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さあ、昼飯も食べまして!
いよいよ本日のメインエベント! 「東京湾フェリー」に乗りますよー!! ![]() フェリーの入り口とか、フェリーに車が乗り込むとき鉄板のデコボコで車がガゴンガゴン揺れたりするのとか、フェリーに乗ったときに鼻をくすぐる石油(?)の匂いとか・・・とにかく、フェリーって、カッコいいですよね! 欲を言えば、2等船室の、ジュータンが敷いてあるだけの仕切りのないザコ寝部屋で、箱型の枕を持って寝転がりたかったのですが、たった40分乗ってるだけの船にそんな部屋があるはずもなく、船室はちゃんと椅子が並んでいました。 おれ達以外にこんなフェリーに乗る人なんて誰かいるのかい、と思っていたのですが、以外にも結構混雑。 見ていると、ゴルフバッグを抱えた方が多かったのです。なるほどなー。 すると、つまり、早朝神奈川方面で目を覚ますとゴルフバッグを持ってフェリーに、午前中からラウンドして、午後早い時間にはクラブハウスでご飯食べてビール飲んで、またフェリーで神奈川に帰る、というゴルフライフがそこにはあるということですね。 おお・・・なんて優雅な・・・! ![]() 金谷-久里浜というのは、地図で見ますと、三浦・房総両半島のいちばん近くなったところ同士を直線で結ぶような感じでして、東京湾のほぼ入り口部分を行くフェリーなのです。 間もなく、神奈川県横須賀市、久里浜港に到着。 港の周囲には、ペリー記念碑、ペリー公園、開国橋、などがありました。 早速高倉仮面の十八番「ペリーのモノマネをする関根勤さんのモノマネ」が登場。 「開国シテ、ク~ダサ~イ!」 すばやくバス停を見つけて、京急久里浜駅までバスで出ます。 久里浜駅周囲は、キレイな商店街が延びていて、特に高倉仮面はこの街の様子が気に入ったようです。 しばらく商店街を散策。 お祭だったみたいで、まだ大きな道路の真ん中にお神輿が置いてありました。 写真撮るのを忘れました・・・。 久里浜駅に戻って、京急線で横須賀中央駅へ。 ワタクシ、横須賀には思い入れがあるのです。 昔、好きだった「上々颱風(シャンシャンタイフーン)」というバンドには「横須賀Burnin' Night」など、この街を舞台にした曲がいくつかあり、その歌詞からまだ見ぬ「横須賀」を想像していた10代の終わり。 そして、ついに初めて訪れたこの街。 初めてのスカジャン(モチロン「横須賀ジャンパー」の略ですよ)は、この街で買う、と決めてドブ板通りにやってきた頃には、鼻血を噴かんばかりに興奮し切っていたと思います。 モチロン、その日手に入れた安いスカジャンは、今でも持ってますよ! それどころか、時々着てます! 京急横須賀中央駅からJR横須賀駅へと歩いて行きますと、始めは他の街でも見るようなキレイな商店街、そしてひとつ角を曲がれば、異国情緒と昭和風の入り混じったようなドブ板通りの妖しくも味わい深い魅力、と、この街を理解しやすいコースになっています! 横須賀は初めてという高倉仮面も、この街を気に入ってくれた様子です。 ![]() ドブ板通りには、スカジャン専門店がいくつかありますが、その中でもダントツの風格を見せる「プリンス商会」さん。 オリジナル刺繍のスカジャンには、必ず「プリンス商会」のロゴが刺繍されています。 いつかは、頼み込んでナゴヤ堂とのコラボスカジャンを作ってもらうのです! そしてJR横須賀駅に近いヴェルニー公園から港の風景を眺めます。 正直、自分でもなかなかのデートコースだと思うんですがねぇ! なんだって、隣にいるのが高倉仮面なんだっつう話ですよ! 泣けてきますよ、実際! ![]() 右の方に軍艦が見えています。 ジャズ界の大御所、ドラマーの故ジョージ川口さんは、そのドラムの腕前とともに大ボラ吹きで有名な方で、その楽しい大ボラのネタのひとつに、 「終戦直後、横須賀の米軍キャンプで演奏し、ギャラとして駆逐艦を貰ったが、置き場所がないので、そのまま横須賀港に繋ぎっ放しになっている」 というのがあったそうなのですが、あれがそうなのでしょうか(笑)? ![]() 潜水艦の姿も見えたので、写真を撮っていますと、そこへ犬を連れた奥さんが通りかかりまして、 奥「潜水艦の写真を撮ってるの? 