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カテゴリ:アニメ
ナル王子におかれましては、お目覚めのご気分が大変お悪くていらっしゃいます。
↑ このナルを見て、真砂子ですら「どうしてこの人なんだろう、と自分が可哀想になりましたわ。」と言うセリフ、入れて欲しかったなぁ。 他のメンバー達は何も分からない状態で、それこそ手探りで情報を集めているのだよ。 その情報がほぼ出揃ったものをまとめて読んでいるナルが、結論を導き出せるのは当たり前。 「お前たちとは頭の出来が違う。」とは何を偉そうに。 ←これでも私はナルのファン、念のため。 今期楽しみにしていたアニメの内の一本が終わりました。 記事を読んでくださった皆様、TB、コメントを下さった皆様、ありがとうございました。 次々と現れる悪霊、ぼーさんが独鈷杵で結界を張る。 子供の悲鳴に駆けつける麻衣とぼーさん、そこでは子供達を守ってジョンが聖水で白い霊(?)を必死に除霊している。 その白いものに突き刺される麻衣、凄まじい痛み、しかし血は出ていない。 そして麻衣は赤い光を見る。 ベースに戻る麻衣たち、ぼーさんは疲労困憊、しかし結界が解けてしまうので眠ることも出来ない。 リンの式が戻ってくる。 その気配を感じ取った真砂子は、この家にいた霊が空虚だったわけが、何者かの使役霊だからと言う。 朝が来た。 ぼーさんはお経が聞こえたことから、犯人は六部と判断、三六塚に向かおうとする。 ほとんど寝てないぼーさんに対して「私がやる。」と綾子。 木にお神酒をかけ、祈祷を始める綾子。 九字に合わせて鈴が鳴る、木からおじいさんの姿をした木の精霊が出て来て、土にさされた枝の中に消えていく。 次に現れたのは霊たち。 「さぁ、あなたたちにも眠れるときが来ました。」 枝を振る綾子、鈴の音に合わせるように霊が消えていく、みんな綾子に浄化して欲しくて集まっている。 最後に六部の霊も浄化され、塚は割れる。 いままでこの力を使えなかっのは、生きている樹があるきれいな場所ではなかったから、と説明する。 しかしカタは「まだよ。」 ここには霊でないものがいる、六部も使役霊に過ぎない。 霊が集まる特別な力、“おこぶ様”“えびす”でしかありえない。 神様を相手にしなければならない。 ベースに戻るとナルがお目覚め、大変機嫌が悪くていらっしゃる。 祟りの元凶は“おこぶ様”と説明するナル。 相手が神だろうと「除霊する。」と言うナル。 「あいつを見すごせって?、冗談じゃない。これだけ愉快な経験をさせてもらったんだ。きちんと返礼をするのが礼儀というものだろう。」 と言う訳で洞窟内に向かうメンバー達。 ぼーさんが除霊を始める。 すると洞窟内に心臓のような音、岩が脈打ち、洞窟の入り口が閉じられていく。 次々と現れる霊たち。 メンバー達は総力で除霊を行う。 霊が赤く変化、ぼーさんの除霊がききだしている?。 独鈷杵を“おこぶ様”=流木に突き刺すぼーさんは、しかし凄まじい力で弾き飛ばされ、岩に激突。 ジョン、安原が流木を壊そうとするが、同様の状態。 それを冷たい目で見下げ、「その程度か。」と言い放つナル。 これに麻衣はぶち切れる。 「みんなあんたを助ける為にとっくに限界きてんのよ。 そんなにプライドが大事なら人に頼らず自分でやれば!?。 他人に守ってもらって、そんなプライトがなんぼのもんよ!!。」 「正論だな。」とナル、メンバー達は引き上げることにする。 しかしナルは一人、おこぶ様の前に立っている。 ナルの身体から気が漏れ出している、回りの景色が歪むほどの力。 それを手に集約させて、一気におこぶ様めがけて解き放つナル。 破壊されたおこぶ様、洞窟はただの洞窟になり、もう霊場ではなくなっている。 しかしナルが倒れる。 病院でナルを心配するあまりパニックをおこす麻衣。 リンはナルの正体を明かす。 ナルは桁外れのPKの持ち主、人間には大きすぎるその力は使う時に負担がかかる。 それを聞いて挑発した自分のせいだと麻衣。 しかしリンは、ナルは分かっててしたこと、とてつもなくプライドが高いナルは、今回の失態に自分が許せなかったんだろう、と言う。 最後はナルの病室。 冷静さを失って入院する羽目になった二重の失態で、ナルはご機嫌斜め。 その回りに集まるSPRのメンバー達。 麻衣はこの家族のようなみんなと、これからも一緒に居たいと思う。 さすがは最終回、作画は及第点。 