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大抵の食べ物に好き嫌いはないのですが、唯一食べられないものがあります。それは、火を通した鮭、例えば焼き魚定食に出る塩鮭です。
寿司に出るサーモンやスモークサーモンはOKですが、鮭フライとか石狩鍋とかがだめです。 日本のホテル・旅館では、朝食に鮭を出すことにいつから法律として決まったのでしょう?どんな山の中でも、南国でも、決まって朝食の焼き魚は鮭になっています。 これはきっと、北海道出身の国会議員の圧力か、ノルウェー政府と旅行業協会の談合に違いない。朝食に、塩鮭を出すことに断固反対!焼き魚定食と言って、黙って塩鮭を出すことは消費者契約法違反だ!おにぎりの中味が鮭であることを、割ってみないとわからないのは詐欺罪だ! 以前、奈良ホテル(本館)に泊まった時です。やはり旅行業界の談合によって朝食に塩鮭が断りもなく出てきました。 がっかりした表情の私を見たウエイターは、つかつかと寄ってきて「何かお気に召しませんでしょうか?」と尋ねる。 「塩鮭がだめなんですよ。」 「そうですか。」と普通はここで終わる。私の鮭は残されるか、誰かのダシ巻き玉子と交換されるのが関の山。 が・・・ 「わかりました。少々お待ちください。」と一旦下がる。 「ただ今ですと、サワラの西京漬でしたらご用意できますが・・・」 「お願いします。(サワラの西京漬なら、文句なし!)」 ということで、めでたくおいしい朝食にありつけた。 奈良ホテル万歳!私は断固、奈良ホテルを支持します。例え、壁が薄くて隣の物音が聞こえようとも、死ぬまで支持します。こういうちょっとしたイレギュラーなサービスができるホテルを絶対支持します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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