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横浜へ着いたのは午後7時過ぎくらいでしょうか。
こういう一日を過ごして、この時間に横浜ということになれば、そのままの流れで「中華街で飯でも食いながら今日を振り返る」ってことになるか、と思ったのですが・・・。 中華街方面へ歩いていると、なんだかやたらと眩しいものが目に入ったのです。 ![]() ワ「横浜スタジアムか!」 高「今日試合だったんだな」 スコアボードが近かったので、球団旗を確認すると、横浜×中日戦をやっているみたいです。 なんとなーく、近づいていきました。 ワタクシも、昔はたまに球場に足を運ぶことがあったとは言え、見ていたのは主にパ・リーグ。 高倉仮面なんてのは、格闘技とプロレスは観るけども、野球なんてチンプンカンプンという奴です。 しかし、以前「そのうち2人で野球観に行くか」みたいな話はネタとしてあったのですね。 何と言うか「普段やらないことをやる」方面の企画として。 図らずもこんなタイミングでそれが叶ってしまいました! チケット売り場のお姉さんに聞いてみます。 外野自由席は¥1800。 なんとなーく、¥1000くらいじゃなかったっけ、と思ってたんですが、今、そんなにするのか! 高「今、何回ですか?」 姉「6回ですね」 ワ「7回からチケット安くなるとか、そういうのありませんか?」 姉「8時になれば、内野席に¥1500で入れるんですが」 高「うーん、じゃあ、今外野に入っても同じくらいだねえ」 ワ「そうだな」 個人的な意見ですが、球場で見るなら、内野より外野の方が全体を見やすいと思うので好きなのです。 結局、その場で、外野自由席券を買って入場! 何だか「ぶらっと横浜行ったら、野球やってたから入った」みたいなのがうれしい気持ちもあったのですね。 しかし、今日野球見ることになるとは思いませんでした! チケットを買った時に、お姉さんが 「立ち見になりますけど、いいですか?」 と言ったのですが、それを「席が決まってるわけじゃありませんよ」というくらいの意味かと思って「はいはい」って言ったワタクシ。 それこそ昔のパ・リーグの記憶しかありませんから、 「ビジター側の外野席なんか、どうせスッカスカなんだろ?」 と思っていたのですが、レフトスタンドに出てみてビックリ。 空席なんかじぇんじぇんありません。 ビシーッとドラゴンズファンのみなさんで埋め尽くされています! え? え? セ・リーグって、こんななの? と思いましたが、連休初日のナイトゲーム、交通の便もいい横浜スタジアムです。 そりゃ、このぐらい入るのが当然で、またしてもマヌケなワタクシでした。 本当に空いた席が全く見つからず、スタンドをどんどん駆け上がって、最上段の通路に安住の地を求めますが、それもなかなか空いたところがなく、どんどんセンター方向へ進んで、結局センターのギリギリ、スコアボードに邪魔されるあたりで、ようやく2人分のスペースを確保。 そこから、試合を眺めますと、こんな感じです! ![]() 知ってたかい? スコアボードって、一部のスタンドより前に立ってるんだぜ・・・。 球場のライト側半分が全く見えない上、選手の名前などのスコアボードに載ってる情報も見えるわけがありません。 7回表、中日の攻撃なのですが、 ワ「横浜、誰が投げてるんだ?」 高「うーん、ピッチャー、多分『21』か『27』だ」 ワ「ああ、そう。どっちにせよ、誰だかわかんねえや・・・」 高「アンタがそんなこと言ってたんじゃ、もうダメじゃないか!」 後で調べてみますと「21」の吉見投手が投げてたようです。 ちなみに、この日は中日の投手も吉見投手で、コチラは背番号19。 ところが、ここまでは1-0の渋いゲームだったのですが、我々が見始めた途端、中日打ち始め、横浜乱れ始めて、7回表に4点入りました。 8回表には、中日・森野がライトへホームランを放ったのですが、何せこんな席で見てましたので、ライト方面はサッパリ見えず、お客さんの歓声で、 「あ、どうやらホームランだな」 とわかると言うていたらく。 何で球場にいながら、ホームランがワカランのだ! しかたがないので、スタンドのお客様に目が行きます。 それにしても、レフトスタンドのお客様は、かなりの割合でドラゴンズのレプリカユニフォームを着られてますな。 「3立浪」は、さすがに引退されても人気・・・と思ってたら、まだ現役だそうです。失礼しました! 