スナックで張り切る２８歳の女の話

前述のとおり、わたくし人生初、急性アルコール中毒で救急車に乗ってしまいました。
以下、結構汚い話なので、嫌いな方や気分のすぐれない方はお避け下さい。

いや、ほんと苦しかった…。

昨日は、お店は0時にしっかり閉店。

閉店ちょっと前に、一人お客様がお店をのぞきにきて、お店の外でママとそのお客さんが話していたのだが、その後ママが戻らず。
電話が一本。
「ごめん、店閉めて、私のバッグもって〇〇という店まで来て」
ときまして。

一人超常連のお客様がいらっしゃったのですが、事情を説明して閉店作業へ。

その後バッグを渡して帰るはずだったのだが。

だがしかし、私はここで一個選択ミスをしてしまうわけです。


お店を一緒に出た超常連さんが、
「一軒飲みに行こうか！」
と言ってくれたのだが、まだ木曜だしなあ…と思いお断りをしてしまった。
めったにそういう風に言ってくれるタイプではないのですっごくうれしくて行きたかったのだが…

そう、ここでバッグを届けた後、この超常連さんと飲みに行くんで～って言って、さっと出れば正解だったらしい。


バッグを届けた先には大量のお酒が待っていた…。
シャンパンやらワインやら。
やはり、
「じゃあさよなら～」
ってわけにいかないので、一杯だけいただくことにした。
うん、そうです、これがいけないのです。

早く帰らないとと思って急いで飲んでしまうわけで。
そうすると、もう一杯ってなるわけで。

しかも、

初対面の超イケメンも目の前にいる。
緊張するとどうやら飲みすぎるらしい。
しかもそのイケメンに暴言吐いてるし、私、きっと。
（でもちゃっかり連絡先を交換しているのがすごいなあと思った）

で、結局1時間でシャンパンとワインを大量に飲んだ結果、お店でてグロッキーになった。

相方君が迎えに来てくれた。
来てくれたのだが、相方君の顔を見た途端、緊張が緩んでしまいひっくり返る。
湯島の路地でゲロゲロしながらゴロゴロ転がっているわけですよ…
しかも尋常じゃないくらい目が回って、立ち上がれない。
きっとパンツ丸出しだったんではなかろうか。

相方君が担いで帰ろうとするが、ぐったりしてる背のでかい女の子はさすがに無理らしく、起こそうとすると嫌がる、吐く、を繰り返していたらついに救急車が呼ばれる訳です。

救急車に乗せられるときに
「やだー！やだよー！」と叫んでいた。
まさか自分が救急車に乗るなんて…
こんなことで救急隊員の方々の手を煩わせるなんて…。

凹みました。


で、救急車の中で
「コルセットはずしてくれ～」とかわめいていて、相方君が外してくれた。
※最近太ったので、ぎゅうぎゅう体締め付けてごまかして出勤している私。

おそらく、この超体を圧迫していたものも、今回の原因ではなかろうか、と思う。
もうコルセットしたくない…


病院について、ガラガラと運ばれてる間もずっと相方君の名前呼びながら
「どこ～どこ～？」
って喚いてたらしく…。
相方君、超恥ずかしかったと思う…。

で、とってもアルコール濃度が高いからだになっていたらしく、点滴を3本。
朝方にはどうにか歩けるようになって、タクシーで帰宅。
タクシーの中でもゲロゲロとしてまして…（ちゃんと看護師さんがビニールくれたので、それを利用）

その時なんだかんだで相方君のスーツに若干かけてまして…申し訳ない。
そのおかげというかなんというか、新しいスーツを買う決心がついたようです。
えへへ。
酔っぱらってると吐き方もおかしいらしく、ビニールにすっぽり顔入れりゃいいのに、妙に口の近くを手で絞っていたらしく、若干こぼれてたらしく。相方君のひざまくら状態だったのでとってもかわいそうなわけです、彼。

どうにか家までたどり着いて、ぐったり。
すっかり外は明るい。
うひゃー。

タクシーはちなみに汚さなかったようですが、少し多めに支払っておいてくれたそうです…

病院代やらなんやらほんと申し訳ない。

相方君は1時間寝て会社に行ったのです。
うひゃー、かわいそう。

しかし点滴ってすごいなあと思ったのが、少し寝て起きたらずいぶん体が軽くなっててびっくりでした。
それでも少ししんどいのですが、ひどい二日酔い状態ではない。

一応大事をとって今日は昼の仕事ほぼ休業してましたが、ついに夕方にパソコンいじれるまで回復～。

相方君は様子を見に昼に一度家に帰ってきてくれました。
絶対愛想つかされたかなあ、と思っていたら、ただ心配してくれていて。
ああ、なんていいやつなんだ、ほんとに。

「ママにちゃんというんだよ、救急車乗ったって」
と言われた。
「自分で言えないなら僕がママに今日営業時間前に行って話してくるけど」
とも。
しかし今回のことって、ママはなんも悪くないので、そんなこと言われたらびっくりすると思う。
私が勝手に飲んだだけです。
なんか変に気を使ってもらうのもやだからなあ…
ママは決して「飲め飲め」というタイプではない。
むしろ、「最近飲みすぎじゃない？気を付けて」って言ってくれるタイプ。

うん、私が悪いんです、私が。ほんとに。

ぐったり…。

というわけで今日も出勤です。
体中なんだか傷だらけ。おでこも怪我してます、なぜか。前髪で隠したのでよし。
腕とかすりむいててたり、あざがあちこち…。


はあ～湯島歩くの恥ずかしいよう…