吉田ナゴヤ堂本舗・店主の日記

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2005年05月30日
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GW。

ラブサミに始まり、シャツチッタに終わったあのGW。

まだまだ慣れないイベントの準備に追われ、あっという間に終わってしまったあのGW。


しかし、あのGWの間中、おれがTシャツにのみ打ち込んでいたかというと、答えは「NO」なのである。


そう、あの5月3日、4日。

おれが唯一Tシャツ以外にかまけていた5月3日4日のことを、おれはこれからここに記そうと思う。




この話の発端は、4月に遡る。


古い馴染みの、バカ長男君とアホ次男(a.k.a ふじやん)君という二人が大阪から東京へ遊びに来るという連絡が入ったのだった。


彼らとは、ずっと例のDDRというバカな機械に関わって遊んできた仲であり、特におれが関西方面へ帰省した際などは、毎度毎度よく遊んでもらっている。


これまでも、時折東京へやってきては、こちらのDDRer達とパフォーマンス合戦を繰り広げてきた彼らだったが、さすがに今さらDDRでもないと思われるこの状況下で、では、何をしに、東京へ?

長男君に聞いてみる。



「いやーっ、まぁー、ボクらはオノボリさんツアーって言うてるんですけどねぇ。ま、観光するもよし、飲んで話するもよし、ま、ま、そんなに『これする!』っていうもんもないですし、テキトーに遊ぼうかなーと」




なるほど。





考えてないね?








そこで、おれは高倉仮面に電話をした。


仲間内では常に企画屋の位置を占め、多くのイベントを企画し、成功裏に収めてきた、奴。

奴なら、こんな時、いいアイディアを出してくるに違いない。



ナゴヤ「GWに長男君次男君が来るってさ」

高倉仮面「ほほう、何して遊ぶよ?」

ナ「そう、そこなんだが、実は、かくかくしかじか・・・」

高「ほう。ほほう、なるほど。なるほど・・・ほほう。なるほど」



なるほど、ほほう、なるほど、と繰り返して、奴は電話を切った。

奴の頭の中では、確実にひとつのアイディアがまとまりつつあるのだろう。

ほどなく、そのアイディアは形になっておれ達の前に姿を現すはずである。



これで、一安心。



おれは、心置きなくTシャツの準備に取り組んだ。





その後、高倉仮面と、同じくおれ達の仲間である”たい”の間で話し合いが持たれたらしく、しばらくして、おれもこの恐ろしい企画の内容をつかむに至った。



先に言っておく。


常識人であるおれは、その内容を聞いて、

「それは難しいんじゃないか」

と、何度も言った。

「長男君・次男君は、果たしてそれをやりたいのかどうか、今一度考慮すべきだ」

とも。




しかし、一旦言い出したら退くような奴等ではない。

おれは仕方なく参加することだけを約束して、当日を迎えたのだった。




5月3日。

AM10:30 東京駅、銀の鈴。

東京組(高倉仮面、”たい”、おれ)、集結。


AM11:00 何も知らない長男君・次男君、銀の鈴に到着。

企画内容も知らされないまま「とにかく早く来い」と、”たい”に言われて、ワケも解らず早起きして新幹線に飛び乗ったのだそうだ。

誠にご愁傷様である。


そして、あの、身の毛もよだつような2日間は、この瞬間、幕を開けたのだった・・・。




まず、やあやあ久しぶりと挨拶を交わしたおれ達、自然に歩きながらの談笑となる。

それが、どこへ行くのか、きちんと決まった上で歩いているなんてことには、大阪兄弟は気づきもしなかっただろう。


途中、駅の中で微妙に迷ったりもしたが、彼らに違和感を感じさせることもなく、丸の内出口を出て、東京駅の建物をバックに、まずは写真を一枚。





五月晴れの青空に、赤レンガの駅舎。このコントラストが、とても美しい。

ちなみに、この赤レンガの駅舎はアムステルダム駅を真似て作られたと言われるが、赤レンガの東京駅を愛する市民の会さんのサイトによると、それは根も葉もない噂が広まったものだとのこと。

