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じゃあ、今度はどこ行くんだよ!
高「江戸川区、かな・・・」 もう、板橋からユーカリが丘なんてやっちゃってるので、たいていのことではビビリませんが、なんだ、その行き先は! なんでまた江戸川区なのよ? 高「いや、今年の『23区』で、江戸川区の『アレ』はなかったと思うから、なんかネタを拾いたくてね」 ああ、確かにアレはひどかった。 今年もゴールデンウィークに開催された「東京23区くじ引きツアー」で、江戸川区を引いた一行は、江戸川区の観光を特に思いつかなかったので、JR小岩駅構内にある「栃錦像」を見てお茶を濁したのでした(この時はワタクシも参加してました)。 いくら雨が降っていたとはいえ、アレはなかった。 でもさ、今日のボクらは、もうすでに東京大仏、ユーカリが丘線を楽しんだじゃないか。 なんでここまで詰め込む必要があるんだよ? あれか? お前、明日死ぬのか? ワタクシはわめき続けましたが、ともかく2人とも京成線を「江戸川」駅で下車。 ところで、この駅に来るまでの電車で、 ワ「京成線と言えば、降りたことないけど『堀切菖蒲園』駅も気になるよね」 高「なるなる。菖蒲は今の時期、ちょうど見ごろだしね」 なんて会話をしていたのですが、なんと江戸川駅そばの河川敷にも菖蒲園がありました。 ![]() 高「おお、キレイじゃないか!」 ワ「菖蒲が見たいって言ってたら、神様がすぐ菖蒲園を用意してくれるんだから、おれ達も捨てたもんじゃないね!」 高「いや、それより! 吉田くん、アレを見てみろ!」 ワ「?」 ![]() ワ「あ、あれはもしかして!」 高「和洋女子大学だ。さっき行ったユーカリが丘線の『女子大』駅に移転するはずだった大学だよ・・・」 ユーカリが丘線に初めて行って、帰りに寄った先に和洋女子大学。 何という偶然! これも神様のお導きなのでしょうか! そして、和洋女子大学さん、いろいろご都合もおありかとは思うのですが、たまにはユーカリが丘線「女子大」駅のことも思い出してあげてください・・・。 (ちなみに和洋女子大学のセミナーハウスは、女子大駅のそばにあります) 菖蒲園を軽く見て回った後は、JR小岩駅を目指して歩きます。 小岩駅周辺は商店街が充実してまして、商店街ファンのワタクシは、以前一人で歩きに来たこともある街なのです。 しかしまぁ、京成江戸川駅は初めての場所でしたので、住宅街に入ったりして少し迷いながらの散歩。 で、その途中、急に「あるもの」を見つけて、ワタクシ達2人は思わず、 「おおーっ!」 と大声を上げてしまいました。 それが、これ。 ![]() ど、どうですか? これで大声が出るワタクシ達の気持ちが、お解かりいただけるでしょうか? いやーっ、こうでした! こうなのでした、電話ボックスって。 赤い屋根、青みがかったガラス、緑色の電話マーク、そして、足元のコンクリ台! 住宅街の道路脇にひっそりと佇むさりげない姿。 見なくなりましたよねええええ! 思わずTシャツ着替えて写真撮っちゃいました。 ![]() Tシャツのロゴは一部見えませんけど、そんなの問題じゃありません! いいなぁ! 懐かしいなぁ! ![]() おいコラァ! 「たけしの挑戦状」やけどなぁ! お前とこの攻略本読んでも全然攻略できへんやんけ! どないなっとんねん! ある意味、ユーカリが丘線と同じくらいに2人のテンションが高まった瞬間でした。 もうこのタイプの電話ボックスを見るのって、ワタクシの人生でも最後かもしれないなぁ・・・。 たまたまこの場所に行き当たった偶然に感謝! さて、だんだん小岩駅に近づいてきたと見えて、道路沿いにお店が多くなってきました。 和菓子屋さんの店頭に「生大福」の貼り紙があります。 