よろず屋の猫

初回に見たアニメの感想をまとめて簡単に。

『イタズラなキス』

作者の多田かおる先生が急逝されて、未完になっていたマンガのアニメ化ですね。
物語は学業優秀のイケメンに、落ちこぼれの女の子が恋をすると言う、昔の少女マンガの王道です。

作者や、マンガには思い入れがありまして、また未完の原作を完結させると言う事で見てみました。

『マクロス F』と続けて見たのがいけなかったかも。

絵は多田先生のものを更に可愛くした感じ、その代わりに独特の“癖”みたいなものは薄れてました。

話は・・・、やっぱり今見ると突っ込みどころ満載だわ。(笑
個人的には中盤過ぎてからが面白くなってくると思ってるのですが、そこまで見続けられるかどうかも微妙と言う気がしてきました。

でもどう完結させるかだけは見たい!!。
なので終盤近くになってきたら、再視聴ってことになりそうです。


『あまつき』

どっかで読んだことあるような話だなぁと思っていたら、子供が友人から借りた一巻だけは読んでましたわ。

高校一年生の六合鴇時がバーチャル江戸体験博物館みたいなところを見学中に、鵺に襲われ、江戸時代にタイムスリップ。
しかしそこは本当の江戸ではなく、妖が跋扈する異世界“あまつき”だった。

・・・と言う感じの話でしょうか。

私、好きなんですよね、こう言うの。

初回は鴇があまつきに飛ばされて、そのあまつきの世界を描いて、まずまずだったと思います。

声優さんも豪華、
六合鴇時：福山潤
篠ノ女紺：遊佐浩二
朽葉：朴　王路美
ですもの・・・。

遊佐さんのこう言う役柄は珍しい気がする。

問題はこれが一迅社のアニメってことなんですよねぇ。

『破天荒遊戯』、『BUS GAMER』が、
　・キャラの顔は綺麗に描きましょう
　・それ以外の作画はそこそこで充分、動きは悪くとも全然OK
　・話は理解してもらわなくて良いんです
だって原作販促の為の紹介アニメですから的な作りでねぇ。

そりゃ販売促進の一案としてはそれも有りと理解しますけど、一方、アニメファンにしてみたら、見てても面白くないんですよね。
不満だけが募って。

とりあえず初回は『破天荒遊戯』に比べれば、ちゃんと説明がなされていたと思いますが、先行き不安ったらありません。

日曜日は出来ればアニメの感想は一本に抑えたくて、夜に『コードギアス R2』がありますので、すごーく面白くなるまで感想はお休みします。

視聴は続けます、だって遊佐さんと諏訪部さんが出てるし。(笑


『BLASSREITER』

板野一郎氏が監督と言うことで見てみました。

金属(だけだと思います、たぶん)を自分の身体に融合することが出来る異形の者達。
レース中に襲われてレーサーとしての未来を失われたゲルトは、謎の女から渡された薬を飲み、自らも“異形の者”となり、悪魔＝異形の者を狩る。

・・・と言う感じでしょうか。
でも主人公はゲルトではないらしい、チラッと顔を見せていた黒髪の人の方なのかな。

バイクレースのシーンを見て、ガッカリしちゃったわさ。
バイクって滑らかに走って、他者を抜き去って行くんですよね、それが台無し。
こんなにぎこちない動きになるくらいなら、いっそCGを使わなきゃ良いのに。
何か一昔前のゲームって感じがしました。

確かにメカは見るべきものがあるかも。
でもこれがGONZO製作と言う事がちょっと不安・・・。

が、しかし!!。
石塚運昇さんのゲルトが渋くて素敵!!。
おまけに主人公らしいジョゼフは松風雅也さんだと言うじゃないですか。

この二点だけで私には見る価値あり!!。
なので視聴は続けます。
これまた凄く面白くなるまで、感想はお休みです。