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今月になって、マイホーム取得に関する問い合わせが増えています。例年年明けから2月は、転勤や進学に向けてマイホームを取得しようとする人が増える時期ではあります。 マイホームは、高価な資産なので少しでも安く買って、将来売却するとき高く売れる家を買いたいと思うのが人情ですが、そればかりに囚われているとよい家は手に入れられないというのが、私の考えです。 子供の成長や将来設計によってマイホームを手に入れる時期は人それぞれ。買い時というなら、いつでも買い時ですし、いつでも買ってはいけないとも言えます。 そういう個別事情を無視して価格のことだけ考えれば、今は買ってはいけない時期と言えます。 マンション契約率は低下しており、地価も下落気味。金利はなかなか上がる気配はなく、市場は供給過剰気味。ということは、買い手市場への入り口付近にいると言えるので、購入するなら、あと半年様子を見てからでも遅くありません。新築でも価格交渉ができる市場になるでしょう。 それより気になるのは、相談者が総じて若い人が多いということ。しかも、自己資金もほとんどなく借り入れが、例えば年収比率25%を超えている人が多いということ。 25%を超えていても年収が1000万円もあれば問題ありませんが、夫婦合わせて500万円程度しかない人が借り入れしようとしています。業者も平気でそういう資金計画を出しています。 いくら安く買えたとしても、支払いがこれでは元も子もないです。資金計画は慎重に組んでほしいものです。
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