よろず屋の猫

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• 『クレイモア・CLAYMORE』　#8　「覚醒」　(5/23)　感想

  面白い”って言葉を使ってはいけないような気持ちにさせる回でした。とにかく鳥肌が立つような展開でした。妖力を解放したプリシラ、イレーネ、ノエル、ソフィアと戦いながらも圧倒的に有利なテレサ。怪我をしたイレーネを気遣うプリシラに、イレーネは「力の限り戦え、全力でテレサの首を取るんだ。」と。テレサを過小評価していたか?、と自問するイレーネ。テレサはまだ妖力解放もしていない。見ればプリシラは敗北に膝を落としている。クレアに荷物をまとめさせている間にプリシラの首を取ろうとするテレサ。潜在能力を考えても今この場で芽を摘んでおかなくてはならない。しかし振り上げた大剣をテレサは納める。恐怖にすくむプリシラに情けをかけたか。「我ながら甘くなったものだ。」と言いながら、クレアと供に街をでるテレサ。「来たければ何度でも来い。その度にたたき伏せてやるよ。」うーん、この言葉が悪かったかなぁ。プリシラを挑発することになっちゃったのかも。ここまでの戦いも、この後の戦いも、作画が良くて、見ごたえがあります。基本、剣で戦っているのですが、振り上げる、剣同士がぶつかる、剣で振り払う、なんてシーンをちゃんと絵で見せてくれるのが嬉しい。マッドハウスさんは『DEATH NOTE』や、NHK教育で始まった『電脳コイル』も作ってらっしゃいますが、とにかく作画が素晴らしいんですよね。各回安定しているから、安心して物語に夢中になれるってものです。「泣くな。」とプリシラを叱咤するイレーネ。だがプリシラは「許せない。」と何度もつぶやいている。人殺しのくせに、悪者のくせに。凄まじい妖力の解放、テレサを追うプリシラ。プリシラはまだ子供だったとイレーネ。頭に血から上っている、しかしプリシラは自分の限界点を知らない。荒野でテレサ達に追いついたプリシラ、その声は既に変化している。「(クレイモアに)なりたてで妖力を解放しすぎると戻れなくなるぞ。」と言うテレサの言葉に、しかしプリシラは「うるさい!!。」と切りかかる。その姿は一部妖魔化。更に妖力を解放するプリシラは意識が混濁している。妖力を解放するテレサの瞳が金色に変わる。追いついたイレーネたち３人、その凄まじい妖力に驚く。プリシラはまだ限界を超えていない、イレーネが恐れるほどの強大な力のプリシラを、しかしテレサが10%の妖力解放で止める。「早く気を抑えて人間に戻れ。｣正常な精神状態ではないプリシラはつぶやく。パパを返してよ、大好きなパパだったのに、私の目の前でみんなの内臓を食べちゃった。だから私は殺したの。パパの首を切り落としたの。妖魔がパパに化けていて、家族を食べたと言う事でしょうか。これはクレアに負けず劣らず壮絶な経験で・・・。妖魔に対する強い憎しみ、それ故の正義への過信も分かる気がします。プリシラは限界点を越えた。戻れない、助けて、妖魔になんかなりたくない。テレサにできる事は妖魔になる前に首をはねることだけ。「お願い、私が少しでも人の心を持っている内に。」しかしプリシラに近付いたテレサの両手首が落とされ、首がはねられる。「テレサ。」と小さくつぶやくクレア。切ったプリシラは咆哮を上げる、その額に角が生え、皮膚の色が変わり、翼が・・・、完全に妖魔化。妖魔を越えた、完全に人とは違う存在、“覚醒者”。ここのところはどうなんだろう。プリシラの覚醒に間に合わなかったか。それともプリシラの意固地な思い込み、愚かな意地が妖魔になることへの恐怖に勝ってしまったか。前者だと思いたいなぁ、妖魔に対する憎しみは純粋で、愚かではあるけれど、悪い子だと思いたくないんですよね。何だ我慢する事なかったじゃない、こんなに気持ちの良いものだったなんて。静かに語るプリシラ。「内臓を食べたい。」イレーネ、ノエル、ソフィアが切りかかるが、圧倒的な強さで倒すプリシラ。「あんまり動いたからお腹がすいちゃった。」そしてプリシラはクレアの横を通り過ぎ、空に羽ばたいてゆく。テレサの首を抱きかかえて涙を流すクレア。“覚醒者”と言うのは人間の知性を残した妖魔って感じでしょうか。人の心は残ってない。善だの悪だのと言う観念がそもそもない。そして生きるための本能としての食欲＝人間の内臓を食べる、にはたぶん忠実という気がする。この覚醒者になってからのプリシラがもの凄く静かで、それが返って怖い。静かと言うか、感情の起伏と言うものが全くないと言って良いかな。怒り、叫び、泣いたプリシラの面影は微塵もありません。こんなものを野に放った状態にしてどうするんだ～、と物語の世界の住民に心底同情しましたよ、私は。非常になり切れない事がテレサの命取りになってしまいました。テレサは半人半妖、生物としてみれば人間ではなくなっていたかも知れません。でも人を定義するものって何だろうと考えると、怯えるプリシラの首を取れなかった、まだ若く経験が少ないが故に暴走してしまったプリシラに憐憫の気持ちを持った、そして妖魔に殺されたテレサは人として死んだと思う。次回は数年後。人として生き、人として死ぬ、それがクレアに抱いたテレサの願いだったはず。けれどクレアは剣を取る。●ナイトメア“レゾンデートル（Aタイプ）” CD+DVD（2007/6/6）●ナイトメア“レゾンデートル（Bタイプ）”CD+DVD（2007/6/6）CLAYMORE Limited Edition Sequence.2CLAYMORE Chapter．2

  2007年05月23日

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• 『DEATH NOTE』 #32 ｢選択｣ (5/23) 感想

  松風雅也さんのワンマンショーですか?、って位なモノローグで語られる魅上の半生のAパート。私は松風さんの声が好きなので、まぁ、良いですけど。 あらすじは公式HPでどうぞ。魅上は人一倍正義心の強い子だったようです。いじめられる子供が居れば、自分が痛い目に合おうとも助けに入るような。小学生までは“自分の正義”は貫かれたけど、それより大きくなると回りは知らん顔をして、自分の思う通りには進まない。世の中はその存在自体が悪である人間と、そうではない人間に分けられると言う確信に到ります。そうでない人間と言うのがメチャクチャ狭いんだろうな、この人の場合。だから怪我をしている息子を見て、そんなことはやめてと言う母親は、“削除”して良い人間に入る。魅上は検事になる、悪人を裁けるから。そしてキラが出現する、魅上にとってそれは“神が舞い降りた”ような出来事。デスノートを送られてきたことは、神に認められたこと。だから、削除、削除、削除・・・。魅上さん、頭は良かったんでしょうけど、経験から学ぶと言う事はできなかったようで。さんざん痛い思いをしてきて、それでもダメで、“何がダメなんだろう、どうすれば良いんだろう”と考えたりはしない。世の中、正攻法だけでは上手く行かない場合が多いんだよね。いじめなんてデリケートな問題は、相手を否定するだけでは返ってこじれるケースもある。だって彼はいじめられてる子を救いたいわけではないから。ただただ自分が“悪”と思ったことを削除したいだけだから。念の為に書きますけど、私は“いじめ”と言う行為は、如何なる理由があろうとも、絶対にしちゃいけない事だと思ってますよ、ええ。魅上は出目川の代わりの新たな“キラの代弁者”として高田を選択、彼女は看板アナとなっていた。高田は大学時代のライトの恋人。魅上と接触をとる為、高田に電話をかけるライト。番組の中でキラの言葉を語る高田。悪である人間だけでなく、能力があるのにそれを社会の為に生かさない人間も許しません。それを聞いて急ぎすぎだ、と思うライト。この魅上の考えって、“あいつ気に入らないな、いじめちゃえー”って言ういじめっ子と根っこは同じ。その頃、ミサミサは刑事さんが作ってくれた食事をのん気に食べている。その部屋には盗聴器、聞いているのはメロ。ライトはホテルの一室で高田と会う、そしてタラシ・ライト全開。ミサの事を持ち出されて、「僕には(ミサは)知性が足らない。」仮にも今現在一緒に暮らしている女性のことをこんな風に言う男は、その品性を疑いますけどね、私なら。その時、携帯に掛かってきたキラからの電話。盗聴器を切るように指示され、従う捜査陣。えぇ!!、私だったら絶対切らないぞ、この捜査陣の面々っておかしくないですか?。魅上に自分がキラである事を明かすライト。胸に手まで置いちゃって、魅上は「後は神の召すまま。」元々キラ崇拝者の高田は、「あなたは私の人生で会った唯一認められる人。」とメロメロ。魅上は“削除”に励む。リュークは、魅上がライトほど面白くないのか、退屈そうです。DEATH NOTE（8）【VPBY-12661】=＞21%OFF!DEATH NOTE（8）

  2007年05月23日

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  『D.Gray-man』 #33 「魔女の棲む村・前編」 (5/22) 感想

  安心したよ～。先週があんまりだったので、今週は神田登場でもどうなるかと、本当に不安だったんですー。教団内、自分の部屋が分からないミランダ。「ここ、もしかして。」と思った部屋は、「神田の部屋。」とリナリーに言われる。その部屋の中、砂時計のようなガラスケースの中に蓮の花、その花弁が一枚落ちる。元帥の情報を得てミッテルバルト→ダンケルン→目的の街へと向かおうとしている神田。おばあさんからダンケルンは“魔女の村”と呼ばれていること、村へ行くには最近村に向かった人が帰ってこない“帰らずの森”を通らなければならないことを聞かされる。止めるおばあさんをサクッと無視して森に入る神田。森の中で斧をもった男に襲われる、その姿がアクマに変わる。青い閃光の一太刀でアクマを退治。そして新米ファインダーのゴスと会う。ゴズはイノセンスの調査に来たが、仲間の二人はアクマにやられてしまったと言う。連絡が取れなくなったゴスたちの為に教団が寄越したエクソシストと神田を誤解するが、神田はきっぱり否定。一方、教団ではコムイ兄さんからこの村の事情を聞き、リナリーが向かうこととなる。神田の後をついていくゴス、そこに斧を手にした多数の村人。イノセンス発動。村人達はアクマ化、神田は次々と倒すが、最後の一体がゴスを人質にとる。(ゴスを)「好きにしろ。」とこれまたサクっと言ってのけて、刀を構えてアクマに向かう神田。アクマはゴスの身体を投げ出し、その一体を神田は取り逃してしまう。ダンケルンの村到着、とても寂れた雰囲気。服や顔に血が付いてるから恐がれるとゴスに言われ、村はずれの池で神田は顔を洗い、ゴスは団服の染み抜き。池の近くに薄気味悪い小屋を見つける。そしてケープをかぶった少女。池に蓮の花が咲いている。始めて見たと言う少女、蓮の花について語る神田。「花に詳しいんですね。」と言われて、「蓮だけだ。」その少女・ソフィアの御宅でご厄介になることに。夕食中、いろいろと情報を得ようと質問するゴス。ソフィアはミッテルバルトでお針子をしていて、休暇でこの村に帰って来ているらしい。10日前、あの森を通って。「魔女がいると言う噂を聞いて。」と言うゴスの言葉に動揺するお父さん。ソフィアは池の近くの“魔女の小屋”は一ヶ月前までおばあさんが住んでいた、普通の人だったのに、村人達が忌み嫌った、と話す。そしてお腹がすいているというゴスにジェリービーンズを渡す。部屋の中、横になり眠るゴス。神田には引っかかることがある。何か変だ、何が気に入らない、何が気になるんだ。夢の中。水滴による波紋。ハープを奏でる少女はソフィア?、いや、違う・・・。落ちて行く蓮の花弁。神田はそこで目が覚める、するとゴスがいない。落ちているジェリービーンズを頼りに夜の村を行く神田。そしてアクマが現れる。「何故この村に来るものを襲うのか。」「あのお方の命令。」そして神田の一撃の後、「すまない、許してくれ。」と。ジェリービーンズは“魔女の小屋”に向かっている。ちゃんとあらすじ書いてることからもお分かりでしょうが、良かったです。街とか村の絵をもうちょっと丁寧に描いて欲しいとか、アクションもう一頑張りとか、思うところがないわけではありませんが、言っても詮無いことですし・・・。あ、でも一つ。森の絵が綺麗だったんだけど、ヨーロッパの森って中世の頃は“怖い場所”と人が思っていた場所なんですよね。で、その雰囲気の方が、今回の話にも合うと思うんだけど。それとも明るい綺麗な場所にしたのは、何か意味があるのかな?。とにかく不安が大きくて、神田をじっくり楽しんだのは二回目に見た時ですー。綺麗でカッコ良かった!!。最初のアクマとの戦いで、青い閃光→アクマ真っ二つ→爆発だったから、またこれーと思ってましたが。次の複数のアクマと戦うときは、イノセンス発動の決めポーズからバッチリ。ちゃんと身体動かして戦って、スロー入れたり、アングル変えたりで、見ごたえありました。さて、相変わらず神田ってクール!!。ゴスに対しても一言でバッサリですよ。アクマに人質に取られて「助けて。」とは、ゴス、君はそれでも教団の人間かと思ったので、「好きにしろ。」のセリフはごもっとも。だけどダンケルンの村に入ってから、血がついている状態をゴスに指摘されて、「大した事じゃない。」とは言ってみたものの、「大したことです。」とおされて、池で顔をむ洗うんですよ、神田が。この神田が可愛い!!出合った少女・ソフィアは何だか無表情で、謎がありありの様子。魔女との関連は次週ですね。冒頭、神田の部屋のガラスケースの蓮の花のシーン。『美女と野獣』みたいだったわ。それとミランダですが・・・。第二のコムイ兄さん化?、今回も迷ってます、そして謝ってます。原作で、ミランダは再登場した時の鮮やかな変化が本当に良かったと思ってるので、やりすぎないで欲しいな。そしてコムイ兄さん、リナリーが居るので幸せなんでしょう、到ってまとも。そうだよ、コムイ兄さんだって美形キャラなんだから!!。神田で集めてみました。 　　 DVD ６巻、7巻の予約受付です。たぶん楽天さんが一番安いのじゃないかと。D．Gray－man　07

  2007年05月22日

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  『結界師』　#23　「狙われた正統継承者」　(5/21)　感想

  面白かったぁ!!。時々、顔のデッサン崩れてたけどね。OPって前から変わっていたのかしら、白の一派が勢揃いしていた。あらすじは公式HPでどぞ。今夜も妖を追う良守、しかし志々尾に先に仕留められてしまう。八回目だそうです。志々尾は倒すだけ、後始末は良守と時音、主導権を握られていると、良守はすっかりご立腹。諭す時音も心中面白くない、それを白尾に指摘されてギロリと一睨み。この時音が最高!!。自室で出かける仕度をする志々尾、外に妖の気配を感じて手を変化させるが、相手は翡葉。「お前が胸に刻むべきことは唯一つ。」己を律せよ。・・・なんで翡葉がまた登場?。しかも無駄にカッコ良いし。だってそんな重要なキャラじゃないんですけども、翡葉って。まさか本当に萌え狙いに来たか?、結界師アニメ。ま、私は嬉しいんですけどね、とっても。次の夜、話かける時音を無視して行ってしまう志々尾。女の子がとってもとっても苦手らしい。可愛いところがあるじゃないですか。校舎内で大首車に襲われる良守、何故か“結界師であること”にこだわっている大首車。そこに志々尾も参戦、しかし大首車から出された刃で負傷、時音の結界に助けられる。良守は結界を調整しながら、大首車と戦う。良守を“戦いの中で進化して行くタイプ”と思う志々尾。起き上がる志々尾の傷がふさがっている事に驚く時音。志々尾は妖まじり、と白尾。その凄まじい力を出して大首車に向かう志々尾。良守は校舎の中に入れてしまえば、大首車の動きに制限がかかると、結界で誘導、志々尾が蹴りを入れるが、寸前のところでこらえる大首車。そこを良守が結界で押し込む。結界師を倒せば賞金が出るような事を言っていた大首車に、事の説明を求める良守。しかし大首車は詳しいことは知らない。「何だ、知らねぇのか。」と滅する良守。　↑この良守が冷酷な表情で、別のキャラかと思っちゃいましたよ。志々尾にも片付けるように言う時音、しかし相変わらず志々尾は帰ってしまう。けれど志々尾の表情に、変化を見る時音。次の日、校舎の屋上で。言い争いをしながらも、二人で寝ころぶ良守と志々尾の姿が。アクションシーンがたっぷりで、見ごたえがありました。面白かったです。そこに時音と白尾、良守と斑尾のやりとり、相変わらず健気に働く可愛い式神ちゃん達とかが入って、メリハリも利いてます。良守の“正統後継者”たる力を認め始めた志々尾。戦いを自分のペースに持ってこれて、少しは落ち着いたか、良守。あんまりケンケンしなくなりました。落ち着いて戦いに集中できれば、本領発揮、志々尾を利用して大首車を仕留める。二人で屋上でお昼寝のシーンが良いです。相変わらず口では争ってますが、何となく心が近付いてきたな、って感じ。男の子同士なので、ベッタリより、こんな感じが良いです。ゲームよりおまけの方が欲しかったりする。見よ!!、この愛らしさ。何で式神ちゃんのキャラグッズが少ないのだろう。商売下手だなぁ。　　　

  2007年05月21日

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• 『週刊少年ジャンプ』 25号　感想

  『銀魂』回想。屋形船にて語る伊東。自分には理解者がいない、こんなところでくすぶっている人間ではない、ならば自分で器を天下に示すしかない。真選組を我が物にして、それを地盤に天下に躍進する。“伊東鴨太郎が生きた証”を天下、人々の心に刻み込む。高杉が出てきたよ!!。カッコ良い!!。「お前はただ一人だっただけだろう。」一言で斬って捨ててます。相変わらず冷たい男だねぇ。高杉は仲間を過去に置いて来て、一人であることを選んでいる男だから。でも利用するなら持ち上げていた方が良いんじゃないの?。爆破された電車の中の伊東、自分が勝ったと喜んだのもつかの間、片腕がない。高杉は最初から伊東を看破していた、と河上。真選組壊滅のためのコマ。「あの男らしい死に方でござろう。裏切り者は裏切りによって消える。」伊東の頭上にはヘリコプター、中の狙撃手は伊東を乱射。電車の乗っている橋は崩壊している、その下へ落ちる伊東。もっと頑張らねば、小さい頃からそう思ってきた。けれど誰も認めてくれない。僕を一人にしないでくれ、隣にいてくれ、僕の隣でこの手を握って・・・その手をつかんだのは近藤の手。近藤の足を沖田→新八→神楽で支えてるのが笑える。「謀反を起こされるは大将の罪。」「ただ肩をつき合わせて酒をくみかわす友達として、アンタにいてほしかった。」その言葉に驚く伊東。孤独を受け入れられず、孤独である事を人のせいにした。拒絶を恐れ、自分から拒絶した。いつの間にか忘れていた、僕の本当に欲しかったもの・・・。地位や名誉、武功でも才能でも、自分を認めてくれる理解者でもない。電車のやねの上には、土方。ヘリコプターに飛び乗り、プロペラをぶった切る。伊東の頭によぎるワンシーン、酒を飲んではしゃぐ真選組の隊員たち。僕の欲しかったものは、もう、とっくの昔にそこにあった。ベタだと言う事は充分承知しております。でも伊東の“僕を一人にしないでくれ”あたりからは泣けました。近藤って本当にバカ。でも愛すべきバカなんだな。このエピソードって近藤の為に描いたんじゃないかって位に、良いところがいっぱい出てる。ただいかな銀魂と言えども、“君も今日から僕らの仲間だ、伊東。チャンチャン”な結末では困っちゃう、あれだけの事をしてるんだし。と言う事で、その辺りを納得させて、それでも人情物として読んで良かったーと思える話を次週期待。そうだ、真選組の宴会のシーン。酒瓶に赤い顔して頬ずりしてるのって沖田だよね。君、未成年じゃなかったっけか?。『ONE PIECE』先週に引き続き、“影を取られる能力”の説明。対ゾンビには塩が有効らしい、もともと悪魔の実の能力で動いているから。ガイコツさんはかつて命惜しくて逃げ出した、仲間との約束を果たしたかったから。生きながらえる事は何の解決にもならなかった。“あの男”に勝って影を取り返す。一方、影を取られたルフィ、本体は意識なし(２日間はこうだそうです)。それを見たナミ達はチャンスを待つことに。“剣豪リューマ”の前に現れた骸骨さん、「お前は私の影、帰ってきて貰いますよ、私の足元へ。」影を集めたゲッコー・モリア。目的は魔人と呼ばれた狂戦士・オーズの復活。ガイコツさん(ブルック)の“中間達との約束”って言うのに、ワンピお得意の泣ける良い話が待っていそう。楽しみです。『NARUTO』ネッ友さんに読むのをやめた人が出てきた中、私は諦めたくないから書く!!。サスケに里に帰ってきてもらう為に、イタチ拘束に拘って2小隊のチーム編成するって、何、それ?。だいたい暁の目的は尾獣ゲットだぞ。これを何に利用するか、それがまともではないこと位、ツナデだって分かっているよね。それなのにナルトをヒョコヒョコとイタチの所に行かせるって、おかしいんじゃないの?。本当だったら木の葉の里のどっかに閉じ込めておいて、がっちり守りを固めて絶対に“九尾”だけは渡すまいとするのが、世の為、人の為なんじゃないでしょうか。もうツナデって、良いの良いの、里がどうなろうと、世の中がどうなろうと、可愛いナルトが満足してくれれば、って言うバカ親でしょうか。岸本先生は感動する話を作るのがお上手だから、その場では確かに良いと思う箇所も出てくるでしょう。でも話全体として読んだ時に、矛盾だらけの設定の上に紡いだものは、結局良作とはなり得ないのですよ。サスケは仲間を連れて、かつてうちは一族が使っていた武器屋に赴く。忍猫とか猫バァとか出てくるけど、『電脳コイル』程の魅力はないなぁ・・・。デイダラはトビを連れて出かける。ナルトには殴られ、カカシには右腕をやられた借りがある。自分が殺すハズだった大蛇丸を殺ったサスケも許せない。先ず向かうのはどっち?。準備が整ったサスケ、「行くぞ。」一方、木の葉の里も雨の中、チームが出発。メンバーはナルト、カカシ、ヤマト、サクラ、サイ、ヒナタ、シノ、キバ。『REBORN!』とにかく元の世界に戻らなければ殺されてしまう、と錯乱状態のツナ。過去に戻る方法はG文字のメッセージの中にあった。「ボンゴレリングにて百蘭を退け、写真のメガネの男を消すべし。全ては元に戻る。」ボンゴレリングはこの時代にあるはずのないもの、つまり手紙はこの時代に居てリングを持つツナ達に書かれたもの。その眼鏡の男、入江。百蘭様から花言葉“期待”の花を山ほど贈られて、プレッシャーがかかっているらしい。その研究とは?。いざとなれば女は強い。こんな時にクヨクヨしてられないと京子ちゃんとハルはカレー作り。ハルはジャマしてるだけだったり・・・。二人の姿を見て、“今この時代でやれることをちゃんとやっていくんだ”とツナは決意。『BLEACH』良い所なのでペッシェは見なかったことにさせて頂きます。恋次にザエルアポロを何秒足止め出来るか聞く雨竜。「悪りィが長くて20秒ってとこだ。」「充分だ。」恋次は斬魄刀を、自分とザエルアポロに巻きつかせる。ザエルアポロとの力の差はデカイ、しかし0距離で喰らえばちょっとは痛てぇだろ?。波道の三十一・赤火砲。自分ごとを鬼道を浴びせる恋次。「予想通りだ。」ザエルアポロは攻撃を受けたら、敵の手に届かないギリギリの距離を取る癖がある。インテリ・雨竜がしっかり説明してあげてますザエルアポロを捕らえる大きな滅却師の力。出ました!!、十八番の揚げ足取り!!「世の中には君の知らないこともあるってことさ。」「終わりだよ、ザエルアポロ・グランツ。」恋次の覚悟が良いわ。すっかり口が滑らかな雨竜も本領発揮。面白いけど、この戦いはこれでお仕舞いにしてもらいたいです、はい。『サムライうさぎ』卑劣だが腕は立つ松山、摂津が倒される。ついに松山と二人になったごっちん。そこに現れた志乃、お面百個を持参して、「ごっちんのことをいじめないで下さい。」「早く帰ろう。」と言う志乃の言葉に答えず、ごっちんは松山に手合わせを願う。「志乃をあんな泣き顔にもうさせたくない。」泣き顔がいやなのかと、無理して笑う志乃、「晩御飯はしじみだよ、作って待ってるからね。」可愛い!!。その必要はない、すぐに終わると刀を構えるごっちんは松山と対峙。え、二太刀で決着付いちゃうの?。私はまた、長々と、少なくとも一回まるまる使って戦いのシーンをやるのかと思ってましたわ。すっかりジャンプに侵されてる・・・。松山って強いんじゃなかったの?、と突っ込み入れたい気持ちもありますが、『サムライうさぎ』はこれで良いと思う。何もジャンプアクションの道を行く必要ないし。二人でシジミを食べにお家に帰ろう、でメデタシメデタシ。シジミをたらふく食べるって・・・、どうやって?とちょっと思った。『魔人探偵・脳噛ネウロ』朝、里崎の死体発見。ネウロはこの事件を“養殖されたかのような謎”と感じる。警察側ではテロリスト・イミナについての情報が話される。そのイミナとＸ(サイ)の出会いは、イミナが爆破しようと思っていた飛行機の中でだった。隣の席の少女に毒ガスの仕込を指摘される。離陸したとき、隣には老人が座っていたはず。いや、何回“変わっていた?”。少女の顔がミシと音を立てて崩れる。本格的に物語が動き出す前に設定をいろいろ語っている状態ですね。この話も面白くなりそうです。『D.Gray-man』うわー、掲載順がすごく下がってる・・・。退魔のイノセンス・神ノ道化でティキのノアだけを殺そうとするアレン。ティキのピンチにロードが飛び出すが、「いい。」と止めるティキ。「この戦争から退席しろ、ティキ・ミック!!。」ティキの中のノアが音を立てて消えていく。はしゃぐチャオジーの背中に突き刺さった蝋燭の刃。ティキは家族、家族は特別、この気持ちはアレンと一緒。ロードは本気で怒っている、“お仕置き”としてラビの心をメチャクチャにすると言う。ロードの精神の中にいるラビ、「ここから出るんだ。」と崩壊しそうな自分に抗う。「オレは・・・惑わされない・・・。」イヤ、今週もティキがカッコ良いわ!?。これで見納め?かと思うと、とっても寂しい。ティキは普通の人になっちゃったんですよね。どんな感じなんだろう?。すごく見てみたい気もするし、やめておいた方が良い気持ちもあったりして。次はラビ、心の戦いですね。何としてもラビ自身の力で勝って欲しいです。『瞳のカトブレパス』前に読み切りで掲載されましたよね。この主人公ってこんなツンデレ君でしたっけ?。目の設定がDグレとここまで酷似ってどうかと思うわ。盗作とか言いたいんじゃなくて、自分の書きたいものが既に作品として発表されていたら、自分は既作品とは違うものを考えるべきだと思う。がぶってる部分を使っても、自分だけのオリジナルで、少なくとも“似てるけどこの設定は面白いから許そう”って思わせるものを。そう言うのをちゃんと考えることが、話作りの力になると思うんだけどなー。あと、効果が上手くない。大ゴマ使ってヒロインの“恐い顔”描いてますが、恐くないんだ、だから笑えません。(笑いを取るところじゃないのか?)電車の中での妖魔のシーンも、雰囲気がないんですよね。読み切りを読んだ時に、結構面白いと思って、連載になるかもと期待していた作品なので、頑張って欲しいです。

  2007年05月21日

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  『電脳コイル』を応援!!

