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成増からユーカリが丘へ行くことになってしまいました・・・。
何の罰ゲームだよ! 今、路線情報などをさっと調べても1時間半以上かかるみたいですが、さらにワタクシには 「津田沼は総武線で行くところ」 みたいな固定観念があって、わざわざ池袋から山手線で秋葉原まで出て、そこから総武線で津田沼へ。 途中快速に乗り換えましたが、どう考えても日暮里から京成線で行くべきでしたよね。 しかしね、ものすごいバカなことをしてると思われるでしょうが、これは行けてよかった。 確かに「ユーカリが丘線」のことは気になっていて「いつかは」と思っていたのですが、やはり無理矢理でも思い込まないと、なかなか行けるものではないんですよね。 高倉仮面は「地理が得意ではない」と本人も言うのですが、今回はそれが功を奏しました。 だからこそ逆に、かかる時間やあっち行ったりこっち行ったりするムダを思ったりせずに「ただ行きたいところへ行く」ことができたわけです。 感謝してるんですよぉ? 普通の人ならね、 「なんで成増からユーカリが丘なんてバカなことしなきゃいけないの?」 って、そりゃ、思いますよぉ? 地理が苦手だからこそ、そういう小さな常識にとらわれずに、アチコチ行けるわけなのです。 いやぁ、高倉仮面が地理が苦手でよかった! ワタクシだけじゃ、できませんもん! こんなことは! ありがとう、高倉仮面! JR津田沼駅から京成線に乗り換えようとしたのですが、京成津田沼駅より先に新津田沼の駅が出てきて「ま、これでいいか」と思って電車に乗ったら、新津田沼は新京成線の駅で、そこからひと駅乗って京成津田沼駅へ行って、やっと京成線に乗れました。 何個あるんだ、津田沼関連の駅! 京成線でようやく「ユーカリが丘」に到着。はるばる来たぜ、鮭茶漬け! 「ユーカリが丘線」というのは、ま、電車なのですが、ちょっと変わった電車なのです。 正しくは「山万ユーカリが丘線」と言いまして、不動産会社である「山万」さんが運営しているというのが、なにせ大変に珍しい。 たった6つしかない駅がテニスのラケットみたいな形に配置されてまして、「ユーカリが丘」を出た電車は、約13分かけて一回り、「ユーカリが丘」に戻ってきます。 駅の名前がふるってまして「公園」とか「女子大」とか「中学校」とか、シンプルの限界に挑む腰くだけな駅名連発! ワタクシは、いわゆる「鉄」の人ではありませんが「中学校」なんていう駅は、ちょっと見てみたい。 「中学校」ですよ? 「中学校」。 解るだろ? ユーカリが丘で「中学校」と言えば、あの中学校のことさ、みたいな? ってゆーか、電車の駅というより、バス停のネーミングセンスですよね。 そして、鉄道の会社ではなくて、不動産会社さんがやってる電車ってのは、どんな感じなのか? 「山万」さんには「鉄道事業部(!)」という部署があるそうなのですが、じゃあ、 「不動産の営業をバリバリやりたい!」 という希望を持って、入社試験に挑んだ若者が、最終面接で、 「ちょっとコレやってみて。ま、ま、ま、一応。一応。」 なんて言われて、ワケも解らず「電車でGO!」とかやらされたりするんでしょうか! 「お、上手いじゃないの! いいねぇ。いいよぉ!」 とかおだてられてる横で、人事部長が意味ありげに頷いてたりするんでしょうか! 「・・・で、気がついたらここで、もう15年運転士をやってますね」 なんていう「悲劇の社員」さんがいたりするんでしょうか! 膨らみますねえ! 実に想像が膨らみます! では、ここからは、そんな「ユーカリが丘線」の魅力を、写真中心にタップリとお届けしましょう! 心のおもむくままに、ただただシャッターを切っていましたら、写真が結構な数になってまして、高倉仮面には、 「アンタがこんなに『鉄』だとは知らなかった」 とか言われました。 ![]() 「ユーカリが丘」駅の切符売り場。 意外と券売機とか、映ってませんが自動改札とかシッカリしてて、まるで普通の電車みたいでちょっとガッカリ。 いや「当たり前だろ」とか言われそうですが、なんかねぇ、やっぱりコチラとしては、 「さすがホントは不動産屋さん! ユルい! テキトー!」 みたいなのをどうしても期待しちゃうじゃないですか(そんなことない?)。 でも、じぇんじぇんそんなことありませんでした。 鉄道は鉄道でちゃんとやってらっしゃいます(だから当たり前だっての)! 運賃は一律大人¥200です。 ![]() 「乗ってくかい? おれの電車に!」 「ユーカリが丘」駅のホームで。 もうすぐこのS字カーブを通って、電車がやってきます。 高まる期待! ワタクシ、満面の笑みですね。 ちなみにワタクシ、Tシャツは「ちゃんと」、バッグは「あやしいトート」。 お寺に行くからってことで、派手シャツは唯一の和柄「らくがん風ムラサキの菊」なのですが、そういえば東京大仏ではワタクシの入った写真を撮り忘れました。 何やってんだ。 ![]() 電車、キター! ユーカリが丘線を走る電車は「こあら号」。 ユーカリだからコアラですよ! ワタクシ、シャッターを切りながら 「ギャハハハハ! カワイイ! カワイイ!」 って爆笑しています。 ![]() 「こあら1号」のツラガマエと。 ワタクシ、またも満面の笑みです。 ![]() 車両の中はこんな感じになってます。 窓の開き方がカッコいい。 高倉仮面は、カーテンにビックリした様子。 ワタクシばっかサングラスをかけちゃってズッコイのですが、本人に顔出しOKをいただいたので問題ないのだ! だって、この写真、なんかカッコよく撮れたんですもん・・・。 ちなみに高倉仮面が着ているのは、北海道は小樽の地酒「北の誉れ」Tシャツ。 ![]() しばらく乗りまして「中学校」駅で下車。 すると、どう見ても中学生の方々がたくさん来られて、感動しました。 よほど 「大変失礼なのですが、みなさんは、中学生の方々ですか?」 と聞こうかと思ったのですが、昨今の世相を考えると、これはどう考えても逮捕に相当する行為になるような気がしてやめておきました。 ちなみに「中学校」駅のすぐそばにあるのは、佐倉市立井野中学校ですね。 そこから一駅戻る格好で「女子大」駅まで歩きました。 ![]() 実に何とも「男ならぜひ一度は!」と思わせる駅名ですが、残念なことに「女子大」駅のそばに女子大はありません。 この駅名は、和洋女子大学の移転誘致を目指してつけられたそうなのですが、移転は中止になったからです。 ![]() カッコいい「女子大」駅のホーム。 あじさいがキレイでした。 線路が分岐した先に、今日は非番なのでしょうか、「こあら2号」がありました。 ![]() 田園風景の中を走る「こあら1号」。 ヤバイ! マジかわいすぎなんですけど! この後、もう一度「こあら1号」に乗り込んで、残りの路線を制覇。 ユーカリが丘駅では、駅員さんに頼んで「こあら号ペーパークラフト」まで入手するという、我ながら天晴れなエンジョイっぷりで、ユーカリが丘を後にしました。 長年気になっていた「ユーカリが丘線」、期待にそぐわぬ実力を持ってましたよ。 いやぁ、来てよかったね! <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月21日 21時57分49秒
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