特にぼーさんとリンがカッコ良かった!! 綾子の浄霊のシーンも綺麗でした。 本音言うと、もう少し頑張って欲しかったし、余韻を持たせる演出をして欲しかったけど、何せ時間が足りないからねー。 ナルが寝ている前半はぼーさんが頑張ってました。 ぼーさんファンは嬉しいのでは。(もちろん私も嬉しい) ストーリーはねー、あと一回でこれだけの内容をやるのですから、予想はしてましたが、あらすじを追うだけで手一杯。 高速ですっ飛ばしてましたわ。 キャラ同士のやりとりはほとんどない状態。 削らずに入れるべきだったと思うシーンが二つ。 夜に霊に襲われて奮闘するぼーさんとジョンは相当な怪我なのですね。(原作では二人とも縫わなきゃダメなほど) で、ぼーさんを応急手当する安原はその傷のひどさを目の当たりにして、しかしおちゃらけて見せるのですよ。 ぼーさんもそれに応えて、二人で漫才。 このシーンが面白いんだけど、ただそれだけじゃなくて、これはベースにいる吉見家の人、子供もいるのですよ、その人たちの心をホッとさせる行動なんです。 これがぼーさんと安原と言うキャラをすごく良く表している。 更にその傷のひどさを安原から聞いているからこそ、麻衣がナルにぶち切れてあのセリフを言う伏線になっている。 アニメでも伝わると言えば伝わるけど、このワンシーンを入れるだけで、ぐっと話が良くなったと思うので、こう言うシーンは除いちゃいかーん!!、と個人的には思う。 もう一つ、削るべきではなかったのは、事件後、ナルがぼーさんたちに謝ったと言うこと。 これなんか原作でだって、麻衣がセリフでちゃちゃっと言うだけなんだからさー。 謝りもしないで済ますナルなんて、 顔が良かろうが、頭が良かろうが、ツンデレだろうが(笑)、人間としてはどうよ?ってなもんだと思いますけど。 麻衣がナルに言ってやったセリフ。 もう胸がスーッとしましたわ!!。 リンが言う通り、その後のナルの入院だって、麻衣が気にする必要なんか全然ないと思います!!。 ↑繰り返しますが、これでも私はナルのファン。 ラストは『呪いの家』編で締めくくる話としては、手堅くまとまっていたと思います。 が、しかし!!。 だったらこの結末では分からない事柄の伏線は入れずに、その分キャラのやりとりに回せば良かったのに!!、と思うわ。 もう一つ。 このエピソードで麻衣と真砂子は喧嘩しつつも仲良くなるので、ナルに入れてやるお茶如きで言い争いになってるより、二人のそんな仲のシーンにして欲しかったです。 で、ですね、未消化の謎が多いのですよ、この後、小説が一本残ってるわけですから。 何故に夢のナルはあんなにも優しげなのか?、と言う最大の謎は手付かずだし。 漫画でもまだ描かれてなくて、連載中って訳でもなくて(私は講談社系の漫画は読まないので分からないのです、間違っていたらごめんなさい。一応調べては見たのですが。)、おまけに8巻と9巻の出版の間の長さ考えると、10巻はいつ?、って感じでして。 一方、小説の方は絶版で、たまに売りに出る中古はとんでもない値段がついてます。 個人的にはこう言うのってどうだろう?、と思うのですね。 OVAが出るかもですが、アニメの視聴者には金銭的にきつい未成年も多いですから。 なので、この後のエピソードの小説『ゴーストハント・悪霊だってヘイキ!』の感想を貼りますので、先の展開を知りたい方は読んでみて下さい。 ついでに更に続編が出ているので、よろしかったらそちらもどうぞ。 『ゴーストハント・悪霊だってヘイキ!』 小野不由美著 感想 『ゴースト・ハント - 悪夢の棲む家』 小野不由美著 感想 横浜在住の方、↑の二冊とも市立図書館にありますよ、はっきり言って状態悪いですけども。 追記: TBでお世話になっています恋華(れんか)様の記事で、10巻が5月発売との情報をゲットしました。!!。 恋華様のところでは関連ページのリンクを貼って下さってます。 CDシネマは出ています。 レンタルショップにあるだろうか・・・。 『悪霊狩り~ゴーストハント CDシネマ3 えびす異神論』←「呪いの家編」だよねー、たぶん。 『悪霊狩り~ゴーストハント CDシネマ4 悪夢の棲む家』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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