2013/01/12(土)13:18
『となりの怪物くん』『失恋ショコラティエ』『夏目友人帳』感想
大変お久しぶりです。
ずっとブログの記事を書く気持ちになれなかったけど、閉鎖する度胸がないなら「そろそろ書かなくっちゃな」なんてね。
これからはマンガと小説(主に海外ミステリー)と、時々アニメ、それに日々思うことをちょっとずつでも書けていけたら良いなぁと思いました。
週1~2回位?。
で、先ずはここのところ読んだマンガの感想です。
『となりの怪物くん』
秋期のアニメは面白いのが多くて幸せだったなぁ・・・と11巻読んでしみじみ思ってしまった。
今期は私的には見たいものがなくて寂しいったらない。
アニメから原作に入った『となりの怪物くん』、原作はアニメよりもっと面白い。
10巻では「おっと、シリアス展開か?」とちょっと憂鬱になりましたが、そうならないのがこのマンガの良いところ。
多いんですよね、少女マンガで、最初はコメディータッチで明るく楽しかったのに、長期連載になるに従ってドシリアス・鬱展開になるマンガが。
そんな不安を払拭する11巻。
ついにしずくとハルと別れるのか?・・・と言う事もなく。
二人が自分の気持ちを語るまでの経過が、いちいち二人らしくって笑ってしまう。
私は夏目さんが好きなんだけど、今回、夏目さんはホントに幸せな巻だったですよ。
四人組で唯一真っ当な感覚持ってるササヤン君とも良い感じ。
ま、夏目さんはまず友達だよね。
それで幸せにならないと、“カレシ”って方向には目が向かないと思うので。
ガンバレ、ササヤン君。
意外と引っ張ってるヤマケン君。
バリバリに自分の回りに殻を築いてた彼ですが、時には殻を破んなきゃって、それも悪くないんだって思って、次回好きな子ができた時には、この経験を活かして欲しい。(笑
12巻はクライマックス!!の文字が入ってて、「まさか終わっちゃうの?」って思ったりしました。
夏ごろ発売だそうです。
ところでキャラ達が和装の表紙があって、ヤマケン君が超絶カッコ良いですよ!!。
ちょっと高杉みたいで。(笑
カラーで見たい!!。
『失恋ショコラティエ』
サエコさんをきっぱり諦めるために、もう一度特別のバレンタインチョコを作って渡そう。
それをケジメとして、エレナとちゃんと付き合っていこう。
・・・と思っていた爽太でしたが、どっこいサエコさんには家庭の事情がありまして、そう感嘆にはけじめがつけられそうにありません。
サエコさんのセレブ奥様の憂鬱が上手く描かれてるんだ、これが。
読んででサエコさんにも同情しちゃうようにね。
オリヴィエが王子じゃなくなりました。(笑
まつりちゃんと上手くいって良かった、良かった。
私、薫子さんが好きなんだけど、このところの描かれ方がちょっと酷い...orz...
何とかして欲しいなぁ。
水城せとなさんのマンガは私はこれ↓が好き。特に1巻は爆笑ですよ。
『夏目友人帳』
『夏目友人帳』も10年間かぁ・・・とホロリとしてしまう。(゚ーÅ)
私は名取が好きなんですよね、特に初期の。
あの何となく黒くって、何考えてるか分からない感じが。
その雰囲気を的場に持っていかれてしまって寂しい思いをしてたんですけど、15巻読んで、また違った意味で名取が好きになりました。
夏目はまだ高校生で、私は大きな存在の保護者が必要だと思うの。
家庭的な意味では藤原夫妻がいる。
でも特殊な能力の、特に隠してる夏目にとっては、その方面での保護者も必要だよね。
名取をお父さん的にしてしまうと可哀想なので、年の離れたお兄さんってことで。(笑
『夏目友人帳』は神と妖怪の境界線が曖昧だと思う。
神も妖怪も、人間の心情、心理から生まれたものだと思うし、日本の風土から生まれた想像上の存在として、当然かなって私は思う。
それを感じさせる1編が、特に好きでした。
他にもいっぱい読んでますが、とりあえず今回はここまで。