2007/12/12(水)22:41
D.Gray-man #62 「闇に堕ちた聖女」 (10/11) 感想
リナリーに惚れ惚れしました。
やっぱり今どきのヒロインはこうでなくっちゃ!!。
あらすじは公式HPから。
エシの持つダークマター「重力操作」の能力によって海中深くへと引きずり込まれてしまったリナリーは、その苦しさの中で妄想とも現実ともつかない不思議なイメージに包まれる。
イメージの中でリナリーはアレンと会話をし「自分にとって一番大切なもの」は何なのかを思い出す。
そしてその大切なもののために危険を顧みず、イノセンスを最大限に開放する。
で、
エシは接近戦タイプで頑丈。
リナリーは何度もエシの攻撃を受ける。
そしてイノセンスの力を抑える。
エシのダークマター・重力の力をそのままエシに向けるリナリー。
しかしリナリーもまた摩擦でその身体を焼かれる。
エシは破壊され、リナリーはまたも海に落ちていく。
海の底に落ちていくリナリー。
エシは渇望する、「見たかった、作品の完成。お前の死体を。」
アジア支部にいるアレンの左目が反応する、今夜はそれが強い。
「待ってくれよ、まだ行けないんだ。」
そしてアレンはリナリーが呼ぶ声を聞く。
アレンのイノセンスはまだ復活してない、焦りやもどかしさが出てました。
アレンを思い出すリナリー。
「隠れ食い?。」って夜の夜中に、あなた・・・。
左目が傷むのに大丈夫と笑うアレン。
「見られたくないなら見ないから、それ以上暗いところに行かないで。」とリナリー。
世界が滅ぶ夢を見たリナリーはアレンを心配して捜しに来た。
戦場にいたリナリーには、世界とは教団の仲間。
仲間が死ぬのは世界の一部が無くなる事。
「皆が死ねば私も滅びる。」とリナリー。
アレンは目が痛いのにリナリーを気遣う。
リナリーは夢の不安から抜け出ていないのに、やっぱりアレンを思いやっている。
二人の優しさ、お互いを思う気持ちが良いです。
どうか消えないで、死なないで、その為なら私は。
「イノセンス発動。最大限開放。」
それによりダークマターと相殺させる。
「少しだけ恐いよ、アレン君。」
けれど、「私は私の世界の為に必ずここでお前を破壊する。」
リナリーは蹴りを入れるが、エシはダメージを受けない。
エシの拳がリナリーに入る、リナリーはエシの力を相殺するのに精一杯。
エシは自分が接近戦タイプで頑丈だと言う。
レベル3アクマにはタイプがあるのか?。
「もがいているのを殺すのが楽しい。」とエシ。
「無理よ、お前は先に壊れるもの!!。」
このリナリーの表情がすっごくカッコ良い!!。
船上では皆がアクマの攻撃から船を必死に守ろうとしている。
ミランダを守る船員たち。
リナリーを心配してて、でもそれを押し殺して、今は船を必死に守るラビが素敵ったらない!!。
「船がやられたら、リナリーが戻る場所がなくなっちまうさ。」
攻撃を受けるリナリー。
「円舞 ・霧風」「失墜の踏技 ・鉄枷」
「哀れ。」とエシ。
いいえ、お前が力をくれた。
エシの頭上高く、リナリーはイノセンスの力を抑える。
ラビ、私の事を心配してくれてありがとう。
アニタさんの大事な髪どめ、借りなきゃ良かったな。
アレン君が無事に帰ってくると信じることにしたの。
既に死すらも覚悟している言葉ですよね。
泣けてきちゃう。
エシの力・重力をそっくりエシに対して使うリナリー、攻撃を受けたのはその為。
しかしそれはリナリーの身体も摩擦で焼かれると言う事。
アニタの髪どめが燃える。
「エシ、お前は生かさない。ここで私と消えるのよ。」
「タイトル」の後の言葉がエシにはもう出せない。
ダークマターが砕け散る。
リナリーもまた海に落ちていく。
リナリーの頭に浮かぶ思い出。
小さなリナリーのコムイ兄さん。
↑こんなシーンになんですが、子リナリーをあやす若いコムイ兄さんが素敵で。
隣りで見ていた子供が「リナリー、カッコ良い!!。」と叫んでましたよ。
戦っている姿も確かにカッコ良いのですが、私には自分の死も覚悟して挑むその気持ち、それが現れた表情、そして自分を鼓舞するかのようなセリフに参りました。
話はシリアスなんですけど、見ごたえがあって楽しめました。
但し、アレンのシーンが今一なんだなぁ。
なんでだろう・・・ダラダラと語り過ぎてる気がする。
もうちょっと言葉を選んで、絵で見せる工夫が欲しいかなぁ。
それとアクションシーンがねぇ・・・。
悪くはないんですが、せっかくのリナリーの戦いのシーンだし、もうちょっと動きを見せて欲しいなぁ。
今週号のジャンプ読んで、原作者さんは心情表現のシーンが上手い人だなぁと思ったんですが、今回のアニメもそれが見られました。
特にラストのコムイ兄さんとの思い出のシーンが良かったです。
エシの中尾が素晴らしかったです。
狂気すら感じさせる、元は絵師を彷彿させる「タイトル」等のセリフ。
レベル3のアクマとしての恐ろしさ。
そして自分の力を過信した愚かさ。
原作よりもエシと言うアクマの魅力が存分に発揮されていたと思いました。
おまけは神田。
アレンのスペルは“もやし”だそうです。
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