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介護保険の改正によって高齢者専用賃貸住宅制度ができました。一定要件の賃貸住宅を建てて申請すると登録してもらうことができ、高齢者に情報提供してもらえるシステムです。 このシステムを利用すると一定要件の建物であれば、そこで介護サービスを受けても老人ホームの認定を受ける必要がありませんので、気軽に建築することができます。大変よいシステムです。よって、建築会社などは地主さんに、盛んにこれを建てるように勧めています。 しかし、唯一気に入らないのは、この住宅は読んで字の如く高齢者専用の住宅でなければいけないのです。 想像してください。普通の賃貸住宅の入居者がすべて高齢者だというイメージを。これは、今まで書いてきた私の考え(老若男女すべてが協働的に住まい、暮らせる住宅)からは程遠いのです。 高齢者専用住宅ではなく、高齢者「も」住める賃貸住宅にしておかないと、今後、より財政事情が苦しくなって介護の仕組みが変わると対応できなくなる恐れがあります。 建築屋さん・不動産屋さんは、是非そのあたりと考えて長期的展望に立って土地活用のアドバイスをして欲しいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月14日 15時27分43秒
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