  萌え要素は一切ありません。カッコ良いお兄さんも、綺麗なお姉さんも出てきません。でもワクワクする魅力に溢れているアニメです。是非一度見てみて!!。『地球へ・・・』をご覧の皆さん、見終わったらチャンネルを6から3に変えるだけですので。(in 首都圏)公式HP202X年、近未来、子供達の間では“電脳メガネ”が流行っている。街のどこからでもネットに接続して、様様な情報を得ることが出来る便利なアイテム。現代の携帯電話の様に普及して、ほぼ全ての子供達がもっている。舞台は神社仏閣が立ち並ぶ古都にして、最新の電脳インフラを要する“大黒市”。小此木優子・ヤサコは小学6年生の夏休み前に、父親の仕事の都合でこの大黒市に引越してきた。そしてもう一人の勇子・イサコ。この二人の“ユウコ”を中心にして語られる不思議な出来事。以上、HPを参考。原作は磯光雄さん。製作はマッドハウスさん。とにかく作画が良い。細かいところも良く描き込まれていて、世界観に引き込む力充分。雰囲気がちょっとジブリ物に似ているかなぁ。次々と飛び出すアイテムが面白い。電脳ペットも変なんだけど、可愛い。子供がね、良いのですよ、普通の子供で。で、生き生きと動いてます、物語の中で。第二回に登場したヤサコのおばあちゃん・メガばぁが電脳アイテムを売っている駄菓子屋(メガシ屋)を営んでいて、凄腕のハッカーです。メチャクチャパワフルです。で、前回ウィルスに侵された電脳ペット・デンスケを治してもらう代わりに、ヤサコは電脳探偵団へ入団することになる。デンスケを襲うモジョ。メガばぁが退治してくれたけど、そのモジョを操っていたのはイサコ?。HPに注文があるんだなぁ。テンポ良く話が進むのは良いんだけど、次々と出てくるアイテムが覚えきれない。子供に見て欲しいアニメだろうから、結界師のHPが妖怪の紹介をしているくらいに、親切にアイテムのページを作って欲しいな。それと各回のあらすじ位はUPして欲しい。最初から見る人ばかりじゃないんだし。この内容だと、途中から見たら、訳分からない人も多いと思います。・・・と言うわけで、訳分からなくなる前に、是非一度見てみて!!。こちらは小説版。作者はドラマ『六番目の小夜子』の脚本家。

  2007年05月20日

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  『地球(テラ)へ・・・』　#7　「反逆のシロエ」　(5/19)　感想

  先週も良いと思ったけど、大人・キースの素敵さったら!!。あらすじはHPよりコピペ。成長し、メンバーズ候補生となったキース、サム、スウェナ。最終学年生となった彼らの前にセキ・レイ・シロエが新入生として現れる。学年トップの成績を修めながら、反体制的な言動をとるシロエ。彼の感情がキースに向けられる時、鋼の心が震えだす。・・・これだけぇぇぇ?。シロエが新入生としてキースの前に現れる。他の新入生達が落ち着きがないのを、キースは半年もすればステーションが安全な場所だと分かる、そうすれば慣れるとキース。そのキースに対して異を唱えるシロエ。監視されて、指示に従う人たち、しかもそれに疑問も持たない。「このステーションにいる人たちの方がおかしく見える。」キースに対してライバル心をあらわにするシロエは、何かと言えばキースに突っかかってくる。本当はシロエの言う事の方が全うなんですよね。地球は人間の過ちによって人間が住めない星になってしまった。今、地球は再生中、いつか再び人間が住んだ時、二度と過ちを犯さない為に作られたシステム。でも本当に正しいの?、って。正しいかどうかより、疑問を持ってみない、更に持つことがいけない事だとされているおかしさ。スウェナが結婚すると言う。｢かなわないものを追いかけるのに疲れた。｣とスウェナ。それをメンバーズになることだと思うサムは止める。しかしキースは、それはスウェナが決めたこと、口を出すべきではないと言う。「お前にはスウェナの気持ちが分からないのか。」とサム。分かってないのは君の方だ、サム・・・。まあ、私は好きな男の気を引こうと、他の男との結婚を当て馬にするのはどうかと思うので、キースに冷たくされてもスウェナに同情は出来ないなぁ。でも旦那さん、優しそうな人だし、お幸せにね。サムはキースに言い過ぎたことを謝る。かすかに残る少年時代の記憶、スウェナはその中の大事な一部、それを失ってしまいそうだと思った、とサム。しかしキースには、サムのような記憶は一切ない。シロエは悪夢を見る。テラズNo.5による記憶の消去。大事な絵本を見て、まだ記憶は残っていると言い聞かせながら、不安に怯えるシロエ。シロエの少年時代はきっと素晴らしいものだったんでしょうね。絶対に手放したくない思い出、それを奪ったシステム。わずかに残っている記憶も日々薄れていく。そのシステムの申し子のキース。シロエにとってキースはシステムの象徴、システムそのものに思えている。キースの過去を調べるシロエ。キースには成人検査前だけではなく、その後このステーションに来るまでの記憶さえない。リクリエーションルームのアーチェリーゲームをするキース、その彼に勝負を挑むシロエ。二人の点数は互角に進む、しかし一射の失敗に動揺したシロエは調子を崩し、ゲームはキースが勝つ。「勝負はついた、追いかけっこはおしまい。付きまとうのはやめてくれ。」とキース。シロエはまくしたてる。「あなたはただ人の気持ちが分からないだけ。分からないから怖くて逃げてるだけ。過去の記憶も感情も人間らしさもない。あなたはマザー・イライザの申し子、機械仕掛けの冷たい操り人形なんだ。」シロエを殴るキース。「機械でも怒るんだ。」マザーイライザがシロエを放っておくのはどう考えてもおかしいので、キースに感情を学ばせるため?。人間と接しないで成長したキースだから、当然感情の機微なんで分からないわけで、それがどう言うものかを知るべきだから?。相手の感情がどう言うものか分かるようにならなきゃ対処のしようもない。システム側のリーダーとなるべく作られた人でしょうから、キースは。対処できるようになれば最強のクールだよねー。マザーイライザって恐い、恐い。【6/20発売　新作CD】加藤ミリヤ / Love is...《DVD付限定盤》：アニメ『地球へ…』EDテーマ＜2...

  2007年05月19日

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  『DARKER THAN BLACK・黒の契約者』#７「五月雨にクチナシは香りを放ち･･･前編」(5/18)感想

  天然タラシ・李 vs 色気で誘惑・亜璃紗を見てみたいと思ったのは私だけでしょうか?。でも今回の李は大人しく書棚整理のバイト。日中お出掛けしてまして、こんな時間になっちゃいました。なので今回のあらすじはHPよりコピペ。都内、寂れたビルの一室で探偵業を営む久良沢凱。彼の元へ、クチナシの匂いを身に纏った美しい未亡人、弓月亜璃紗が現われる。彼女は亡き夫が大切にしていた黒猫の捜索を依頼しに来たのだった。だが、久良沢はその依頼の背後に別の事件が絡んでいるのではないかと疑う。亜璃紗の亡夫が勤めていた会社では、社員の連続自殺が起きていたのだ。亜璃紗の邸宅に赴いた久良沢は、そこでヘイに出会う。ヘイはある契約者を追っていた。で久良沢は亜璃紗に黒猫をさらったのは夫の前妻ではと言われ、彼女の屋敷に赴く。そこで見つけたのは白骨死体。煙草だ、ウィスキーだと、まさに記号付けまくりのハードボイルド探偵・久良沢。生まれ故郷のアメリカでは、ハードボイルドの傑作と言われる小説の主人公に、厳しい大自然の中で男は体力がなくては生きていけないな戦いに臨んだり、禁煙したりする男がいる昨今、いつの時代の人間だって感じですが・・・。寂れたビルの一室とか言う割には、探偵事務所内は妙に清潔で整然としていた気がするんですけども。ダメじゃん、事務所もうらぶれてなければ。そんな探偵事務所に来る客は、美人の女と相場が決まっている。飼い猫が行方不明、それを探して欲しいとの依頼。見た目が大事な久良沢とは似たもの同志の助手のアニオタ・キコ。先週の予告で見たときは心配してましたが、なかなか良いキャラです。だって使えるもん、久良沢より。ホウムラン軒で雇い主より高いエビチリ食べるところも素敵。そのホウムラン軒で丼を高々と積み上げる男・李。ラーメンばっかりそんなに食べたら身体に悪いと思うんだけど。キコは自分の横を通り過ぎる李を見て?。私は李はごく普通の“兄ちゃん”なキャラだと思ってましたわ。目立ってはまずいわけだし、世間に埋もれてなければならないし。しかしアニオタ・キコには感じるものがあったか?。「やばいです！鎖骨辺りがおいしそうです！」とは恐るべし!!、アニオタ!!。ホウムラン軒の近くの公園、店の従業員の女の子から餌をもらう猫は“フェルナンデス”との名を付けられている。女の子の気持ちを汲んで餌を食べる猫、良いヤツ!!。そして「話って何だ、フェルナンデス？」と李。既に先行放映の方の記事を読んで楽しみにしてました。さらっと言っちゃってるところが最高!!猫のリアクションを見たかったなぁ。亜璃紗の家を訪れた久良沢、耳かきまでしてもらって、亜璃紗の色気にすっかりメロメロ。亜璃紗は猫をさらったのは前妻ではないかと久良沢に言う。亜璃紗の亡夫の会社で次々と起こる自殺事件。そこには契約者が絡んでいた。相手の身体を乗っ取る能力、対価は香水をかぐ事。ヘイが乗っ取られそうになり、猫が助けに入る。猫も動物だけだが、相手を乗っ取ることが出来る契約者、しかし既に本当の身体は失っている。これについは後で書きます。前妻の屋敷に出かける前にカフェで休息を取る久良沢。そこにはあの契約者が、そして久良沢は彼の上着と自分のとを間違って持って帰ってしまう。これがどう動くか。前妻のお宅はゴミ屋敷。画面見てるだけで匂ってきそう・・・。そして久良沢が見つけたのは白骨死体、前妻のものか?。今回の契約者は相手を乗っ取る能力を持つ。ものすごく間の抜けた能力じゃないか。だって乗っ取った後、本体の方、倒れてたし。ここで相手側にもう一人出てきたらお仕舞いかと。本来は一人じゃなくて、ペアで動くべき能力じゃないかなぁ。なのであの契約者は、猫みたいに既に本当の身体を失っているか、本当の身体には執着がなくてどうでも良いと思っているか、あるいはあの身体すら本体ではないか、と思いました。犯人は依頼主の美人の女って言うのはハードボイルドにはよくある話だし。あぁ、疲れているせいか、なんて冷静な感想。(←これでも)出かける前に見た時は、(心の中で)叫びまくっていたんですけどね。ヘイ、素敵!!って。私は楽天ブックさん↓で予約しました。DARKER THAN BLACKー黒の契約者ー1［2枚組］

  2007年05月19日

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  『xxxHolic』　11巻　CLAMP作　感想

  大きな流れの方の話が終盤に向かっているなぁと思わせた新刊でした。重要と思われるキャラが次々と登場します。カラー見開き表紙はお姫様・ひまわりちゃんにかしずくワタヌキと百目鬼です。ひまわりちゃんは可愛いし、ワタヌキと百目鬼はカッコ良い!!。百目鬼はカッコ良くても驚かないけど、ワタヌキにはビックリよ。先ず、座敷童と雨童女が登場。ワタヌキのお見舞いの座敷童、その付き添いの雨童女。座敷童の声が変わっている、恋をして大人になったせいらしい。雨童女に「貴方は存在自体、ありえないでしょう。」と言われてしまうワタヌキ。わたぬきは、侑子さんにもらった卵から孵った鳥をひまわりちゃんにあげる。「蒲公英(たんぽぽ)」と名付けるワタヌキ。サクラが対価に送ってきた卵は二つに分かれた、一つは魔力を秘め、一つにはない。一つであるべきものが二つになる、小狼君たちのように。。飛王・リードのせい。「夢は終わらせなければ。」と侑子さん。たんぽぽに名をつけたことにやきもちを妬く管狐、それでワタヌキは「無月」と名付ける。侑子さんはもう一つの卵を百目鬼に渡す。「持っていて、これから起こることの為に。」「迷わないで、その瞬間が来ても。」そして客が来た。長い髪を片方だけ結んでする女の子、家で変なことが起こる、恐いと言う。侑子さんは鈴を彼女に渡す、しかし収まらず、エスカレートして行くだけ。彼女を心配するワタヌキの元に遙が現れる。夢を介して彼女の元にワタヌキを連れて行く遙。そして彼女の部屋に別の女性が現れ、鈴の音に、彼女と同じように怯える姿を見る。彼女の方がこの世にいてはいけないものだった。続いては狐の子が登場、お礼のお礼におでんを届けてくれた。そのまたお礼でミトンを編んでプレゼントするワタヌキ。マルとモロは眠っている、二人はこの「店」の「場」を支えるもの、眠っていなければ支えられない状態になっている、それすらも破られる。世界自体が揺れている、もう一つの世界で小狼君たちが選択したことによって。次に登場は小羽ちゃん。ワタヌキはみんなに手袋をプレゼントしているのだが、偶然に会った小羽ちゃんにも渡す。ワタヌキと百目鬼が混ざっていると言う小羽ちゃん。小羽ちゃんのママが迎えに来る、小羽ちゃんを怖れ、決して名前を呼ばない。なのに霊能力による稼ぎを当てにし、その力を失うことを怖れている。ママを見て、自分から小羽ちゃんに会いに行くとワタヌキ。百目鬼は変わった、しかしそれも必要なこと。百目鬼が視なければならない最後の瞬間を、最後にしない為に。下校途中、ひまわりちゃんと百目鬼と一緒だったのに、ワタヌキはふいに二人から隔絶されてしまう。気が付くと侑子さんの店で寝ていて、侑子さんに当分店に泊まるように言われる。最後の瞬間が近付いている。全体が終盤に向かっている流れの中で、一つポツンと入った“彼女”のエピソードがすごく気にかかる。これをここに入れたことで、すっごくイヤな予想をしてしまうんですけど。侑子さんが今回も色々お着替えしててお綺麗。そして遙さん再び!!もう百目鬼に大人の風格付けさせたらこうなりますかって感じで、大好き!!。泰然としているところが良いんだなぁ。大好きな可愛いキャラ達がいっぱい出て来て嬉しかったです。とくに小狐の可愛いさったら!!私もこの子がいる屋台のおでん屋さんに行って、一杯やりたいですよ。美味しいって評判ですし。で、お酒を宝物庫にしまっている侑子さん。お酒は宝だから。その通り!!白モコナに会いたいと言う黒モコナが切なくて、可愛らしい。白モコナも黒モコナもそれぞれの場所でがんばっている。ひまわりちゃんが落ち着いた雰囲気になりました。ワタヌキの力って大きい。相手の事を思う力って本当に凄いと思う。『ツバサ・クロニクル』と連動で進んでいるこのマンガ。私はツバサの方はちゃんと読んでないのですが、『xxxHolic』がこの感じだと、大詰めを迎えているのでしょうか。

  2007年05月18日

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  『おおきく振りかぶって』 #6 「投手の条件」 (5/17) 超簡単感想

  ネッ友さん達にとっても評判が良い『おお振り』を見てみました。原作読んでなくて全く訳が分からないので、ちょっと自分の為の覚書。野球だからキャラ多いし。公式HP【県立西浦高校:野球部は新設、部員は一年生のみ】三橋廉（代永翼):投手、右投左打阿部隆也（中村悠一):捕手、右投右打 田島悠一郎（下野紘): 三塁手・捕手・一塁手、右投左打花井梓（谷山紀章): 右翼手・投手、右投右打栄口勇人（鈴木千尋):二塁手、右投右打泉孝介（福山潤):中堅手・三塁手、右投両打巣山尚治（保村真):遊撃手・三塁手、右投右打水谷文貴（角研一郎):左翼手・二塁手、右投右打 沖一利（佐藤雄大):一塁手・投手・外野手、左投左打西広辰太郎（木村良平):外野手、右投右打篠岡千代（福圓美里): 野球部マネージャー、右投右打百枝まりあ（早水リサ):野球部監督、左投左打【三星学園】三橋が中等部に通っていた学校叶修悟（大須賀純):投手、右投右打畠篤史（大畑伸太郎):捕手、右投右打織田裕行（福山潤):一塁手、右投右打 今回はこの位で。Wikipediaさんを参照させていただきました、いつもお世話になっています。あらすじはHPよりコピペ。２点リードで迎えた５回。このまま西浦高校優勢で続くかと思われた試合は、しかし調子を取り戻したピッチャー・叶によって勢いを止められ、追加点を入れることができないでいた。一方の三橋は、三星学園を相手にこれまでパーフェクトピッチング。一人のランナーも許さない好投を続けていた。何とか点入れたい織田は、何か三橋を攻略できるヒントはないかと、叶に三橋のピッチングについて聞きだす。そこで叶は、「投手の条件」とは何かを織田に問いかけるのだが……。 今回、練習試合のシーンだけだったからなぁ。三橋の投げるのが球筋の読めない“荒れ球”と織田が考えていたから、大リーグに行った某投手を思い浮かべたんですが、三橋は実は優れた制球力を持っていて、その力でそう打者に思わせるような球を投げていたと。それは凄いわ。一方の叶君。一年生でエースナンバー付けてる位なんだから、才能のある投手なんでしょうね。でも100球までしかスタミナがないんじゃ・・・。三星学園は押さえが厚いってことなんでしょうか。マジメに野球をやってるアニメと思いました。球種の組み合わせの利点なんか、私にはさっぱりなんですけどね。中学時代の経験からひくつになったピッチャー三橋と、同じくピッチャーと上手く行かずに自分の力で勝つことにこだわるキャッチャー阿部。この二人のずれが9人で試合をする野球にどう言う結果を及ぼすかが良く出てた回だったと思います。ピッチャーとバッターの駆け引きなんかは、ノンフィクションで読んでもメチャクチャ面白いのですよ。だからこう言う心理を描いてくれるのは好き。投手の条件が、一試合を投げきれるくらい、投げることが好きって言うのが良いですね。昨夏甲子園を湧かせた斉藤君とか田中君見てると、本当に投げるのが好き、野球が好きって感じたもの。この試合、勝っちゃあいけないと思った。まだまだ出来たてのチーム、自分達の何が失敗でそれが負けに繋がったのかを知る必要があると思った。・・・で松風さん演じる榛名元希の登場はいつ頃になりそうですか?、とか言ってみる。 ・・・って言うか、たぶんこれうちの旦那さんが好きなタイプの話だわ。よし!!。夢中にさせて原作は旦那さんに買ってもらおう。アフタヌーンKCですか。最近、子供に読ませても平気・・・って言うか読ませたい、上質のマンガって大人対象雑誌に多いよなぁ。『蟲師』とか『PLUTO』とか。　　　http://ap.bblog.biglobe.ne.jp/ap/tb/fb20ae3070

  2007年05月18日

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  『NARUTO疾風伝』 #234 「ナルトの成長」 (5/17) 感想

  ごめんなさい!!。自分でも贅沢な願いだと言う事は分かっているんです。でも、鴉のシーンはもっと幻想的な怖ろしさ、不安を起こすように描いて欲しかった。あらすじはHPよりコピペ。教え子三人を水牢の術に捕らえられ、失策を悔いるガイ。次こそ自らの武器で対抗すべく愛用のヌンチャクで鬼鮫に挑む。超体術ＶＳ怪力の激しい肉弾戦になだれ込む両者。テンテンが酸素不足の限界を迎える中、遂にガイは一気に勝負をつけるため禁断の奥義の準備に入る。一方、写輪眼を見ていないのにもかかわらずイタチの幻術に捕らわれてしまったナルト。焦燥にかられるナルトだが、その脳裏を過ぎったのは師・自来也による『幻術対策』の修業の数々だった。先ず、ナルトの方。ナルトを囲むカカシ、サクラ、チヨバァがイタチの姿に変わる。クナイを投げるナルト、イタチの姿がちぎれて、それが無数の鴉へと変わっていく。目は見なかったのに、何故幻術に?。数羽のカラスが集まってイタチの姿を取る。指一つで発動出来るとイタチ。今は万華鏡写輪目は使えないと教えてあげるイタチ、親切。しかし今のナルトはかつてイタチと対峙したときのナルトではない。自来也とした修行を思い出すナルト。ここに自来也との修行シーンがオリジナルで入りました。これは良い!!。ちゃんと説明になってて、分かりやすかったし。一方のガイ班。水牢の術に捕らえられたネジ、リー、テンテン、テンテンは限界に近い。鬼鮫に五食鮫の術を繰り出され、水中深く追い詰められるガイ。時間をかけていられない。“八門遁甲・第六・景門”開!!。この戦いはもう見ててワクワクしました。原作ではサクッと済んでしまったシーンなんですが、アニメではオリジナルで膨らませて、見ごたえ充分です。アクションシーンはこうでなくっちゃです。ガイと鬼鮫がやりあう度に盛大に水しぶきが上がるのも、迫力満点。鬼鮫の五色鮫と、ガイの八門遁甲・第六・景門をたっぷり見せてくれたのが嬉しかったです。五色鮫って再生するんだぁ。これは恐い。ガイの“開”のシーンも一門ずつ開いて行く。沸き起こる膨大なチャクラに驚く鬼鮫に一瞬のすき、そこをついてネジが水牢の術から逃れ、分身の鬼鮫を八卦空掌で撃退。リーとテンテンを救い出す。このシーンのネジ、ちょーっと顔のデッサン崩れてなかったか?。うーん、ぱっくんのオリジナルで時間を取るより、ガイが朝孔雀を叩き込むまでをやった方が、流れとしては良いように思ったんですが。それともこれも来週たっぷり見せてくれるかな。来週はイタチの幻術シーン。サクラが怖すぎ!!。そしてカカシ vs イタチ。原作ではヘタレ忍者化しているカカシ、アニメではカッコ良いところが見たいワー。おまけはネジとテンテンが日向一族について解説。ヒナタの妹の名前は?　のクエスチョン。一瞬間が出来るネジ。覚えてなかったのかい!!ネジはヒナタのことさえ頭にあれば良いの良いのと思う私は“ネジ・ヒナ”推奨派。もうすぐ夏が来るし。

  2007年05月17日

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  『銀魂』　#56　「一日局長に気を付けろッテンマイヤーさん」　(5/17)　感想

  「今、玉つった?。アイドルが玉つった?。あれホントにアイドルですかィ?。」これホントに夕方6時台のアニメですかィ?サド王子の張り切りすぎで地に落ちたチンピラ警察24時真選組のイメージを回復すべく、一日局長に就いたお通ちゃん。隊員達ははしゃぎっぱなし、それを諌める近藤の背中にもピンクのサイン。仕事をやるからには全力でと考えるお通ちゃんは、戦略を考えていた。語尾に可愛い言葉をつける“お通語”で話すこと。そしてマスコットキャラ・誠ちゃん。パレードで練り歩く真選組。お通ちゃんの過去話を聞き、「アンタいい女だっふんだー。」と近藤、楽しく会話する二人、ぶっ飛ばしたい気分の土方と沖田。もう一人気に入らない男が、それはまこっちゃんの中に入っていた新八、よく見ればまこっちゃんの上半身は飲み屋で飲んだくれている。そこへ寺小屋の集団下校の子供達、イメージのチャーンス!!。しかし上半身担当は頭から着ぐるみに突っ込み、背負っていた死体は落ちる。その死体が起き出して猛然と馬を追う。恐い!!。逃げ出す子供達。騒ぎが終わってみれば、まこっちゃんの中身は銀さん達、万事屋の面々、ゲシゲシと制裁をくわえる真選組。しかしお通ちゃんが今江戸を騒がしている連続婦女誘拐犯に捕らえられていた。寺の塔に立てこもる犯人達は攘夷浪士、人質解放の条件に“逮捕された浪士の解放”と“真選組の解散”を要求。さらに突きつける無理難題。それはエスカレートして“局長を斬れ”とまで。どれだけ人に嫌われようと、笑われようと、「護るべきものを護れんふがいない男にだけは絶対なりたくない。」自分を斬れ、と近藤。剣を抜き、近藤に切りかかる隊員たち。しかし銀さん登場!!。敵陣にもぐりこんで人質はとっくに解放、残るお通ちゃんは女装して女達の中に紛れ込んでいた山崎が救出。下を見れば真選組がバズーガを構えてニヤリと笑っている。人質は全員無事救出、お寺は半壊しちゃったけどね。その新聞記事を読む男・つんぽ。「晋助、拙者らの野望も容易には果たせぬぞ。」も、土方が付きっぱなし。沖田も付いてて、珍しく意見の一致したシーンも。これ原作でも面白いんだけど、例えば近藤:「俺が何も考えずにお通ちゃんをお呼びしたと思うのか。」、土方:「いや、いやらしいことを考えてお呼びしたと思う。」のシーンで、近藤がお通ちゃんの肩を抱くのがオリジナルで入るんだなぁ。なので面白さが更に。お通ちゃん、良い子だぁ。可愛いだけじゃございません。苦労を跳ね返す根性のある女でございます。“お通語”、メチャクチャ話辛いと思うんだけど、スラスラスラスラよどみなくお話になっている。声優さんを尊敬しましたよ、私は。そのお通語も土方 vs 沖田に掛かっては、“死ね”で締めくくる殺伐としたセリフに。ちっとも可愛くなーい!!。でも面白ーい。新八の“お通ちゃんはオナラもウンコもしない”、近藤の“(オナラは)お妙さんの場合、ピンクの煙が出てきます”発言も、煙草を吸って聞き流す土方、素敵!!あぁ、その土方も・・・。攘夷浪士の要求の前にはお笑いキャラ?。・・・って言うか、沖田にはかなわないのぉぉぉ!?。“局長を斬れ”の要求に、「よっしゃ、来い。」と近藤。男だ!!これTV放映してたんだよね、お妙さん、見ててあげてた?。これだから真選組の隊員に慕われるんだよね。お通ちゃんも「局長!!。」と叫ぶ。真選組局長になれる男はただ一人、近藤の他にはいませんまこっちゃんは真選組のイメージマスコット。バカで物騒で江戸の平和を護るカンジ納得!!次週は快援隊の坂本辰馬再び。あれ?、銀さん、ヅラ、高杉、坂本の攘夷志士時代の絵だよね?。オリジナル?。すっごく楽しみなんですけども!!。麦茶が美味しい季節になってきました。左が真選組、右が万事屋。　↓どのコンビが一巻を飾るのか楽しみ楽しみ。銀魂　シーズン其ノ弐　01〈完全生産限定版〉

