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カテゴリ:アニメ
私も李とデートしたい!!
![]() でも“お兄ちゃん”としてはイヤだなぁ。そりゃやっぱり、 “彼”として一緒に居て欲しいな。 ![]() 死の町を防御服を着こんでさまよう男、飛び散っている人の残骸、男は無線で「説明できない。」と報告する。 溜まらずマスクをとって吐く男の先に、ぼんやりと光る紫の花、種子がはじけ飛んだ。 李は食事を済ませてバイトに出かける。 途中タバコ屋で銀に百四十円を払い煙草と時計を受け取るが、煙草は捨ててしまう。 ラッシュアワーの駅のホーム、少女が参観日の手紙を見ている。 入ってきた電車が巻き起こした風で手紙が飛ばされ、少女は手を伸ばすが届かない。 その少女の瞳が表情を失う。 バイト先の工場についた李は頼まれて離れに郵便物を届ける。 中に一人居る男は田原、元は学者で、ヘルスゲート第一次調査隊の唯一の生き残りらしい。 部屋を埋め尽くす園芸関係の本、届けられた郵便物も関連書。 李は躓いた振りをして、時計を摩り替える。 窓辺に紫の花。 その頃、ホテルにチェックインした外国人の男が二人、ロビーで新聞を読んでいる振りをして黄が様子を伺っている。 ケネス(たぶん)はハーコ(たぶん)に「(契約者は)パトロンの保護なくしては生きていない。」、そんな彼を蔑んでいることを露わにする。 ハーコは憤慨するでもなく、オープナーがないとぼやくケネスの持っているボトルのネックを能力でカットする。 そして憑かれた様に本の端を織り込んでいく。 少女の瞳に表情が戻った時、目の前には火のついたゴミの山が。 少女の通う中学からの連絡で、田原は李を運転手にして出かける。 放火を疑われた少女・舞は自分はやっていないと言い張る。 「気がついたら目の前で燃えていた。」 その言葉に驚き、教師達との話もそこそこに田原は舞を連れ帰る。 車の中で舞を問い詰める田原、「いつからだ、意識なく行動するようになったのは。」 しかし少女は自分を普段放っておく父親に反抗して応えない。 包帯をした舞の腕を取る田原、舞はそれを振りほどく。 そして車窓から友達を見つけると、車を降りて行ってしまう。 最近ボーっとしていることが多いと友達にも言われる舞。 母親は既になく、父親も家には帰ってこない、一人で食事をしている舞を気遣い、自宅に食事に誘う友達に断って、舞は家に戻る。 しかしそこに田原の姿はない。 電話の相手に「君達のところには戻らない。」と告げる田原。 「そうなると態度を改めなければならない。」と脅す相手。 叩きつけるように電話を切る田原。 窓辺の花が点滅している、田原は水をやり、光が安定するとホッと息を吐く。 「次のステップへ。」と電話で指示を出すケネス、「娘だ。」 CDショップで万引きの現場を押さえられそうになった舞、補導を受ける舞、そんな彼女を「兄です。」と救い出す李。 その李に舞は父親への気持ちを爆発させる。 舞の目に浮かんだ涙を人差し指でぬぐってやる李。 一人ぼっちの家には帰りたくない、そう言う舞に「朝まで遊びましょうか。」 忍び込んだ閉園後の遊園地、李の左腕の一振りで光と音のにぎやかさを取り戻す。 警備員に見つかって逃げて、屋台で食事して、始発前の線路を歩く。 舞は包帯をほどいて李に腕を見せる。 かすかに見える光、昔はもっと光っていた、今ではたまに消えることもあると言う。 父親が「舞を守る御守り。」といったもの。 李は舞に田原の事を聞き、舞も李のことを尋ねる。 兄弟も家族もないと言う李に、舞は「私も一緒。」 水に手をつけて探っている銀。 「動いた、でもそっちじゃない。」 手をつないで歩く李に「おにいちゃんみたい。」と舞。 その言葉を聞く李の目が厳しくなる。 舞を狙う男達、男に飛び掛る李、「逃げろ!!、考えるな!!、走れ!!。」 工事現場に逃げ込んだ舞、人が居ようともお構いなしで銃を撃つ男達。 自分に向けられた銃口、怯え息を荒くする舞。 ほどけた包帯、腕の光がはじけた。 表情を失った瞳が、その刹那、炎を映し出す。 うたた寝から目覚めた田原、窓辺の花が枯れている。 フィットネスクラブで泳ぐ霧原の元に連絡が入る。 「新星です。星が生まれました。」 工事現場は爆発でもあったかのように黒煙をあげている。 きちんと洗濯をして、食事を作る李。 私は基本的に良い男は・・・もちろん良い女も・・・自分の事は自分で出来るヤツじゃなくちゃイカーン!!