よろず屋の猫

やったぜ!!、早稲田!!

と実家の父は叫んだことでしょう。

私の父は早稲田卒でして、私は小さい時から、年明けの学生スポーツの箱根駅伝とラグビーは、早稲田の応援を刷り込まれちゃってまして。
でも私には早稲田は来年のシード権内に入れれば充分、それ以上は望みません・・・と言う感じなのですよ。

だから特に五区なんかハラハラしましたわ。
いつブレーキがかかるかって・・・。
もう何も優勝じゃなくて良いから、二位でも三位でも充分だからって、選手の皆様方には大変申し訳ない後ろ向きな応援をしておりました。

さて、今年も起きた時には、TV画面では既に選手は走っていると言う情けない状態。
TV観戦を長いことやっておりますが、一度も往路スタートを見たことがないヤツです。
それでも一区→二区のたすきリレーが見られたので、今年は随分ましだったなぁ、ってなものです。

ハイライトシーンで見たのですが、昨年優勝校・順天堂にブレーキがあったみたいですね。
一区ゴール前のスピード勝負はリアルタイムで見られましたが、イヤ、凄かったです。

花の二区、山梨学院大学のモグスがもの凄いスピードで走りぬけ、昨年の大ブレーキの雪辱を果たして区間新を取りました。

三区は、故障があって二区から外れて三区を走った早稲田の竹澤が区間賞。
これが往路優勝に大きく貢献したんじゃないでしょうか。

そして四区は順位は私の記憶に間違いなければ、国士舘の阿宗が区間賞、そして関東学連選抜が二位。
国士舘は確か四区の順位は最後の方だったと思います、この頑張り、感動しました。

そして「山を制するものは箱根を制する」
こんな厳しい道のり、他の走る競技にあるだろうかって位の、五区・箱根の山登りです。
過去、スペシャリストと呼ばれる方々が居て、今回解説をしてらした順天堂の今井さんもその1人。

ここからはもうハラハラし通しで･･･

早稲田の駒野、駒沢とか山梨学院とか、抜かなくて良いからってマジで思ってました。
もう心配で、心配で。

やっとこれは本当に往路優勝かもと思えたのはラスト5キロ位になってからですよ。
それまでの間は、駒沢さんは総合優勝できるじゃないですか、往路は早稲田に優勝させてプリーズって祈るような気持ちで。

解説の瀬古さん、母校が優勝か?の状況で、声が弾んでましたよ。(笑
何か瀬古さんも嬉しくってしょうがないって感じが声から伝わってきて。

今年の往路は各チーム、余り大きなタイム差が出来ずに、見ごたえがありました。
ずっとTV画面を目で追ってました。

選手の皆様、お疲れ様でした。
どの選手の言葉だか忘れてしまいましたが、「一年の時は先輩にシードのプレゼントをしてもらった。だから今度は四年の自分が後輩達にシードを送るんだ。」には、学生スポーツの良さをひしひしと感じて、涙が出そうになりました。

順天堂大学の五区ランナーは、痙攣でも起こしたのでしょうか、棄権になってしまいました。
芦ノ湖のゴール地点で泣いていた順天堂の他選手の涙にもらい泣きしました。

順天堂は力のある大学ですので、この悔しさをバネに、来年は頑張って欲しいです。

イヤー、明日も楽しみ楽しみ。