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2006年02月24日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
武蔵野うどんなんてものは、聞いたこともありませんでした。


世はまさに、讃岐うどんブームの真っ只中。

ワタクシは他にも、大阪のうどんや、名古屋の味噌煮込みも大好きですが、正直、関東の「黒い汁のうどん」には、偏見を持っているのです。


ヨシタケ監督が


「武蔵野うどんなんて、どうですか?」


と言っても、あんまりピンと来ていませんでした。

そりゃあ長く代表で選手生活を送る上では、1回くらい食べることもあるかも知れないけど、くらいに思っていました。


しかし、そんなワタクシを動かすには、どうしたらいいか。

ヨシタケさんは、監督としてもすばらしい人でした。


たった一言も怒鳴らず、なんの命令も下さず、ただヨシタケさんは、ワタクシに、

http://eat-pota.cocolog-nifty.com/blog/cat1586439/

とだけ書いたメールをよこしたのでした。


「?」


クリック。2秒後。




こ、これはっ!!





そんなわけで、夕刻、例によって大混雑の中央線で新宿入りする、うどん日本代表でした。


ワタクシにとっては、「今日知ったうまそうなものを、今日のうちに食べに行く」という、理想的な流れです。

ま、今日の目的地、幡ヶ谷の「めんこや」さんは、ヨシタケさんも初めてだそうですが。


ナ「それにしても、『武蔵野うどん』なんて知らなかったですねえ」


ヨ「やっぱり、歴史的に見て、米ができにくい土地では、昔から麦をつくってますからね。
   
   食べ方にも工夫をしてきたんでしょうね」


ナ「なるほど。香川も水が少ない土地柄ですもんね」


うどんは歴史。そして、うどんは地理。

関東平野を覆うローム層は、水田には向かないのですね。


ヨシタケさんは、先日、地元・下関のうどんについて、愛情タップリに讃えながら、肝心のうどん自体がイマイチであると嘆いてましたが、そう言えば山口県も米がうまい土地柄でした。

米ができるなら、別にうどんに工夫なんかしようと思わないんでしょうね。


さて、新宿から京王新線で幡ヶ谷へ。


地上へ上がってみると、ほぼすぐにお店でした。

徒歩0分と書いてるわけです。


通りに面して、ガラス張りの打ち部屋があります。

(「めんこや」さんのサイトの「こだわり」のコーナーにある、うどん玉がズラッと並んだ写真が、妙にかわいい!!)

まさにワタクシが、22日の日記でイメージしてた「ヨシタケさんがうどんを打つ部屋」ってのは、こんな感じなの。


入り口のドアが洋風でビックリしました。

内装も、どことなく洋風で、このお店、前は喫茶店かバー、ことによってはケーキ屋さんだったのかもしれません。


しかし、今はうどん屋さんですので、和風のアイテムも多く、一見ミスマッチですが、それがまた妙にハマっています。


注文。

ワタクシは、先程のリンク先で見た「肉汁うどん」。

ヨシタケさんは「ぶったまうどん」というのを。


どちらも、つけ麺みたいな感じで、冷たいうどんを熱いつけ汁に浸して食べるのです。

これが、武蔵野うどんの基本形のようですね。


タイムサービスで大盛り無料でしたので、モチロン二人とも大盛りに。

日本代表ですから。


「肉汁うどん」のつけ汁は、ぶた肉とネギ。

「ぶったま」の方は、ぶた肉とゆで玉子、そしてモヤシが目立ちます。

汁は、しょう油味ですが、サッパリしてますね。


ぶた肉のダシが出ていまして、この辺もつけ麺感覚。

適度なあぶら風味がステキです。


麺は、打ち置き、茹で置きを一切していないそうで、ちょっと時間はかかりますが、打ちたて、茹でたてで供されます。

すごい手間じゃないでしょうか!