後は「6井端」「31森野」ら、日本代表クラスの選手がさすがの人気。 「1994ドアラ」って方もいらっしゃいました。 こちらもある意味チームを代表する人気者ですね。 そして、そんなワタクシ達のすぐそばにも、ちょっとマイナーな選手のレプリカを着た女の子がいたんですが、この娘が大変ハッピーな方だったのです。 とにかくもう、中日の選手が打とうものなら、ヒットになっても「ギャー!」、アウトになっても「ギャー!」 森野やブランコが打席に入ると「こっこまっで飛っばっせーっ!」って、本当に選手の耳に届いてんじゃないだろうかってくらいの大声を張り上げてます。 チェンジで攻守交替の時くらいおとなしくしてるかと思ったら、スタジアムに流れる音楽にノッて踊ってます! その音楽は、むしろホームの横浜を応援してる音楽なのに! 何と言うか、本当に中日の試合を見てるのが幸せでしょうがない、という雰囲気で、おっさん2人も、そんな彼女の楽しそうなところを見ているだけで、大いに和みました。 こういう人が近くにいるだけで、その日の観戦は「あたり」になるのですね。 中日も、この女の子の言うがままに打ちまくり、結局7-0とワンサイドになったゲームでした。 横浜、まだまだ苦難の道のりは長そうですのう・・・。 それにしても「普段やらないことを」なんてことで来る予定だった野球観戦。 やはり、慣れないことには新しい刺激があるものです。 ワタクシは「ああ、そうだったそうだった」なんて思い出すことも多く、高倉仮面は、普段行ってる格闘技などのイベントと比べてみると、いろんな違いに気づかされたようで、なかなかお互い収穫の多いイベントになったのでした。 スタジアムは半分見えなかったけどね! 9回表が終わったところでスタジアムを出まして、ようやく中華街へ。 ![]() 晩ご飯は、テキトーに入った店で、ポピュラーな定食メニューの麻婆豆腐とニラ玉子炒め、高倉仮面の好きな焼きそばも。。 ![]() 食後、 高「最後に横浜から見た海の様子を」 なんて言って、山下公園へ。 ![]() これがテレビ番組だったなら、楽しい一日を振り返るシメのトークの後、この夜景と海をバックにスタッフロールが流れてエンディングの曲がフェードインってところでしょうが、荻窪のナゴヤ堂アジトに帰りつくには、横浜からだって結構遠いのです。 さすがにくたびれて、それを思うと少し気が重いのでした・・・。 あ、モチロン「東京駅まで行かないと、『東京湾一周』とは言えないんじゃないか?」なんて意見は軽やかにシカトします。 こちとら、もう、一刻も早く帰って寝たいんだ。 東急でさっさと渋谷まで。 途中の自由が丘で高倉仮面と別れたのですが、今日はそれまでかれこれ15時間も一緒にいたということになるのですね。 気持ちの悪いおっさん達だなあ! さて、今回はかねてより「やってみたいね」と言っていた久々の大規模散歩企画でした。 念願のフェリーにも乗れましたし、その他にもおもしろいもの、我々にしては珍しいものも、次々に現れては楽しませてくれまして、盛りだくさんで大満足の散歩となりました! 高「前回の『出鱈目散歩』の時が成功だったから、今回は失敗もあるかと思ってたんだ」 ワ「おれも。しかし・・・大成功だったなあ!」 高「いやぁ、これで次回こそは大失敗っていうフラグが立ったわけだ!」 ワ「別に・・・失敗しなくちゃいけないわけじゃないけどな!」 高「ま、ま、ま、そのうち、またどこか行こうじゃないの」 ワ「おう。また楽しめるといいけど、次回は今日ほどみっちりだとキツイかもしれないなあ・・・」 ワタクシ、「次回」とか、軽い気持ちで言っちゃってますけど、モチロンこの時点ではまだいつの話とも決まってなかったわけですよ。 しかしね・・・「次回」は、意外と早くやってきてしまったわけで・・・。 ・・・っというところで、はい! ちょうど時間となりました! おっさん2人の珍道中、まだまだこの先続くけど、 次にいったいどこへ行き、何を見たかのお噂は、またのご縁とお預かり。 みなさま方のご健康、会えて変わらぬお幸せ、ついでに恋愛成就まで、 大仏様のご威光に願い上げ下げ奉り、 また会う日まで! ご機嫌よ~う~!! <ぐるり東京湾一周 完> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月24日 23時21分31秒
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