  2007年05月17日

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  『ロング・グッドバイ』レイモンド・チャンドラー著　村上春樹訳　感想

  読み終えたのは随分前だったのですが、これは時間的にも気持ちにも余裕がある時に書きたかったので、すっかり遅くなってしまいました。便宜上、小説そのものを『The Long Goodby』、清水俊二さんが訳されたものを『長いお別れ』、村上春樹さんのものを『ロング・グッドバイ』と記します。　←この装丁はやっぱり合っていないと思うな、私は・・・。小説自体はとても有名で、既に『長いお別れ』でたくさんの方がレビューを書いていらっしゃいます。とても素晴らしい物も多く、あれらを読んで、私が書くなど恥ずかしくてとても出来ません。なので『The Long Goodbye』については私の好きなところだけを書きます。『The Long Goodbye』の魅力は、もちろん“私”フィリップ・マーローの人物やストーリー自体にあるのは当然です。余談ですが、私は主人公が“私”と語るハードボイルドが好きです。ですが、私を惹きつけてやまないのは、小説内に散りばめられた、小説とは直接関係のない描写にあります。有名なテリー・レノックスがマーロウに語る好きなバー。活字で書かれているのに、その在り様が目に浮かびます。これを読むと、酒飲みの私は、今すぐそこに行きたいと思ってしまう。もっとも私は人のざわめきがBGM程度にあるバーも好きですが。そしてテリーが続けるセリフ。「アルコールは恋に似ている。」「最初のキスは魔法のようだ。二度目で心を通わせる。そして三度目は決まり事になる。」そしてこれは村上さんがあとがきにも書いている箇所。アイリーンの美しさを書くのに、“金髪女”をほぼ２ページを費やして描写してます。普通に読めば、こんなに書く必要があるか?、と思う箇所なんですが、これが良いのですよ。もう一つ、私が好きな箇所。ウェイド宅で開かれパーティーでのマーロウと小柄な娘の会話。「あなたの名前は。」「マーロウ。」「最後にeはつくの、つかないの?。」「つきます。」「ああ、e付きのマーロウさんね。」「哀しくも美しい名前だわ。」こう言う描写が随所に挟み込まれているのが、『The Long Goodbye』を何度も繰り返し読んで来た大きな理由です。さて、村上春樹さんが40ページにも及んで書かれた後書きから、思うことを。『The Long Goodbye』の解説はもちろん、著者のチャンドラーや、フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』についも書かれていて、小説の背景を知るにはもって来いです。村上さんの小説家(と言うか翻訳家?)としての、清水さんへのライバル意識も感じ取られて面白く読みました。その中で何故今『The Long Goodbye』を再訳したかを語っている箇所があります。一つに、清水訳の方は、かなりの多くの文章が、あるいは文章の細部が省かれているから。これは私も知りませんでした。そして後書きの中で村上さんが述べられているように、“完訳”が存在して良い、と言うのはもっともです。私は基本的には作者が書いたことを、翻訳で省くのは、やっぱり作者に対して失礼だと思いますし、すべきことではないと思います。原文で読むだけの英語力がない私には、だからこの『ロング・グッドバイ』を読めたことは幸せでした。もう一つに、翻訳は、家屋で例えるなら二十五年で補修にかかり、五十年で大きく改築、もしくは新築したほうが良いと村上さんが思っているから。言葉や表現も当然古くなりますし、作家、作品の背景に対する情報量も格段に増えている。だから現代の感覚(に近いもの)で洗いなおされた『ロング・グッドバイ』が『長いお別れ』と並行する形で存在した方が良い、と。ここを読んで、村上さんは意識して、マーロウを現代に存在するかのような人物として作り上げたんだなぁと納得しました。村上・マーロウはソフトで、こう言う例えはなんですが、男の人の好みとしてどちらが良いかと問われれば、私はこちらと応えます。とても存在が身近に感じられるというのも変な話ですが、今生きている私と同じ時間を、マーロウもどこかで生きている、とそう思わせます。ですが、マーロウとしてどうなんだと聞かれれば、迷うことなく清水・マーロウを取ります。小説にはそれが書かれた時代の雰囲気を色濃く反映していて、それが良いと言うものも多く、私にとっては『長いお別れ』もまさにそれです。もちろん『長いお別れ』が出た時代には私は生まれてもいませんので、実際を知っているわけではないです。しかし小説を読むときに、その時代を感じ取る、あるいは思い描く幸せもまたあると思うのです。『ロング・グッドバイ』から、この時代の空気を感じ取ることが出来ません。『The Long Goodby』は主人公・マーロウの感情、心理表現を排除し、彼の話す言葉、彼の取る行動がそれを表している文体として有名ですが、それならば尚、マーロウが生きている時代を感じさせる方が、私は好きです。私は中学生の時に始めて『長いお別れ』を読み、何度も再読しました。私の中で、マーロウは既に『長いお別れ』で描かれているマーロウで確立されてしまっていました。『ロング・グッドバイ』のマーロウはそれに変わるものとはなり得ませんでした。但し、『ロング・グッドバイ』も大変面白い小説である事には変わりないです。特に村上さんの翻訳本がお好きな方には、楽しめる小説だと思います。私も夢中になりながら、読み終えてしまうのが惜しくて大事に大事に読みました。村上さんが後書きで述べられてることももっともだと思うので、始めて『The Long Goodby』を読む方にはお薦めです。また、『長いお別れ』を読んだ方も、現代の感覚(に近いもの)で洗いなおされた『The Long Goodby』を読んでみるのも、良いものではないかと思います。

  2007年05月17日

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• 『BLEACH』 #126 「雨竜VS竜弦！激突クインシー親子」 (5/16) 感想

  いろいろてんこ盛りの回でしたが、何と言っても今日の一番は竜弦様よ!!「だがまぁ・・・、今日のところは見逃してやる。」にはゾクゾクしました!!。あらすじをHPからコピペしようかと思ったら・・・。日テレさんを見習ってもうちょっと充実させてね。先ず、シロちゃんと雛森の会話。目の下にクマがある雛森が痛々しい、が、しかし!!。シロちゃんは「日番谷くんじゃなくて、日番谷隊長だ。」と言う。これ聞けば、ソールソサエティーでそれなりの責任を負っている存在だってことは分かるよね。にも係らずその後で雛森は、「藍染隊長を助けてあげて。」と来た。私、雛森って好きだったんですよ。そりゃ乱菊や夜一ほどではないけど、可愛いじゃないですか、こう言うキャラが居ても良い。でもこれにはもう・・・。藍染の刷り込みの力が強くて、それだけ藍染が凄いってのは分かりますけど。何がイヤって、無意識だとしても、シロちゃんになら言っても許されると思ってるところなんだよね。イヤな女になっちゃったなぁ。次は茶渡の修行に付き合う恋次。さすがはハンサムエロ商人・喜助、上手く騙くらかして交渉して、恋次を茶渡の修行の相手にすることに成功。その恋次、イヤだイヤだと言ってたくせして、始まればマジ。さすがはバトル野郎。お次はこちらも修行の一護、お相手はヒヨリ。ビシバシしごかれてます。・・・お願い同じシーンの使いまわしはやめて。そこに現れたのは織姫。「おトイレどこですか、なんちゃって。」良いなぁ、この天然さが織姫の魅力なんだけどなぁ。織姫がハッチの結界をすり抜けて入ってきたことに驚くヴァイザードたち。ここのやりとりが面白い!!。雑魚キャラムードが漂う破面(ほんの一部除く)たちよりよっぽど良いキャラなんだけど。そして秘密のお部屋で息子と遊んであげる竜弦様!!。実の息子に冷酷な顔を崩さない竜弦様、さすがです。何たって雨竜が“殺される”と思っちゃうほどですから。弱った雨竜の心臓に撃つ霊弓の一撃。これが滅却師の能力を取り戻す唯一の方法。「だからお前は馬鹿だと言うんだ。反吐が出る。」の後で、「だがまぁ、今日のところは見逃してやる。」竜弦様だからこそ許されるセリフです!!。マネしちゃダメよ。が、しかし!!。何、この短さ。私は途中で終わって、次回にじっくりやってくれるものと信じて疑ってませんでしたよ。前々回に狩矢なんか出して長々語らせるなら、竜弦様と雨竜のシーンをじっくりやって欲しいわ・・・。ブリーチは結構原作も展開がスピーディーなんですよ。にも係らずこの進みっぷり。スタッフのオリジナルへの意欲をヒシヒシと感じるのは私だけでしょうか?。勘弁して。次回予告はヴァイザードと修行の一護、これで立派なお笑い芸人に?。おまけは・・・ちょっと待て!!。ギンが破面の説明してくれるんじゃないのぉぉぉ。いよいよDVD化、ジャケットはウルキオラ。★特典ドラマCD付！BLEACH 破面・出現篇 1【完全生産限定版】

  2007年05月16日

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  『クレイモア・CLAYMORE』　 #7 「死者の烙印」 (5/15) 感想

  戦いのシーンがカッコ良い!!そうよそうよ、こう言うのが見たいのよ!!、と思ってしまう。あらすじは公式HPでどぞ。荒野を歩くテレサとクレア。間もなく町に着く、そうすればゆっくり休める。そう思っていた。妖魔の巣と化した町。次々と妖魔を狩るのはNo.3クレイモアのソフィアとNo.4のノエル。この二人は仕事が楽しそうです。そこに現れたイレーネはNo.2、のはずだったが今はNo.3だと言う。今一人招集されたプリシラは、クレイモアなり立てにも係らず数ヶ月で一気にNo.2に上り詰めた。そのプリシラは“ドンくさそうなただのガキ”←ノエル談。しかしその後ろにはおびただしい数の妖魔の残骸。目的はテレサ討伐。皆さん、お美しいですー。クレイモアって言うのは美人じゃなければなれないんですかって位です。町に着いたテレサとクレアはついた途端に妖魔退治をすることに。町の人々から感謝され、そのことに驚くテレサ。二人はホテルに落ち着く。ベッドはツイン、なのにテレサのそばに居たいと甘えて懐くクレアが可愛くて、そして哀しい。やっと手に入れた安息だったはず。もう少しこの時間を与えてあげたかった。暫くはこの町で落ち着ける、その想いは異質な妖気で壊される。先陣をきったのはイレーネ、得意の高速剣でテレサを攻撃するが叶わない。ごめんなさい。このシーンは笑っちゃった。高速感を出したいのは分かるけど、スローモーションの様に見せてお互いの剣さばきを見せるとか、スピードの緩急つけた方が良いと思う。下の階から突くソフィア、窓辺によけたテレサを外から壁ごと切りかかる。外に逃れたテレサ、しかし背後にプリシラが、気配を感じさせずに居た。きちんと挨拶して「首を頂きます。」とプリシラ。組織に徹底的に刷り込まれた彼女にテレサは、「世の中、そう理想どおりには行かないんだよ、お譲ちゃん。」テレサが“微笑みのテレサ”と呼ばれる訳、それは微笑みの他に目に付くものがないからだとイレーネは言う。力のソフィア、身の軽さのノエル、高速剣のイレーネ、個々には自分達の方が上。テレサが最強の理由は妖気を感じ取る能力がずば抜けていること。身体を流れる細やかな流れまで感じ取る。だからこそ妖力を極限まで抑えて戦えるプリシラは、テレサが最も苦手とするタイプ。互角にやり合っているかのように見えるテレサとプリシラ。しかし「助けに入る。」とイレーネ。元々の自力が違う。自分が押されていることを感じ取るプリシラ。正しいのは自分、その自分がどうして勝てないのかとテレサに切りつける。プリシラの潜在能力は“化物”と判断するテレサ。クレアが目に入る。「まだ死ぬわけには行かないんだ。」プリシラの頭上に振り下ろされた剣、それを剣で止めるイレーネ。更にソフィアとノエルが切りかかる。四人に囲まれたテレサ。「一人に多人数はイヤ。」とプリシラ。それを「甘ったれるな。」と叱り付けるイレーネは、自分達の目的の遂行に必要なことを説く。３人はフォロー、プリシラは全力でテレサにあたる。能力を解放する３人。不安げに見つめるクレア。「悪いのは全てあなたです。」とプリシラも覚醒。高速剣のシーンを除けば、本当に戦っているシーンがカッコ良いのですよ。人間の身体が動いている様を、存分に楽しめます。他のアクションアニメも見習って欲しいと思っちゃったよ、昨日の今日だと。けど・・・。テレサが盗賊たちを殺したのも許されない程、“人を傷つけてはならない、殺してはならない”の掟が絶対だと言うのなら、クレアをおんぶ紐で背中にくくりつければ絶対防御・・・とか思っちゃった私を許してください。幾らなんでもあの破壊力じゃ、クレアに全く傷を負わせることなくテレサを殺すのは無理じゃないかって・・・。テレサを慕うクレアと、そのクレアを愛しく思っているテレサ、二人の様子が短いのですけどきちんと描かれていて、これが殺伐とした戦いの中で効いています。これがあるから訪れるだろう結果を思う時、哀しみを感じるんですよね。さて、プリシラ。ものすっごくマジメな少女です。作中「妖魔に対する強い憎しみがある」とあったので、おそらくはクレアのような想いをしたのではないかしら。若さゆえの正義感も私は好きです。例え度が過ぎてようが、間違いがあろうが、若さの特権だと私は思っているから。組織から聞いてるのは「テレサが人を殺した、更に粛清の時に仲間のクレイモアを傷つけた」程度のことだろうから、テレサに対する態度は当然かと。その生真面目さが、年齢を重ね、妖魔を狩る仕事を続けるうちに、返って自分を追い込んで行きそうな予感を持たせる。ソフィアやノエルのように、どっか良い加減な人間の方が、生きやすいと思うんだよね。テレサは強いけれど、さすがに4人相手ではきつそうです。CLAYMORE Limited Edition Sequence.2（初回限定生産）(DVD) ◆20%OFF！

  2007年05月16日

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• 『DEATH NOTE』　#31　「移譲」　(5/15)　感想

  いつもの様にあらすじは公式HPでどぞ。ライトは根本的に他人の人となりと言うものが分かってないよねー。間違った思い込みの上でその人が動くと予想を立ててるから、崩れる崩れる。ＳＰＫ本部に攻撃をかけるキラ信望者たち、しかし彼らを正確に見抜いているニアは、現金をばらまくと言う手段に出る。大騒ぎで警官隊が出動、そのドサクサの中でニアはまんまと脱出。ライトはついに自分の目でニアを捉えることさえ出来なかった。だいたいこんな計画でニアがひょこひょことTVカメラの前に姿をさらすと思うことすら、そもそも浅はかなんですが。ついでに言えば、後半で出目川が“キラ王国”の番組の中で、図に乗った姿をさらけ出すけど、今更“使えない”と怒っているライトの方に、私は驚きだわ。今までの様子を見てれば予想はつくでしょうに。キラ支持者の愚かさを全世界に中継されちゃったおまけ付きで、完全にライトの敗北。確かに初代Lは傑出した人物だったけど、“L”と言うのはシステムのようなものなんですよね。だから初代Lが死んでも、本来の“L”自体はきちんと動くように出来ている。自分が二代目Lと言う“名”に収まっちゃってるライトには、その辺りが見えてないんじゃないかと思う。自分が戦っているのは“L”であって、だから初代Lに対したように、それこそ一つミスれば自分の首をしめると、全身かみそりの様に研ぎ澄ませて、言葉の一つ一つにも気を配らなきゃいけないんですけどね、本来は。“初代L”を殺せたことで、慢心して図に乗っちゃって、その辺のところがおろそかになっちゃってますよ。それと自分の失敗はちゃんと見直しして反省しろって。自分をとことん信じているその姿勢には感心しますけどね、ある意味。この騒ぎを日本の空港のTVで見ていたメロ。一方、ニアは畳み掛けるように日本捜査陣に揺さぶりをかける。しかも追い込みすぎない、微妙なラインを知っている。相沢はライトへの疑いの捨てきれない。それでライトは次の手を打つが、情報は既にニアに渡っている。キラは二代目L、夜神の息子だと推測できる情報。そして“死神の目”。これに頼りすぎてる感があるライトには致命的か?。“キラ王国”で献金を呼びかけ、幹部まで持ち出した出目川。しかしその幹部達が次々と死んでいく。ミサにノートの所有権を放棄させて作り出した新たなるキラ・魅上。その人選を“間違いなかった”とご満悦のライト。魅上は自分の手足となるべく選んだ男。果たして思い通りに動いてくれるかな?。何か、魅上がカッコ良くないか?。メロも原作より良いと思ったけど、魅上は更に上を行く魅力度。魅上の声優さんは松風雅也さん。『地獄少女・二籠』で一目連、『桜蘭高校ホスト部』で鏡夜を演じてた、私はお気に入りの声優さん。うん、楽しみだわ。NDS DEATH NOTE -Lを継ぐ者-（予約）

  2007年05月16日

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  『D.Gray-man』 #32 「なぞの幽霊船」 (5/15) 感想

  悪い予感ほどよくあたる　↑上手いこと言うよなぁ。あらすじはHPよりコピペ。クロスを捜して旅を続けるアレン。途中、港について海を渡ろうとすると定期船が海賊船に沈められてしまい、今日中には渡れないという。しょうがなく一泊しようと宿に泊まると、その宿の一人息子アーチにティムキャンピーが捕まってしまう。アーチはアレンにテイムを返して欲しければ自分がリーダーをしている海賊団に入れと要求してくる。しぶしぶ子供たちに付き合うことになったアレン。でアレンは子供達の試験を難なくパス、海賊団のメンバーに入れられてしまう。アーチに連れられて行った洞窟で、子供達はいかだを製作中、これで海賊船をやっつけるのだと言う。たしなめるアレンは海賊団からクビを言い渡される。次の日、やっと来た定期船、しかし海賊船に襲われている。いかだで退治に乗り出す子供達。しかし海賊船は実はアクマ、助けに向かうアレン。子供達の協力もあり、アクマを撃退。気持ちがすれ違っていたアーチと父も、この一件でお互いを理解し、メデタシメデタシ、アレンは船に乗り、リナリーとの合流地点に向かう。先週の予感がそっくりあたっちゃいましたよ。お願いだから、9月以降もアニメを続けるなんて欲は捨てて!!。原作を進めて!!。その方がD.グレのアニメって面白かったよねって思ってもらえるって。世の中には有終の美って言葉があるんだから。一番思ったのは、このアニメって何歳児対象になっちゃったんだ?ってこと。某忍者アニメのオリジナルを彷彿させたよ。いかだで海賊船退治なんて、そんな・・・。本来細かい描写を重ねて、見てるものに納得させて進めなきゃいけない設定をこうも荒っぽくやられたんじゃ、苦笑するしかありません。子供たちも、お父さんも典型的、目新しいものは一つもない。先週リナリーがたった一人で多数のアクマを撃退させた後に、アレンが図体デカイだけのアクマ一体に、子供の助けがいるなんてそんな・・・。Dグレのファンが、何を見たいと思ってTVをつけてるのか、もうちょっと考えて欲しいなぁ。　↑神田出せ、ティキ出せと言ってるんじゃないよ。　　イヤ、そりゃ見たいけど。幽霊船の次は魔女の次回。神田のお話。子供によると小説が原作だとか。どんなにカッコ良いキャラも魅力的なストーリーの中で生き生きと動いてこそと思っている私。嬉しさよりも不安が先に立つ・・・。週刊ジャンプで時々見かけるけど、カードの絵は本当に美麗。第三弾と第四弾。『D.Gray-man』 トレーディングカードゲーム ブースター第4弾「闇を照らす神眼」こんなのも出るらしい。ショップによって価格が違うので、比べてみた方がよろしいかと・・・。コナミ ディー・グレイマン 黒の教団シークレットファイル FILE01 BOX販売　予約：7月19日発売予定

  2007年05月15日

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  『結界師』 #22「裏会からの使者」(5/14)感想

  役者が揃ってきて、物語が動き出したって感じの今回でした。あらすじは公式HPでどぞ。志々尾が自分のことを語らないので、良守は“人に化けた妖”と決め付ける。これは志々尾にはきついだろうなぁ。で、志々尾は正守に電話して説明してもらうわけだけど、これは逆効果だよね。志々尾は正守に対して並外れた思い入れがあるけど、一方の良守は正守にコンプレックスがある。引き合いに出されてバカにされては、良守もカチーンと来る。・・・と言う事で二人はいがみ合いに。それを止める時音が良いわ。結界でリズム良く良守をしばいちゃって。志々尾は雪村家と墨村家に、裏会のお使いに、しかし良守のおじいさんはお出掛け中。墨村の家を“ここがあの人の家なんだなぁ”見る志々尾、本当に正守のことを好きなんだなって良く分かるシーン。そのおじいちゃんは松戸と言う人物のところに頼み事に。松戸は相当の変わり者、助手の加賀見君は妖。ちっちゃなじいさんキャラですが、この松戸と加賀見が良いのよ。重要なキャラだったりする。おじいちゃんは良守が持ち帰った、妖が被っていた人の皮について調査を依頼。良守のお父さんは松戸のところで助手をしていたらしい。何か意味深。・・・これ原作では放置になってないか?。一方、自宅に帰って来た良守は志々尾とまた喧嘩になるが、そこにおじいちゃん帰宅。無事志々尾のお使い終了。アパートに帰った志々尾に正守から電話が。何故自分を烏森に派遣したのかと問う志々尾、良守と限が合うと思ったと正守。(良守たちを)壊してしまいそうだと言う志々尾が切ない。正守は携帯片手に話しながら妖退治してます。強い!!。余裕しゃくしゃく。妖退治に出かける仕度をする志々尾、背中には文様。夜、こちらも妖退治に出かけた良守と時音。相手は一つ目蜥蜴、しかし動きが早くて捕らえられない。校舎の方に行った妖、そこへ凄まじい妖力が。良守と時音が行ってみると、妖は志々尾が仕留めた後。「補佐役なら俺たちに無断で勝手な事をしないでもらおうか。」と良守。結界師は最強の術者、「お前は違う。」と志々尾。姫登場、もう大好きなんですよ、この妖!!。白にわがまま放題の姿が色っぽいです。白の狙いは烏森、姫の為に。進みが早いなぁ、原作に追いついちゃうよ、こんな調子で飛ばしていたら。

  2007年05月14日

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  レモンゼリー・柑橘系とラズベリーのゼリーのレシピ

  関東ではここのところ気持ちの良い天気が続いてます。時にはちょっと暑いかな?の日も。なのでこのところゼリーを作りまくってます。最初はレモンを絞って作ったゼリーレモン汁　150cc (だいたい3個位)水　150cc粉ゼラチン　5gグラニュー糖　100g粉ゼラチンを大さじ2の水に入れてふやかします。水120ccとグラニュー糖を鍋に入れて火をかけ、砂糖を溶かします。溶けたら火を止め、ふやかしたゼラチンを入れて、余熱で溶かします。粗熱が取れたらレモン汁を入れ、混ぜ合わせて冷蔵庫に入れます。スプーンですくって器に盛る、ゆるいゼリーです。型抜きをしたい場合は、レモン汁＋水の量を250gに減らしてください。かなりな酸っぱさです。甘い方がお好きなら、砂糖を増量してください。八分立ての生クリームやヨーグルトをかけて食べても美味しいです。柑橘系とラズベリーのゼリーオレンジジュースと冷凍のラズベリーを使って簡単に作ったゼリーです。オレンジジュース 200cc水　100cc粉ゼラチン　5g砂糖　50～60g位　←使うジュースの甘さによります。柑橘系の果物　1個　←　1房ずつ皮を取る。冷凍ラズベリー　適量。水の分量が違うだけで、あとはレモンゼリーと一緒です。最後に果物とラズベリーを冷凍のまま入れて、冷蔵庫で冷やします。果物が入っているので、これは型抜きには向かないかもです。さっぱりして幾らでも食べられます。お試し下さい。ゼリーのおいしい季節がやってきました。誰か送って欲しいわ。