やや太めですが、太さが一定じゃないところが、手作り感。

さらに、つけ汁とよくからむように、微妙にちぢれています。

思わず「切干大根(これも好物なんです)!」と思うワタクシでした。



麺をつけて、力一杯啜りますと、荒めに切られたネギの香りが、たまんない!

つけ汁の味が、口の中にパアッと広がって、麺はあくまでモチモチ。

うわああ、こりゃ、タマラン!


ナ「言いますよ? 今回も、言いますよ?」


ヨ「?」


ナ「うんまああぁぁぁい!!」




あ~ぁ、また言っちゃった・・・。

でもね、ホント、言葉はいらないんです。うまいものはうまい!!


しかし、今回のワタクシは「うまい」の回数が違ったような気がします。


「いやーっ、んまいなあ!!」


って、ずーっと言ってました。



つけ汁は、結構しょう油色がキツイので、最初は、いわゆる関東うどんの甘辛いツユなんじゃないのかと、ちょっと不安だったのですが、そんなことはなかったです。

複雑な旨味を持っていて、まろやかなんです。


麺も大盛りにしてしまいましたが、ぺロッといっちゃいまして、


「まだあっても食えるよなぁ」


とか思ってしまいました。


最後は、残ったつけ汁にうどん湯を入れて、つけ麺でいうところの「スープ割り」にして飲むのですが、ワタクシ、ここでもメニューに「ご飯」がないことに悶絶しました。

つけ麺「翔丸」の時と同じです。


つけ汁に、ご飯ぶっ込んで食べたい!!


これでご飯がないのは、ムゴ過ぎます!

ホント、無いのを承知で、頼み込んじゃおうかと思いました・・・。


んもう、文句はその点だけ!

お値段¥850! なんてリーズナブル!!


例によってワタクシ達がお店に入った時間は、やや早かったので、その時はお客さんが一人だったのですが、食べてる間にお客さんがどんどん来ました。


武蔵野うどんは、まだまだ知名度がないですが(知らなかったのワタクシだけですか!?)、こういうお店があれば、近い将来ブレイク間違いなしです!!

今のうちに、どうぞ!!


ヨ「それにしても、結構うどん屋行ってますね、ここんとこ」


ナ「しまいにゃ、本、書きますからね。それで印税生活ですよ!」


ヨ「吉田さんが文章書いて」


ナ「ヨシタケさんが写真撮ってね」


ヨ「売れますかね」


ナ「モチロン! そしたら、もう、有名人ですよ。いよいよテレビだ。

   最初は二人で『どっちの料理ショー』とかに呼ばれますけどね、そのうちピンの仕事の方が多くなりますね。

    ヨシタケさんは、やっぱりマジな料理番組で、理論派ならではのコメントを・・・」


ヨ「吉田さんは、バラエティですね?」


ナ「そういうこと」



それにしても、今日はいい練習ができました!

うどん日本代表の快進撃はまだまだ続きます!

サポーターのみなさんの熱い声援が、ボクらのチカラになる!!

これからも、うどん日本代表を応援してくださいね!!

















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最終更新日  2006年02月24日 22時29分11秒
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 はじめまして   行会船 さん
当方、生まれ育ちは多摩(一時関西居住)。
うどんは物心つく頃から食べてきました。子供心に決して美味しいとは思いませんでしたが、今となっては我がソウルフードかと(笑)
最近は「武蔵野うどん」(ただし地元の人はこんな呼び方しません。ただの“うどん”です)がなにやらブームのようでそこかしこで目にします。が、いかんせん、どこで食べても甘すぎ。
糖分皆無で子どもが悶絶する醤油っ辛さ(+効きすぎのかつお出汁)こそが武蔵野うどん。ハードな農作業を支える野暮な田舎うどんなわけです。
でも子どもの舌にはわからない複雑な旨みがあるんですよねぇ
して、「めんこや」さんは如何?
近々行ってみたいと思います。 (2010年01月25日 19時39分09秒)

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