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最近FP相談を受けていて、当社で問題になっているのが医療保険を勧めるか勧めないかというテーマです。 『販売員も知らない医療保険の確率』(医学博士永田宏著・光文社刊・952円+税)は、自分が保険のセールスレディに医療保険を勧められて、どうしても納得できなかったことから、医療保険の仕組みを確率論的に検証した結果を書いたおもしろい本です。 はっきり言って、医療保険は元を取れない保険で、できることなら加入しないでその分を貯蓄に回した方が有利というのが結論です。 この事実は、すでに我々FPでは知られたことですが、FPと保険の代理店を兼業している人が多いために、あまり大きな声で言われないために一般にはそれほど知られていないというのが実態でしょう。 弊社は、グループ会社に保険代理店を持っていますが、弊社自身はお客様に最も有利にな提案をするFPであるために、場合によっては保険に加入しないという選択肢も提案します。ですから、いつも社内では医療保険をどう扱うかという話が議論になるのです。 おおまかな結論は、貯蓄をきちんとやれる人はそれで対応し、それができない人は医療保険に加入したら良いという程度の話です。その場合でも、入院日数は、せいぜい62日型で十分間に合います。(入院の内の90%が62日以内の入院です) 余分な特約や必要以上の入院日数を想定して、保険会社を儲けさせることはありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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