  2007年05月14日

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• 週刊少年ジャンプ　24号　感想

  『銀魂』が良い所で二週間。本当に長かったですー。その『銀魂』近藤の首をとりたくば、この俺を倒してからにしろ。何人たりともここは通さねぇ、何人たりとも俺たちの魂は汚させねぇ。俺は近藤勲を護る最後の砦。真選組を護る最後の剣。真選組副長・土方十四郎だァァ!!。自力で妖刀の呪いをねじ伏せて、土方復活!!。その姿を見た銀さん、満足気に見えるよー。土方が先客と近藤の依頼を断る。銀さん、男だねぇ。土方の魂の鼓動は“幼稚なアニソン”から“骨太のロックンロール”に。そして伊東は“格調高いクラシック”から“凶暴なメタル”へ。ついに刀を交える土方と伊東。パトカーの車輪が取れ暴走、後ろの車両にぶつかりそうに。身を挺して(笑)止める土方。そこに現れた沖田、車両内は裏切った隊員たちの血が飛び散っている。「伊東の始末も頼みまさぁ。」少しでも遅れを取ったら自分が殺す、今度弱みを見せたら次こそ副長の座は頂く。君も男だ、沖田、うんうん最後はそうだと信じていたよ。でも近藤と二人して、土方を橋にするのはやめてあげて。そこに突っ込んできた河上万斎、銀さんが吹っ飛ばされる。土方と伊東、最後の決着の時。一方、万斎 vs 銀さん。「面白い音を出すな、おぬし。」でたらめで無作法、気ままでとらえどころのない音はジャズにも通じるか。いや、それにしては品がない。例えるなら酔っ払いの鼻歌でござる。それがどうした!?、その銀さんの良さが分からない?。伊東に真選組の実権を握らせて幕府の間者とするつもりか、と問う銀さん。しかし高杉にとって伊東はただのコマ。銀さんの後ろで爆発音。真選組もろとも爆破。贔屓目なしにしても今週号のジャンプで一番面白かったです。私、このエピソードは、高杉は出ても顔見せ、土方 vs 伊東メインで、最後は銀さんと土方が仲良く喧嘩してチャンチャンかと思ってたんですけど・・・。これは序章?。本格的に出てきますかね、高杉。とか期待すると肩透かしくうんだよね、空知先生って天邪鬼だから。アニメも“紅桜編”が近い今、本誌でも是非見たい!!。私は空知先生の描く高杉が好きなので。そうそう、トップページにコミック新刊の宣伝が入ってるんだけど、泣き出す子続出!!、驚愕の表紙だと。『BLEACH』雨竜の放つ矢がザエルアポロの喉元に突き刺さる。しかしその矢が砕け散る。「お前の能力は既に解析済みなんだよ、滅却師。」何でこう、藍染の部下は図に乗ってペラペラしゃべるヤツばかりなんだ?。一方の織姫、自分をイヂメタ破面二人を自分の傷より先に治してあげる。しかしその能力を見て「あんなの化物じゃない。」と怯える破面。雨竜ピーンチ。そこに飛び込んで相手の攻撃を防いだのは恋次。「揚げ足取りはテメーの十八番だろ!。」その通り!!共同戦線で対ザエルアポロ。いい加減一対一に飽きてきたところにこの展開、嬉しいです。せっかく皆で行ってるんだから、協力し合って戦おうよね。次週が楽しみになってきました。『NARUTO』1ページの三コマ目のイタチを見ると泣けてくる。これが初登場、木の葉の里に訪れた時の震えるほど端正な美形と同一人物?。おまけに鬼鮫に良いように言われちゃって・・・。私が愛したイタチはもういないのね。大刀に四尾を乗せた鬼鮫とイタチは本拠地に向かう。九尾は最後に封印しないとバランスが崩れて封印像が砕け散るそうです。木の葉の里ではツナデ、自来也、ナルト、サクラで会議中。“暁の身柄を拘束”できるなんて、どうして思えるんだ?。上忍一人死んでるんだぞ。カカシが「無理。」と言うが、言われなきゃ分からないことですかね。で、サスケの為にイタチ一人に拘ると・・・。もう突っ込みたくもない集まった暁は情報交換。飛段と角都が死んだ、やったのは木の葉のカカシと九尾の小隊。そして大蛇丸も殺された、やったのはサスケ。サスケは厄介な忍びを仲間にした。水月、鬼人・再不斬の再来と呼ばれた神童。そして天秤の重吾。イタチと鬼鮫に気を付けろとリーダー。デイダラが何だかやる気を出してます。『ONE PIECE』王下七武海、ゲッコー・モリア。カゲカゲの実の能力者の説明の回です。何でも影を捉えて自分に従わせる事が出来るらしい。で、ルフィの影が捉えられた。長くなりそうだな、このエピソードも。『魔人探偵・脳噛ネウロ』瘴気の中で快適なネウロ、死にそうになっている弥子。ネウロが謎を嗅ぎつけた、そこで村で宿をとることに。今回の登場人物たちのご説明。森永繰子の説明が飯綱(カメラマン)の交際相手って言うのに笑える。繰子もむりやり連れてこられたようで、それにネウロが「まったく身勝手な男もいるものだな。」どの口がそのセリフを。桂木弥子の名は妖怪並みに怖れられる存在として有名らしい。弥子には相変わらずサド全開のネウロが好き!!。一方、警察側。アンドリュー・シクソン登場、英語はもの凄い訛りなんでしょうね、日本語は堪能、しかも謙虚。(笑目指すは“怪盗Ｘ(サイ)”逮捕。『REBORN!』ツナと獄寺がカッコ良いぞ!!。毎回これだけでも見る価値があるってもんです。ツナは太猿、獄寺は野猿を撃破。そして獄寺文字のメッセージは“守護者は集合”、その真意は?。と言う事で今回も雲雀様登場はなし。随分と引っ張ってくれるじゃないか。『D.Gray-man』シンクロ率100%、大刀を手にしたアレンはティキが作った真空のボールを切る。冷や汗かいてるティキも素敵。「良くないものを呼び起こしたか。」ロードとリナリーには刀を持つアレンが、そのまま千年伯爵にかぶる。ティキの楯がアレンの刀によって砕け散る。そして切りつけるアレン。しかしティキは死なない。アレンが切ったのはティキの中のノア。アレンの剣は“退魔の剣”。人間を生かし、魔だけを滅する、それがアレンと神ノ道化の能力。あぁ、やっぱりDグレもすっかりジャンプ・アクション・マンガに染まったか。でも今回はティキがメチャクチャ良いので。『サムライうさぎ』掲載順が随分と上がりました。伍助は愛妻・志乃を泣かせた元夫の松山に試合を申し込みに行く。しかし他流試合の相手は順番待ちで長蛇の列、誠意に本日暮れ六つ(午後六時)までに100両持ってこいと無理難題を吹っかけられる。必死に金策に走る伍助と摂津。最後に行き着いたのは金貸しが本業のような札差のシビアな男。質物を持ってこいと言われて、伍助は道場の看板を。「今ここで妻を守れねば、道場を続けている意味などない!!。」かくして百両を手にした伍助は摂津と供に松山の道場へ。その伍助を後ろから木刀(だよねぇ、さすがに)で打つとは、最低最悪野郎だ、松山。面白くなってきたよぉ。続ければ案外化けるんじゃないかと思っているマンガなんですよ。伍助が可愛いのが良いんです、見た目じゃなくて性格の話ね。あんまりジャンプアクションに染まらずに、このままの持ち味を生かして頑張ってね。新連載の『ぼくのわたしの勇者学』そこそこ面白かったです。のですが、連載でやるとなると、“これ”と言った新しさとか、このマンガじゃなきゃダメな魅力がないとなかなかキツイかなって。ラストの「これ続くの?。」が自虐ネタにならないように、頑張って!!。

  2007年05月14日

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  『DARKER THAN BLACK・黒の契約者』のヘイで“指名バトン”

  いつもお世話になっている黒衣の貴婦人の徒然日記のなぎさ美緒さんから頂きましたバトンです。指定は私が今、誰よりも愛を注いでいるヘイ(『DARKER THAN BLACK・黒の契約者』)です。ルールはこちら↓ 指定者以外は絶対にやらないでください。 いつ回ってくるかのバトンなのでっ ◇廻してくれた人から貰った【指定】を【】の中に入れて答える事。 ※指定は【ヘイ(DARKER THAN BLACK・黒の契約者)】です。 こう言うの、大好き!!。では行きます。最近思う【ヘイ】「災厄の紅き夢は東欧に消えて…後編」ではとっても感情豊かなところを見せていただいて、ますます愛が深まりましたわ。激してるところも、拗ねたようなところも、笑うのが下手な人が笑ってますみたいな表情も全部素適。李で見せる顔よりもよっぽど人間らしいと思いました。こんな【へい】には感動!!!! そりゃもう天然タラシっぷり。仕事の為の演技なのか、天然・素なのか。相変わらず謎の多いヘイですが、手の内全部見せるような男はつまりません。これからも「おいおい、どっちなんだよ?。」なタラシっぷりを見せていただきたいものです。マジメに言えば、係った人物の哀しさを自分の事の様に感じ取ってしまうところかな。直感的な【ヘイ】 直感的・・・、難しいなぁ。本当は感情が出やすい人「災厄の紅き夢は東欧に消えて…後編」の最後で銀の手を振りほどくシーン見て、そう思ったんですけどね。割と感情にまかせちゃう所があるのかなって。好きな【ヘイ】 え、羅列したら切りがないんですが・・・。先ず戦っているシーンのヘイが好き。メチャクチャカッコ良い。ボディバランスが良いんですよね、ホント、惚れ惚れってこの事?。ご飯食べてるヘイが好き。一生懸命食べてますってところが好感。ヘイ自身も料理が上手だけど、幾らでも作ってあげたくなっちゃう。あ、料理が上手なところが好き。特に「災厄の紅き夢は東欧に消えて…後編」で、黒のハイネックに防弾チョッキで中華なべ振っている姿には、マイリましたわ。あれにマイラない女がいるでしょうか?、って位で。エピソードの最後に見せる“キツイ想いをしてるんだろうなぁ”と言う表情が好き。あれにはやられます。OPで辛そうに川を歩いてる時の表情にも毎回胸をしめつけられる想いをしてます、はい。あぁ、そうだ。契約者でもないくせに誰よりも冷酷で“黒の死神”と呼ばれていたと言う過去があるところが好きですねぇ。見たいんですけどね、その頃のヘイを。たぶんものすっごい私の好きなタイプだと。あくまで今のヘイがあっての過去だからってことですけどね。本当に切りがないので、このへんで・・・。こんな【ヘイ】は嫌だ！ そんなものはない。この世に【ヘイ】がなかったら・・・ 4月からの短期アニメには、面白そうだと思うものはあっても、萌え要素はないなぁと思っていたんですよね。私は基本的に話が面白くないと、萌えキャラは出て来ないので。“ストーリーあってこその萌えキャラ”って人なのですよ。なのでヘイがいなかったら、どれだけ寂しい日々を送っていたかと・・・。金曜日の深夜・・・正しくは土曜の2時だけどね、おまけに私が見るのは朝になってから・・・にこのアニメがあると思うだけで、一週間が乗り切れますわ。本当に心の潤いをありがとう。次に廻す人、６人（【指定】付きで） 指名した人の名前をタイトルにする♪と言う事なので、 ばななさん【我愛羅(NARUTO)】せりざわはなさん【銀さん(銀魂)】紳士さん【カカシ(NARUTO)】やまふささん【ヘイ(黒の契約者)】おぼろさん【白哉(BLEACH)】よろしくお願いしますです。もちろんスルーもOKってことで。さて、ここでとっても素敵なヘイをお見せしたいと思います。ネッ友さんのやまふささんとおぼろさんより頂きましたそれはそれは素敵なヘイの絵です。先ずはヘイ熱愛の友・やまふささんから頂いた2枚。これですよ、この表情!!。これにマイッてしまうのですよ。　お次はおぼろさんより、ご自身のブログの50万打記念にフリー配布して下さった絵です。「資料がなくて」とありましたが、とんでもありません。仕事の時のこの感情を押し隠した顔が素敵!!。お二人とも本当にありがとうございました。

  2007年05月13日

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  『地球(テラ)へ・・・』　#6 　「ステーション E-1077」　(5/11)　感想

  お待ちしてました!!。キース登場!!。黒髪で、頭が切れて、エリート、そして冷静と来てますもの、そりゃそりゃ素敵!!ソルジャー・ブルーももちろん好きですけど、私はキースの方がお気に入り。水槽の培養液の中に動く少年の腕。目覚めるとキースはステーションE-1077のマザーイライザのそばにいる、宇宙港に着いた途端に倒れたのだと言う。新入生へのガイダンスに赴くキース。環境汚染により生命活動の許されなくなった地球。特殊政治体制スペリオールドミネーション(ST)、人類は皆平等に故郷・地球を失う。地球は現在、再生機構・リボーンの管理下で蘇る日を待っている。再び地球へ帰る為、そして再び同じ過ちを繰り返さぬ為の優良子交配によるニュージェネレーションベイビー。厳選された養父母、血縁関係のない家族。全てが等しく地球の子。キースはそこでサムと知り合う、人懐こいサムはおぼろげながらの友・ジョミーの記憶を語る。キースには、他の新入生達が持っているかすかな記憶が全くない。メーバーズになりたいと言うキース。キースに何かと突っかかるエリート意識の強いグレイブ・マードック。ある日、新入生を乗せた船が事故を起こす。システムの指示に従うべきとするグレイブに反して、回線の復活を待てば間に合わないと救助に行くキース、そして付き添うサム。船の中の新入生を助け出すキース、その新入生の中にスウェナがいた。しんがりを努めるキース、しかし間に合わない、宇宙空間に投げ出される。それを救ったのはサム。後日、マザーイライザにお褒めの言葉を頂くキース、ますます評判が上がる。そしてサムを介してスウェナと知り合う。キースを監視するカメラ。密に告げられるマザーイライザの声。「キース・アニアン　第一段階合格」えっと、先にイヤな事を書いてしまおう、あんまり小うるさいこと言いたくないんだけど・・・。新入生のガイダンスを聞くシーンが特にそうなんだけど、白人だけと言うのがすごく気になる。昔の少女マンガは白人至上主義でして、まぁ御伽噺の王子様の世界ですね。原作者の竹宮先生はまさにその時代の人なんだけど、アニメは今この時代に作ってるわけで、白人だけって言うのはどうかと思う。“優良子交配”なんて言葉を入れるならなお更に。排除する者と排除される者が対立する図式は、ミューと人間と言うパターン一つで良いと思うんですよ。・・・って言うか、これ海外に出すつもりはないのかなぁ、問題だと思うんだけど。原作に白人が優等種と言うエピソードはなかった気がするんだけどなぁ。←あったらごめんなさい。でも例えあってもはずすべきだと思うけどね。・・・さて、キースですよ。確か14才でしたっけ、それにしては老けたお顔とお声って気がしましたが、カッコ良いから許す。どこまでも優等生なんですよね、テラのシステムの申し子です。このキースの歪む顔が早く見たいなぁ・・・なんてね。今回はキースが見れたし、もうそれだけで充分です、はい。サムが良かったですよね。アメリカの小説を読んでると、こう言う純朴な男の人を“田舎でスクスク育った”みたいに表現されてるけど、まさにそんな感じ。広い大地の元で、良い人たちに囲まれて、自然に愛された育ちました、みたいな。キースみたいな超エリートに、こう言うタイプがくっつくと言うのもありがちですが、エリート同士で固まって陰険(これも典型的)なグレイブより断然良いわ。キースのピンチを救いに行くサム。人間として大切なのはこう言う気持ちと勇気だと思ったりする。ミューとして生きることになったジョミーは、ミュー対人間の図式の中でこの友を失ったわけで、それを考えると属している世界にこだわった対立と言うのが、どれだけ愚かかと思う。もったいないよね、サムと言う友人を失うのは。次回はシロエ。切ない話なんですよね。オリジナルを入れた分をどう処理するのか、お手並み拝見。DVDの１巻。↓こっちの方が安いです。地球へ…1 完全生産限定版

  2007年05月12日

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  『DARKER THAN BLACK・黒の契約者』　#6　「災厄の紅き夢は東欧に消えて…後編」(5/11)感想

  ハヴォク、かつて契約者として対価に子供の生き血を啜った女。ヘイ、かつて契約者でもないくせに誰よりも冷酷で“黒の死神”と怖れられた男。二人の今を作ったのは契約。ハヴォックの指の骨を折って詰問するヘイ。「妹はどこだ!!。」アンバー達の事は知らない、確かに“あの時”南米に居たが“あれ”の後は何も覚えていない。気が付けばヨーロッパの片田舎に居て能力は失っていた、組織とも契約とも無縁の日々をただ生きていただけ。ハヴォックの顎を攫むヘイ。「契約者が最後に優先するのは自分、拷問で口をつぐんでも得になることなど何もない、それが分からないようだ。」とハヴォック。「契約者でもないのに誰よりも冷酷で“黒の死神”と怖れられていたお前が、契約者となった今、妹の為に我を忘れている。」ハヴォックを平手打ちにするヘイ、椅子ごと倒れるハヴォック。感情的で、対価を支払っているようにも見えないヘイに「お前、本当に契約者なのか。」と訊ねるハヴォック。捜査中の警官と公安。BK201に係る組織について考える霧原。そこに現れたのはホテルに居て、霧原の部下が見張っているはずのノーベンバー11。協力を申し出、指示を仰ぐノーベンバー11。「大丈夫、彼は我々に指一本触れることなくハヴォックを開放しますよ。」音のない記憶。豆の鞘をむくハヴォック。喧嘩する子供達。叱り付けて、そして微笑む母親。テーブルにはたくさんの豆、その鞘をとる家族。ハヴォックが気が付くとヘイが食事を作っている。ヘイは、ハヴォックの前に炒飯を置き、縛っていたロープを解くと、離れた場所で食べる。「相変わらずたくさん食べるんだな」とハヴォック、無言で食べ続けるヘイ。食事の思い出を語るハヴォック。能力を失うまで食事は肉体を維持するために摂取するものだった。ローラの家族にあって変わった、もっと美味いものを作ってやりたいと思うようになった、子供の喜ぶ顔が見たくて。「契約の対価として子どもの生き血を啜ってきたこの私がだ。」レンゲを持とうとするが折れた指が痛み落としてしまうハヴォック、それを見たヘイはハヴォックの真正面に座り、チャーハンを食べさせる。「おいしい。ローラの母さんが言ってたよ。料理がうまい男は信用しちゃいけない、絶対に悪い奴だってね。」もう一さじすくっていたヘイの手が止まる。「冗談だ。」のハヴォックの言葉で、自分で食べてしまうヘイ。その様子を見て笑うハヴォック。「お前、本当に変わったな。だが悪くない。」ヘイもハヴォックを見て意外そうにする。「初めてだな、初めてだなお前の笑った顔を見たのは。」「お前に協力しよう。」とハヴォック。ゲートに行けば能力が戻り、記憶も取り戻せるかも、そして妹の行方も分かるかもしれない。けれどもし、「昔の私に戻るようなら、その場で殺してくれ。」二人の行方を探る銀、そしてジュライ。向かっているのは立ち入り禁止区域・ゲート。人気のない荒れた街を歩くノーベンバー11と霧原たち。組織の情報漏えいを防ぐためにハヴォックを殺すのかと思っていた、しかし契約者がたった一人で、パンドラ同様にゲートに連れて行こうとしている。「謎です。」とノーベンバー11。ゲートが近い。ハヴォックの目が赤く光りだす、そして震える手。霧原に天文部から連絡が入る。「ハヴォックのが能力を取り戻したかも知れない。」指示を出す霧原、気が付くとノーベンバー11がいない。苦しみあがくハヴォック。「分るんだ。あの感覚が戻ってきている。」フラッシュバックする殺戮の記憶。ヘイの様になれるなら能力を受け入れても良いと思っていた、けれど自分はそうなれない。「殺してくれ。頼む」ヘイの手を取って自分の喉元に持っていくハヴォック。そこに強風が吹きつける。「お前は契約者じゃない、死ぬ必要もない。」逃げる二人、しかし頭上には黒雲、そして土砂降りの雨が。倒れるハヴォックは「恐い、戻りたくない、もう誰も殺したくない。」と哀しい悲鳴を上げる。「ここを離れれば能力は戻らない。お前は誰も殺さない。」ヘイの言葉にかすかに微笑むハヴォック。しかし氷の刃がハヴォックを貫いた。それでもハヴォックを連れて逃げるヘイ。「もういい、逃げろ。」と倒れこんだハヴォックに力は残っていない。死の前にヘイに何かを告げるハヴォック、しかしその言葉は聞き取れない。ノーベンバー11、エイプリル、ジュライ、三人の前に現れた仮面を付けたヘイ。ノーベンバーの能力により氷の道がヘイへと走る、続いて放たれる氷の刃。ワイヤーをピルの屋上のフェンスに巻き付け逃れるヘイ、しかし氷の槍でワイヤーが切られる。降り立った足は氷で捕らわれてしまう。ヘイの能力の範囲から充分距離をとったノーベンバー、自分が履いているゴムの長靴を見せる。対価の煙草を吸いながら、「我々は君が所属する組織について知りたいだけだ。契約者らしく合理的に判断したまえ、201BK。」と言う。そのノーベンバーの手から煙草が落ちる。もう一本のワイヤーは剣が結ばれている、それがノーベンバー11の腕に刺さっている。「死ね。」とヘイ、身体が青い光で覆われる。後ずさってナイフが抜けたノーベンバー11の目が赤く光る。しかしそこに燃え上がる炎。201BK＝ヘイは消えていた。後処理の警官達。どうしてハヴォックは能力を使わなかったのだろうとノーベンバーに問う霧原。「あなたがそんなに彼女を恐れていたとは思いませんでした。」ハヴォックの遺体がそこにはある。ビルの屋上、ヘイを怒鳴りつける黄。今度の事は組織には報告しない、知られれば自分達も危ない、と黄。「だったら何故あそこで俺たちを殺さなかった？。」とヘイ。激高する黄。「お前ら契約者は黙って人殺してりゃ良いんだ」ヘイの手にそっと触れる銀、しかしその手を振り払ってヘイは去ってしまう。一方、MI6。ノーベンバー11達は日本に留まり、組織とBK201の調査を継続することに。ヘイが感情丸出しです。で、ハヴォックの指を折るわ、平手打ちをするわで。私は感情を見せずに冷酷な事をやってのけるタイプが好きですが(←すいませんねぇ、偏った趣味で)、妹の事に感情を乱すヘイはそれもそれで良い。本音言えば“惚れてる女”の方が萌えるってモンだけど、まぁ、それはともかく。今契約者のヘイと、過去に契約者だったハヴォックのやりとりが良かったです。ハヴォックは能力を失って心を取り戻した。一方のヘイは契約者になってからの方が人間的。こうなってくるとヘイの対価はやっぱり“心”かと思ってしまう。それが対価として在る物か、象徴的にかは別にして。ヘイは極めて珍しい存在の契約者であることに変わりはない。“黒の死神”の名は契約者になる前のものでしたか。「契約者でもないのに誰よりも冷酷で“黒の死神”と怖れられていた。」とハヴォックに言わせる位だから、さぞやと思わせる。メチャクチャ好みのタイプ。あぁ、すいません、本当に偏った趣味で・・・この頃のヘイの話を見せて欲しいなぁ。防弾チョッキ(だよね、あれって)を着けて料理をするヘイにメロメロ。だいたい黒のハイネックってだけでツボなのに、あれですもの、マイリマシタ。本日のメニューは湯(スープ)清炒菜心(青梗菜の炒め物)五香春巻(春巻)八宝菜　←これが良く分からなかったんだけど、いろいろ入ってたし。そして炒飯。野菜がたっぷり、こう言うところもポイント高い。春巻が好きなんですかね、この間も入っていたような。・・・って言うか、それだけの材料を一体どこから?ハヴォックが寝てる隙に買い物に出かけて、あの格好で両手にスーパーのビニール袋のヘイを想像すると、メチャクチャ笑える。自分が折った指の為に炒飯が食べられないハヴォックに、食べさせてあげるヘイ。天然タラシ降臨後半、左手でヘイの手を握ってたからそっちで食べればよかったじゃないか、と思ったのはともかく・・・。ハヴォックに「料理の上手い男は信用しちゃいけない、絶対に悪い男。」と言われる。私には拗ねているように見えたのですが、自分でハヴォックの炒飯を食べちゃう。可愛い!!たぶん二人は単に組織に属して仕事をすると言うだけの間柄だった。始めて触れるお互いの人間味。ヘイを見て、気持ちを変えていくハヴォック、自らゲートに赴くことを提案する。今回、もう一つのツボはノーベンバー11ですよ。金髪・碧眼・白いスーツの、声は井上さんときた美形が、ゴム長靴!!しかもだいっ嫌いな煙草を対価でふかしながら、嬉しそうに見せて説明ってもう・・・。最近これ程の笑いの取れる美形キャラってお見かけしてませんわ。日本に残るそうなので、これからも登場ですね。二話完結で話を進めてる今の構成が好きですが、全体の流れとして、敵側に強くてキャラ立ちしている人が出てくると、ますます面白くなりそう。アクションは、相変わらず動きが良いです。も、惚れ惚れします。でも少ないなぁ。『黒の契約者』はアクションよりも、“契約者にまつわるエピソード”を丁寧に綴る物語ですね。ダラダラしてなくてシャープな言わば凝縮されたアクションシーンなので、私はこのまま行って欲しいです。今回は李の登場なし、一貫してヘイでした。でもそのヘイがとても人間らしいのが印象的でした。李の見せてる顔は作られた部分が多いと思っているので、李よりももっともっと生身の人間を感じさせるヘイでした。契約者に幸せはない。そう言ってるかのようなラスト。黄の言う通り、ただ人を殺して生きるしかないのか。ハヴォックはついに戻った能力を使わなかった。人間としての死を選んだわけですが、契約者にはそれしか選択肢がないのかと思わせました。

