験した怖い思い。
二人が仲良くなるきっかけになりますね。(←ナルのことを除く)

リンさん、口笛で式を呼び寄せるところがメチャメチャ　カッコ良い!!です。
そして外に出てから式の説明をぼーさんがするのですが、聞いた麻衣が「かぁっこいー。」と。(←そうだろ、そうだろ)
それを聞いてるリンさんの穏やかな表情がこれまた素敵なんだなぁ。

真砂子の櫛の件で皆にひやかされても、ポーカーフェイスのナル、さすがです。

ところでナルが自分のことを話さないのは、今は事情があるからとまどか嬢。その事情を内緒で教えてもらう麻衣。

ナルとリンはかけおち中なの。

「とかだったら面白いとおもわなーい。」と大笑いするまどかさん、いや、全く楽しいキャラでした。

この「呪われた迷宮」編は中身の濃い話なので、正直言うと、4回でまとめちゃったのは残念だなぁと思いました。
ですが、ストーリー全体に破綻はなかったですし、手堅くまとめられていたと思います。


始めの方、見てないんですよ。
スタッフも最初の内は気合入ってるから、作画も良いだろうし・・・。
うーん、見たいなぁ。