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昨夜は、元日銀職員で、現参議院議員の大塚耕平氏の不動産市況に関する講演を聴きに行っておりました。
タイミングよく、夕刊紙で今年の路線価が発表になり、そのあたりの話題も出ました。 おりしも路線価の上昇率日本一を記録した「名古屋市中村区名駅一丁目」のその場所での講演となりました。 要旨は以下のとおりです。 1.金融マンとして、バブル時代を日銀で過ごしたときと比較して、今の金融情勢は、ゼロ金利を解除したとはいえ依然として5~7倍の金融緩和をしている。 にもかかわらず、地価が上昇したと言っても、この程度の上昇にすぎないし、地方では地価の高いところが下落率が高いという異常な事態となっている。 したがって、金融緩和はまだしばらく続く可能性が高い。 2.不動産投資の世界では、REITなどで海外、特に中国の不動産を組み入れようという動きがあるが、果たして中国の不動産にデューディリの精度を求めることができるであろうか?中国の不動産事情を詳しく知らないと危険である。 3・不動産価格はピークアウトしたとは言わないが、その可能性もある。 地価上昇と浮かれていると、いつか来た道ということになりますよという、警鐘でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月02日 09時48分59秒
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