  2007年05月12日

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• いろいろと

  金曜の晩は感想を書くアニメがないので雑記でも。その1. 村上春樹訳『ロング・グッドバイ』を読んだんですけども・・・。これの感想は時間的にも気持ちにも余裕のある時に、とか思ってたらすっかり遅くなってしまってます。半分くらいは書いてあるんですが、いつ仕上がるやら。いずれちゃんと書きますが、極めてアニメ・マンガファンの私的一言感想。単に男として好みなのは村上訳だけど、フリップ・マーロウとしてなら清水訳『長いお別れ』の方が良い。その2. 子育て指南提言を断念されたそうで・・・。そりゃそうでしょう、バカバカしいと思ってましたもの、私。念のために書きますが、内容自体をバカバカしいと思ってる訳じゃありません。あれは出来るなら、するに越したことはない事だと思ってますので。バカらしいのは、私でも読めば「あぁ。」と思う内容のことを、お偉い方々が集まってまとめて、提言しようってことですよ。「母乳で育て方が良い」「子供一人でテレビビデオを見せない」当たり前だよね、その当たり前の事が何故出来ないんだろう、それを考えて政府が何をすべきかを考えるのが、そもそも政府の会議の仕事じゃないのかな。それを身内から言われるまで気付かないと言う事にもビックリだわ。取り合えず先進諸国じゃ他にちょっと見られないほど遅くまで仕事に拘束されてるお父さんを定時に帰す方法を考える。働いているお母さんがせめて乳幼児の期間だけでも余裕が出来る方法を考える。実現は難しいよね。難しいことには手をつけずに、簡単に一般人に提言で“お仕事”としちゃうところが、バカバカしいと思うのですよ。仕事と言うのは、まず自分の成すべきことをきっちり抑えるのが大前提ではないのかな。当たり前の事と言うのは他人に言うのは簡単だけど、自分がするとなるとなかなか出来ていないものなのですよ。人に「提言」をする時は、何よりもまず自分に厳しくなきゃね。その3. 『DARKER THAN BLACK・黒の契約者』とトラックバック始まる前までは面白そうだと思うものの、心躍る要素がないと思ってた今期アニメの中で、はまりました『黒の契約者』。ヘイが私にとってはかなりツボなキャラで、この先が楽しみです。で、関東では遅い放映で、既に先行放映の方の記事が出揃ってる状態なので、私も前の記事に頂いたTBをベースに送らせて頂いてますが、たくさんのTBを本当にありがとうございます。今まで体験したことのない数でして、最初はあたふたしてましたが、最近では効率良く送る方法も分かってきました。そのトラックバックなんですが。ブログ同士の相性って本当にあるもんなんですね。私のところに頂けるTBは楽天さんとライブドアさんが多いかな。で、FC2さんが少ない。私は前はFC2ブロガーだったんですけど、楽天には送れないんですよ、本当に。もう泣きました。FC2さんのブログをご覧になった方は、TBについて「楽天に送れない」と書いてあるのに気付いた方もおおいのでは?。だからFC2の方からTBが来ると、その苦労が忍ばれて、感激しちゃうのですよ。現在、私から送れないのはyaplogさんがほぼ100%、OCNさんが結構キツイ状況です。TBって言うのは送ったり送られたりで成り立つ関係ですので、この二つのブログさんからのTBも少ないですね。私は他の方の感想を読むのが好きなので、TBが来ないブログの感想記事は検索サイトで探して読んでます。するとどのブログさんでも相性があるんですねー。技術的なことはさっぱり分かりませんが、人間関係じゃなくて、コンピューターを介したところで“相性”なんてものがあるなんて、何とも面白いです。その4. 『結界師』なんですけども・・・アニメで登場した翡葉があんまりにもカッコ良いのでビックリ。原作よりもずっとずーっとカッコ良いですよ。これに私のネット友さんは“唯一の萌え狙いか”なーんて書いてます。私も思いましたからねぇ、なんでこのキャラをこんなにカッコ良く?って。『結界師』は本当に萌え要素のないマンガでして、私だってそれじゃつまらないじゃないかと、ある意味無理やり見出したキャラですよ、翡葉は。(笑でも一般的な萌えキャラとしては普及出来ないでしょう、どう考えても。ツンデレはデレがあってこそで、翡葉ってキャラにはデレがないし。かなーりイヤなヤツですよ。原作・本誌では兄さんがピンチ!!と聞きまして、まさかとは思いつつも、この作者ならシビアな結末もあり得なくないと心配してました。原作を読んだ方ならこの気持ち、よーくお分かりかと・・・。本日ネッ友さんの記事で“無事”を確認して安堵しました。単行本で読むのが楽しみです。その5. ゼリーを作る関東では3月、4月と変な天気が続いて寒かったです。それが5月に入るちょっと前から一転して“初夏?”と思わせる天気。春らしい春がなかったなぁ。で、最近ゼリーを作りまくってます。最初はレモンを絞って作ったゼリー。これをアレンジして、柑橘系を絞ったゼリー。今日は、オレンジジュースを利用して、ジューシーフルーツと言うグレープフルーツから作った新種の柑橘系果物と、冷凍ラズベリーをゴロゴロ入れたゼリーを作りました。スプーンですくってグラスに入れると綺麗です。月曜日にでもレシピを記事にしたいです。トリは『銀魂』(笑)本誌の方でも先が見たくて仕方がない展開が続いてますが、アニメの方でも“紅桜編”がもうすぐ。もう楽しみ!!。お気に入りキャラの土方を始めとする真選組の面々は出て来ないですが、ちっとも気にならないほど大好きな話です。めったに登場しない“いっちゃった目の男・高杉”と対する“死んだ魚の目の男・銀さん”も楽しみ。ヅラが良いのですよ、このエピソード。まさに“貴公子”の姿が拝めます。そのヅラと銀さんの関係がめちゃくちゃ好き。エリザベスが大活躍してるのも嬉しい。あぁ早く見たいなぁ。この楽しみが待っていると思うだけで、多少のイヤなことは吹っ飛びますわ、私。

  2007年05月11日

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  『NARUTO疾風伝』 #233 「因縁あいまみえる」 (5/10) 感想

  人間、過大な期待を持っちゃいけないと思い知らされた回でした。二つの戦いを描いてて、何?、この緊張感のなさ!!。あらすじはHPよりコピペ。かつて敗北を喫した因縁の相手、うちはイタチと遭遇したカカシ班。カカシは瞳術にかけられるのを防ぐ為、写輪眼を見ないよう皆に警告する。イタチ戦を一手に引き受けんとするカカシは、ナルトに後方の援護を要請し、臨戦態勢に突入する。一方、同じく因縁の相手、干柿鬼鮫との戦闘に突入するガイ班。かつてガイに受けた『借り』を返そうとする鬼鮫は、圧倒的なチャクラ量で木ノ葉勢を追い込み、遂にはネジ、リー、テンテンを水牢の術に囲い込む！とにかく場面転換が多すぎ。何でこうブチブチ切るかなぁ。我愛羅 vs デイダラ戦でもそうだったんだけど、緊張感がなくなるんですよねー。確かに原作も二つの戦いを行ったり来たりだったけれど、あの位が限界。何か “vs 蠍戦”もこれやられちゃうの?、と不安になってきちゃったよ。先ずガイ班。流れるような戦いのシーンになってない。ガイの大ボケも、緊張感のなかにあってこそ生きるのですよ。これじゃ台無し。作画も期待したほどではなかったですし。アクションアニメがアクションシーンで頑張らなかったら、どこで頑張ると言うんだ?。お次はカカシ班。チヨバァの写輪目との戦い方の説明に入ったデフォルメされたナルト達の絵。これもねー、この場でどうよ?って気がする。ひょっとしてポケモンからの流れで見ている小さいお子さん達への配慮?。もしそうなら、これからの化物揃いの暁との戦いの残虐シーンをどうするんだろう?、といらぬ心配をしちゃったわ。さっそく飛び出そうとしたナルトを止めるカカシ。また戦わないのがチームプレイかと抗議するナルト。ここで過去映像を入れたのはGood。『NARUTO』も長くなっているので、それはごく初期の忍者になりたての頃だと分かる。今はもうナルトもサクラも成長している、新米忍者ではない、そしてそれをカカシがちゃんと認めていることを表しているシーンなので、こんな風に分かり易くしてくれるのは良いです。ついでを言えばイタチが如何に強い敵かと言う事を表しているんだよ、なんてイタチファンの私は思ったりする。久々にカッコ良いカカシ ←　除く「そんなにダサくないよ。」のセリフ。これ位ダサいセリフはないと思うぞ。イタチが木の葉の里にやって来て、カカシと戦った過去映像が入ってきました。もうホント、この頃のイタチはふるえる程の端正な美形だったのですよ。なので見せられちゃうと、どうしても今と比べて、悲しくなっちゃうわ。来週はガイ班の戦いの終結と、カカシ班の戦いってところかな。予告編見ると烏のシーンがショボそうで・・・。でも水族館のショーの乗りの説明は面白かったです。おまけはリー君による重要キャラのご紹介ってことで、今回はガイ。↓このカードのCMを見るのが楽しみって時もあったなぁ、そう言えば。またやってくれないかなぁ。(予約)NARUTO-ナルト- 疾風伝カードゲーム第3幕 ～激しき野望！傀儡演舞編～ブースター(未開封1...↓また懐かしいEDシーンのフィギュアが。

  2007年05月11日

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  『銀魂』 #55 「ものを食べるとき、クチャクチャ音をたてない」 (5/10) 感想

  ベタでも良い。爆笑、爆笑、大爆笑!!。そして最後はホロッとさせる。これが『銀魂』の真骨頂。母ちゃんの「ご飯は20回噛んでから飲み込みなさい、分かった?。」の小言で始まった今回の『銀魂』。言う事をきかなければ八郎を痛めつけると、無理難題をふっかける溝鼠組の勝男。対処するのはクラブのトップ3のシン、ギン、グラ。あくまで断る狂死郎。溝鼠組はケジメと称して八郎の手を踏みつける。「侍はなァケジメつける時、腹切んだよ。」「痛そうだから俺はやんないけど。」と銀さんがお相手。しかし今回銀さんが手にするのは洞爺湖ではなく、ドンペリ。勝男に長針を突きつけられる。そこに勝男にメールが、愛犬・メルちゃんに子供が生まれたらしい。・・・と言う訳でこの場は店を去る溝鼠組。ところが母ちゃんがいない!!。一方の溝鼠組、メルちゃんの子供の一匹が息をしていない。慌てる勝男たち、そこに何故か母ちゃんが、“出産”と聞いて母ちゃんがいないと始まらないと付いてきたらしい。鮮やかなお手並みで子犬の息を吹き返させる母ちゃん。母ちゃんを捜す銀さん達。八郎が実は女だと知ってモノクロの世界に入ったりもする。本当の息子・狂死朗も必死で母ちゃんを捜す、そこへ勝男から電話が。約束の場所に出向く狂死朗、溝鼠組に捕らえられた母ちゃんがいる。自分はホスト、誇りもある。ホストは女性を喜ばせるのが仕事、だからこの世で最も大切な女性を悲しませるようなマネは、私は絶対にしない。勝男たちの要求は呑めない、その替りにと用意した大金。その金の詰まったケースを、しかし洞爺湖が貫く。薄汚い連中にくれてやることはねーよ、母ちゃんにうまいモンの一つでも食わせてやりな。Do it! 、Do it!　と溝鼠組を退治する銀さん。母ちゃんは神楽が無事奪還。そして〆は銀さんが一閃。勝男は昔かたぎの任侠の人でもあった。借りた恩は必ず返す。これで手を引いても言い訳も立つことだろうと引き上げる。ついに息子であることを明かさなかった狂死朗。しかし母ちゃんには分かったいた、クラブに届けられたかぼちゃの煮物。口いっぱいに頬張って、美しい顔を涙と鼻水でグシャグシャにする狂死朗。万事屋でも。「母ちゃんなんて居てもうっとおしい。」と言いながら、かぼちゃを食べる銀さん達。噛む数を数えながら。ホスト・ギンがイカスったら!!。ホストクラブには興味がありませんが、銀さんが隣に座ってくれるなら行ってみたいかも。イヤ、待て。銀さんとはやっぱり屋台でサシで日本酒だな。ヤボはなしの手酌でってことで。もうさんざん笑わせてもらいました。神楽ちゃんが一発入れて気絶させた母ちゃんを「OK、我が命に代えても。」と一回転して連れて行く新八。カッコ良いじゃないか。やれば出来る子だと思っていたよー。これでキャラグッズも・・・(以下略)。煙草をくわえた勝男に火打石をカンカンの神楽ちゃん、ライターを渡されて、「いや、いいです、プレゼントとか・・・。重たい。なんか付き合ってみたいな・・・。」どこで覚えたのォ、そのセリフ。八郎が動くたびに巨大アフロがワサワサと音を立てるのですよ。これが笑える。その八郎に自分は女と聞いた銀さん達。三人だけがモノクロの世界に。この演出も爆笑!!。エンコヅメとかヤクなどは削除されましたね。例えシモネタはたっぷりでも。(笑勝男も義理を重んじると言う最後なので、これも良いと思いました。母ちゃんが良いよ～。実際そばに居られた本当にうっとおしいと思うんですけどね。メルちゃんの子犬を助けて、溝鼠組の男達を叱り付けるシーンなんて惚れ惚れ。母ちゃんの小言の手紙を読んでも、口いっぱいにかぼちゃを頬張って、モグモグさせてる狂死朗。涙と鼻水で、整形手術で整えた顔は台無し。ここが大好き。私は、狂死郎がお豆食べてる姿は綺麗だと思いましたけどね、母ちゃん。そして銀さん達。「うっとおしい。」を連発しながらかぼちゃを食べる。小うるさい母ちゃんのお小言を守って。ここも大好き。次回は沖田のおかげで堕ちた真選組のイメージをすべく、一日局長のお通ちゃんのお話。・・・あれ?、今回は時間延長だったっけ?、ってマジで一瞬思っちゃったさ。ほれ、新八のキャラグッズ。(笑でもやっぱり。バンダイ 銀魂キャラクターズ BOX販売（予約：8月発売予定）銀魂 12（初回仕様）(DVD) ◆20%OFF！銀魂 シーズン其の弐 01〈完全生産限定版〉(DVD) ◆20%OFF！

  2007年05月10日

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  『BLEACH』 #125 「緊急報告！藍染の恐るべき計画」 (5/9) 感想

  竜弦様のご尊顔を拝見出来たし、おまけの死神図鑑ではギンが破面を説明、藍染まで登場してくれたから、満足満足。↑なに、この本編内容とは全然リンクしない満足。あらすじは公式HPよりコピペ。自らの内なる世界で白い斬月を持つもう一人の一護の猛攻を受けつづける一護。追い込まれた一護の前に、白哉、狩矢に続いて、今度は剣八が姿を現す。戦う為の本能について語る剣八。己の戦いを求める本能を開放して戦う為の決意を迫る剣八。そしてついに一護は覚醒の時を迎える。その頃、織姫の部屋に住み着いていた日番谷と乱菊が、大型のモニターを織姫の部屋に運び込んでいた。それは、ソウル・ソサエティとの通信を行うための機械だった。まず一護の覚醒。先週、我慢して某オリキャラの長話に付き合ったブリーチファンの為に、もうちょっと今週は頑張って欲しかったんだなぁ。大トリ・剣八がせっかく出てきたのに、何かつまらなかった。一護 vs 白一護も、気がついたら相手に剣が刺さってましたって言うんじゃなくて、ちゃーんと戦いを見せて欲しかったぞ!!。でもまぁ、「てめぇに少しでも隙があれば・・・。」の白一護のUPがカッコ良かったので、終わり良ければと思おう。続いて藍染の企みが明らかに。織姫がお家に帰ると巨大モニターが、それはソールソサエティとの通信用。こんなに大きなものである必要がどこにあるのか、よく分かりません。モニターに写った山本隊長と話すシロちゃん。ずっと調査していたのは浮竹、相変わらず端正なお顔で、お身体の方も調子良さそうで安心しましたわ。京楽と共に藍染が探っていた内容を調べると、王鍵の創生法を知ったことが分かる。必要なのは十万の魂魄と半径一霊里の重霊地。それは空座町とそれに接する大地と人が全て世界から削り取られることを意味する。崩玉覚醒までまだ時間がかかる、決戦は冬。現世側の力添えも必要との山本隊長の言葉を伝えに、一護の元に走る織姫。そして茶渡と雨竜は特訓中。来週はシロちゃんファンを激怒させた、って言うか呆れさせた? あの話。そしていよいよ息子・雨竜で楽しく遊ぶ竜弦様。来週の出来が今回みたいだったら、ちょーっと許せない。究極の“なんちゃって制服”。着てみる?。今回の原作は25巻、次回は26巻。おいおい、追いついちゃうじゃないか。それでまた長ーいオリジナルなんて御免こうむりたい。　

  2007年05月09日

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• 『クレイモア・CLAYMORE』 #6 「テレサとクレア」 (5/9) 感想

  もうテレサにゾッコンです。美しく強い、そしてクレアと共にすることによって、血の通う人間になったテレサの微笑が本当に美しい。明日はロクトの村、そこで二人は別れる。その晩、テレサの前に片腕を切られた盗賊の男が現れる。命を狙うつもりはない、だからテレサは男を傷つけることが出来ない。テレサの誇りも自尊心も「メチャクチャにしてやる。」こんな者の為に私は戦っているのか。テレサの服を破る男、しかしクレアが後ろから石で殴る。男は怒りでクレアを蹴る。その男の短剣を奪って突きつけるテレサ。掟を守るのも、掟を破って仲間に切り殺されるのも、私達の自由なんだよ。テレサの迫力が凄いです。銀色に光る目でヒタと捕らえられたら、そりゃ恐い。先ほどまでの図に乗りっぷりはどこへやら、悲鳴を上げて逃げ出す男。言葉を取り戻したクレアが言う。私と同じ目をしていた、辛くて寂しくてたまらないと言う顔をしていた。抱きしめられていたのは私の方だ、と思うテレサ。そしてそれこそがクレアが一番して欲しかったこと。クレアを抱きしめるテレサ。少女は銀色の瞳が涙を流せることを教えてくれた。ここ、テレサがセリフで説明しているのですよ。私としては余り細かく入れない方が良かったです。言葉に出しちゃうと陳腐になることってあって、だから見てる方に想像できることはあえて語らない方が良いんだけどなぁ。ロクトの村に到着、クレアに服を買ってあげた後、サクッと妖魔退治。そしてクレアを村人に頼む。服を脱ぎ、こんな物はいらないからテレサと一緒に居たいと泣くクレア。けれどテレサがクレアに願うことは、自分と一緒では叶わない。人の中で、人として生き、人として幸せになり、人として死ぬ。それこそが人として一番の幸せ。村を出たテレサは、後にして来た村に向かって馬を駆る盗賊を見る。今まで盗賊が村を襲わなかったのは妖魔がいたから、テレサはその妖魔を退治してしまった。村を焼き、略奪の限りを尽くす盗賊たち。盗賊たちの前に現れたテレサ、そしてテレサの目に、あの片腕の男がクレアの髪をつかんで引きずっているのが見える。挑発する男、しかし気が付いた時には残された片腕が落ち、身体も切られてしまっていた。警告受けていたのにテレサを挑発する男、本当にバカ。妖魔以下の存在であるその身を呪うが良い。皆殺しだ。テレサの言葉にも余裕たっぷりの頭目は“隼の剣”・・・鎖で小さな刃がいくつも繋がってるって感じ・・・を振り回して長々とご自慢。しかし一閃でテレサに切られてしまう。クレアが起きた時、盗賊たちは皆殺しにされていた。部下がバカだと思っていたら、上に立つ頭目がバカだったからか。テレサの言う通り、妖魔以下のどうしようもない生き物。妖魔が人を狩るのは、持って生まれた性質ですからね、人間にとっては不幸だけど。妖魔にしてみれば生への本能な訳ですよ。一方、盗賊たちはたまたま人間に生まれついただけの鬼畜。最近、これ程の憎憎しい悪役もちょっと居ないんではないかと思うくらい。なので盗賊たちがやられたときはスッとしましたわ。一撃で倒すと言えども、テレサの剣さばきをもっとちゃんと見せて欲しかったです。そこが残念!!。(他のアニメと比べればすっごく贅沢な願望なんですけどね。)掟に例外はない。5人のクレイモアに囲まれるテレサ。オルセにクレアの今後を訊ねると、帰って来た言葉は「お前には関係ない。」「悪いようにはしないから。」とでも言っておけば良かったのに・・・。剣を構えるクレイモアたち、クレアによる「テレサ!!。」の叫び声。傷つけられたのはクレイモアたちの方。「やっぱり死ねないや。クレアの為に生きてみることにする。」テレサは生きる意味を見つけた。オルセの「後悔するぞ。」の言葉にも、「しないさ。」と返すテレサ。テレサとクレア、二人で一緒に去っていく。オルセはテレサ討伐の為に、クレイモアNo.2から5までの召集をかける。ここでテレサが死んでしまったら、余りにも哀しい話だと思って見てました。なのでテレサが生きることを望んでくれて良かった。で、クレアの為に生きると決めたテレサの微笑が美しい!!。妖魔を狩って、氷の様に冷たく微笑むテレサもそれはそれでとっても綺麗ですし、私はそう言うのも大好きなんですけども、人間味を感じさせる微笑のテレサも良いなぁ。結末がシビアなものになるのは容易に想像できますが、人間らしく生きる日々を少しでも長く、そして大切にして欲しいです。CLAYMORE Limited Edition Sequence（1）（初回限定生産）【AVBA-26304】=＞22%OFF!CLAYMORE Li...

  2007年05月09日

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• 『DEATH NOTE』 #30 「正義」 (5/8) 感想

  初代Lに勝って慢心して気がゆるんだか。それともそこまでが限界だったか。不甲斐なさすぎるぞ、ライト。あらすじは公式ページでどぞ。原作も第二部に入ってからどうも面白くないと思っていたんですけど、原因はライトのこの不甲斐なさかぁ。フルパワーのライトが堕ちて行く醍醐味こそを見たいんだけどなぁ。二代目Lこそがキラと推理するニア、その確立は7%。「捜査と言うのは決め付けてかかり、間違っていたら“ごめんなさい”で良いんです。」初代Lとはこの辺りが全然違う。ライトはそれが分かっているのだろうか。キラを認め、捜査を中止するとの米国大統領の記者会見をTVで見て、ニヤニヤ笑ってる時ではありません。キラを悪だと思い切れないと松田。殺戮による恐怖がもたらす安定は“平和”ではないと言う他捜査陣に、「僕は弱いから。」と更に言いたす。自分で弱いと言える人間ってある意味最強。僕は弱いんです、だから間違ってても許してね、って開き直っちゃってるから。自分の弱さを認めて、それでもあがこうとするスタンスがこの人にはない。だから易々と「弱い。」と言ってのけられる。松田のファンの人がいたらゴメンね、どうも好きにならないキャラなんでつい辛口に・・・。その松田を肯定するライト。キラが支配すればキラは正義。そして必ずキラは正義になる。SPKに乗り込んで来たメロ、顔には爆発の痕が。ニアから自分の写真を取り返す代わりに、デスノートの情報を与える。死神は本当に存在する、ノートの保有者には死神が見える。ルールには嘘がある。「どちらが先にキラにたどり着くか、競争ですね。」13日ルールの嘘を導き出したニアはライトに電話して揺さぶりをかける。自分から13日ルールが嘘と言わざるを得ないライト。リュークに「嘘はない。」と言わせても、ニアに正確に見抜かれてしまう。13日ルールが嘘となれば、ライトの拘束によってたてられた身の潔白は根底から覆される。自分の命を代償に13日ルールの真偽を確かめようと持ちかけるニア。更に日本捜査陣に「一度でも二代目Lがキラだと思ったことはありませんか。」と揺さぶりをかける。揺れる日本捜査陣。ニアを「もう殺すしかない。」とライト。米国大統領に指示を出す。アメリカの人って言うのは、人から正義を全うしないチキンと見られることを凄く嫌うんだぞー。総一郎もそうだったけど、ライトって他人の人となりを正確に把握する能力が決定的に欠けてるんじゃないかと思う。キラ派の群集がSPKのビルを取り囲む。ニアが出てきたら、ミサの死神の目で名前を特定、ノートに書くという計画。ライトが、松田の発言を受けて、キラは自分が犠牲になっても世の中を変えると言うのですよ。確かに始めた頃はそうだったよね。それが狂ってきたのはどこだろう、何故だろう。それを自分で思い返す余裕があれば、こんな失態を重ねる派目にはならなかったはず。ライトの性格を見抜いて仕掛けた初代Lはお見事と言わざるを得ないよね、ここまでライトがグダグダになってしまうと。計画は完璧、総一郎を死神の目に変えさせて立てたメロ襲撃の時もそう思ったはずだよね、ライト君。【DS】DEATH NOTE ～Lを継ぐ者～ 7月12日発売予定 予約

  2007年05月09日

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  『D.Gray-man』 #31 「迷子のミランダ」 (5/8) 感想

  原作はやっと11巻が出たところだし、しかも最近はすっかりジャンプクオリティに染まって長々バトルだしで、オリジナルで時間を稼がなきゃいけない事情はわかってますが、先週の予告を見たときは、今までほっといたあげく、やっと登場させてもらえたらずっと迷子?、と思ったですよ。これでミランダを笑いものにする話だったら悲しいなぁと思ってたのですが、結構良かったです。コムイ兄さんに呼び戻されたリナリー、用事は手作りケーキミランダの事。世界をまたにかけての迷子になっているらしい。なのでリナリーは探しにいく事に。そのミランダ、イノセンスの時計を自分で運びながら、未だに黒の教団にたどり着けない。財布をすられ落ち込んでいる所に、世の中は捨てたものじゃない、旅芸人のマジシャン一家。行く方向が同じと言う事で、ごやっかいになることに。少しは役立ちたいと思うミランダだか、相変わらず失敗ばかり。挙句の果てにボヤ騒ぎまで起こしてしまう。ミランダの事情聴取にあたったのは、かつてアレンと面識のあるモアさん。マジシャン一家の幌馬車に帰って来たミランダ、今度はマジックのお手伝いを頼まれる。箱の中に入って串刺しにされると言う奇術。大丈夫と分かっていても、恐怖でイノセンスを発動させてしまうミランダ。自分は本当にエクソシストになれるのかと悩んでいると、奇術師夫婦は自分達と一緒に行かないかと誘ってくれる。そこに現れたアクマの大軍、駆けつけたモアに戦うことを促されるが、ミランダはまだエクソシストではない、イノセンスを発動させることが出来ない。アクマの狙いはイノセンス、ならばと時計を背負って、奇術師一家から離れるミランダ。モアは時計を置いて逃げるように言うが、ミランダにそれは出来ない。自分の自転車で逃げるように言うモア、アクマの攻撃。やっとイノセンスが発動。繰り返し時間を巻き戻すが、限界が。その時リナリー到着、アクマをやっつける。自分は何も出来なかったと嘆くミランダに、他の人たちをまきこまないようにした判断力と勇気があれば大丈夫、とモア。エクソシストになって、アクマから奇術師一家のような人たちを守りたい。ミランダは決意を新たにする。がしかし、またしてもはぐれて迷子になってしまったミランダは、教団への崖を時計背負って必死に登る。地下水路からエレベーターで上がれると聞いてがっくり。しかもイノセンスを武器にするために、時計を壊そうとするコムイさんに必死に抵抗。作画の事を書くと、感想記事がネガティブになる一方なので、触れまい・・・。奇術で簡単に発動したイノセンスがアクマ来襲では何故発動しない?　　とかあんなにでっかい時計背負ってのろのろ動いているミランダに何故アクマの攻撃がちっとも当たらない?　　とかレベル2(だよね、あれって)を含む大量のアクマをリナリー一人で易々と撃退できるなら、今までは何だったの?　　とか突っ込みどころは多々ありますが、ミランダの良さが出ていたので、まぁ良し。ただミランダの能力は攻撃系じゃなくて、補助系なので、「戦って。」とか言われてもいや、それは無理があるだろう、モアさんと思ったので、次回オリジナルを作るときは要考慮。奇術師一家が良いです。あんまり良い人たちなので、前半まで裏があるんじゃないかと思っちゃった位。ミランダは人付き合いが苦手な人ですが、こう言う人たちに出会って、その人たちを守りたいのだと思えるようになる流れは好きです。普段神田、神田と言っている私がこう書くと説得力の欠片もないでしょうが、ミランダやクロウリーみたいな一見情けないキャラが精一杯がんばる、だから魅力的なキャラになってるところがDグレの良いところの一つだと思ってます。ひたむきに頑張れるってことはすごい才能だなぁって。さてさて・・・。あんなでっかい時計を引っ張ってるミランダを見失うとは、問題なのは君の方じゃないかな?、トマ。手作りケーキでリナリーをもてなすコムイ兄さん。その時間の仕事は部下に回ったのでしょう。本当に苦労が忍ばれます・・・。幾らなんでもあの時計を背負って戦いの場に行くことは無理だって、ミランダ。来週は幽霊船?。あ、何かまたイヤな予感が・・・。D.Gray-man 06（初回仕様）(DVD) ◆20%OFF！D.Gray-man 07(DVD) ◆20%OFF！キャラの声で起こしてもらえる時計!!。右から神田、アレン、ラビ。　　

