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カテゴリ:アニメ
昔の話。
癒されない心を埋めようと男に声をかける女。 しかしその女の顔の半分には骨が見えている。 あいが女に声をかける。 「ついていらっしゃい。」 今回の依頼主・洋子はどうしようもない男に必死にすがりついている。洋子のお腹には男の子供がいる。 洋子の後ろに女の霊を見る骨女と連。骨女にはその女に見覚えがあった。 はるかな昔、薬問屋で働く“ツユ”は若旦那と恋仲である。 若旦那はツユに、二代目の座を捨ててもツユを取ると約束、そして二人は駆け落ちする。 しかし落ち着いた先は女郎屋、ツユは借金のかたに若旦那に売られてしまったのだった。 数年後、ツユは自分を“姉さん”と慕うキヨを可愛がっていた。 ツユはキヨを女郎屋から逃がそうと計画するが、キヨが連れてきた女郎屋の女将と侍によって殺されてしまう。 キヨは侍と出来ていた、だから逃げたくなかった。 死体を水辺に捨てられたツユ、幾つもの魂が「哀れだね。」と囁く。 そしてツユは未練を残す骨女となった。 洋子は男にすがる。しかし子供のことを「俺には関係ない。」と言われ、藁人形のひもを解く。 羊水の中でもがく男、気が付くと地獄へと流れる舟の上にいる。 男を失ったことに悲観する洋子は、橋の上から身投げをしようとする。 止める骨女、「キヨ。」 キヨは子供が出来て、男に切られ、、川に身を投げて死んでいた。 「苦しくって、悲しくって、だから哀れな女に憑いて身投げをしていたんだね。」 だけどそれが何になる、あんたはまだ苦しいまま、私はもううらんじゃいない。 しかしキヨは、骨女に会えて良かったと言い、「私、バカだから。」と 川に飛び込む。 骨女はアイに言う、いつかキヨを救ってやって欲しい、と。 「私はもう充分に救ってもらったからさ。」 連、連と騒いでおりますが、実は『地獄少女』で一番好きなのは骨女なんですよ。 こう言う気風が良くて、見た目もバツグンの良い女って本当に好き。 情が濃くて、それが自分よりも弱い女に向いていると言うのも、ポイント高し。 最初にツユが出てきたときは、私は、骨女の過去に関係のある女の子の方かと思いましたよ。 まさかこれがかつての骨女だなんて、 えー!!。骨女ってこんなに健気な可愛い女の子だったの!! ・・・とびっくり。 男に裏切られて、女郎屋に売られてからも、性根は腐りませんでした。 さすがです!!。 けれど可愛がっていたキヨに裏切られたことにはこたえたようですね。 キヨは恨みを抱え、永遠にさまよう霊のまま。 まぁ、キヨの経験は相当なものですが、それでも人それぞれ辛いこともあるのだと言う事を考えもせず、「私の辛さは分かりはしない。」と切り捨ててる間は、成仏は無理だろうなぁ。 骨女を救ったのはあい。 と言うか、地獄少女チームの仕事が救った、と言う感じじゃないかなぁ。 自分の事よりも、キヨを考え、「救ってやって欲しい。」と言う骨女。 やっぱり良い女です。 さて今回のおしおき。 ラーメンの中の赤ちゃんはいただけなかったわ、ちょっとグロすぎ。 羊水の中に連れて行かれる男、押さえつける連が水着姿。 温泉には入れてもらえなかったけど、羊水では泳がせてもらったのね。 でもその姿・・・見たくなかったかもー。 もうちょっと、こう・・・まぁ良いや・・以下略。 キクリにちゃんと可愛い水着を着せてやって欲しい。 それは昔懐かしい形の金魚蜂の中。 見つめるアイ。 笑わせてもらいました。 次回は第十四話「静かな湖畔」で出てきた拓真の話。 キクリがまたいたずらっ気を出しそう。 藁人形のストラップ。御守りに持つと良いかも知れない。 こちら一目連の“青” で、骨女の“赤” そして輪入道の“黒”、ちゃんと赤いひもがついてます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月11日 12時39分34秒
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