お気楽な世界(渓流のシャディング)

2020年、コロナで在宅勤務をしなければいけなくなったとき、自分のノートPCが遅すぎて、まともに仕事ができませんでした。直ぐに会社からノートPCが支給されたのでよかったのですが、さすがに新しいPCを自分でも購入しようと思って、久し振りにPCについて調べていたら、HDDをSSDに換装するだけで、PCの処理スピードが劇的に上がるということを知りました。

　ネットで自分のPCと同じもので、換装した人がいないか見たところ、いらっしゃいました。かなり丁寧に説明されていました。新しいのを買おうと思っていたので、壊れてもいいやと思い、私もやってみることにしました。当たり前ですが、あくまで自己責任です。

　まずは、HP15-af112AUというノートPCです。





　2015年製の古いものです。



　crucialという会社のSSDにし、メモリも4GB増設し、計8GBとしました。スペックにはメモリ最大4GBと書いてありますが、実際には空きスロットが1つあり、増設可能です。



　ちなみに、私もSSDを購入するときに初めて知ったのですが、HDDからクローンを作成するには、SSDをPCに繋げるケーブルが必要になります。

　このPCへメモリを増設し、SSDに換装するのは、人生でPCを分解したこともないような、素人の私には相当大変でしたが、丸1日かけて出来ました。ソースネクストの驚速を入れていたことも手伝ってか、以前はPCが立ち上がるのに、3分から5分掛かっていたのが、20秒で立ち上がるようになり、ウェブを見るか、たまにExcelをいじるか、1年に1度、e-Taxでふるさと納税の確定申告をするくらいでは、全く問題なく使えるようになりました。

　そして、昨日、もう1台のもっと古い本当に捨てようと思っていたPCもやってみました。




　DELLのInspiron 1545という、元々Windows7搭載のPCです。Windows10に無料アップグレードしてからというもの、ネットもまともに閲覧できないほどになっていて、1年ほど電源も入れていませんでしたが、前出のHPとは比べ物にならないくらいに、簡単にメモリとHDDをいじれる造りになっていることに気付き、やってみました。



　メモリはスロット2つに1GBと2GBが入っていたので、2GBのメモリを960円で購入し、1GBと交換し、計4GBとしました。メモリは私のスマホと同じになりました。



　SSDはWINTEN製の安いものにしました。安くすませるには、フリーソフトをダウンロードして、クローンを作成する必要がありますが、1番人気だったソフトが、有料でないとクローンが作れなくなっているのに気付かず、2度もバックアップを作って失敗しましたが、そこで気付いて、違うフリーソフトでクローンを作成し、あっさり完了しました。

　こちらのPCは、バッテリーを電源に繋いでいても、充電量が0％から変わらなくなっていたので、新しい純正ではないバッテリーに変えましたが、問題なく動いています。PCの動きは速くはありませんが、以前はフリーズが酷く、強制終了もよくやっていたものが、普通にネットの閲覧ができるようになり、立ち上がりに5分から10分掛かっていたのが、1分程で立ち上げるようになりました。

　自己責任とはなりますが、捨てようと思っているPCがあれば、詳しく換装方法が書かれているウェブサイトを頼りに、試してみるのもいいかもしれません。私はこれで、まだ数年PCを買わずに済みそうです。

　次に買う時は、Chromebookでいいかとも思っていますが。