  2007年05月08日

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  『あさ/朝』 『ゆう/夕』 谷川俊太郎/文、吉村和敏/写真　感想

  左からみると絵本、右から読むと詩集の本です。絵本の方が『あさ』『ゆう』、詩集の方が『朝』『夕』になっています。　最初に書いてしまいますが、私は詩は全く分かりません。私に言えるのはせいぜい「これは好き。」「これは(私には)ダメだ。」位です。そんな私でも知っている詩人の谷川俊太郎さんが文をつけていらっしゃいます。お子さんがいる方には『スイミー』の翻訳の人と言えば「あぁ。」と思う方も少なくないのでは。絵本の方。『あさ』は地平線が明るくなりはじめた頃から完全な“朝”が来るまでを素晴らしい写真で一枚一枚追って、そこに谷川さんの言葉が書かれています。最後のページに書かれた言葉は「おはよう　きょう」『ゆう』はまだ明るいけれどもこれから暮れる予感のある写真から始まって、すっかり暗くなるまで。最後の言葉は「おやすみなさい　きょう」です。どちらも写真が素晴らしい。特に『あさ』の方、ページをめくっていって次第に明るくなっていく様を見ていると、それに「あかつき」「しののめ」「あけぼの」「あさぼらけ」「あした」とそれぞれ微細に表現した昔の日本人の感受性の、なんと素晴らしいことよと思ってしまいます。『ゆう』の方は、空を染める赤の色が、これ程に様々なのかと思うと同時に、昔を懐かしむような切ない想いにかられます。きっといつかどこかで見た事のある空の色だからなのでしょう。私の場合、それは子供の時に見上げた夕焼け空だったりします。詩集の方は、吉村さんの写真一枚に、谷川さんの詩が一編書かれています。こちらも写真が美しいです。私は詩は声に出して読むのが好きなので、目の前にこの本を掲げて、朗読してます。自宅で一人っきりの時、どうぞお試し下さい。(笑絵本の方の谷川さんの文は書下ろしです。詩は既に発表されたものの中から選ばれています。谷川さんの詩を読んだことがある方は、「この詩か。」思われるものも入っています。その詩にどんな写真が付けられているのか、一度書店で手にとってご覧になって頂けたらと思います。帯に書かれていたあとがきからの文を書いておきます。『あさ/朝』「朝にはただ美しいだけではない、不思議な力が隠されている」:吉村和敏「よがあけて　あさがくるっていうのは　ありまえのようでいて　すごく　すてきなこと」:谷川俊太郎『ゆう/夕』「夕焼けを“きれい”と感じた心は大人になってからも必要なのかもしれません」:吉村和敏「ゆうやけのうつくしさを　よろこんでいるだろうか　あしたがくるのを　たのしみにしているだろうか」:谷川俊太郎【送料無料選択可！】朝のリレー / 谷川俊太郎+谷川賢作

  2007年05月08日

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  『結界師』　#21　「非情な転校生志々尾限」　(5/7) 感想

  いや、まさか翡葉京一が、しかもアップで登場してくれるなんて思ってなかったから、一瞬TVの前で固まってしまいましたわ。だってメチャクチャカッコ良い!!んですもの。あらすじは公式HPでどぞ私、顔が良くて性格が悪くてイジワルなキャラが大好きなのですよ。だから『結界師』の中で唯一お気に入りのキャラは翡葉なんですが、惜しむらくは登場シーンが少ないんだ。...orz...田辺先生、もうちょっと翡葉を活躍させて頂けませんでしょうか。志々尾限登場の回だって言うのに、違うキャラで喜んじゃってすいませんねぇ。さて、やっと登場してくれた志々尾、全身これ怒りの塊です。一応、烏森の結界師の補佐と言う仕事で派遣されてる訳ですが、良守に対しては対抗意識バリバリ。正守を尊敬する気持ちが非常に強いのもその一因ではあるのですけどね。久しぶりに登場の三能、相変わらずの能天気っぷり。お元気そうでなにより。守護霊たちが成長して、おしゃべりや芸ができるようになったそうです。名前も付きました、ロクサーヌ、シモーヌ、ジョセフィーヌです。でも志々尾に対した時に、良守と時音に言われた事を守って守護霊たちを出さなかったのは、なかなか根性あります。良守と志々尾の戦い、特に体術のところが良かったです。人間の戦いって感じがするし。けれど志々尾は実力を隠したままの、良守の実力を確かめる程度の事。右手は変化させずに戦っている、それが並外れた能力を語っている。原作読んでいるとなかなか思うところの多いキャラです。なんですが、これからの活躍、そして良守とどう関係を築いていくのかを見守って行きたいです。原作は６巻。ちなみに翡葉が出てくるのは８巻。　結界師　第3章～妖混じり、志々雄 限！～　ブースター　BOX【予約】

  2007年05月07日

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  『少年陰陽師・翼よいま、天へ還れ』 結城光流 著 感想

  7月19日発売のゲームソフトと連動の外伝です。話は“窮奇編”の後です。なんでもステーリー原案に係っていて、ご自分でも書きたくなったと言う事です。【PS2】少年陰陽師翼よいま、天へ還れ（DXパック） 7月19日発売予定 予約【PS2】少年陰陽師翼よいま、天へ還れ（通常版） 7月19日発売予定 予約ネタバレしてます。本書を読むまで、またはゲームまでストーリーは知りたくないと言う方はお読みにならない方が良いかと・・・。窮奇を倒して都に平安が戻ったと思っていた。しかし彰子はかつて窮奇によって誘われた言葉をまた聞く。「応え。」そして夜回りをする昌浩の前に現れた倒したはずの異国の妖。昌浩の兄・成親が襲われ、彼もまたその存在を口にする。昌浩が戦った時よりも更に妖力が上がっている妖、倒したはずの窮奇まで現れる。背後で操る鳴蛇、更には鳴蛇が主と呼ぶ嶺奇。その嶺奇たちを狙う天馬達の存在。状況を把握できないまま、ついに彰子が捕らえられる。昌浩は罠だとわかっていても、嶺奇に指定された大文字山へ向かう。ゲームソフト用のストーリーなので、オールスターキャストでどうぞお楽しみ下さいなストーリーです。なのでファンにはとっても楽しめる内容だと思います。ストーリーは、ライノベはテンポ良くささっと読みたい私には、本編がどうも最近話長くなりがちな面を感じていたのですが、これは一冊で中身が濃くまとめられています。ですが各巻で一つの話(最近は“続き”って感じもありますが)、そしてシリーズ全体で大きな流れの話を形作っているシリーズに慣れてしまっているので、物足りなさも感じます。特に天馬のエピソードです、これは後で書きます。ゲーム用の話なので、戦いのシーンが多いのですが、各シーンを短くまとめているので違和感はないです。あくまで個人的な感想と言う事で書かせてもらいますが。シリーズが長くなっているので仕方がないのですが、戦いの描写がパターン化しているのですよ。表現に同じ様な言葉が出てきたりして。動く絵のアニメはともかく、活字でこれをやられると私にはちょっと辛い。なのでこの外伝程度にまとめてくれるとすんなり読めます。あと最近は“人間を傷つけられない・殺せない十二神将”が足かせになっている戦いが多くて、なんともすっきりしない思いがあるのですが、ここでの敵は異国の妖。なので何も気にすることなく戦う十二神将たちが楽しめます。十二神将は総出です。天空だけは具現しませんが、他のキャラ達の会話によって存在感たっぷりです。本編ではやっと最近お目見えが多くなってきた天后、太裳の登場シーンが多いのが嬉しいです。で、まず天后。恋人の青龍がいつもケンケンしてるので、隣りでビクビクしてる気の弱いお嬢さんかと思ってましたが、なかなかどうして、気の強いところを見せます。天一がやられて見せた怒りのセリフは、十二神将の一人としての仲間意識が見られて良いです。ただ、もちろん闘将ではないから戦いには限界があるし、天一のように回復系でもなく、天一・玄武・太裳のように結界を張るでもなく、また白虎・太陰のように移動手段に風が便利って存在でもない。何か一つこれと言った特徴をつけてあげないと可哀想な気がする。青龍の彼女、ってだけではねぇ。次は太裳。見た目も言動も極めて穏やかな神将なんですが、言う事は言うし、やる事はやります。好きだなぁ、こう言うキャラ。六合も静かな人ですが、全然違ったタイプ、もっと飄々としたところを感じます。結城先生、キャラの書き分けが上手い!!。さて、天馬。この人(?)たちの話をもっと深く読みたいと思ってしまいました。登場するのは翻羽、越影、そして翻羽の妹の踰輝。天馬たちは嶺奇によって滅ぼされた一族、そして踰輝は連れ去られてしまった。踰輝の命はもうないだろうと分かっている、しかし帰って来るはずの魂が戻ってこない。それで翻羽、越影は踰輝を必死に探し、魂の色が似ている彰子に彼女の面影を重ねる。越影と踰輝の淡い恋が可愛い!!。それだけにより切なくなるストーリー展開です。ラストは一応それでもハッピーエンドなのだと思いたい。それではこれがなくっちゃね、のキャラ達のやりとり。倒したはずの妖異が現れて彰子が心配な昌浩は慌てて邸に帰るのですが、なんと彰子は昌浩の部屋で寝てしまっている。彰子を自室に戻そうと言うシーン。まだまだ身体が出来上がっていない昌浩には運べない、なので六合にお願いするのです。ここで自分の不甲斐なさに落ち込む昌浩が微笑ましいったら。妖異に襲われた兄・成親の邸へ昌浩が様子を見に行くシーン。成親のセリフに妻・なよ竹のかぐや姫への愛情が感じられて良いんだなぁ。そこに太裳が晴明からの差し入れを持ってくる。それに祖父・晴明の愛情を見る成親と昌浩の会話が笑える。辞した昌浩、成親が妻を慰めてるところを見て、自分が恥ずかしがっちゃってるところがまた可愛い。雑鬼による昌浩押し倒しもあります。彰子のお買い物に付き合う玄武・天一・朱雀の会話も楽しい。天一と朱雀は相変わらずのラブラブっぷりです。昌浩ともっくんとやりとりはもちろんたっぷり、何かに付けてもっくんにからかわれるオクテな昌浩は微笑ましいったらありません。昌浩と彰子の、まだ想いが形になる前の関係も好き。ファンには楽しめる一冊だと思います。珂神編・完結の19巻『果てなき誓いを刻み込め』は7月1日発売。

  2007年05月07日

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• 『地球(テラ)へ・・・』 #5 「死の跳躍」 (5/5) 感想

  ワープ!!。何と懐かしい響きなんでしょう。こんな便利な移動手段があったら、乗り物酔いがひどい私はどんなに楽だろうと思ったものですわ。ミュウの母船の存在を知ったテラズナンバー５は、サイオン・トレーサーの開発を命じた。次々と惑星全域に投下されるサイオン・トレーサー。一方、ミュウ因子を持った少年・シロエをジョミーが見つける。ジョミーはシロエを救い出したいと思うが、まだテラズナンバー5の事を何も知らない彼は、ジョミーに反発、能力を発現させてしまう。トレーサーにより位置を判定され、衛星兵器により次々と攻撃を受けるシャングリラ。シャングリラはついにワープによる惑星脱出を試みる。 まずソルジャー・ブルー。いつまで延命措置を図るつもりなんでしょうか。私はブルーは好きだし、優しい杉田さんの声をずっと聞いていたいとは思ってるんです。思ってるんですけども、物語上、ジョミーにとっても、ミューたちにとっても、ブルーの死って言うのは大切なターニングポイントのはずなんですよね。なのでこのままずっとって言うのはどうだろう?。次はジョミー。大人の、しかも偉そうな人にやいのやいの言われて反発するっていうのは、竹宮先生らしいと言えばそうなんですが・・・。少年の感受性を繊細に表現と言うのが真骨頂ではありますが・・・。小さい子じゃないんだから癇癪起こすなよと思いましたわ、今回。今、この時代に描いてるアニメとして、ジョミーを余りにも反発させるのもどうだろう?。反発するべき対象はこの先、もっといっぱい出てくるんで、小さいことで反抗しているようなエピソードは、大事な時にもジョミーってあぁ言う性格だしって思わせかねないかなって。で、今回シロエと言う新キャラが出てきました。何せ原作読んだのは遠い昔なので、記憶が不確かなんですが、このエピソードに全然覚えがなかったのです。ですが“シロエ”という名に引っかかったんで、原作を再読してらっしゃるおぼろ様のところで確認しました。この先に登場するキャラの子供時代なんですね。このシロエのエピソードが、私は原作『地球へ・・・』の中でも一番好きでして、悲しい切ないエピソードなんですが、“地球へ”と言う思いを実によく表している話だと思っているのですよ。で、間違っていたらすいません!!。あの話では、シロエはミューとは完全に特定されていない存在だったと思うんです。そしてそれが良かったと記憶しているのですよ。なのでここでミューとしての力を完全に断定させちゃって、果たして良いものか?、と言う思いがあります。そのシロエをジョミーは助けたいと思うわけです。だけど短慮すぎ。人間達のシステムをまだ何も知らないシロエに向かって、「このままだと悪い奴らに殺されてしまう。」と言ったってねぇ。おまけにシロエの能力を発現させてしまう。記憶を消したからって、この先、この経験がどれだけシロエにとって影響があるか、考えてみるということはないのか?。だいたい今のジョミーは自分の事で手一杯のはずでしょう。指導者・ブルーはいつ死ぬとも知れない状態だし、ジョミーのすべきことはブルーの後継者としてミューたちに認めさせることのはずだと思うんですよね。ジョミーをですね、おバカさんなキャラにして欲しくないなぁ。さて、シャングリラは宇宙へ出ました。ブルーの、そしてミューたちの切実なる願い地球への旅が始まったわけです。次回はキースが登場!!。も、本当に待ってました!!。●UVERworld“endscape”＜初回生産限定盤＞CD+DVD（2007/5/30）●加藤ミリヤ“Love　is．．．”＜初回生産限定盤＞CD+DVD（2007/6/20）http://app.blog.livedoor.jp/loveless_zero/tb.cgi/50928546http://aircastle.blog11.fc2.com/tb.php/1135-8785dde1

  2007年05月06日

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  『DARKER THAN BLACK・黒の契約者』　#５　「災厄の紅き夢は東欧に消えて…前編」　(5/4)　感想

  「主人公はどなたでしたっけ?。」と思わず問いかけたくなるような回でしたわ。ルーマニアの店仕舞いしたバーでMr.スミスは「私の前ではタバコはご遠慮いただきたい。」、そして煙草の害について一くさり述べる。あいては取引相手、その男はスミスから“アレ”の価値の高さを知らされ、取引を中止、しかもスミスの用意したお金も奪おうとする。その部下たちの手が凍りついて壊死し取れる。スミスは契約者、男は逃げる、しかし外には別の契約者の女が。女の能力で巻き起こる雲、ずぶ濡れになった男の足が凍っている。“アレ”の居場所を聞きだしたスミスの対価は煙草を吸うこと。安ホテルの一室、“アレ”・ハヴォックに名を名乗る契約者達。スミスはノーベンバー11、女はエイプリル、ドールの子はジュライ、彼らはMI6(英の諜報機関)のエージェント。ハヴォックは史上最低最悪と称された契約者、能力は真空を作り出すこと。5年前、南米のヘブンズゲート消失の際に、契約者としての能力をなくした消失者。舞台は日本に。MI6は国連の機関であるゲート内情報研究機関・パンドラに引き渡すことを決め、ノーベンバーと供に、警視庁公安部の霧原たちが移送することになった。輸送用のヘリはCIA(米の諜報機関)が狙っているとの情報を得た霧原、ノーベンバーに正すが、ヘリのハヴォックは偽者、本物は霧原たちの車のトランクの中に居た。そのままパンドラへと向かうが、途中現れた男。「来たぞ、黒の死神だ。」とハヴォック。エイプリルが作った雲によりヘイは土砂降りのなか、そこをノーベンバーが凍らせていく。ワイヤーで公園の中に逃れたヘイ、戦いは続いている。一方、車の中の霧原が無線で応援を要請するが、窓の外には黄が、そして催眠弾(だと思う)。この失態に主導権はパンドラに移る。外では契約者達が対価を実行中、エイプリルのは飲酒。「こんどはこちらが追いつめる番。」そしてジュライがヘイたちの居場所を見つける。ラブホテルの管理室、黄が組織と話をつけている。部屋へ行くと、銀が一人でいる。ヘイとハヴォックは出て行った、と銀。つぶれた店の中、後ろ手で捉えられているハヴォック。その彼女にヘイは「カーマイン」と呼びかける。「あそこで何があった・。妹は、白(パイ)はどこにいる?。」妹さんがいるのですか。あの白いワンピースの黒髪の女の子が白なんでしょうか。それをカーマインに問い詰めるヘイは感情丸出しですよ。やっぱり心ある契約者なんだなぁ。カーマインも疲れて感情がでにくくなっているけれど、希薄って感じではないなぁ。能力を消失すると感情も戻るんですかね。あの黄が、そばに居たくない、みたいなことを言ってるから、カーマインは余程怖ろしい契約者だったんでしょう。更にそのカーマインが“黒の死神”と言うんだから、ヘイも今まで何をやってきたんだか・・・。カーマインは赤の色の一つですよね、赤毛だからそう呼ばれているんでしょうか。この組織は色がコードネームなのかな。カーマインとヘイは知り合いなので、今回天然タラシ・李は出番なし。うーん、それはそれで寂しかったり。ノーベンバー11は白いスーツに金髪。声は井上さん、なのでどこぞの忍者とかぶるかぶる。ヘイとの戦いのシーンなんて、土遁の術かと思っちゃう位。すっとぼけてるとこなんてナイス・井上さん!!って位でピッタリ。ノーベンバーは何を考えてるのか分からない空恐ろしさがありますが。ノーベンバーの能力は凍らせることですが、ちょっとやそっとの凍り方じゃありません。随分前の映画『ターミネーター2』で液体窒素で凍るシーンがありましたが、それを思い出しました。組織までボロボロです。エイプリルは、気圧を変化させてるのかなぁ、それによって強風も吹くし、雨雲が出来ると。ノーベンバーの対価は煙草。煙草嫌いの人にとっては辛いだろう、これは。もっともしっかり吸い込んでるシーンもありましたが。二枚目キャラなのにブチブチ言いながら煙草吸ってるところが、人間味があって面白い。一方、エイプリルは飲酒。私は飲み助なのでそんな対価なら恐いものなし!!、ドーンと来い!!よ。でも量が問題か。霧原と対価を実行しながら話しているシーンで、エイプリルの足元にあった何かの山、あれがビール缶だとすれば、お腹がタポタポだぞ。あんな調子で飲んでたら遠からず肝臓ボロボロだし、ナイスバディな身体もブヨブヨになるんじゃないかと、余計な心配をしたりして。今回はアクションシーンが入ってきましたが、触り程度。もちろんヘイはカッコ良かったですよ、えぇ。ノーベンバー達MI6側エージェントと、カーマインの説明の回でしたね。受けて次回がどうなるのか楽しみです。ホント、誰が主人公さ?、ってくらいにノーベンバーが出ずっぱりでした。このエピソード限りじゃもったいないキャラだなぁ。それとも敵キャラとしてレギュラー化かな。映像特典(約30分)、特製解説集、キャラクター原案：岩原裕二氏描き下ろし三方背BOXがついた特別生産限定版の１巻。7月25日に発売。@niftyで壁紙配布中です。↑から“本編配信”→“スペシャル”でお進み下さい。一ヶ月ごとに変わるみたいです。

  2007年05月05日

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  『銀魂』 第18巻　感想

  我が家の近くのコンビは発売当日の朝6時には『銀魂』コミックが売り切れなのですよ、えぇ、店員さんにも確認したんですけどね。それを2回経験したので、18巻は楽天さんに予約したんですけど、届いたのが本日夕方!!。もぅ、遅すぎ!!。昨日から何度も何度もポスト確認しちゃったよ。(楽天さんは一冊の時はメール便)表紙はヘドロ、いいヤツなんだ、分かってるんだ、でも恐い。おまけに本編には一度も出て来ない。ホント、空知先生って天邪鬼。ファンが“山崎、山崎”と言うので絶対表紙には出さないつもりなんでしょう。『人生もゲームもバグだらけ』前巻からの続きのOWee争奪編。沖田君・・・、土方にその名前はあんまりだ。おまけにHPは3、即死を運命付けられた旅立ち。私はRPGゲームが大好きなので、これは笑わせてもらいました。だけど実は土方が“死”、銀さんが“毒”状態になった時から、神楽 vs 沖田を期待してたんだなぁ、これが。残念!!。『２度あることは３度ある』今度は神楽ちゃんが気が付いたら真っ黒な世界。そこで洞爺湖の仙人さんが“全解”とか“風戦丸”とかの必殺技を伝授しようと言う話。派手な技がないとバンダイさんがゲーム開発時に大変らしい。ま、なんと言いましょうか、忘年会 or 新年会のジャンプのパーティーであっちこっちに頭を下げまくる空知先生が想像出来る・・・。先生、そこまでして、私達読者を笑わせてくれてありがとう。『ヒーローだって悩んでる』バレンタイン当日、銀さんはオールバックにしてスーツ着用、新八は髪をツンツンにしてロッカー(笑)になって、もう大変。スペースウーマンだって好きな怪獣さんにチョコレートを渡したい。怪獣・チェリー君とは上手く行かなかったけど、今日もスペースウーマンさんは地球を救ったのだ。・・・って書くとまじめな話っぽい?。『人の短所を見るより長所を見つけられる人になれ』江戸一番の殺し屋・亀が狙うのは松平。それを阻むのは亀を見る銀さんのまなざし。・・・って銀さん、女性のお着替えを覗き見で、更に鼻血ですか・・・。...orz...orz...orz...『電車に乗るときは両手を吊り革に』『男達よマダオであれ』『愛は勝つ』WJ連載時からいつハツさんのお顔を見られるのかと沸かせていた話。仕事が決まって(極めてヤバそうな仕事だけど)、ハツに電話しているマダオが可愛いぞ。あ、ところで私はもうすっかり“マダオ”という名でインプットされてて、“長谷川”が思い出せない時がありますわ。そのハツが不倫?。しかもマダオは駅で痴漢と間違えられる。いや、これ、意志とは関係なく、ここまでやっちゃったら“痴漢”呼ばわりもやむなしかと。で、検事の破牙はハツの不倫相手と思われる男。そこで銀さん、弁護士としてマダオを助ける。メガネをクィの銀さんが良いぞ!!。しかし奉行、検事、弁護人、みんな鼻血出してて裁判になってないぃぃぃ。ハツさんはお嬢様みたいです。で、気風の良い女です。こんな良い女房がいるんだから、負けないダンディな男をいつも胸に刻みつけてガンバレ!!、マダオ。『やせたいなら動け』『やせたいなら食べるな』そりゃ、あれだけ食べれば太るよね、神楽ちゃん。そりゃ、あれだけハーゲンダッツ好きなら太るよね、お妙さん。と言う事で断食道場でダイエット。さっちゃん、九ちゃん、お登勢さん、キャサリンもみーんなダイエット。さっちゃんの場合は太っているのではなく「銀さんの子供・・・」で、蹴りを入れるお妙さん。やっぱり銀妙か?とか思ってしまう。教祖(?)の尼さんに容赦ないお妙さん、さっちゃん、神楽ちゃんが好きだ。で、一枚のポテチをめぐってキャサリン&お登勢 vs 神楽,さっちゃん,お妙さん&九ちゃんが最高!!。このバカバカしいシチュエーションでキャラ達が大真面目バトルが『銀魂』の真骨頂。男達は出番なし。みんなげっそり痩せちゃって・・・。次巻は八月かぁ。今WJで連載中のエピソードが入ってくるんじゃ仕方がないか。次の表紙が誰だか、もう予想も付きません・・・。どうよ、ヘドロのこの迫力。　　

  2007年05月04日

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• 『NARUTO疾風伝』 #232 「隠居ババアの決意」 (5/3) 感想

  お、今回のネジ兄さんは別嬪さん。これなら及第点?、おぼろさん。あらすじは公式HPより。暁のアジトを突き止めるパックン。直ちに我愛羅奪還に発とうとするカカシ班とテマリだが、テマリは里の上役により手薄になっている里の警備を命じられてしまう。代わって名乗りをあげたのはチヨバアだった。四人一組となったナルト達は暁のアジトを目指すが、道すがらチヨバアより『尾獣』の話を聞き、衝撃を受けるナルトとサクラ。一方、その頃パックンは砂へ向かう途中のガイ班の元に辿り付いていた。現在最も暁のアジト近くにいるガイ班は、パックンの案内のもと直接アジトを目指す。だがその動きは既に敵の知る所だった。で、ガイ班の前には鬼鮫、カカシ班の前にはイタチが現れる、と。バトルは次回ですね。カカシ班、ガイ班は移動中、一方の暁は一尾引き剥がし中、と言う事で実質動きが余りない回なんですよね。そのせいもあるかもだけど、キャラのお顔がちゃんと描けてたので大満足でした。先週のネジ見たときはガッカリしましたが、今回は美人さんでした。黙って佇むイタチも良し!!。私、チヨバァ様が大好きなんですよ、えぇ。今回も傀儡置き場に巻物を取りに行った表情とか、すごく良い。高いところから飛び降りて、あの蠍を「可愛い孫を久しぶりに可愛がってやりたいんでのォ。」と言ってのけるところも静かな迫力。お年寄りだからと甘く見ちゃいけません、すごいバァ様でいらっしゃいます。原作読んだときに、何故に自分の里の“影”救出にここまでよそ様の里の忍者頼み?、と思ったのですよ。なので砂の里のゴタゴタ加減が説明されていたのが良かった。今回もテマリとカンクロウの、我愛羅に対する思いが描かれていましたね。さて暁のアジトに向かうカカシ班、ガイ班ですが、ゼツにより既に暁側には知られている。ガイ班の前に現れたのは鬼鮫。原作で暁のメンバーの余りの化物っぷりを見せられてる現在、鬼鮫ですら普通の人間に見えますわ。イタチと二人で木の葉の里に来て、上忍と対したときの過去映像が入りました。このガイがカッコ良いんですよ!!おまけに作画が良い。過去映像の使いまわしは下手すると自分の首をしめちゃうぞ、と思っちゃう位に。その時の借りを返したい鬼鮫、鬼鮫が記憶に残ってないガイ。笑えます。このガイとリーの師弟コンビに付き合うネジとテンテンもさぞや苦労が多かろうと・・・。来週が本格的なバトルですね。先週も書きましたが、フォーマンセルらしい戦い、技を幾つも繰り出しての戦い、体術をたっぷり見せる戦い、ですので作画をよろしくお願いしたい。リーがスタッフに愛されてるキャラなんで、たぶん大丈夫だと思ってるんですけどね。て、イタチとカカシの戦いも次回に入ってくるのかな。イタチの技の幻想的なシーンは絶対に絶対に絶対に!!!“魅せて”頂きたいです。思い出の写真館に「キャー!!。」みんな可愛かったのよね!!。子供の三忍と三代目・火影が涙物。でも私のベストショットは四代目と子カカシたちの写真。四代目の、超の付く実力者でありながら、あの微笑がたまりません。だからやってってば、“カカシ番外編”　←　何度でもしつこく書く。NARUTO 疾風伝カードゲーム第三幕　～激しき野望！傀儡演舞 編～構築済みスターター（予約）7月...NARUTO 疾風伝カードゲーム第三幕　～激しき野望！傀儡演舞 編～ブースター（予約）7月28日発売...