と思ってるから、ポイント高いですー。 ![]() それにしても朝から 湯(スープ) 宮保明蝦(えびの唐辛子炒め) 生炒合菜(野菜炒め) 鮮肉包子(まんじゅう) 五香春巻 とは豪勢、ちなみに↑中国名は料理人によって違いますよー。 うちの料理本で調べてみました。 こんな事にこだわってるから記事書くのに時間がかかるんだよ・・・orz。 猫のシーンが面白い。 おでこに ![]() ちなみに中国では食材扱う市場に生きた犬が売られている位ですが、猫を食べるって話は聞いたことがないなぁ。 今回、黒としての戦いのシーンはなし。 私は身体の動きを使っての戦いの描写って好きで、そんなところもこの『黒の契約者』がお気に入りの理由の一つだから、“なしか・・・”って残念ではある。 だけど見せ場になるシーンを一回分全くなしにしても、きちんと物語を描こうと言うのはとても良いと思う。 人によってこのアニメに何を求めるかは違うだろうけど、私はきちんとした話を見たいので。 李に感情表現がない分、各エピソードのゲストキャラの感情表現を描き込んでいるのも良いです。 今回は舞。 母親は死んで、父親はあの状態、その寂しい気持ち、反抗する心が見ていて伝わってくる。 友達の食事の誘いを断って帰った家、室内に灯りはない。 たぶん父親は居ない、分かってる、でも今日は居てくれるんじゃないか・・・。 だからドアを開ける前に躊躇がある。 舞の父親に対する思い、諦めと期待、相反する感情がひしひしと伝わってくる。 特に李を「お兄ちゃんみたい。」と言うセリフ。 この年の女の子はね、恋愛の話題にはまぁ熱心なんですよ。 でもそう言う対象ではなく、家族を持ってくることに、舞の寂しさを見ました。 舞が欲しいのはただただ“家族”なんですね。 町の景色をきちんと描いているところも良い。 銀が居たタバコ屋さんなんて涙もの ![]() 今でもどこか、町の片隅にあんなたばこ屋さんがあるのかなぁ。 私はお化けなんぞより、日常の薄紙一枚の向こうに、犯罪を犯す人が居るって言うのが恐いタイプなんですよ。 なので“本当の日常”をきちんと描いてくれると、その影に潜んでいる得体の知れなさが返って際立って、恐いです。 李と舞が遊ぶシーンが良いなぁ、『ローマの休日』みたいなロマンスものを彷彿させる。 ![]() さて契約者が支払うべき対価。 感想サイト様ではもっぱら“大食い”がそうじゃないかと言われてて、今回は能力を使った後にラーメンを大食いしてました。 (李の隣に積んであった丼、全部李が食べたものと思って良いんだよねー?) でも今までの契約者には非常に切羽詰った感じがあるんだけど、李にはこれがないんですよね。 朝食わざわざあれほど作ってるところ見ると、大食いは元々でしょう。 それにルイが指の骨を折らなきゃならなかったのと比べて、美味しすぎる対価だよね。 契約者が感情を失うのはその能力を使うのに感情は邪魔だから、けれど能力を使うことに制限も必要で、心の痛みの替りとして負うべきものとして対価があるのかなと思っているので、感情の失い加減が他の契約者より少ない李は対価も緩やかなのかも知れないとも思ったりする。 “感情がない”と言うのと“意識がない”って言うのは違うから、舞がドールかどうかはちょっと分からない。 研究を離れた田原が“記憶”を手に入られるとも思えないし、それも二~三日しか持たないとなると舞の記憶が注入されたってこともないよねぇ。 娘を実験台にしたとは思いたくないからなぁ、この能力を手に入れて生じる負の部分を考えても、舞を守らなければならない存在があるということか?。 どっちにしても来週に分かることだし、楽しみに待ってよう!!。 それにしてもお父さん、こんな時限爆弾みたいな状態で舞をほっぽっておくのは、どうかと思います。 ちゃんとそばで見てなくてどうする!!。 ![]() おぉぉ、今週はちゃんと感情を抑えた感想が書けたぞ!!。 ![]() ![]() @niftyで壁紙配布中です。↑から“本編配信”→“スペシャル”でお進み下さい。 一ヶ月ごとに変わるみたいです。 映像特典(約30分)、特製解説集、キャラクター原案:岩原裕二氏描き下ろし三方背BOXがついた特別生産限定版の1巻。 7月25日に発売。 ![]()
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