おれもアムステルダム駅模倣説は聞いたことがあったが、それは知らなかった。

事実はどうなのかは、おれなどには解らないが、どちらにせよこの景色の美しさは変わらない。


「なぜ、東京に着いていきなり写真?」


と、やや訝しげだった大阪兄弟も、この美しい駅舎を見てテンションが高まった様子。

 

と、高倉仮面が、


高「”たい”さん、東京駅は何区だい?」

た「千代田区ですね」

高「そうか。じゃあ、まず、これで、千代田区を制ー覇ー!」



意味不明な高倉仮面の発言に怪訝な顔つきの長男君・次男君に、”たい”が封筒をつきつける。


「ハイ、1枚引いて」


ここんとこの有無を言わせぬ調子のテンポのよさは、実に見事だった。

人を騙すなら、こうでなくてはいけない。



怪訝な顔つきのままの長男君も、つい釣り込まれてしまったようで、何気なく1枚引いた。




出てきた紙切れは








高「ぎゃああ! いきなりやりやがった!」


地面に転げる高倉仮面。


ナ「うむ。しかし、決めたことは仕方がない。さあ、行くぞ、荒川区へ!」



「?」を5、6個頭の周りに飛び散らせている長男君・次男君の二人を連れて、早速JRに飛び乗る。



山手線車中で、今回の企画のあらましを彼らに説明。

みなさんには、すでにお察しいただいているかと思うが、要するに東京の23の区のうち、くじで引いたところに速やかに向かい、観光し、写真を撮っては、くじを引く、この作業を2日間繰り返して、23区の制覇を目指す。

これこそが高倉仮面が今回プロデュースする「東京23区くじ引きツアー」だったのだ!!






・・・。








モチロン、おれだって、こんなものの成立を、ただ指をくわえて許したわけじゃない。



先ほども言ったように、高倉仮面には、立案段階ですでにこの企画のネックと思える部分を、容赦なく指摘しておいたのである。


○ とんでもないところばかり回らされる可能性が高く、結局移動ばかりが多くなることが予想される。

○ 彼らにもしもお目当ての場所などがあった場合でも、そこへ行ける可能性がかなり低い。

○ 疲れる上、恐ろしく盛り上がりに欠ける遊びになる恐れがある。

○ いくら最近おれ達が「水曜どうでしょう」に凝っていると言っても、それはおれ達の問題であり、何の関係もない大阪兄弟をつき合わせたりしていいのか。



しかし、一旦言い出した高倉仮面が、そんなことでひるむはずもない。


「まあ、でもね、そんなにヒドイことにはならないと思うよ。いくらなんでも東京の端から端まで移動なんてことは、そんなにないさ」


すっかりやる気だ。


「それにね、今回の観光の充実よりも、何かとんでもないことをともにするという思い出のほうが大事なんじゃないのかい?」


一見マトモなようだが、とんでもないことを平気で言っている。




しかしおれも、Tシャツ関連のイベント続きで、正直、余裕がなく、企画については奴らに一任したという立場である。

すまん、めんどくさかったんだ。




それに、なんとなく、

「そんなにヒドイことにはならないだろう」

という気は、していたので、

「まあ、いいか」

と思ってしまったのである。




モチロン、おれは(ついでに言えば、高倉仮面も)、間違っていた。






いざ、くじを引いてみると、いきなりの「荒川区」である。





東京組の3名は、事前に一応、各区の観光名所みたいなものを考えてきていた。


この企画のマネージャー的存在である”たい”などは、各区について、候補となる観光地をいくつか挙げたリストを持参する熱の入れようだったのだ。




しかし、そんなおれ達を持ってしても、荒川区は。



荒川区は、23区の中でも、特にこれといった名所を思いつかない区なのだった。



お読みの荒川区民の方は、ただちに、荒川区の観光地をおれに教えていただきたい。




さあ、最初のくじで、早くもピンチを迎えた「東京23区くじ引きツアー」!


果たして一行は、このピンチを乗り越え、無事に東京を観光できるのか!?


次回、驚天動地の急展開が君を待つ!





<祝連載開始・特別ふろく>


東京23区地図。こんな感じになっている。










最終更新日  2005年05月31日 16時25分25秒
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