  2007年05月04日

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  『銀魂』 #54 「どこの母ちゃんもだいたい同じ」 (5/3) 感想

  ホスト・銀さん、カッコ良いぃぃぃ!!!・・・んだけど、もうちょっと作画を頑張って欲しかったかな。二日酔いの銀さんを強引に起こす“母ちゃん”、食事の支度がしてあるらしい。騒ぎで起きた神楽の世話を焼き、、出勤してきた新八にもご飯を食べさせる。実は上京したまま消息を絶った息子・八郎を捜すため歌舞伎町にやって来たが、都会江戸の様子に困り果て、万事屋に勝手に転がり込んでしまったのだ。写真を手がかりに八郎の捜索を始める銀さんs。どうやら八郎は何度か整形しているらしい、写真にマジックで髪と髭を面白半分に描き足す彼らの前を、その落書きされた写真にそっくりな八郎という名の男が通り過ぎた。その男こそが八郎に間違いないと確信する銀さん、しかし母ちゃんはガングロギャルに説教中。更にチンピラも加わって揉め事に。それを止めに入ったのが八郎とかぶき町No.1ホストの狂死郎。おわびにとご招待されたホストクラブ「高天原」、銀さんは狂死郎に八郎の事を聞く。ところが店の中で騒ぎが、溝鼠組の黒駒の勝男が先ほどの騒ぎにかこつけてインネンを付けに来た。痛めつけられる八郎、店は勝男に目をつけられているらしい。銀さんsはホストに変装して・・・。「Just do it !!。」の銀さんがいかしてる!!。崩して着たスーツが似合うじゃないですか。母ちゃん、銀さんは痩せてません、あぁ見えて筋肉質なんですよ。でも甘いものばっかり食べてるとその内にブクブクの身体になると思うので、ちゃーんと朝食を食べさせるのは大賛成です。巨大アフロの八郎が上から見た図ではキノコに見えて可笑しい、それがユッサユッサ揺れるのですよ。作画がなぁ・・・。狂死郎は麗しく描いて欲しかったんですけども・・・ところどころデッサンが崩れてた。だってNo.1ホストだし。お豆の食べ方もとっても綺麗だし。うーん、残念!!。母ちゃんがガングロギャルにお説教してるところにチンピラが来て、そのチンピラが母ちゃんに暴力を振るおうとするのですよ。そこで銀さん、「足袋でも袴でもルーズにキメんのは結構ですけどね、ババアに手ェあげるたァどういう了見だィ。人の道理はキッチリしやがれェェ!!。」とお仕置きをするのですよ。このセリフが大好き。まさに銀さんなセリフだと思う。で、がある顔もカッコ良いんだなぁ。ホストクラブを満喫している神楽ちゃんが可笑しい。コロナミンC・ピラミッドを作っちゃってるし。さて、ホストに扮したギン、シン、グラは勝男を撃退できるか?。母ちゃんを無事八郎と会わせてあげられるのか?って感じの次回ですね。『銀魂』ってキャラクターグッズが多いなぁ。↓はキーホルダー。　　　　バンダイ 銀魂キャラクターズ BOX販売（予約：8月発売予定）・・・らしい↓DVD 11巻銀魂 12（初回仕様）(DVD) ◆20%OFF！

  2007年05月03日

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  『BLEACH』 #124 「激突！黒い卍解と白い卍解」 (5/2) 感想

  あのですね。私はバウント編のことは忘れたいの!!、なかったことにしたいの!!。最低でもあーら、そんなこともあったわね、うふふ　←　遠い目・・・なことにしたいの!!。なのに何でいつまでたっても繰り返し繰り返し出してくるかなぁ。あらすじは公式HPからコピペ。内なるホロウを押さえ込むため、自らの内面世界に入っていった一護。その一護を出迎えたのは、白い斬月を手にしたもう一人の一護だった。互いに刃を交える一護ともう一人の一護。そしてついに同時に卍解を発動させる。しかし、全てにおいて白い斬月を持つもう一人の一護が一護を上回っていた。次第に押されていく一護。そして激突の最中、突然別の空間に飛ばされた一護の前に朽木白哉が現れる。驚く一護に向かって千本桜で攻撃してくる白哉。白哉が一護に問いかけるものは「真の卍解」。おーい、白哉が美しくないぞー。“ム”のお口して、「笑止。」って言ってればそれで良いってもんでもないでしょう。おまけにアングルのせいもあるけどおデブさんに見える絵もあったぞー。うーん、白哉を出す意味あるかなぁと思ってたんですよ。私は『BLEACH』の良いところは単純明快な事だと思ってるので。そしたら、ぴえろさんのオリジナルマンセーが出ちゃいましたよ。いらないって、狩矢なんか!!。これがまた「戦いの真実」とか「戦いは輪廻」だとか長々と話すわけですよ。「矜持」なんて単語が出てきちゃった時は、それこそ「笑止」と思っちゃいましたよ。最初から白一護との争いに絞って、剣八だけ出した方が全然良い。だいたい原作をすごいスピードで消化しておいて、こんなオリジナル入れるってどう言うことよ?。だったらむしろ間に入れてるリアル一護側の戦い、矢胴丸リサや拳西の戦いをたっぷり見せて欲しかったわ。その拳西、声は杉田さんでした。こう言う役の杉田さんも良いなぁ。達者な声優さんでいらっしゃる。虚化制御のための内在闘争の限界時間は一時間前後。次にリサの順番が回ってきたら終わり。しかも一護の虚化は早い。一方、白一護は「王とその騎馬」に自分達を例え、自分よりも弱いヤツの騎馬になるのはゴメンだと言う。ギリギリの一護・・・で次回に続く。今回作画も良くなかった。リアルと内の戦いと言う事で楽しみにしてたのにがっかり。次回予告は、「内在闘争入ってから楽しそうな一護、夢でも見てるのか?。」とヒヨリ。そこでリサが「男の見る夢と言ったらエロ。」かくして一護は“エロ”の接頭語までついてエロハゲとヒヨリに呼ばれることに・・・。死神図鑑、コンは無事ぬいぐるみに戻って復活!!と思いきや、そこにはやちるが・・・、で完。5月24日発売予定 PSP BLEACH ～ヒート・ザ・ソウル 4～WiiにBLEACHが登場！！セガエンタープライゼス BLEACH Wii 白刃きらめく輪舞曲 【Wii】

  2007年05月02日

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  『CLAYMORE・クレイモア』　#5　「微笑のテレサ」　(5/1)　感想

  魅力的なキャラが出てきたものです。微笑みのテレサ。妖魔が何匹居ようと、全然動じず、妖力を解放することなく倒してしまう最強のクレイモア。悲壮感が表に出てなくて、どこかスコーンと開き直ってるところが主人公・クレアより私には魅力的に思えてしまう。ベッドで眠ることが出来ず、大剣に背を預けて眠る状況からも、クレイモアとして生きることの何がしかの辛さは持っていると思うんですけどね。あらすじは公式ページでどぞ。圧倒的な力を見せて妖魔を狩るクレイモア・テレサ。連絡係に言われてテオの街へ訪れる。この街の絵がすばらしい!!。建物とか、市場の様子とか、見事に描き込んであります。私は物語にすんなりと引き込まれるかどうかって、この背景の絵の出来にものすごく左右されちゃうのですよ。やっぱり物語の世界観を見せるのに、背景をきちっと描くのってとっても大事だと思うの。『クレイモア』は毎回、その辺りは素晴らしい出来です。あっという間に妖魔6匹を狩るテレサ。依頼にはなかったが、もう一匹、少女の背後にいた妖魔も退治。少女は妖魔に連れまわされ、虐待されていた。言葉も失っている。その少女がテレサにまとわり付く。何度も手酷く払うテレサだが、少女はそれでも付いてくる。二人は森の中で盗賊に襲われる。盗賊の頭はクレイモアの禁忌“いかなる理由があろうとも人を殺してはいけない”を持ち出し、美しいテレサを思いのままにしようとする。しかし「そんなことか。」と言ってのけ、服の前を開くテレサ。このシーン、テレサの“酷い姿”は見せないで、後姿だけなんです。で、盗賊たちの「萎える。」と言うセリフを入れる。上手いなぁ。実際に見るよりも返って“酷さ”が浮き彫りにされる。少女はジャマ、付いてくるなとテレサは言うけれど、それでも少女は必死についてくる。これ以上は無理だろうとテレサは崖を下りるが、少女は真似をするように付いていこうとする。しかし落ちて気を失う少女。テレサは少女を川に投げ入れる、脱水症状を起こしていたらしい。酷い匂いがするからついでに身体も洗わせるテレサ、少女の身体には妖魔による虐待の跡が。これで少女に死なれたら、自分が殺したことになるのだろうかと、少女を次の街までつれていくことにし、テレサは少女に名前を付ける。「クレア。」美しく清らかで愛に満ち溢れた双子の女神、テレサとクレアから付けられた名は、実は少女が親に付けられた名と同じだった。テレサがカッコ良い!!、綺麗!!。特に妖魔を顔色一つ変えずに狩るシーンなんて惚れ惚れします。私、こう言うカッコ良い女性のキャラにはほんとうに弱いのです。一目惚れです!!。　←いや、変な意味ではなく・・・。それでまた「ジャマだ、ジャマだ。」と邪険に追い払いながら、結局少女を放っておけなくて面倒見ちゃう所も良いなぁ。一方の少女。もういたいけで、涙が出そうになりましたわ。妖魔の血しぶき(?)を浴びて立っている姿、テレサのマントをそっと掴む手、険しい道を必死にテレサの後を追う姿。水の中で裸になった身体は細く、虐待の後がある。ほんの少しテレサに受け入れられてから見せた笑顔。更に嬉しそうな名付けてもらってからの表情。この少女が後のクレアなのですね。私はこの作品は原作を読んでないので、公式HPを読んでみたのですが、なかなかこの後は悲しいお話になりそうで・・・。頂いたTBの感想記事を読むのを楽しみにしているアニメの一本なのですが、何でも原作を高速ですっ飛ばしているそうで。・・・読んでなくて良かった・・・。読んでいたら今頃怒り爆発だったかも。読んでないおかげで、原作でより深く描写されているところが見られないのは甚だ残念ですが、欠けている部分を気にせずにすんで、物語を堪能してます。毎回楽しみにするアニメになりそうです。原作はアニメを見終わってから読もう。(笑CLAYMORE Limited Edition Seq1＜限定盤＞、たぶん楽天さんが一番安いんじゃないかなぁ。

  2007年05月02日

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  『DEATH NOTE』 #29 ｢父親｣ (5/1) 感想

  久しぶりに『DEATH NOTE』を見ました。メロ襲撃 → 総一郎の死の回でした。アニメ版Lが私にはちょっと違うなぁと思っていたのと、原作読んだからもう良いや(←アニメの出来には関係なく)と言う気持ちでパスしてたアニメです。でも感想サイト様には伺ってこっそり読ませて頂いていました。(笑一番見たくなかった“Lの死”のシーンも終わったことですし、何よりLの死以降は原作も余り面白くないとすっ飛ばして読んでいたので、再確認も兼ねて再び視聴。あらすじは公式HPでどぞ。デースノートを奪われたことで死すら考えた警察の人・父親と、その気持ちを利用して父親に“死神の目”の取引きをさせる息子。も、ホント、ライトの背景に大きく鬼畜と書いてやりたくなりますわ。けれど結局、その警察人としての総一郎の心が、ライトの目的を阻む皮肉。死神の目を持つミサを操り、一時デスノートの所有権を放棄して立てた計画。目的はもう一冊のノートの奪還とメロの死。父親に死神の目の取引させて臨むミッションは、ライトにとっては完璧だったはず。「死神の目を持つミサがいる自分は最強。」と嘯くライト。襲撃は成功した、ノートも総一郎が手にした、メロの名前も手に入れた。けれどライトは本来なら自分が一番身近であるはずの父親・総一郎を何も理解していなかった。総一郎はノートにメロの名を書かない、自首を勧める。彼はあくまで警察人であるのだ。「人を殺したことがないだろう。」とメロに言われる総一郎。マフィアにより銃撃され、結局メロは逃してしまう。総一郎はむやみに人を殺すことに抵抗のある人。そして警察の人、事件解決のためなら一般市民の犠牲も辞さないアメリカの警察ですらない、犯人も出来れば生きて捕らえたい日本の警察の人なのですよね。ライトはノートを使って神とあがめられたいと言う欲がある。マフィアとつるむなんて発想はないでしょう、夜神月としては“オキレイ”でいたいだろうから。一方メロの方は、どうせ捨て駒、使えるならマフィアの方が良いと言う選択が出来る。“自分がどう見られたいか”の欲が邪魔だと思うな、ライト君。死を前にした父親に、ライトが臨んでいるのはひたすら“メロを殺すこと”。最後にかける言葉が“メロを殺すんだ、ノートに名を書くんだ”とは、再び鬼畜の文字が見えてくる。なのに父親は、死神の目で見る息子の背後に名前や寿命があることに安堵する。ライトはキラではない。信じたい、信じていると思いつつ、ずっと心のどこかに引っかかっていることだった。総一郎は心から安堵して死んでいく。その父親に泣いてすがるライト。それが演技にしか見えない。ここから先は人間の心を持っていない者が勝つゲームと言う気がする。人間の心と言うのは、何も良い事ばかりではなくて、欲ももちろん入る。メロからノートを取り返したライト。しかし更にL後継者大本命のニアが居る。ライトの堕ちて行くところは見たいと思っていました。Lの死以降はそれが物語の見ごたえになるだろうなぁと思ってますので。ところでメロ。原作ではカッコ良いなんて思ったこともなかったんですが、良いじゃないですか!!。メロはアニメの方が良いかも。シドウが気の弱い死神っぷりを見せてくれました。メロに睨まれてオタオタしてしまうなんて、色んな死神が居るなぁ。ライトのノートについてる死神がシドウだったら、ライトはもうちょっと思い通りに出来ていたかもね。メロもシドウもあんまりおいしそうにしてるから、私も食べたくなっちゃいましたよ。

  2007年05月02日

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• ちっともお薦めできない『おすすめリンク』

  楽天さんが新しく始めた『おすすめリンク』なるもの。どこのブログさんでもそうなんでしょうけれど、管理人が選んでるわけではないんですね。でも“おすすめ”ってネーミングしてるくらいなら、せめてカテゴリー位は選ばせて下さいよ、楽天さん。ご丁寧に、リンクのクリック数の成果が毎日見られるようになっているんですけども、どう考えても管理人のためのリンク?としか思えないんですよね。そりゃそうでしょう、私だって、お友達サイトと言えども貼ってある企業HPリンクをクリックしたことはないですもの。自分のブログに貼られているリンク見るたびに、何故にこれ?とずっと思ってました。これがですね、私の“おすすめ”かと思われるのはとっても不本意。それでも楽天さんにはブログを書かせて頂いているので、まぁわずかながらのご恩返しと思ってましたが、消費者金融のリンク貼られたら限界です。アニメとマンガを扱ってるブログなので、未成年の方がブログに訪れる可能性が大なのですよ。そこに消費者金融は、私も親ですので、困ります。私のブログではイヤです。・・・と言う事で“おすすめリンク”のブログパーツを撤去。あぁ、すっきりした。楽天さん、繰り返しますが、“おすすめ”と名付けている以上、カテゴリー位は選べるようにご考慮くださいませ。

  2007年05月01日

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  『D.Gray-man』　#30　「魂を売る者・後編」　(5/1)　感想

  ファンへのサービス精神には定評のあるDグレアニメですが、さすがに先週の次回予告を見た時は「おいおい、ナースかよ。」と思ってました。でもナース・リナリーをちゃんと生かしていた話だったと思います。ちゃんとストーリーとして納得いってこそ、萌えられるってもんではないでしょうか。ま、私は女なので、リナリーのナース姿には特にどうと思うことはないですけども。新採用の見習い看護婦に間違えられたのを良い事に、病院に入り込み、調べるリナリー。医師・ロバートは高利貸しに借金があり、返済を迫られている。病院長は病院を建て替えた後、重病人にはお金をとらずに受け入れている。ではそのお金はどこから?。一方のアレンは、病院長と話しているリーザのところへ。病院長はリーザにカウンセリングを進めているらしい。リーザと二人になったアレンは、マナを失った時の経験を話す。「僕が覚えている限り、心の中で生きている。」さて、本物の見習い看護婦が来てしまったのでロバートに偽者とばれてしまったリナリー。調査中のところをつかまるが逃げ出す。すると病院内で次々とアクマに変化する人たち。驚くロバートに、リナリーは彼が“ブローカー”ではないと判断。アレンと二人でアクマを退治、病院長といるリーザの元へ向かう。病院長はリーザーをアクマにすべく“カウンセリング”中、しかしリーザは「レニーが生き返らなくても良いんです。私の心の中に生きているから。」と拒む。レニーには毒を毎日飲ませる手間をかけていた、催眠術で眠らせてでもと強硬手段に出ようとする院長、そこにまたしてもアクマ、アレンがこれを撃退。街の為になどと戯言をわめく病院長を、そこに現れたマザーが足蹴り一発。電話番で忙しい千年伯爵、一人二人ブローカーが居なくなってもなんでもない、なりたがっている者はいくらでもいる。リーザが病院長の誘いを断れたのは、レニーが遺した手紙があったため。“君の人生を生きて欲しい”。さてリナリーに手紙が届いている、コムイからでとにかく早く帰ってきて欲しいらしい。一方、アレンに渡されたのはクロス元帥に来た請求書の束、これを元にクロスを探せるか?。先ず作画。今回決して悪くはなかったんだけど、キャラの顔が安定しないのを何とかしろぃ!!。リナリーなんてちっとも可愛くない顔が多々ありました。あとねぇ、顔の影、狙いすぎなんだと思う。だからすごく印象的な絵もあるんだけど、“なんだこりゃ?”もあって差が激しいんですよね。リナリーのイノセンス発動と言う大サービスシーンも入って、ちょっとだったけどリナリーの動きのあるアクションが見れて楽しかったです。で、お話。確かに“ナース・リナリー”はそれなりに生かされた話にはなってたと思う。けど、これがDグレの話か?と思うと激しく疑問なんですけども。アレン君が２回も“魂の救済”を言うのもねー。もっとシビアな話の中で、何を思うかはこちらに下駄を預けてるマンガだと思うんですけどねー。えっと、病院長がガタガタ戯言言った時に、また説教っぽい会話が出てきたらどうしようかと思っちゃいましたが、マザーの蹴り一発でさっさと終わらせてくれて良かったです。病院長は何と言っても殺人者なのですから、きっちり罰してほしいものです。でも病院長の“カウンセリング”、上手いわー。“生き返る＝アクマになること＝死者を返って苦しめること”を知らないんだから、これはころぶわ、と思っちゃいました。教団もねー、もう少し一般の人にアクマについての情報を知らせれば良いのに。コムイさんの“おいでおいで”の手が面白い!!。お兄さん、まさかただ自分がリナリーに帰ってきて欲しいだけなんじゃないでしょうね?。来週はミランダ、迷子らしい。・・・って今までずっと迷ってたんですかぁ?。　キャラの声で起こしてもらえる時計!!。右から神田、アレン、ラビ。櫻井さんの声で起こされたら、このまま眠っていたいと思ってしまいそうだ。すっきり明るく楽しく起きるにはやっぱりラビか?。　　DVD 5巻はコムイとリーバです。D.Gray-man 05（初回仕様）(DVD) ◆20%OFF！では6巻は?。ロード?、ミランダ?。D.Gray-man 06（初回仕様）(DVD) ◆20%OFF！D.Gray-man 07(DVD) ◆20%OFF！

  2007年05月01日

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  『地球(テラ)へ』 #4 「宇宙からの帰還」 (4/28) 感想

  今回初めて、ソルジャー・ブルーの声は杉田さんで良かったと思いました!!。あの語りは“小さい子供のお父さん”かのよう杉田さんの声でなければダメ。少年の声ではジョミーには通じなかったと思う。月曜日も火曜日も朝も早からお出掛けの予定なので、じっくり考えて記事を書く時間がとれません。なので思ったことだけ勝手に書き連ねる超自分勝手感想。ミュウの力に目覚め、成層圏へ向かって飛び続けるジョミー。地球軍の攻撃をものともしないその力、さすがはブルーが後継者と定めた者。そのジョミーを救うべく、自分の命を賭して向かったブルー。しかしジョミーは混乱して聞く耳を持たない。ジョミーに見せるブルーの記憶。300年前の成人検査、そこで記憶の消去に抵抗したブルー。成人検査で能力が発現したおそらくは初期のミュー。迫害されるミューたち。“人間”が語る、「ミューの排除は“マザー”の意志。」。それらの記憶を追体験して自分に戻ったジョミーの覚悟。ジョミーに対して自分の思いのありったけを語るブルーが印象的な回でした。これは少年の声ではダメだわ。“ママ”の記憶はジョミーに強くある。一方、父となるべきはブルーか?と思わせたほど。ブルーが戻るまではと必死に防衛するミューの船も悲壮。もともとは戦う意志のないブルーを指導者としているミューたち、防衛のためとはいえ、ほぼ始めての戦い。その船の前に現れた人影は力尽きたブルーを抱きかかえるジョミー。世代交代を印象付ける絵だと思いました。私はミューたちが、自分達と敵対する存在を“人間”としていることにすごく違和感がある。原作を細かく覚えてないのですが、当時もそう思っていた気がするので、たぶん原作にもあったのだと思う。それではまるでミューは人間じゃないみたい。確かに迫害されて、憎む相手なのですから分かるのですが、それでも自分を“人間”とするか、そうではないかでは大きな違いがあると思う。ミューたちに自分達は人間よりも優れた存在とする選民意識があれば大問題。それはブルーの望んでいることと違うと思うのですよ。ブルーはあくまで“人間”との対話を望んでいる、帰るべき場所地球に共に住む存在として。争いたいわけでも、まして“人間”を滅ぼしてミューたちの天下にしたいわけでもないはず。死を前にしてミューたちに語りかけるブルー。その言葉を聞きながら、ブルーの意志よりも、ジョミーをブルーの後継者とすることの方に反応するミューたちもいる。ジョミーの反発も当然だと思うけれど、一方そのジョミーを自分達の指導者とすることに反発するミューの気持ちもよく分かる。けれどその感情に彼らが“人間”と呼ぶ者達と同じものを感じる私には、ミューを“人間でない者”とするのにもの凄く抵抗感がある。ソルジャー・ブルーの声を、原作者の(当時の)趣味に反するかのように、大人の声を持つ杉田さんにしたように、原作がミュー達が自分達を“人間”としていなくても、アニメは“人間”としても良いのじゃないかと思う。原作は、社会的な問題を扱っていた。今、このアニメをやるのならば、その方が社会的だと思ったりします。さて、ちょっとマジメに感想書いてみましたが、ブルーは永遠の眠りにつくわけです。ジョミーにはなーんの思い入れもない私としては、キースはいつ出てくる?がもっぱらの関心事。確かに今までの話も考えさせられるという点で優れた話なんですけど、そう言うのとは別にして、楽しめる話としては、キースが出て来なくちゃ始まりませんわ。●UVERworld“endscape”＜初回生産限定盤＞CD+DVD（2007/5/30）申し訳ないけど『地球へ』というとこっち↓の方が、今の私には上出来と思ってしまうわ。

  2007年04月29日

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  『DARKER THAN BLACK・黒の契約者』 #４　「新星は東雲の空に煌く…後編」 (4/27) 感想