潜水艦、好き?」 ワ「ええ。カッコいいです!」 奥「私の息子、潜水艦に乗ってるのよ」 ワ「え! 乗組員ですか?」 奥「そう。今は広島の呉にいるけど」 ワ「へー・・・」 まぁ、そりゃ、そういうこともあるんでしょうけど、それにしても、その辺をブラッと歩いてらっしゃる奥さんの息子さんが潜水艦に乗っているだなんて、さすがは横須賀ですよね! そろそろ日も暮れてきました。 長い長い1日だったような気がしますが、ぼちぼちイベントも終わりかけのムード。 横浜に出て、中華街で飯でも食うか、なんて言いながらJR横須賀駅へ。 横須賀線で大船へ向かいます。 車中、やはり何となく今日一日を振り返るようなおしゃべりになります。 ワ「いやー、やっぱり大仏様がすごかったね!」 高「東京大仏も見たし、あとは鎌倉の大仏なんだけど、今日はもう間に合わないよなあ」 ワ「いずれ来なきゃなるまいね。あとは、アレだろ? あの、ユーカリが丘行った時に・・・」 高「鎌ヶ谷大仏駅ね」 ワ「そう、それ! でもさ、あれ、駅はあったけど、大仏があるかどうかは解んないだろ? 本当にあんのかね?」 ここで注釈を一言。 このおっさん達は、とにかく声がデカイのです。 さっきの潜水艦の奥さんもそうですし、鋸山でも知らない人に声をかけられていたワタクシ達ですが、多分きっとみなさん、まずはワタクシ達が大声でわあわあ言ってるので、 「何あれ?」 とお思いなのでしょう。 で、ワタクシ達はまたバカでもありますから、間違ったことを堂々と言ってたりすることが多いわけです。 ですので、みなさん、きっと、ワタクシ達の大声のメチャクチャにガマンできなくなって、 「あのね、それはそうじゃないですよ」 って話しかけてくださるんだと思うのです。 みなさんに助けられて、ワタクシ達は生きてるんだと思うのです。 本当にありがたいことです。 で、この時も、ワタクシがこういった途端、 「ありますよ、鎌ヶ谷大仏!」 と謎の声が! 声の主は、向かいの座席に座る、懐かしの小松の親分さん風のおじさんでした。 お「駅からちょっと歩いたとこでね、すぐに見つかりますよ」 ワ「へー! そうなんですか! やっぱり、あるんだ!」 お「うん、でもね、ありゃあ、個人が作ったものだから、そんなに大きくはないんだよ」 高「ああ、そうなんですか!」 お「うーん、だから、わざわざ見に行くほどでもないかな!」 ここで、高倉仮面、こらえきれず爆笑。 きっと「言っちゃった!」と思ったのでしょう。 お「この辺だと、あとはまぁ、鎌倉の大仏と・・・あとはアレ、大船観音!」 ワ「そんなのも!」 お「大船駅に着くときに、左の窓にチラッと見えるから、見ておくといいよ」 ワ&高「ありがとうございました!」 カッコいい小松の親分さん風のおじさんは、途中で降りていかれました。 それにしても、たまたま鎌ヶ谷大仏のことを詳しく知ってる人が、真正面に乗り合わせてくださったのも、スゴイことですよ! ワ「やっぱり、あるんだよ、鎌ヶ谷大仏」 高「『見に行くほどじゃない』って言ってたなあ!」 ワ「ガゼン、行く気になって来たなあ!」 高「こりゃあ、行くしかないよな!」 ワ「おれ、鎌ヶ谷大仏からおじさんに手紙書きたいよ。 『ホントに小っちゃかったよ、おじさん!』って」 高「あ、そろそろ大船着くよ」 ワ「左の窓な・・・おおっ!?」 高「ああっ!!」 ・・・大船観音の写真はブレブレでとても見せられたものではありませんでしたので、どうかみなさん、大船まで行って見てください! <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月23日 21時54分30秒
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