ワ「おい、大福が生って、当たり前じゃないか。どういうことだ?」 高「あれは生クリームの生だよ。あんこに生クリーム混ぜてあるんだろ」 ワ「え、そうなの? 生どら焼きとかもそう? おれはまた、生地かあんこか何かが生なんだと思ってたけど?」 つまりワタクシは、生ビールの「生」みたいに「熱処理をしていない」という意味だと思っていたのです。 うう、またバカが露呈した・・・。 でも、生ビールもそうですけど、食べ物につく「生」って、どうも消費者の立場から見ると、 「より高級でおいしい」 くらいの意味に思えません? ・・・これもワタクシだけ・・・? ワタクシ、またバカ・・・? ワ「しかし、だ。あんこに生クリームが混ざっているとすると、これは・・・」 高「なんだよ?」 ワ「もしかしたら、これは、相当おいしいって可能性があるな・・・。よし、調査だ!」 早速お店に突入します。 生大福は、クーラーボックスに入って売られていました。 外に出して30分ほどで食べごろだそうです。 1個ずつ包装されているのが高級感をあおって、いやが上にもおいしそう。 ワ「思ったとおりだ・・・。これはけしからん。こんなのマズいはずがないじゃないか! 確保!」 2人とも1個ずつの生大福を確保。 高倉仮面は「ねぎ味噌せんべい」も買ってました。 ワ「いやー、危ないところだった。こんなものを売っているとは・・・ちょっと待った!」 和菓子屋を出て、5歩も歩いていないのに、ワタクシ達は再び足止めを食いました。 なんと、和菓子屋さんの隣は洋菓子屋さんだったのです! 高「ワッフル、だと・・・?」 クリームの種類が5つくらいあるワッフルが目玉と思えるそのお店では、わずかに売れ残っていたチョコワッフルを2つ購入。 これでスッカリ買い食い魂に火がついたおっさん2人、なおも商店街を進むうち、やっぱり見つけました。 コロッケです。 商店街での買い食いと言えば、お菓子と並ぶ定番でしょう。 もう1個しか残ってなかったのを、高倉仮面が買いました。 すると、お店の奥さんが、 「からあげ入れといたから、キライだったら捨ててね」 と。 気さくにオマケしてくれるなんてのも、商店街の醍醐味ですよね。 「ありがとう!」 と軽くお礼を言って、その肉屋さんを後にして、ちょうど小岩駅の前を通って別の商店街へさらに入った辺りで、高倉仮面が奇声を発しました。 高「おおっ!?」 ワ「なんだ、どうした?」 高「からあげって・・・てっきり1個か2個オマケしてくれたんだと思ったら・・・」 ワタクシだって、そう思ってたのですが、店じまいの時間だったのか何なのか、奥さんは売り場にあったからあげ全部入れてくれたみたいだったのです! たった¥130のコロッケ1個買っただけなのに! ワ「いやぁ、しまったなぁ。おれも1個ぐらいのオマケだと思ったから『どうも~』なんて言っちゃったよ。お礼が軽すぎたなぁ・・・」 高「こんなの、もしキライでも捨てたりできるか!」 ワ「しかし、コレ、どうするよ?」 高「どうするも何も。予定外だけど、ここで晩飯にするしかないだろ、これは」 急遽、お弁当屋さんで惣菜やおにぎりを買って、公園で晩ご飯ということになりました。 高「ムチャクチャだったけど、久しぶりに大成功の散歩だったなぁ。コロッケうめえ」 ワ「まぁ、確かに、これを1日でやってのけるってのは、あんまりないよ。からあげ、すげえ多いな」 高「玉子焼きうめえ」 ワ「れんこんうめえ」 高「うめえ」 ワ「うめっ」 高「・・・」 ワ「・・・」 ワ「生大福、うんめえぇーっ!」 <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月22日 22時40分16秒
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