  前回にアクションがなかった分、今回「ヘイ、カッコ良い!!。」と叫ぶつもりだったんですけど、とてもそんな雰囲気では・・・。このエピソードは父娘の話でした。昨日、お出掛けで一日遅れの感想ですので、今週はあらすじはなしです。茫然自失で町を歩く舞、その手首に父が“御守り”と言った光はない。飛び出した歩道、向かってくる車、瞬時に炎に包まれる。「私のせいじゃない。」と叫ぶ舞。この辺り、自分を受け入れられない舞の気持ちが良く出ています。訳がわからなく、自分からも逃げ出したい心境でしょう。国立天文台で星見様に会う霧原。そこにいる友人から聞くモラトリアムの情報、後はただ感情のないドールに移行するだけ。避難勧告の出た町、うずくまる舞を見つけて声をかける友人、そして心配して手を差し出す彼女の父。その二人すらも火達磨にしてしまう舞。全く制御が出来ない状態。舞にとって害をなす人たちではなかったはずです。自分のそばにいるのは危ない、だから近寄らないで欲しい、その感情が二人を能力の餌食にしてしまった。自分の手に余る力を持ってしまった舞がかわいそうです。公園のブランコに座る舞。公園の入口から監視する警官たちは銃を構えて、指示待ち。その警官の手首から先が落ち、血が噴き出す。見えない鞭で惨殺される警官達。舞の目は空ろ、その舞に近付く能力者・ルーコ。捕らえられた舞は成長された記憶がなくなって、子供に戻ってしまっている。ケネスとの電話のやりとりを聞いていた李は田原を「本当か?、娘を実験体にしたのは?。」と問い詰める。田原はゲート捜索隊の生き残り、その際に見つけた植物は能力を封じる作用を持っていた、それを舞の手首に埋めこんだ。舞は当時、虫に火をつけ殺した、それを止めると感情のない目で「どうして?。」と問い返した。契約者としての能力が現れ始めていた。藁をも掴む気持ちで舞の腕に、まだ解明されていない種を埋め込んだ田原。この田原の気持ちは分かるんですよ、私には。子供を契約者にしたくない。もちろん田原の言う通り、世間の人たちの差別意識もあります。でも自分の子供にあんな空恐ろしい能力を持たせたくない、対価で苦しませたくない。子供を利用されたくない。何よりも、自分の子供が人の心の痛みに無頓着な人間になって欲しくない。結果がモラトリアムを生むと言う事を田原は知らなかった。もう一つの種を育て、やがてたくさんの種が採れるようになるだろうと言う希望にすがる。私には田原は賭けに負けたのだと言う苦い気持ちしか起こらない。田原を責めるとしたら、結果の分からない状態の舞を放っておいたことだと思う。組織の目も在ったろうが、何としても自分の目で観察を続けるべきだった。自分の怖れを目の当りにすることになる舞から逃げ、ただただ種に希をたくして夢中になった振りをして、舞の心に寄り添おうとしなかった父・田原こそを私は許せない。舞のいる工場に一人向かう黒。猫の様子から、自分一人の判断であることが分かる。契約者は合理的でない行動は取らない。黒の行動は自分の感情にそったもの、黒は“心を持つ契約者”。では何故?って言うのは謎のままなんですよねぇ。ヘイの能力はやっぱり電気系?。そしてルーコに対峙するヘイ、ルーコの見えない刃がヘイを襲う。割れる面、切られる足場。ワイヤーを天井の鉄柱に巻きつけ、下に下りるヘイ。しかし舞はケネスに捕まえられている。「俺なんかに構ってないでとっとと娘を取り戻していれば良いものを。」とルーコ。ルーコの言う通りこれはヘイの失態だと思う。ヘイには契約者に対する尋常ならぬ憎しみがある気がする。それは契約者である自分自身への嫌悪もあるだろうけど、それだけではなく、その憎しみの元になる理由があったのかなぁ、と言う気を起こさせるほど。そこに現れた田原、しかし舞には年取った田原を自分の父と認められない。舞を抱き寄せる田原、反発する舞の能力で炎が。ケネスに言われて枯れた花を放り出す田原、一瞬にして燃え上がってしまう。これが田原の研究の結末。舞を殺す決意でナイフを取り出す田原。何としても実験体だけは欲しいケネスはルーコに命令、鞭が田原を襲う。田原の頭を抱く舞、「ただ今。」と父、「お帰り。」と娘。立ち上がった舞の前にはケネス。ヘイは止めるが、「どうして?。」と応える舞の瞳が赤く変わる。火達磨になったケネスの悲鳴。「どうして?。」と言う言葉は虫を焼き殺して咎められた時と同じ。けれども今の舞にとっては意味が違うと思いたい。善悪の区別がない子供の所業ではない、“悪”と分かっていてそれでも“是”としたのだと。感情の希薄さは“人間を殺す”逡巡には働いたけれど、父を殺された憎しみには働いていないと思いたいです。舞は歌を歌う、それが対価。舞は契約者に移行した、モラトリアムが契約者になったのは事例がないこと。「人をいっぱい殺した気がする。」と言った舞は、もう友人と父を殺して怯えた舞ではない。「契約者は人を殺してなんぼ。」と言う黄によって組織に連れられていくのか。事件は結局真相の分からぬまま、公安部の手を離れたという霧原の報告で物語りは終わる。この物語、謎を謎としたまま進んで行ってるんですよね。今回私が感じたのは三つ。その1契約者のなり方と言うのが分からないんですよねー。私は記憶を注入する技術があるように、契約者を作り出す技術と言うのがあって、自分の意志で(好むと好まざるの違いはもちろんあっても)契約者になる、あるいはされるってこともあるかもだけど、と思ってたんですよ。でも今回の田原と舞から、とても田原が実験として舞を契約者にしたとは思えない。ひょっとして超能力者みたいに潜在的に能力を持っている人間が自然発生的に生まれてて、発現するものなのかな?。“契約者”として能力の使い手になるかどうかには意志にかかわってくるのかな?。ひょっとしたら能力を持つ人間が生まれるような“何か”をしでかした組織なり、政府なりがあるのかも知れない。その2舞はドールではなく契約者になった訳だけど、移行時に何らかの感情を激しく揺さぶられる事があると、感情を全く失ってしまうことへの楔になるのだろうか。ヘイは“心のある契約者”と言う設定だけど、ではヘイにもそう言う何かがあったんだろうか。ま、個人的にはそう言うエピソードがあった方が、より話は面白くなるし、萌えられるからそう思っちゃうんですけどね。その3ヘイには対価がないのか?ってこと。他の契約者を見てると、能力を使った後すぐに、しかも強迫観念的に対価を実行している。とすれば、ヘイもあの工場で何かはしてなきゃおかしいでしょう?。私は大食いがヘイの対価とは思ってないけど、ここで大食いしてたらギャグですが、それはとにかく。ヘイには対価がないのかも知れない。それはヘイに心がある事と繋がっているのかも。契約者は感情が希薄だからこそ仕事がこなせる。だけどヘイは前回も今回も、仕事をする上で、苦い思いをしているように見える。心ある人間にとって、これはかなりキツイことだと思うんですよね。心があるから対価がないのか、それとも傷つく心こそが対価なのか。そろそろ少しずつ、謎を解明して欲しいと思ったりする。次回も女性のお話。ヘイって女性専門?。女性相手が得意って言うのはメチャクチャ好みだけど、男性相手でもしっかり出来る男じゃなくっちゃねぇ。(←イヤ、変な意味でなく。)女性に見せる李の顔が、男性相手ではどうなるのかって言うのも興味があるので、“ターゲット・男”もお願いしたい。すいません、やっぱり最後に・・・。アクションシーンのヘイ、カッコ良い!!特にワイヤーで逃れるところと、ルーコの頭を掴んで、「貴様らに笑みなど似合わない」って言うところ。@niftyで壁紙配布中です。↑から“本編配信”→“スペシャル”でお進み下さい。一ヶ月ごとに変わるみたいです。映像特典(約30分)、特製解説集、キャラクター原案：岩原裕二氏描き下ろし三方背BOXがついた特別生産限定版の１巻。7月25日に発売。

  2007年04月29日

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• 『週刊少年ジャンプ』 22・23合併号　感想

  『ONE PIECE』アブサロムにロックオンされたナミ、嫉妬に狂ったローラに「私は実は男。」と、そして更に相談に乗ってあげる。↑このナミ、最高!!。ローラをアブサロムに向かわせて、その隙に逃げる。一方、ロビンとフランキー、蜘蛛のゾンビと戦うが、ロビンが糸に捕らわれてしまう。そこに登場したのは鮮やかな剣技のがい骨。私、ワンピは好きなんですが、もう少しペースアップして欲しいなぁ。これで4週読んだわけですが、話が分からない...orz...。初期の頃とまでは行かなくても、“アラバスタ編”位に。←これも当時は長いと思っていたものですが・・・。『NARUTO』重吾が暴走した時に止められるのは君麻呂だけだった、重吾は君麻呂とは心を通わせるものがあった。その君麻呂が命をかけても連れて帰ろうとしたサスケの忍びとしての力を確かめる。重吾が仲間に加わり小隊が出来た、名は“蛇”。果燐はサスケ萌え、特別な理由もあるらしい。全然可愛くない女の子の萌えキャラって・・・。水月はこれまた化物かい!!、顔が溶けてまた元通りに、水系だから?。一方、サスケが里に戻らない理由を綱手と自来也に聞くナルト。サスケの目的は復讐。ならばサスケと会う為にイタチを探すとナルト。狙うはイタチ、ナルトとサスケの目的が重なった。大好きで特別な思い入れがあったマンガがどんどんダメになっていくのは悲しい。最近、『NARUTO』の感想って否定的なものばかりになっちゃって。サスケが里に戻れると思ってるナルト、それに異を唱えない火影、自来也、みんなおかしい。サスケが里に戻らない理由が分からないナルトって本当に頭が悪いんじゃないの!!。そして対暁と言うのならともかく、サスケを里に戻れるようにと対イタチに限定して探そうと、暁に狙われてる尾獣の一人が言うバカらしさ。イタチはいつも鬼鮫と組んでいる。この二人には上忍4人でも撤退させるのがやっとだった。ナルトが出て行くことは、むしろ暁の目的を遂げさせる可能性が大。岸本先生には少しお休みを取っていただいて、ゆっくりストーリーを構成する時間を持って欲しい。『BLEACH』陰険女破面二人組にいじるられる織姫のピンチに現れたのはグリムジョー。「ウルキオラのいねぇ間にチョロチョロ入り込んで・・・。」って、オマエもな、グリムジョー。攻撃をされた二人組み、「あたし達にこんなことして藍染様が黙っちゃいないわよ。」・・・これまた好き勝手に織姫いじめた君達がそのセリフを。っとに低レベルな子供の喧嘩だなぁ。でも「てめぇら如きの為に藍染が動くかよ。」って事が分かってるだけグリムジョーの方がましか。助けたのは左腕の借りを返しただけ、「次はこっちの用事に付き合ってもらうぜ。」とグリムジョー。おーい、ツンデレ王子・ウルキオラはどうしたぁ?。一方、雨竜、第8十刃・ザエルアポロと対峙する。←この覚えにくい名前でやられキャラ決定か?。滅却師とあたった自分は運が良いと嘲笑するザエルアポロ。雨竜は既に後ろを取って、弓をひいている。雨竜こそが「ラッキーと喚きたい気分さ。」力を失って歯がゆい思いをしていた分、雨竜には思う存分活躍して欲しい。『REBORN!』京子ちゃんを守って戦うツナ、カッコ良いぞ!!。カッコ良いんだけど太猿の「向こうに雨の守護者っていうでけー獲物を待たせているんでなぁ。」のセリフに、そちらをお願いします!!と思ってしまいました。一方の、対野猿。山本がランボとハルをかばってやられる。獄寺、覚悟を炎に!!、リングに炎が。太猿に槍でつかれたツナ、しかし立ち上がる。「君は守って見せる。オレの命にかえても。」やっぱりカッコ良いぞ!!、ツナ。ま、お姫様は王子様が守んなくちゃね。『銀魂』表紙は真選組隊服姿の銀さん、新八、神楽ちゃん。おぉぉぉ、銀さん、メチャクチャ似合ってる!!、カッコ良い!!。土方到着の声は電車の中の沖田、伊東一派にも聞こえていた。伊東は部下に沖田を粛清しろと命じ、近藤を追う。その部下達を一振りでなぎ倒す沖田。「死んじまいなァ。」ペロッと舌を出したその笑い顔、最高にイカシテル!!。銀さん、今回の依頼料を口座に振り込むように言うがちっとも聞いてもらえない。銀さん、口座持ってたんだぁ。自分のした仕打ちにも係らず来てくれた土方に男泣きの近藤。貯金全てを投げ打って銀さんに頼んだ依頼は「トシを連れてこのまま逃げてくれ。」妖刀に侵された土方を巻き込みたくない、プライドの高い土方が頭を下げて真選組の事を頼んだのを知らなかった自分は大馬鹿野郎、全員戦線離脱しろ、近藤勲は戦死、これ以上仲間同士で殺しあいたくない。アニオタは萌え燃えやすい。近藤の男気に、「近藤氏。」と呼ぶ状態でも、命を預けると言う土方。近藤は死なないことが義務、そう語る口調はだんだん土方本来の物に。伊東との決戦の為に妖刀を抜こうと頑張る土方。しかし妖刀に呑まれそうになる。銀さんに向かって、説教してくれたことを「ありがとよぉ。」「トッシーなのか。」by 銀さん。鞘から刀を抜きつつ浮かべる笑みは土方そのものの凄み。待ってましたぁぁぁ!!!。やっとかよ「俺は新撰組副長・土方十四郎だァァァァァ!!。」『D.Gray-man』ティキに真空に閉じ込められたアレンはイノセンスを発動できない。仲間の苦しむ姿を見たリナリーは、能力のない足で自分達を閉じ込めるダイスを蹴り続ける。「私はエクソシストなの。戦う為に在るの。」イノセンスを発動できないなら、もっとシンクロを。アレンの身体から光が。その頃、教団ではヘブラスカが「臨界者」の出現を告げる。それはアレンか?と思うコムイとリーバ。アレンの左手はアクマの、右手は人間の為に。右手が掴んだ左手が大剣に変わっていく。臨界点突破、神ノ道化発動!!。左手は大剣になっちゃったので、現在アレン君は右手だけの片腕です。うーん、D.グレはこう言う路線に走って欲しくなかったんだけどなぁ。『魔人探偵・脳噛ネウロ』HALの目を手に入れたX(サイ)、さっそく能力を使って蛭の脳をいじる。電子ドラッグのジャンキー化した蛭をネウロの元に向かわせる。一方、のん気にネウロは弥子をピクニックに誘う。目的地は有毒ガスが発生した山村の森林、瘴気はネウロにとって酸素のようなもの。ここらで体力回復にと出かけることにした。弥子が付き合うのは、地元の人にひき止められた時にごまかして欲しいから。物分りの良い弥子は、それはそれでしゃくに障るらしい。今回のネウロが結構可愛いです。しかしその地で待つのは完全にいっちゃってる蛭。面白くなりそうです。『サムライうさぎ』志野の元夫の松山は、世間では気さくなフリして、その実見栄っ張りの、自尊心の高い、それを傷つけたら女でも殺されそうなほど脅すという最低のヤツらしい。伍助は松山と試合をする決意。話は好きなんですよね。絵も可愛いと思ってるんだけど、好みの可愛さと違うんだなぁ。『テニス焼肉の王子様』なんと言うか・・・、紙面にファンの泣き顔が二重写しに見えるようで。それともテニプリファンはこの内容でも萌えられるのでしょうか。私は不二が好きだけど、とても無理。(と言うかテニプリにはもうとてもついていけないですぅぅぅ)そんな訳で、手塚と語る不二の真っ当な顔だけで充分です、はい。

  2007年04月28日

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  『NARUTO疾風伝』 #231 「医療忍者の弟子」 (4/26) 感想

  先週、今週とナルト達が砂の里に向かう　→　到着　→　我愛羅救出に向けて出発するまでを、オリジナルをたっぷり入れて見せているわけです。先週はちょっと展開にかったるさを感じたのですが、今週は良かったです!!。これで作画がもうちょっとよければ・・・。あらすじはHPよりコピペ。危篤状態のカンクロウの治療を開始するサクラ。 修業期間を経、一人前の医療忍者となったサクラは皆が目を見張る鮮やかな手並みで完璧な処置を施していく。初めこそ仇敵である木ノ葉に不信感を募らせていたチヨばぁだが、 砂の危機に直弟子を遣わす綱手の心遣い、またサクラの懸命な治療に心を打たれ、 時代の変化を感じるのだった。一命を取り留めたカンクロウは暁追跡への手掛かりを提供。 早速カカシは忍犬による追跡を開始する。まずサクラの医療忍術を細かく説明付きで見せてくれたのが良かったです。原作はパパっと終わっちゃって、まぁイメージは出来ましたが、きちんと描写してくれると、なるほどと思うところがありました。サクラは本当に成長しました。その姿を見てこそ、チヨバァも時代の移り変わりを感じることが出来たのでしょう。“木の葉の白い牙”をカカシ、またはチヨばぁの説明程度で終わらせられちゃったら激怒ものでしたが、“オレのおやじ”で留めてくれて一安心。その時のナルトの「ちぇーっ。」って表情、チヨばぁの複雑な表情、カカシのすっとぼけた表情、どれもGood。・・・しつこいようですが、“カカシ番外編”をアニメでやって下さい、ぴえろさん。今回一番好きなのは、原作にもあるのですが、カンクロウが助かってヘナヘナと倒れるテマリや、ナルトに対してカンクロウが頼むシーン。テマリ、カンクロウ、どちらも兄弟にたいする愛情を感じられるシーンでした。カンクロウは、我愛羅の過去の映像を挟んで、弟への気持ちが痛いほど伝わりました。余談ですが、石田さんによる我愛羅の語りは何度聞いても泣けます。確かに我愛羅は立派な風影になる為に頑張ったでしょう。でもそれって一人では成しえないことなんですよ。実際に我愛羅の近くに居てサポートしてきたテマリやカンクロウ、あるいバキと言う存在が、実はとても大切。テマリやカンクロウが見せた兄弟としての愛情、また幾つか前の回ではバキが我愛羅を失ってもうゴタゴタする砂の里の幹部達に見せたいらだち。こう言うのを表情できちんと見せてくれると嬉しいです。で、ですね。岸本先生はどうかすると“ナルト・マンセー”に行き過ぎるのですよ。“我愛羅奪回・再生編”はとても好きな話なんだけど、特にそれが顕著。ともすると我愛羅の意識は同じ痛みを共有する者・ナルトにだけ向かっているような気がする。でもきっかけはナルトでも、風影として立派な人物になったのは、他の人の力の方が大きいと思うので、アニメではナルト一本やりの思い込みにならないで、そう言うところを丁寧に描いて欲しいと思います。その他として、カンクロウが毒におかされた状態で蠍の服の一部を傀儡に握らせていたところとか、焦るナルトを「これからは強行軍。だから休めるときは休む。」と諭したカカシなんかが、忍者物らしくて良いなぁと思いました。「オレもいずれ火影になるからな!。今から風影に貸しを作っといてやるよ。」このナルトは久々に本当にカッコ良い!!我愛羅奪還に向けて出発です。次回はガイ班 vs 鬼鮫かな。やりこめられて一発大技大逆転じゃない“忍者の戦い”が見られるシーンなので、作画は頼むよぉぉぉ、ぴえろさん。イタチも顔を出すか?。端正な美形に描いてくれなかったら、次回の感想は激怒の叫びから入ります。(笑左はナルト、右はサクラの“ハチガネ”・・・って言うんだ、初めて知った。　

  2007年04月27日

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  『銀魂』#53「ストレスはハゲる原因になるがストレスをためないように気を配るとそこでまたストレスがたまるので結局僕らにできることなんて何もない」(4/26)感想

  「オレもこれよ。　誰よりも空高く飛びたいシャボン玉。」だぁぁぁ!!。濡れ髪の銀さんが素敵すぎ!!世界観が分からない人は、コミック読むなり、DVD最初から見るなり、自分で何とかしてください、と言う宣伝から始まった今回のあらすじ。何が正しくて、何が間違っているのか。混沌としたこの世の中じゃ、そいつを決めるのは簡単じゃねぇ。他人の作ったルールなんてあてになるか。そんなもんに身を任せてたら何も自分で決められねぇ人間になっちまうぜ。結局最後は自分で決めるしかねぇんだ。自分のルールで生きていくしかねぇんだ。なーんて杉田智和さんの甘い低音で語っておいて、ジャンプを燃えるゴミの日に出したいだけかい!!お登勢さんからきついお叱りを受けてジャンプお持ち帰りかと思ったとき、ボヤ騒ぎが。それを聖水で消そうとした矢先、火消し“め組”の辰巳が駆けつけ放火犯と間違われる。「女だてら火消しは無理。」と親方に言われながらも、江戸一番の火消しを目指す辰巳。ゴミ置き場のバケツの中に潜みながら見る夢は過去。家事で父と母を失って、め組の親方に引き取ってもらった。そんな辰巳を放っておけず一緒に見張る銀さん。放火魔か?と思われた男はエロ本を捨てに来ため組の親方。親方は火消しとして生きる人生の厳しさを辰巳に語る。「恩返しがしたい。」と言う辰巳に、「てめーを育てたのは愛情じゃねぇ。罪滅ぼし。」と言い捨てる親方。そこへ真犯人が。ゴミに火をつけて逃げる。燃え移った家屋の二階にはおじいさん、耄碌して辰巳が「火事だ!!。」と言っても分からない。らちがあかないと家に飛び込む辰巳、追う親方。親方は辰巳をかばって家具の下敷きに。「火消しのはしくれなら何が一番に優先されるべきか。」、おじいさんを連れて逃げるように言う親方。最初は罪滅ぼしのつもりで預かった辰巳、いつの間にか一緒にいるのが楽しくなった、その娘の灰を背負いたくない。「すぐ戻る。」とおじいさんを連れて家を出る辰巳。親方は自分の人生をシャボン玉になぞらえ、死を覚悟。その時、登場!!、銀さん!!。親方を救出。in 万事屋。だらしなさを新八に怒られる銀さんが「さわるんじゃねーよ。」と行った新聞には、大活躍する辰巳の姿が。・・・ってあらすじ書くと、ちっとも面白さが伝わんなぃぃぃ。...orz...気風の良い江戸っ子姉御の辰巳と銀さんのやりとりを存分にお楽しみ下さい、の今回でした。もうしょっぱなの聖水騒ぎから、親方交えてのエロ本談義まで、笑える会話が満載!!。そうそう!!。放火犯と間違えられた銀さんを引き取りに来た神楽ちゃんの“お叱り”の会話も爆笑物。シャボン玉を印象的に全編に施してます。ふわりふわりと綺麗です。辰巳が好き。意欲が空回りしちゃってるけど、そんなところも愛おしい。だから銀さんも放っておけないんだよね。銀さんって本当に困ってるヤツ見ると放っておけないイイ男だよね。そんな銀さんが大好きです!!。次回は十三巻まで飛ぶのか、「どこの母ちゃんもだいたい同じ」。この話も大好きなんだけど・・・「紅桜編」を飛ばさなくても。もったいつけるなぁ!!、もう!!。「自分で何とかしてください。」って事なので、コミック一巻とDVD1巻。　本日の原作は三巻、次回は十三巻。　そして最新刊はこちら【予約】 銀魂 -ぎんたま-（18）↓DVD 11巻銀魂 12（初回仕様）(DVD) ◆20%OFF！

  2007年04月26日

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  『揚げナスのじゃこがけ』のレシピ・・・生しらすを食べに江ノ島へ

  アニメの感想記事ばかりになってくると、「これはいかーん!!。別の記事を書かねば。」と思ってしまう私です。一応“よろず屋”の看板出してるし・・・。と言う事で、レシピです。先日、お散歩がてら江ノ島まで行って参りました。目的は生しらすだったんですけどね。江ノ島って言うと一昔前までは“さざえのつぼ焼き”“焼きはまぐり”“あじのたたき”が売りだったんですが、一体いつの間に生シラスに取って代わられたんだろうって位に“生しらす丼”ののぼりがあちこちに。ちなみに私は、生しらすはご飯の上に乗っているより、そのままおろししょうがとお醤油で食べるのが好き。だって飲み助ですから。(笑冷酒と良く会います。生しらすを食べに行くときは早めにお出掛け下さい。夕飯になどとのこのこ行くと売り切れてます。(一度経験している)ヨットハーバーの方にある“とびっちょ”さんは有名ですが、いつ行っても長蛇の列です。御覚悟を。私はここでは食べたことがない。平日でもすごーい行列だから。店頭に生しらすを売っていますが、お持ち帰りは出来ません、その場で食べるように薬味と醤油(たぶん)が置かれています。もう一件の有名どころ“しらすや”さんは江ノ島電鉄腰越駅からすぐ。ここも混みます。レシピは“とびっちょ”でちりめんじゃこを買った際に食べ方のアドバイスとして頂いたものです。『揚げナスのじゃこがけ』なす、一人一本大根おろし、適量(←いっぱいの方が美味しい)おろししょうが、適量ちりめんじゃこ、適量ポン酢“適量”ばかりのいたって適当な料理です。なすは油が通りやすいように切込みを入れます。長なすなら半分に切ってから、切込みをいれます。なすを火が通るまで油であげます。油を切ったなすを皿に盛り、大根おろしを載せ、ちりめんじゃこをパラパラっとかけ、おろししょうがを更に乗せます。ポン酢をかけてお召し上がり下さい。・・・と言う到って簡単な料理です。お試し下さい。↓ちりめんじゃこと、右はポン酢。　　↓湘南のしらすと、右はなんと“しらすパン”だそうです。　

  2007年04月26日

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• 『BLEACH』 #123 「一護、完全ホロウ化！？」 (4/25) 感想

  今日の平子はカッコ良かった!!。アニメ登場時からずっと“ちょっと違う”と思ってましたが、始めて合格点。あらすじはHPよりコピペ。自らの内なるホロウを制御する方法を求めてヴァイザ―ドの隠れ家に平子を訪ねていった一護。力尽くでその方法を聞き出そうとする一護と平子の戦いにひよ里が割ってはいる。一護の甘さを指摘するひよ里。一護は、内なるホロウの存在を拒みながらひよ里と戦い続けるが、ついにひよ里の挑発でホロウ化してしまう。その一護の並外れた力に思わず飛び出してしまうヴァイザ―ドたち。ヴァイザ―ドたちによって認められた一護のホロウを押さえ込む為の特訓が始まるで、手作り丸出しのいんちきダイエットマシーン“スーパーひよりデラックス”を一日中こがされてプンプンの一護は、自分には時間がないのだから早く虚化の制御を教えろとわめく。崩玉も破面も藍染のことも知っていると言う平子に驚く一護。時間をかけるよりも、死神化、始解、卍解をとんでもないスピードで手に入れて来た一護には、とっとと虚化を教えたほうが合っているのかもと平子は判断。結界を張った中、内なる一護はまたビルを横に立っている、そして白一護が。斬月のオッサンは白一護に吸収されたと言う。一方、リアルの一護は完全虚化して、矢胴丸リサが相手をする。内なる一護。ここで白一護を倒せば斬月のオッサンは一護の霊力の中心に戻ってくる。刀を抜き、対峙する一護と白一護。「卍解!!。」どうでも良いけど“しろいちご”と打って“白い稚児”と変換する我が家のPCって・・・。ひよりが良いわー、男前っぷりに惚れ惚れする!!。そして今日は平子が良い!!。立ち方とかにカッコ良いファンキーさが出ていたと思う。今まではただのだらしないヤンキーだったもん。対ヒヨリで虚化して暴走、ヒヨリを殺しそうになる一護を、ヴァイザード皆で止めるシーンも迫力。それだけ白一護が強いって事なんだろなぁ。で、ここから『BLEACH』名物・修行の始まり～でございます。修行のシーンを長々やられるとさすがに飽き飽きなのですが、今回はリアルと内と、二つの場所で戦う一護が見ごたえありなので楽しみ。うーん、本物の一護より、白一護の方が私としては好みなんだけどなぁ。次回予告は、今なら『BLEACH』のアイドル・ヒヨリのサイン付き“スーパーひよりデラックス”を格安で販売に、「二重の意味で詐欺。」の声。死神図鑑は、山田のカッコしたコンがピーンチ、その時ぬいぐるみを持って現れた山田本人。ぬいぐるみの中に戻ろうとしたが失敗、落ちたのはやちるの足元・・・。↓これが出るとさすがに“バウント編もやっと終わった”って気がするわDVD　BLEACH 破面・出現篇 1【完全生産限定版】 （6/27 発売予定）

  2007年04月25日

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