匠コンシェルジュ　エスクローおじさん

庭園で軽食をとりながらタンゴを聴くというコンサートに行ってきました。丁度夕涼みにうってつけの天気となり木陰でビールとワインを飲んで開始を待っておりました。

出てきたのは、電子ピアノ・アコーディオン・バイオリン・ボンゴ・オカリナという変な組み合わせで、日本人＋スペイン人＋イタリア人という６人組。

雑多な組み合わせがだんだんなじんできて、徐々に盛り上がり、最後はショーマンシップが出すぎて食傷気味といった感じで終わりましたが、今まで聴いたコンサートでは２番目におもしろい内容でした。あまりにおもしろさに、ついついワインを飲みすぎて、すっかりいい気分。

この企画は、入場無料で飲み物と軽食代は自分持ちというお得なコンサートです。実は、これは愛知県美術館の友の会が主催で、運営も会員さんがボランティアでやっているというイベントですので、来場者の年齢層も少々高め。でも品の良い奥様方が多く、私なんかはちょっと場違いだったかも。

照明係りをやっていた会員さんに聞いたら、県美術館友の会会員はわずか４００人程度。年会費８０００円で集めた予算から、何とか搾り出して始めた企画だそうです。

県の美術館の会員がわずか４００人。さすが、すぐに身にならないことには金を出さない「にゃごやじん」（名古屋人）らしいとは言え、４００人は寂しい。

でもこの企画は来年もやりたそうでしたので、情報が入ればお知らせしましょう。

ちなみに、演奏者は『チェントロリリカ』０５２（６５９）１３８３というグループでした。