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2006年07月26日
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『日本史の現場を歩く』というのを以前に書きましたら、意外に評判がよかったので気を良くして第二弾を。

日本古代史の舞台、明日香村に行ってみてください。中臣鎌足と中大兄皇子が、蘇我氏を打ち滅ぼした大化の改新の現場ですが、これも現地に行くとなるほどと思うことが沢山あるのです。

中臣鎌足が中大兄皇子に近づこうとしたとき、蹴鞠(けまり)をしている皇子の靴が勢い余って飛んでいってしまったところへ、するすると寄って靴を拾ったことから付き合いが始まります。

その後、多武峰の山奥で密会して秘密裏にことを運んだということです。

現地へ行って、蘇我氏の邸宅があったとされる甘橿の丘(あまかしのおか)に登ると、さもありなん。明日香村は本当に狭い場所で、静かな村なのです。

甘橿の丘は、明日香村のほぼ全体を一望できる場所にありますので、蘇我氏はいつも村を監視していたとわかります。

確かにこんなところで、謀議をはたらいていたら、すぐにあいつらは怪しいとわかってしまうような環境なのです。蹴鞠にかこつけるくらいしか、貴人に近づく手段がなかったというのも、まことしやかに理解できるのです。

明日香村は、レンタルサイクルなら一日で全部回れるくらいの狭い範囲です。本で読む歴史の壮大な物語を想像していくと、意外にも拍子抜けしてしまうかもしれません。

やはり現地を見てみるのが大切ですね。という話。






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最終更新日  2006年07月26日 15時25分28秒
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