2011/10/05(水)20:37
『ちはやふる』 第1首 「さくやこのはな」 感想
ちはやぶる神代も聞かず竜田川 からくれなゐに水くくるとは 在原業平
始まりましたね。
人気コミック『ちはやふる』のアニメ化です。
ちなみに私は短歌は大好きだったけど、百人一首は覚えようとしたこともない。(^^;)
あらすじは公式HPから。
小学生6年生の綾瀬千早が出会ったのは、福井から来た転校生・綿谷 新。
大人しくて無口な新には、意外な特技があった。
それは、小倉百人一首競技かるた。
千早は、夢中になって札を払う新の姿に衝撃を受ける。
難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花
この歌は百人一首の中にはありませんが、全日本かるた協会の競技かるたの序歌で、一番最初に詠まれる歌らしいですわ。
アニメは、入学したての高校生の千早から入りました。
かるた部をつくりたくて、そのポスターを掲示板に貼ろうとしている。
うっわー、千早、いかにも少女マンガです!!的な絵になってる。
美人さんですが、話したり、行動したらする台無しの「無駄美人」とか呼ばれてます。
でもかるた部への入部希望者はいない。
そして幼馴染の太一との再会。
お坊ちゃま君の太一は私立の中高一貫校に行っていたらしいですが、高校は近い千早と同じところにしたとか。
アニメの太一君、可愛すぎる気が・・・。
でも宮野さんの声はやっぱり良い!!。
太一に彼女がいることを知りショックな千早。
でもそれは幼馴染で、一緒にかるたで競った新にも、かるたより大切なものが出来てしまったのかな・・・と思ったから。
で、ここで新との出会いの話に。
この子供の時の話が本当に良いんですよ。
来週からも楽しみ。
小学校時代の千早はショートカットで可愛いけど、元気だなぁ。
太一はやんちゃ。
そして転校生の新。
新のお家は貧しいらしい、それでクラスメートたちはあれこれといじわるなことを言う。
方言を笑ったりもする。
でも千早はそう言うのはイヤだなって思ってる。
雨の中、話している千早と新を見た太一はやきもちですね、二人を突き飛ばしてビショビショにしてしまう。
新の家に行く千早。
そこで千早はかるたに出会う。
お姉さんがモデルで、それが自慢の千早。
お姉さんが日本一のモデルになるのが千早の夢。
でも新は言う。
自分のことでなければ夢ではない、だれかの夢に乗ったら、その人が可哀想。
イヤ、本当に良いこと言うわ。
小学生だと言うのに、とても立派な新君です。
新の夢は・・・。
二人で百人一首をやることに。
千早の小学校では、かるた大会があって、百人一首を覚えさせられるらしい。
そして千早は始めて競技のかるたを知る。
新のかるたに対する集中力、そして動き。
全く札が取れない千早は悔しい、悔しい。
なので覚えた札一枚だけは取ってやると頑張る。
「かるたで名人になるのが俺の夢や!。」
新は千早の名の入った「ちはやふる」の札を教える。
そうやって、自分の得意の札を増やしていくんですね。
「初めて新とかるたをしたあの日、私が知ったのはかるたじゃなくて新の情熱だったんだ!。」
原作よりも更に少女マンガって感じの絵だったなぁ。
大会の時の張り詰めた空気、風を切るような動きを出せるか、楽しみです。
良い機会だから、アニメ見るたびに一首ずつ覚えようかしら。
次回は「からくれないに」で、千早の歌ですね。
TB用URLはhttp://madamon.blog54.fc2.com/tb.php/594-d7123eedです。